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テレビCMで一休さんのテーマソングとともに「イッキューパッ」として紹介される、最安プランを組めば1回線あたり月額280円から追加出来るドコモの格安プラン専用割引 docomo with(ドコモウィズ)対象スマホシリーズを選ぶポイントを、これまで実際に全てのモデルを手に入れて使ってみたレビュー・評価から比較し、特徴別・目的別にオススメのモデルを紹介していきます((→2019年2月発売のiPhone 7も追加しました))。

今回ピックアップするスマートフォンは2018年夏モデルおよび2018年冬モデルとして発売された現行モデルの4機種です(先に個別の詳細実機レビューを見たい方は下記リンク先を御覧ください)。いずれも発売直後に入手してレビューを実施しました。

arrows Be F-04K (富士通 2018夏発売:レビュー日 2018/05/25)

LG Style L-03K (LG電子 2018夏発売:レビュー日 2018/06/25)


AQUOS sense2 SH-01L (シャープ 2018年冬発売:レビュー 2018/12/15)


Galaxy Feel2 SC-02L (Samsung 2018年冬発売:レビュー日 2018/11/9)

いずれも本体価格が最新のiPhoneやXperiaといったハイエンドモデルの半額~1/3程度の低価格モデルでありながら、一般的にスマホに求められている基本性能・機能に多く対応した「高コスパ」モデルになっています。

もともと「docomo withのスマホは低価格で性能を抑えたモデル」というコンセプトで始まったシリーズとなっていました。シリーズが始まってたった1年ではありますがユーザーがスマホに求める最低限のクオリティはどんどん上がっており、docomo with割引が初めて登場した2017年夏モデルに比べて、2018年に発売されたモデルでは飛躍的に性能・機能が向上しています。


(1年前のSC-04Jに比べ、SC-02Lは2倍の処理速度を持つ)

1台で10万円を超えるようなハイスペック機種・最新機能を持ったスマホではなく、「気安く買えて、それなりに使える」スマホがほしいのなら、2018年夏~冬モデルで追加されたdocomo withスマホシリーズの性能・機能を高額なスマホと見比べてみる価値があるはずです。

2019年2月19日より、ドコモはiPhone 7 32GBモデルをdocomo with割引の対象機種に追加し、大幅値引き販売を開始しました。

販売価格は iPhone 6sと同額の39,600円(税別)と激安に設定されています(他社価格7万円程度)。

iPhone 7は2016年モデルですが、2019年時点の低価格Androidスマホと比べれば性能は高く、防水防塵性能が追加された人気モデルを超破格プライスでドコモから買えるということで、安いiPhoneが欲しい人はiPhone 7を選ぶと携帯料金を節約可能になります。

関連記事:2019年ドコモウィズiPhone 7 本体価格・初期費用や維持費を安くする方法

スマホの大きさ・ディスプレイで選ぶ

まず最初にドコモウィズ対象の最新スマートフォンでは「縦長&大画面ディスプレイ」のデザインが取り入れられはじめており、3~4年前の昔のスマートフォンに比べてサイズが大きめになっています。持ちやすいスマホが良い人は小型のモデルを、文字や画像が大きく表示出来る大画面モデルが好きな人も、好みに合わせて選ぶ事が可能です。

ドコモウィズスマホで最も大きなディスプレイを持つ機種はGalaxy Feel2 SC-02Lです。


(左が4.7インチの旧モデル,右がSC-02L)

旧モデルのGalaxy Feel SC-04J(販売終了)に比べて、2018年冬モデルのSC-02Lの画面は縦に長くなりました。パネルしたのホームボタンを無くし、上下ベゼルを細くすることでボディサイズの割に持ちやすいサイズ感を実現しています。

ただし、Galaxy Feel2のディスプレイがdocomo withスマホの中でずば抜けて大きい・綺麗というわけではなく、他のスマホも似たような大きさ・サイズになっています。

