2021年、スマホのズームはこの次元に到達しました。

↓↓↓

上記は天体望遠鏡など使わず、実際にスマートフォンだけで撮影した写真です(ウェブ用に画質を落としています。どの機種を使ったかは後述)。純正のカメラ機能だけで撮影可能で、アプリなどは一切必要ありません。

歴代iPhoneで最も優れたカメラ性能を持つとアップルが豪語するiPhone 11 Proのカメラ性能を、同じくカメラ性能に関しては比類なき高次元をいくファーウェイのドコモ最新モデル P30 Pro HW-02L、そしてついでにGoogle Pixel 3, Sony Xperia 1(追加でiPhone SE2(2020), AQUOS R5G、P40 Pro, Galaxy Note20 Ultra,Galaxy S21, Galaxy S21 Ultra, iPhone12Pro Max, Xperia 5 IIなどの作例あり)を用いて、「どのスマホが一番綺麗に月/スーパームーンを撮れるか比べてみました。

iPhone 11 ProのカメラはiPhone 11 Pro Max、Xperia 1のカメラ性能はXperia 5、Pixel 3のカメラはPixel 3/3XL/3a/3a XLと同等ですので、それぞれのカメラ性能と比較する場合にも参考になると思います。

2020年モデルのカメラでは旧来モデルに比べて光学倍率の高いレンズ・桁違いに大きな画素数・大型のセンサーを搭載したモデルも増えています。

2021年モデルでは、さらに大型のセンサー・ズーム性能を持たせた新型も登場しました。

スマホカメラの性能は1年~2年程度でも格段にアップしつづけており、新型のカメラユニットを使ったスマホの実力は気になるところでしょう。

カメラの仕様比較

今回利用した4台(+α)のスマートフォンのうち、Pixel 3はシングルカメラ、Xperia 1とiPhone11 Proはトリプルカメラ、P30 Proはクアッドカメラです。

モデル 標準カメラ(広角) 超広角カメラ ズームカメラ 深度測定カメラ
Pixel 3 1,220万画素 無し 無し 無し
Xperia 1 1,200万画素 1,200万画素 2倍相当
1,200万画素
無し
iPhone 11 Pro 1,200万画素 1,200万画素 2倍相当
1,200万画素
無し
P30 Pro 4000万画素 2000万画素 5倍相当
800万画素
あり

各カメラのイメージセンサー・F値なども知りたい場合には「スマホカメラのセンサーサイズ一覧 センサーの大きさ比較/画素数・F値データ」を参照下さい。

最新モデル 標準カメラ(広角) 超広角カメラ ズームカメラ 深度測定カメラ
iPhone 12 Pro
1,200万画素 1,200万画素 2.5倍相当
1,200万画素
あり
Xperia 1 III
1,220万画素 1,220万画素 2.9倍-4.4倍
1220万画素
あり
Xperia 1 II
1,220万画素 1,220万画素 3倍相当
1,220万画素
あり
Xperia 5 II
1,220万画素 1,220万画素 3倍相当
1,220万画素
あり
P40 Pro 5000万画素 4000万画素 5倍相当
1200万画素
あり
Galaxy Note 20 Ultra
10,800万画素 1,200万画素
5倍相当
1,200万画素
無し
Galaxy S21 Ultra
10,800万画素
1,200万画素
3倍相当
1,000万画素
10倍相当
1,000万画素
無し
Galaxy S21
1,200万画素
1,200万画素
3倍相当
6,400万画素
無し
AQUOS R5G
1,220万画素
4,800万画素
2倍相当
1,220万画素
無し
AQUOS R6
2,020万画素
無し
無し
あり

このように、それぞれのiPhone・スマホに搭載されたカメラレンズには随分と違いがあります。これが「月を撮る」場合にどのような画質として反映されるのか、実際に撮り比べた写真を見てみましょう。

iPhone 11 Proで撮影した月

iPhone 11 Proのカメラで最大ズームにして撮影したところ、ただの白い丸になりました。マニュアルで明るさを目一杯下げても月面の模様・クレーターを観察することは難しい状況です。

iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxでは光学2倍相当のズームレンズを搭載しています。価格が安いiPhone 11にはズームレンズは非搭載であるため、月を撮影するようなケースではiPhone 11 Proが最も適しているはずなのですが、さすがに光学2倍程度のズームでは月面の様子などは確認出来ません。

iPhone 11 Proのカメラでは一般的な夜景はとても綺麗に撮影することが出来ます。

(実際にiPhone 11 Proで撮影した夜景)

