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ドコモから発売中の最新かんたんガラケーの「らくらくホンF-02J」へFOMAガラケーから初めて”Xiケータイ”へ買い換えるユーザー(および料金プランや設定を行うご家族)向けに、ドコモのさまざまなガラケーを実際に購入・利用して気付いたF-02J独特の仕様について、ちょっと注意すべき点がありますので、購入検討時・購入後の設定やプラン選びのアドバイスをしてみたいと思います。

ドコモのらくらくホン F-02Jは、FOMAガラケーと同じ料金プランで契約・利用することは不可能です(通信方式・対応可能プランが異なるため)。古いFOMA専用ガラケーからF-02J機種変更する場合は必ず料金プランの変更とSIMカードの取替が生じます。

ドコモの新料金プランは月額1200円(2019年6月1日より開始)および2019年5月31日まで契約できる”ケータイパック”プランがあり、今回注意をすべきだと感じたのは”2019年5月末までの”かけホーダイ&パケあえる(ケータイ向け)”プランの場合です。

F-02Jの月々の利用料金は2019年5月末までに契約すると5分間のかけ放題オプション付きで最安1,200円~(機種代含まず)で契約できるお得な料金プランが存在しますので、旧プラン・新プランで目的別に選ぶべきオススメ料金・設定もチェックしていきます。

らくらくホン F-02Jの一般的な意味での使用レビュー・評価を先に見たい方はこちら→「ドコモ らくらくホンF-02J実機レビュー 他ガラケーより割高な理由は?

らくらくホンではデータ通信量が見られない

ドコモのらくらくホンF-02Jは、多くのスマートフォンと同じ「Android OS」をベースにしたシステムが導入されており、従来のガラケーよりもいろんなシステムやツール機能が使える多機能なモデルになっています。

しかし、他のAndroidベースのスマートフォン・ケータイ機種では当たり前の機能して搭載されている「パケット通信の利用量(データ使用量)確認」が出来るメニュー項目が、F-02J内にはありません(2019年4月時点の最新バージョンにおいて)。

上記はシャープ製の新型ガラケー SH-01Jの画面です。ほとんどのスマホ・ケータイでは端末内部に「今どれだけデータ通信/パケット消費をしたか」を確認できるメニューが設置されているものです。メニューを開くとどのアプリ・サービスが、どれくらいのデータ通信を行ったかを見ることが出来るため、意図しない通信の発生・ネット使用料金が高額請求になってしまうといったトラブルを事前に把握することが出来る、重要な機能です(端末内に記録されている数値はあくまで参考用で、実際の通信量とは異なることがあります)。

関連記事:ドコモのXiケータイ(SH-01J,P-01J)でパケット料金を抑える方法・不要な通信をさせない設定

しかし、この「データ使用量を確認する」という基本的な機能が、F-02Jには見つかりませんでした。他のガラケー・スマホでは当たり前に使える機能だったので、ちょっとビックリです。

富士通の公式サイトにも、「F-02Jではデータ通信使用量の確認は出来ない」とFAQがありました。

F-02Jでは他の端末で使える「データ通信使用量の確認」の本体メニューは存在しませんが、携帯端末から使用量を調べる事自体は、My docomo(ドコモのマイページ)から行えます。

[メニュー]ボタンを押す→[インターネット]→[1]を押す(dメニューをみる)→(接続確認を行う/”利用する”を選択)→画面の下方にある My docomo(お客様サポート)を選択→”料金・データ量の確認”

(F-02Jで利用している紐付いたdアカウントでのログインが必要です)

My docomoでは契約しているパケットプランの確認や毎月の使用料・消費したパケット容量をチェック出来ます。

この方法を使えば端末自体でデータ通信量を確認出来なくても問題無いと言えば問題ないのかもしれませんが・・・他社携帯でカンタンに端末内で使用量の目安が確認できる機能に比べると、利便性は低いと言わざるを得ません。