項目 arrows Be
F-04K
LG Style
L-03K
AQUOS
SH-01L
Galaxy
SC-02L
画面サイズ 5.0インチ 5.5インチ 5.5インチ 5.6インチ
144ミリ 144ミリ 148ミリ 149ミリ
72ミリ 69ミリ 71ミリ 70ミリ
厚さ 8.3ミリ 8.7ミリ 8.4ミリ 8.4ミリ
重さ 146グラム 146グラム 155グラム 168グラム

「画面が大きいモデルが良い=SC-02L」だけで決定してはいけません。ご覧のとおり、たった0.1インチ小さいL-03K/SH-01Lのほうが10グラム以上も軽いため、持ち易さとのバランスを考えて選ぶべきです。


Galaxy Feel2はやや他のモデルより重量感があり、片手で持つとずっしりとした重みを感じる(特に同じくGalaxyシリーズのS9 SC-02Kでは5.8インチで161グラムという軽さであったため、余計に重く感じた)のに対し、AQUOS sense2, LG Styleは程よい軽さという印象です。

画面が小さくてもいいから片手での操作がしやすい機種が良いというのなら、arrows Be F-04Kが良いでしょう。

F-04Kは縦長ディスプレイを採用していないためボディのサイズこそ他のスマホと大差ありませんが、ボディの横に「Exlider(エクスライダー)」という独自のコントロールシステムを搭載しており、指でなぞることでディスプレイの拡大・縮小、スクロールなどを可能にします(詳しいエクスライダーの解説はレビュー記事を参照)。このエクスライダーがあることで、片手での操作を容易にしています(同じ機構がarrowsのハイスペックモデル arrows NX F-01K(機種変更価格 648円~)にも搭載されていました)。

iPhone 7は他のAndroid機種よりも一回り小さい、4.6インチサイズです。最新のiPhone Xシリーズに比べるとかなりコンパクトで、女性や子供にも使いやすいサイズと言えます。

ドコモスマホを電池の持ちで選ぶ

充電の回数を少なく、少しでも長くバッテリーが持つスマホが欲しいのならば答えは比較的簡単です。

この4ラインナップで一番電池が良く持つのはGalaxy Feel2 SC-02Lです。

SC-02Lは3000mAhのバッテリーを搭載し、2018年モデルのドコモスマホの中では最長ランクの実利用可能時間を叩き出しています。

項目 arrows Be
F-04K
LG Style
L-03K
AQUOS
SH-01L
Galaxy
SC-02L
電池容量 2580mAh 2890mAh 2700mAh 3000mAh
実利用可能時間* 130時間 95時間 125時間 140時間

*実利用可能時間はドコモが独自テストして公開している公式データを参照しています。

docomo withスマートフォンはCPUの処理能力がハイエンドモデル比べて低めであるため、稼働時の電池消費も少なめです。一方、この2018年モデルではディスプレイが大きくなった影響で長時間パネルを点灯させる使い方をする(連続で動画を見たり、カメラを使う場合など)と早めに電池が減りやすいです。

富士通・シャープの2018年モデルは電池容量こそ大きくなっていませんが、OS/システム・ハードの改善によって実際に電池の持ちがよくなっています。

LG Style L-03Kは容量の割に電池の持ちが悪く、実際に利用してみても他機種より早く減っていた印象があります。古いドコモスマホと比べるのであれば実利用可能時間が100時間程度というのは特別に悪い数字ではないながら、電池が長持ちなスマホが欲しい人はL-03K以外を選ぶほうが無難です。

関連記事:ドコモスマホ 電池の持ちランキング(全機種比較)

ドコモスマホを値段で選ぶ

docomo withのスマートフォンへ機種変更した回線には、購入翌月からずっと月額1500円の割引が永続します(割引対象機種・プランを継続する限り)。そして、この割引額はdocomo withスマホならばすべて同額です。利用できる割引・キャンペーンもすべて一緒で、モデルによる差はありません(ただし、2019年1月31日まで実施中の「ドコモオンラインサイト 10周年記念キャンペーン」だけは、購入機種限定でメーカー提供のプレゼントがあたる特典あり)。