しかし、月のような小さな対象を拡大してしまうとディティールまで写し撮るには力不足を感じました。

2020年新望遠レンズ搭載 iPhone 12 Pro Maxで月を撮る

2020年モデルのiPhone 12シリーズのうち、最大の望遠レンズを搭載したiPhone 12 Pro Maxでも満月を撮影してみました。

iPhone 12 Pro・iPhone 11 Pro /11 Pro maxまでのモデルでは望遠レンズは光学2倍相当であったのに対して、iPhone 12 Pro Maxだけは光学2.5倍・35mm判換算で65mmの望遠レンズが使われています。

また、iPhone 12 Pro Maxでは新しくスマートHDR 3にも対応し、明暗の差があるような場面でもキレイに写真を補正出来る機能があります。

歴代iPhone最高峰の望遠機能があるはずのiPhone 12 Pro Maxで2020年11月の満月を撮影してみると・・・

↑ こうなりました(ナイトモードが自動で働きました)。

背景の雲もくっきりと写り、まるで昼に太陽を撮影したかのような明るさになりましたが、iPhone 12 Pro Maxを用いても月面の模様を撮るにはやはりズーム倍率不足でした。

なお、ナイトモードをオフにして可能な限り明るさを抑えて撮影した場合は、iPhone12 Pro Maxのカメラでも前項のiPhone 11 Proと同じくただの白い丸にしかなりませんでした。

前述の通り、2019-2020年モデルの最新iPhoneを用いても月の表面を撮影するには倍率が足りず、満月やスーパームーンといった大きめに月が観測できる日であっても、クレーターや模様をiPhoneで撮影することはほぼ不可能です。

それでも「iPhoneで月をズームで撮りたい」と考える場合は、物理的にレンズを追加するしかありません。

上記はiPhone 12 Pro Maxに、野鳥観測などで使うフィールドスコープを追加して撮影しました。光学倍率さえアップさせればiPhoneでも月面クレーターが撮れます。

ただし・・・

iPhone12で月面を綺麗に撮影しようとすると、こんなに大げさな装備になります。

上記は「三脚」+「微動雲台」+「セレストロン Hummingbird 9-27x56mm ED Micro Spotting Scope」+「スマホ固定用ホルダー」という組み合わせです。最大で27倍の光学ズーム機能が上乗せされますので、iPhone 12 Pro Maxの光学レンズと合わせて50倍超のズームを可能とします。

このズーム倍率になると三脚無しでは手ブレが大きく、手持ちのままでは月の撮影は困難です。また、微動雲台(少量の上下左右の向きを調整するための台)無しでは、視野の調整は難航します。

ここまでやってiPhoneで月を撮影する価値があるかどうかは何とも言えませんが、iPhoneを使った撮影のバリエーションを試したい人は、フィールドスコープや天体望遠鏡を活用すればズーム性能が低いiPhoneでも月が撮れます。

☆「アマゾン Hummingbird 9-27x56mm ED Micro Spotting Scope
☆「Vixen 天体望遠鏡/フィールドスコープ/撮影用アクセサリー 三脚アダプター 微動雲台 3562-01

iPhone+サングラスで月面模様が撮れるかも?!

前述の「iPhone 11 Proで撮影してもただの白い丸になる」理由は、月が明るすぎてiPhoneの標準カメラアプリでは明暗調整が出来ないことに起因しています。

そこで、強制的に明るさをカットすればどうにかなるのでは?と思い至り、デジタルカメラ等で使うNDフィルター(減光フィルター)をiPhoneの前にかざして月を撮影してみました。

すると・・・

iPhone 11 Proでも月面の模様がなんとなく写りました! iPhoneでは物理的な光学倍率が足りないため綺麗に見えるとは言い難いながら、アプリなどを使用せずとも、月面模様が撮れます(ただし、フィルター越しであるためピントがなかなか合わず、撮影は困難でした)。

今回利用した減光フィルターは以下のものです。

☆「K&F Concept 減光NDフィルター 77mm 可変式  ND2-ND32

減光フィルターは品質の良いものだと結構な値段です。減光フィルターを持っていない場合にお手軽に試したいのならサングラスなどで光量を減らしてやれば、iPhoneでも月面模様が写せる可能性があります(色が薄いサングラスだと難しいかも)。

2021年モデルiPhone 13 Proならもっと月を綺麗に撮れる?

