NTTドコモでは2016年末時点で一般向けのFOMA接続用携帯端末/iモードガラケーの生産・開発を終了し、2018年末時点ではドコモショップにおいていわゆる「FOMAガラケー」を通常の契約時に買うことはほぼできなくなりました。

さらに2020年代にはFOMAサービス(3G接続サービス・プラン)自体の提供終了が予告されており、FOMAガラケー・iモードサービスがすべて使えなくなる見込みです(詳細記事はこちら)。

一方、2018年の時点で「すべてのFOMA接続端末の販売が終了している」というわけではありません。2016年時点で開発・生産が打ち切られたのは一般向け端末だけであり、”キッズケータイ・シニアケータイを除く”とされていました。

3Gサービスが終了する2020年代の時点までには提供・利用が不可になる可能性はあるものの、現在もドコモ公式ショップで契約できるFOMA用携帯「F-03J」があります。

F-03Jはドコモより2017年3月3日に発売された最新のFOMAプラン契約が可能なキッズケータイです。12歳以下の子供が契約する場合は最安で月額500円から利用できる専用プラン「キッズケータイプラス」が利用できるため、小学生以下の子供に持たせる最初のケータイとして需要があります。

キッズケータイは契約できない・普通の折りたたみ・ストレートタイプのドコモガラケーが欲しい人はこちらから→[随時更新]ドコモで購入可能なガラケー情報」/月額500円は無理ですが、5分のかけ放題付き・端末代コミで最安月額1,200円~で機種変更可能

ドコモのキッズケータイは2018年の時点でもFOMAプランを公式に選択して契約することが出来ます。最も安い料金プランであれば月額500円・契約手数料無料(オンライン限定特典)であるため、普通のスマホ・ケータイを持たせるにはまだ早いと考えるドコモユーザー向けの携帯です。

 

ただし、月額500円のFOMAプラン「キッズケータイプラス」を選ぶためにはいくつかの条件・申込手順が必要となりますので、事前に利用条件・料金プランを理解しておきましょう。

FOMA500円プランの利用条件

 

 

ドコモの月額500円プラン「キッズケータイプラス」は、以下の機種を購入した場合のみ利用が可能です。

キッズケータイ HW-02C、HW-01D、HW-01G、F-03J

なお、2018年12月時点で公式サイト経由-事務手数料無料で購入出来るのは本ページで紹介している「F-03J」のみとなります。

F-03Jではイエロー・ブルー・ピンクの3種類から色を選べます。機能・性能・価格はどの色でも同じです。

ドコモノキッズケータイはドコモのスマホ・携帯を使っている家族の子供が利用することを前提に作られています。キッズケータイの購入自体は親でも行えますが、この特価プラン キッズケータイプラスは「利用者が12歳以下であること」が条件となります。

契約後であっても利用者を13歳以上のユーザーに変更してしまうと月額500円のプランを適用出来ず、月額2,000円以上掛かる「カケホーダイ(ケータイ) FOMA」にプランが強制変更されてしまうことがあるため注意が必要です。

(キッズケータイプラスプランに入らず、カケホーダイプラン(ケータイ)月額2200円~も選択可能)

ドコモのキッズケータイプラスは、「家族との通話が無料」になる専用プランであり、「家族がドコモで携帯・スマホを使っていること」が大前提のサービスです。

キッズケータイ用の回線1本だけをドコモで契約する場合はキッズケータイプラスは選択不可となります。

「カケホーダイ&パケあえる」のパケットパックご契約者の子回線となること

対象となる親回線の基本プランは、以下のようなものがあります。

上記はドコモのスマホ・ケータイで使えるごく一般的なプラン(ほぼすべて)であり、ほとんどのスマホ契約者はいずれかに加入しているはずです。パケットパックは家族でシェアする「シェアパック(ベーシック~)」へ加入してください。

もしまだ親がドコモではなくauやソフトバンクの回線を使っている・上記以外のプランを契約中であれば、先に乗り換え手続きを行ってください。

以上の3つの条件(対象機種を買う+12歳以下の子供利用者登録+親が対象のプランをドコモで契約中)を満たしていれば、キッズケータイを手数料無料で買う準備は整いました。

キッズケータイプラスへ加入する手順

ドコモのキッズケータイを事務手数料無料で買う場合は、ドコモの公式ウェブショップを使う必要があります。店頭で新規契約する場合は手続料金および頭金が掛かることがあります。