したがって、ドコモウィズ対象スマホの料金負担額差=本体の価格差であり、明確に安い・高いが判ります。

2018年12月下旬時点で発売されているdocomo withスマートフォン全機種の価格は以下の通りです。

機種名 本体価格 2年割引後の
実質価格*
iPhone 7/6s 32GB 42,768円 3,888円
らくらくスマホ F-01L 43,416円 4,536円
Galaxy SC-02L 42,120円 3,240円
LG Style L-03K 40,176円 1,296円
arrows Be F-04K 33,696円 ▲5,184円
AQUOS SH-01L 31,752円 ▲7,128円

*消費税率8%計算時。

従来の月々サポートと同じように24ヶ月間(24回)の割引を適用したと考えた場合、最も安くなるのはAQUOS sense2 SH-01Lのマイナス7,128円となります。0円を下回る分はドコモの基本料金等から値引きが適用されますので、月額割引が付いていない回線はF-04K/SH-01Lへ買い換えると毎月のスマホ料金が安くなります。

現時点で最も高いiPhone7でも(らくらくスマホは2019年春発売)わずか4千円の負担で買えるため、すでにiPhoneを使っている・家族にiPhoneユーザーが多いのならiPhoneを選ぶのも良いでしょう。

☆「ドコモ 維持費280円~ iPhone 7 32GB(docomo with)をみる

処理能力・メモリで選ぶ

この項目はdocomo withスマホの中でも少し差が出ます。

docomo withスマートフォンは各メーカーの最新鋭・ハイエンドモデルとは違い、処理性能やメモリ・ストレージに関しては明確にランクが低い仕様になります。

しかし、それでも数年前に売られていた高性能モデル<最新の低価格モデルになることもあり、最新のハイエンドモデルに拘らない人であれば十分に満足できるレベルの処理能力であるとも言えます。

項目 arrows Be
F-04K
LG Style
L-03K
AQUOS
SH-01L
Galaxy
SC-02L
CPU SDM450 SDM450 SDM450 Exynos 7885
メモリ 3GB 4GB 3GB 4GB
ストレージ 32GB 64GB 32GB 32GB

これらの性能は前項で示した販売価格の差に表れているとも言えます。

本体価格が4万円を超えるiPhone 6s, Galaxy Feel2の2機種はそれぞれA9チップ・Exynos 7885というチップを搭載し、高い処理性能を有しています。Antutuベンチマーク(ver7系)で12万点を超えるスコアが出ます。

具体的にはベンチマーク時に表示されるアニメーションの再生において、SDM450搭載機種では処理が追いつかず画面がガクガクしてしまうのに対し、Galaxy Feel2のほうが断然滑らかに表示が出来ます。

LG Style L-03KはSDM450を使っているため処理能力は低いですが、docomo withスマートフォンで最も大きい64GBのストレージ容量を有しているため、スマホ本体にたくさんの画像・動画・アプリなどを保存する事が出来ます。

arrows Be F-04K, AQUOS sense2 SH-01Lの処理能力でも一般的なツールアプリ・SNSサービスアプリ、ウェブサイトの閲覧、簡単なゲームアプリくらいであれば十分に動作しますが、3Dアニメーションを多用したリズムゲーム・アクションゲームを快適に遊びたいのなら別のモデルを選ぶことを推奨します。

Androidスマホに比べて、iOSではシステム自体が違うので直接的な性能の比較は難しいですが、単純な処理能力でも2019年に追加されたiPhone 7が最も高くなっています。iOSでも配信されているゲームを遊びたいのであれば、画面はやや小さいですがiPhone 7が一番快適に動作するでしょう。