2021年9月24日より発売開始となる新型iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxには、従来機種よりもズーム倍率が高い望遠レンズが搭載されます。

iPhone 13 Proシリーズ(無印・miniには非搭載)の望遠レンズは過去最大の焦点距離77mmになります。この焦点距離が長い(大きい数字)であるほど、月を大きく撮影することが出来ます。

→実際にiPhone 13 Proで撮影してみましたが、やはりiPhoneでは月は白い丸にしかなりませんでした。ズーム倍率が足りないというより、明るさの調整が十分に出来ない(月が明るすぎるため)ことが原因でしょう。なお、動画モードにすると多少は月面模様が見えます。

広角カメラ・超広角カメラも光を多く取り込むことが出来るセンサーを搭載しているため、一般的な夜景を綺麗に撮るならiPhone 13 Proシリーズへの機種変更をオススメします。

さらにiPhoneで月・星を綺麗に撮るアイテム

iPhoneで月を写真で綺麗に撮りたい・ムービーで撮りたい場合に、星空撮影用の「赤道儀」というアイテムを使った方法もあります。

赤道儀とは、月や星が空で動くスピードに合わせてカメラや天体望遠鏡を自動で動かすことで、月や星を自動追尾して光がブレないようにする道具のことです。

赤道儀には用途・機能によってさまざまな形状・タイプのものがありますが、iPhone・スマホで使うのなら、持ち運びが簡単なポータブル赤道儀で良いでしょう。

上記は、ビクセン(Vixen)というメーカーのポータブル赤道儀・ポラリエという製品です。一見デジタルカメラのような見た目ですが、中にはモーターが入っており、カメラを接続することによって自動で月や星を追尾させることが出来ます。

天体望遠鏡で月や星を見たことがある人なら判ると思いますが、高倍率のレンズ・カメラで星をみると、日周運動によりみるみるうちに星が動いていく・ズレていくのが分かります。自動追尾無しではいったんフレームから見失ってしまった星を探すのも大変ですので、赤道儀があると便利です。

赤道儀はこのように、カメラ・レンズを駆動部分に接続して使います(一般的なカメラの三脚用1/4ネジで取り付けることが出来ます)。

ビクセンのポラリエの場合、広角から100mm程度までの望遠状態をカバーするとされているため、スマホのズーム機能なら十分追尾出来るはずです(高倍率にしすぎると追尾の精度が足りず、ブレが生じます)。

上記は実際に赤道儀にスマホと単眼鏡(セレストロン Hummingbird 9-27x56mm ED Micro Spotting Scope)を接続して、プレアデス星団を狙って30秒間撮影(iPhoneではなく、長時間露光が出来るAndroidスマホのマニュアルモードを使って撮影)したものです。赤道儀を使わない場合には星が動いて線状になる光が、ポラリエを使うことで点の状態になり、くっきりと映るようになります。

赤道儀を使うことで月をズームアップして撮影する場合にも、ずっとフレームに月が入り続けるため、撮影が楽になります(月単体を撮る場合には長いのシャッタースピードが必要無いため、赤道儀は無くても十分撮れます)。

本格的な赤道儀(天体望遠鏡や大型のカメラも載せられるもの)は重量も重くなりますが、ポータブル赤道儀ポラリエの本体は約800グラム、乾電池2本で動きます。持ち歩くことが前提のスマホと相性は良いでしょう。

赤道儀とiPhoneを組み合わせる・写真を合成することでパンフレットなどに使われているような幻想的な星空写真も撮れるようになるかもしれません。

*ポラリエをスマホで使うためには、三脚+自由雲台も必要です。今回撮影に使った雲台は以下のものです。

☆「Vixen ポータブル赤道儀 星空雲台ポラリエ

☆「Neewer ロープロファイルボールヘッド 360度回転式三脚ヘッド

2021年10月31日までの期間、アマゾンの音楽聞き放題サービス「amazon music unlimited」を通常より長い、4ヶ月間無料で試せる限定クーポンが発行出来ます。本クーポンは過去に無料体験をしたことがあるユーザーでも適用できることがあるため、超お得です(無料期間だけの利用も可能)。

まだクーポンを貰っていないユーザーは今すぐ使えるかどうか試しましょう。クーポンはキャンペーン特設ページで獲得出来ます。

 

Pixel 3で撮影した月

Pixel 3はズームレンズを搭載していないため、月を撮るとiPhone 11 Proよりもぼんやりとした画質になっています。Pixel 3シリーズでは暗い場所での撮影でも明るく仕上げる事ができるという特性はありますが、Pixel 3を始めとする夜景モードでは微細な描写は難しく、ズームレンズが無いPixel3ではこれが限界です。