アプリごとのパケット使いすぎ制限できない

F-02Jでは通信量の設定項目自体に対応していないため、一般のドコモケータイで出来る”アプリリごとの通信制限/使いすぎ防止設定”も出来ません

シャープのAQUOSケータイなら、上記のようにアプリごとにモバイル回線による通信を使うかどうか、制限を掛けることが出来ます。

さらに、端末内で「データ使用の警告設定」をすることが出来て、任意のデータ通信を使った時点で通知を出すことにより、ネットの使いすぎ防止をユーザーが自由に行うことが出来ました。

しかし、このような機能がF-02Jでは出来ないようです。

らくらくホン F-02Jで選べる一般的なパケットプランである「ケータイパック」の場合、利用したデータ量に応じて300円~4200円まで料金が変わります。

上限の4200円(137MB以上2GBまで使える)になっても構わないというのであれば細かく通信量を気にしなくてもよいのですが・・・ドコモのケータイ料金で4200円(+通話用の基本料金は別途掛かります)というのは、かなり高めですので、ドコモの携帯料金を安くしたいユーザー・その家族は、らくらくホン F-02Jでも通信料が高くならないプラン・設定を使いたい人も多く居ると思います。

そこで、考えうる「らくらくホン F-02J」で通信量を高くさせない対策をいくつか挙げてみます。

対策1:2019年6月以降は新プランに切り替える

これは一番カンタンですが、契約状況によっては大きなデメリットもある対策法です。

2019年5月22日より受付、2019年6月よりサービスインとなるドコモケータイの新料金プラン「ケータイプラン」では、基本料金の1,200円(税別)に、100MBまでのパケット通信料金が定額として含まれています。

100MBまでならパケット通信を使っても使わなくても料金が変わらないため、”らくらくホンでメールやネット通信を少しは使いたい。でもたくさん使うことはまず無い”というユーザーは、新プランのほうが使いやすく、ネット料金が高額になること無いため、安心です。

関連記事:ドコモ2019年新プラン登場でガラケープランは安くなるのか解説 FOMAユーザーにも影響あり

しかし、新プラン「ケータイプラン」には大きなデメリットとして、現在「月々サポート」による割引を受けている場合や「端末購入サポート」の利用規定期間内の場合、新プランに変えてしまうと割引の停止・割引解除料が発生します。

まだF-02Jを購入したばかり・F-02Jを2019年5月31日以前に契約するのであれば、月々サポートを24ヶ月間受けたあと・端末購入サポートの規定期間が切れる1年後のプラン変更を推奨します。

☆「ドコモ-新料金・旧プラン料金シミュレーター」/らくらくホンの料金も計算出来ます

対策2:F-02Jで通信が出来ないプランに変えてしまう

ドコモのケータイでは2018年11月より、必ずしも料金割引(月々サポート・端末購入サポート)を受けるためにパケットプラン・ネット利用をするためのサービスを契約しなくても良いように、サービス規約が改定されました。

F-02Jの契約から「spモード」および「パケットプラン」を外してしまえば、F-02Jではモバイル通信がそもそも出来なくなるので、ネットを使いすぎて料金が高くなることは絶対にありえなくなります。

関連記事: 2018年11月1日~ドコモのガラケーが更に安く月額1200円~ 月サポ値引き条件緩和 パケットプラン不要へ

(2018年10月以前にF-02Jを購入している場合、パケットプランを外すと割引が適用されなくなるケースがあります。上記変更は”2018年11月以降”に購入・契約したケースのみ適用されます)

パケットプランを外しても自宅にWi-Fi利用ができる環境がある・公共Wi-Fiなどを使えばネット通信自体は出来ますので、”F-02Jは基本的に通話専用、自宅や家族といるときだけ(家族のスマホやルーターを経由してつなぐ)ネットができれば良い”というのなら、契約プランを「カケホーダイ/カケホーダイライト」のみ、にしてしまいましょう。