関連記事:2018年夏~冬モデル最高峰 Snapdragon 845搭載機種全比較

セキュリティ方式で選ぶ

スマートフォンの使い勝手を大きく左右する、セキュリティ方式にも大きな違いがあります。

重要な個人情報を多く記録することになるスマートフォンでは、セキュリティ設定が必須です。毎日何回ともなく使う機能であるため、快適にセキュリティ・ロック解除が出来ることは重要です。

docomo withスマートフォンでは主に「指紋認証の場所」・「顔認証の有無」が選ぶポイントになります。

項目 arrows Be
F-04K
LG Style
L-03K
AQUOS
SH-01L
Galaxy
SC-02L
指紋認証 本体横 背面 前面下 背面
顔認証
Smart Lock 顔認証 声認証 声認証 指紋認証
顔認証

いずれ機種も指紋認証センサーが搭載されていますが、搭載場所はバラバラです。

Galaxy Feel2 SC-02Lの場合は、カメラレンズのすぐ下にタッチ式の指紋認証センサーがあります。やや高めの位置であるため、慣れるまでカメラレンズを間違えて触ってしまうこともあるかもしれません。


arrows Be F-04Kでは比較的珍しい「本体横」にセンサーがあるため、スマホを持ち上げた状態で自然な位置を維持したままロック解除が出来ます。一方のAQUOS sense 2 SH-01Lでは従来どおりディスプレイ画面の下にセンサーがありますので、慣れた使い勝手・スマホを机上においたままタッチして確認したい場合には便利です。

すべてのモデルのロック解除を使った感想としては、指紋認証の精度・スピードに関してはそこまで差があるわけではありませんでした。強いて言えばGalaxy Feel2が一番タッチ→解除&パネル点灯の体感速度が早く感じられます。

AQUOS sense2の場合は画面が点灯した状態の精度・解除スピードは快適ですが、他ハイエンド機種(Xperia XZ3やGalaxy Note9など)に比べて画面の点灯速度が遅く、ワンテンポ反応が遅れて感じます(これは旧モデルSH-01K, AQUOS R2でも感じました)。ただ、それも微々たる差ではありますのであえて他機種と使い比べない限りはさほど気にならないかもしれません。

iPhone 7もフロントパネル下の指紋認証センサーがあります。

まとめ

以上、いろいろなドコモウィズスマホの選ぶポイントを紹介しました。スマートフォンに求めるものは人それぞれことなりますが、4機種を使い比べて感じた管理人個人のポイントを最後にそれぞれ一言で表しておきます。

・iPhone 7 32GB → やっぱりスマホはiPhoneがいい、という人向け
・AQUOS sense2 SH-01L → 大画面で綺麗な画面とカメラ重視のコスパ最強スマホ
・arrows Be F-04K → 頑丈さ+エクスライダーが特徴的
・Galaxy Feel2 SC-02K → 電池の持ち+処理性能のアップが驚異的
・LG Style L-03K → 唯一の4GB/64GB対応モデル

このような印象です。

それぞれのスマートフォンが3~4年前に発売されたハイエンドモデルに近いレベルの性能・機能を持ち始めており、スマホの高性能さ・最新機能に強いこだわりのある人でなければ日常利用で困るほど性能に低さ・物足りなさを感じるケースは少ないはずです。

スマホ初心者やサブスマートフォンとしてドコモのスマートフォンから選ぶならdocomo withスマホの料金の安さは圧倒的であり、下手な海外製SIMフリースマホ+格安SIM(MVNOサービスの契約)よりも維持費が安く出来ます。

docomo withスマートフォンは公式サイトから手続きをすれば頭金・契約事務手数料は無料で契約出来ます。本体代金が最新スマホの数分の一であるため、アレコレ悩むよりもまず購入して試してみて、気に入らなければ短いスパンで買い替えてしまうのも一つの方法です。

2018年ドコモウィズスマホ選び SH-01L/SC-02L/F-04K/L-03K/iPhone7を全部使った感想・評価
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