なお、”月”の表面を撮りたい場合にはPixel3, Pixel 4シリーズはあまり向きませんが、「星」の撮影ならPixelに強みがあります。

Pixel4で使える「天体写真機能」(3シリーズでもアップデートで利用可能になっています)を利用すると、上記のように無数の星がスマホで撮れます

Pixelの天体撮影ではおよそ4分間、最大9枚の写真を自動で合成するという技術を使っているため三脚などを利用して固定した撮影テクニックが必要となりますが、本当にびっくりするくらい星が撮れます。天気の良い、澄んだ空気・暗い場所で撮れば天の川も撮れます。

関連記事:[作例付き]Google Pixel 4で夜景モードから天体写真機能をオン/星空撮影をする方法 必要な機材・環境・設定方法

Xperia 1で撮影した月

Xperia 1の場合、明るさをマニュアルで最も暗い状態に調整しても、上記のように画面がかなり白く仕上がりました。オートモード撮影をすると本当に真っ白になってしまい、月の撮影には使えません。

ここからパソコン上で明るさを再調整しても、月面の様子は全く写っていません。

Xperia 1のズームレンズも光学2倍相当であり、明るさ調整の不味さを無視しても、月を撮るのは難しそうです(マニュアルモードを使って微調整をすれば、もう少しまともに撮る事はできます)。

Xperia 5 IIで撮影した満月

2019年モデルのXperia 1に比べてズーム倍率が2倍→3倍(焦点距離70mm相当)にアップした2020年冬モデル Xperia 5 IIで満月を撮影してみたものが下記です。

Xperia 5 IIではZEISSレンズを採用することで色再現や透明感などがより美しく撮影できるようになっているものの、満月を撮影するとゴースト・フレアが発生します。また、月撮影ではフォーカスがうまくあわず(明るさが足りません、とアラートが出てシャッターが切れない)、月のズーム撮影には向いていません。

2021年モデル Xperia 1 IIIで撮影した月

ソニー・Xperiaファンの皆様、おまたせ(?)しました。2021年夏、ついにXperiaスマホでも月面模様が撮れるカメラ搭載モデルの登場です。

2021年モデルのXperia 1 IIIでは望遠レンズに世界初となる光学式焦点距離可変レンズを採用することで、70mm-105mm(35mm換算)の望遠を可能としました。

Xperia 1 IIIの最大ズームを利用すると、これまで確認が困難であった月面模様が写るようになっています。

ただし、Xperiaカメラのオートモードには月を撮影するような専用設定が無いため(2021年7月時点の最新ソフトウェアで確認)、月模様を撮りたいならマニュアルでのシャッタースピード・ISO設定が必要です。

詳細は以下を参照ください。

関連記事:[レビュー]エクスペリアがついにここまで来た。Xperia 1 IIIの新望遠カメラで月面模様が撮れる

P30 Proで撮影した月

P30 Proでは光学5倍相当のズームレンズを搭載しており、スマホとは思えないほどの望遠撮影機能があることは有名です。

今回の撮影比較でも、その結果が明らかになりました。P30 Proを月に向けると、「ムーン」としてAIが月撮影をしていることを自動で認識し、明るさを最適に調整してくれます。その結果が以下の写真です。

P30 Proで撮影した月は、月面のクレーターの様子まで判るほど、くっきりと月を撮ることが出来ます。他社のスマホとは別次元のクオリティです。

さすがに”天体望遠鏡で観察したレベル”(100倍以上の望遠レンズ利用時)とまではいきませんが、月の模様の濃淡・隕石跡が伸びている様子なども観察可能です。

P30 Proではデジタル併用で50倍ズームまで拡大することが出来ますので、iPhone 11 ProやXperia 1の10倍とは全く大きさが違います。

しっかりと手を動かさないように意識していれば三脚無しでも月を撮れますが(上記の写真は実際に三脚を使わず、手持ち撮影しています)、さすがに50倍まで拡大すると手ブレが大きくなり、かなりの明るさがないと拡大写真を撮るのは難しいでしょう(ズーム撮影用の被写体として月は十分に明るいです)。

今回比較した機種のうち、Pixel 3は2018年モデルであるため、最先端モデルに比べるとややカメラ性能に開きが出てきています。Googleは2019年10月15日に新型モデル Pixel 4を発表する見込みであるため、カメラ性能を追求したい人はPixel 4シリーズの登場を待つのもありかもしれません。

関連記事:2019年Pixel 4/4XLスペック&新機能情報 日本発売日や価格・Pixel3との違い/デュアルSIM仕様など

2020年モデルP40 Proでも撮ってみた

上記のP30 Proの後継モデル、2020年 P40 Pro 5Gで月面を撮影してみました。

P40 Proの望遠カメラは光学5倍相当の「スーパーセンシング望遠カメラ」が搭載されています。

全く同じ状況でP30 Pro, P40 Proで撮り比べた画像が以下のものです。

月面の写真を撮る場合、P40 Pro 5Gを用いてもP30 Proと同等、あるいは若干ノイズが少なく撮れるようですが、極端な画質の差は感じられませんでした。

P40 Pro 5Gではメインカメラの画素数・センサーの大きさは向上しており、ズームに関しても場面によってP30 Proを上回る解像度が感じられる部分もあります。