 

公式HPはこちらから 「ドコモ公式受付サイト キッズケータイ F-03J

注文は24時間受け付けています。注文に掛かる時間は15分程度です。

申込みには、契約者(親)の情報、本人確認書類/利用者登録をする子供の確認書類が必要です。

ご利用者の登録および親権者の確認のため、新規回線契約の際に必要な書類とは別に、ご利用者の健康保険証やパスポートなどの書類(コピー可)が必要となります

公式ホームページでF-03Jを買い物かごに入れて、契約確認ページに進むと以下のように「キッズケータイプラス お申し込みのご確認」という項目が最初に出てきますにで、「キッズケータイプラスに申し込む」にチェックを入れて進めます。

ここにチェックを入れない場合は従来のFOMAプラン(バリュープランなど)またはカケホーダイプラン(FOMA)に加入することになり、料金は割高になるので注意が必要です。

キッズケータイプラスの選択にチェックを入れて手続きを次のページに進めると、料金プラン選択画面に「キッズケータイプラス 540円/月」が出てきます。

その他表示されるオプションを必要に応じて選択し、手続きを進めてください。

自宅・ドコモショップ受け取りのどちらでも配送料金は無料(ドコモ店頭ショップで「購入/予約」をした場合は手数料が無料になりませんので注意してくださいです。店頭で受け取る事もできますが、ただ受け取るだけに何時間も待たされることがあるため、自宅配送を推奨します。

購入の支払いは一括・分割支払い、ドコモのdポイントを利用して値引き購入することも出来ます。

注文完了後、ドコモによる契約審査・配送手配が行われます。新規契約の場合は最短で3~4日程度、通常は1週間以内に自宅に到着して、すぐに使い始めることが可能です。

配送日数に関しては申込み区分・時期・地域によって若干の差が生じますので、ドコモオンラインショップガイド-お届けまでの日数を参照ください。

より詳しいドコモのキッズケータイ料金・プランについて、最新情報を知りたい方は下記公式HPの掲載ページにて確認してください(各情報は記事執筆時点のものです・適用条件・料金は変更されることもありますので、必ず最新情報を手続き前に各自でチェックしてください)。

☆「ドコモのキッズケータイ F-03J

キッズケータイ以外のスマートフォン・iPhoneの購入手続き・審査・機種変更まで流れについては以下のページを参照ください。

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[比較]:ドコモキッズケータイとプリペイド携帯の利用/維持費

ドコモのキッズケータイ F-03Jは「親がドコモの対象プランを使っている」+「使う子供が12歳以下である」という条件を満たすと月額500円で家族と通話し放題の格安FOMA回線が作れることは上記で解説したとおりです。

しかし、上記条件を満たさない場合はキッズケータイを選ぶ場合にFOMAのバリュープランを組むしかなくなり、月額維持費は1,000円を超えてしまいます。 

FOMAの最も安いタイプSSバリュープランを選択してファミリー割引の50%オフを効かせたとしても、回線維持費は989円~+キッズケータイ代金432円(24分割)の負担が生じます。

もしキッズケータイプラスが使えないプランのまま、どうしても親の回線を変更することが出来ない・13歳以上の子供にシンプルな機能だけしかない携帯を持たせたいのであれば、プリペイド携帯を選ぶという手もあります。

ソフトバンクから発売中のSimplyは、初期購入時に6,458円を支払う以外、追加チャージをしなければ一切料金は掛からず1年間利用が可能です。

6458円の代金に初期チャージが4000円分含まれており、ここから事務手数料/ユニバーサル料金が差し引かれ、残高分を通話用・メールプラン用として利用できるほか、3000円・5000円の単位で追加チャージをすれば利用期限の延長も可能です。

ドコモのキッズケータイプラスのように「親子の通話は双方向無料」という特典はプリペイド携帯にはありませんが、親回線がかけ放題オプションに入っていれば、親の携帯→ドコモのプリペイド携帯へは自由に掛けられます。

詳しいプリペイド携帯のサービス・料金については以下のページを参照ください。

☆「[レビュー]電話を受けるだけなら年間3千円でOK 超シンプルプリペイド携帯 Simplyで出来る事・買い方解説

2018年でもドコモFOMA契約が出来る F-03J 月額500円から使える料金プランを組むには?

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