ただし、spモード・パケットプランを契約しないとドコモメールも使えなくなる(アドレスも消える)ため、PC等とメールを交換したいのならGmailやYahooメールなど、別のウェブメールサービスの活用が必須となります。

また、この「カケホーダイライト/カケホーダイ」自体が2019年5月31日を以って受付を終了してしまうため、この対策は6月以降は使えなくなりますので注意してください。

(ドコモオンラインストアでの購入時は、spモード/パケットプランの契約無しは選べません。不要な場合はあとから外しても月々サポートは消えません)

対策3:データ通信をオフにして使う

まったくネットが使えないと困るけれど、普段はモバイル通信が出来ないように設定しておきたいという場合は、F-02Jではデータ通信をオフ設定にすることが出来ます。

[メニュー]ボタンを押す→[設定]を選ぶ→ [#]その他の設定を行う→[#]高度な設定を行う→モバイルネットワーク→”データ通信を有効にする”において、ON/OFFを選ぶ

データ通信をオフにしている間は、モバイル回線を使用した通信をすることはありません。ただし、この対策方法だとオフのままだとメールやLINE等の受信もしなくなり、ウェブサイトも開けなくなりますので、利用時に忘れずオンに切り替える手間があります。もしオンに戻す方法が分からなくなってしまうとちょっと困るかもしれないため、家族が利用する場合は十分にオン・オフの切り替え方法を覚えておいてもらいましょう(データ通信オフ状態でも、音声通話は出来ます)。

☆「ドコモらくらくホン F-02Jとらくらくスマホの価格・料金を見る

対策4:パケット一律制限機能を使う

これはF-02Jに初期搭載されている機能です。

F-02Jではブラウザ・らくらくコミュニティでデータ通信を多く使う可能性のある機能を一律で制限することが出来ます。

[メニュー]ボタンを押す→ [あんしん](ハートのアイコン)を選ぶ→[8]機能の利用を制限する→[1制限する]/[2制限しない]を選ぶ

この設定が有効になっていると、らくらくサイト/ブラウザを開こうとすると”機能の利用が制限されています”という表示が出て、Wi-Fi回線経由でも機能が使えなくなります。利用をするためには制限を解除する必要があります。

制限される機能は「LINE」「ブラウザ」「らくらくコミュニティ」の3種類だけのようです。地図利用やメールは受信出来ますので、大容量の添付画像などを受け取ってしまう・その他のネット通信機能を使いすぎるとと通信費が高額になる可能性は否めません。

高度な設定がしたいなら通常ケータイ機種がオススメ

らくらくホン F-02Jでは、上記の通りデータ通信の使いすぎを細かく設定するシステムが省かれてしまっているため、上記の3つの対策のような”強引な設定・対策による制限”しかできそうにありません。

らくらくホン F-02JはGoogle Playに非対応ですので社外アプリを入れて大量の通信が発生するということはまず発生しないため、わざわざ制限を掛ける機能を残しておくことで、ユーザーが間違えて操作しないように・混乱しないようにするために設定出来ないようにしたのかもしれませんが、ガラケーを使いこなすユーザー・節約優先のユーザーにとっては、ちょっと残念な仕様です。

先述の通り新プランの「100MBまで定額」で使うのであれば比較的安心も出来ますが、現行の他段階プラン・従量課金プランでF-02Jの通信を家族に使わせるのは不安が残ります。

ドコモでは2019年4月時点で、通信量の細かな設定が出来るAQUOSケータイ(SH-02L/SH-01J)・P-smart P-01J、カードケータイ KY-01Lもありますので、ネットを利用する・上記の対策方法では使い方に合わないのであれば、別のケータイへ機種変更するほうが良いでしょう。

関連記事:ドコモのガラケー機種変更 2019年時点で買える機種・価格一覧

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FOMAガラケーかららくらくホンF-02Jへの機種変更注意点 料金プランの選択・通信量の確認に難あり
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