続きを読む → [P40Pro実機レビュー]Googleサービス非対応でも最強カメラ&eSIMも使えるDSDVスマホ スペック&性能評価

iPhone 11 Proでスーパームーンを撮ってみた

前項までの月撮影比較は通常の月が出た日に撮影したものです。続いて、満月が普段よりも大きく見えるスーパームーンでも撮り比べてみました。

まずはiPhone 11 Pro の場合です。

スーパームーンの満月で普段よりも明るめに見える月も、iPhone 11 Proでは月面の模様は全く写りません

iPhoneではなく、P30 Proなら・・・

この通り、クレーターの様子までばっちり見えます。

上記は2020年最新モデル Galaxy S20 5G SC-51Aで撮影したものです。Galaxy S20はハイブリッドズーム最大30倍まで対応します。Galaxy S20には月モードがなく、明るさ調整がうまく機能しません。何度か撮影を試みて最もよく写ったものが上記です。なんとなく月面の濃淡の模様を写すことは出来ましたが、クレーターなどは写りませんでした。

2020年4月時点、ドコモの P30 Pro HW-02Lは一括4.8万円まで値下げされています。iPhoneで月面をキレイに写すには別途望遠鏡やレンズを使うような方法もありますが、スマホ単体で月を撮りたいのならP30 Proへの機種変更をオススメします。

☆「NTTドコモドコモ P30 Pro HW-02Lの価格・機能をみる

iPhone SE2で撮影したフラワームーン

2020年4月発売の最新型iPhone SE (第2世代)でも満月を撮影してみました。

iPhone SE2に搭載されたカメラは2017年モデルのiPhone 8と同等です。ポートレート機能撮影など一部の機能が旧世代より向上していますが、ズームレンズは無いため、やはり全力でズームをしても「ただの白い丸」になりました。

AQUOS R5Gで撮影した満月

シャープ製のスマートフォンとしては初の4眼レンズとなった2020年夏フラッグシップモデル AQUOS R5Gでも満月を撮影してみました。

AQUOS R5Gの場合、デジタル併用で最大16倍まで拡大出来るものの、月の表面は真っ白にしか撮影できませんでした(オートモード利用時)。AQUOS R5Gでは旧モデルに比べてカメラ性能が向上し夜景撮影に強くはなりましたが、ズームレンズは2倍相当(35mm換算時52mm相当)ですので、残念ながら月面を撮影するにはまだ倍率が足りませんでした。

1インチセンサー AQUOS R6で撮影した月

前述のAQUOS R5Gに比べておよそ5倍の大きさである1インチセンサー・LEICAのズミクロンレンズを搭載した2021年最新モデルAQUOS R6でも月を撮影しました。

AQUOS R6にはズームレンズが無いため、月は白い丸にしかなりません。

AQUOS R6は通常の広角夜景写真なら綺麗に撮影することが出来るようになりました。しかし、高倍率ズームレンズを搭載したモデルに比べると望遠性能が劣るため、月面模様を撮影するのは困難です。

Galaxy Note20 Ultraで撮影した中秋の名月

2020年秋冬モデルの大画面スマートフォン Galaxy Note20 Ultraには12メガピクセル・光学5倍相当のズームレンズが搭載されており、月面の撮影が可能です。


(Galaxy Note20 Ultraで撮影した満月)

Galaxy Note20シリーズやGalaxy S20シリーズでは、超望遠状態に入ると画面にワイプでズーム位置が表示される(どの位置を拡大しているのか分かる)ため、月の撮影が楽です。

また、50倍ズーム時の手ブレ補正の効き方がGalaxy Note20 Ultraではずば抜けて安定しており(最大倍率で月をフレームに入れると、ピタッと止まるほど)、P30 Proよりも楽に撮影できます。

Galaxy Note20 Ultraの場合は最大50倍、Galaxy S20/S20+の場合は30倍、そしてGalaxy S20 Ultraならデジタル併用100倍ズームが可能となっています。S20/S20+でもぼんやりと月面の模様は見えますが(前項参照)、S20 Ultra/Note20 Ultraのほうがキレイに撮れます。

Galaxy Note20 Ultraはドコモとauから発売中です。

2021年夏モデル Galaxy S21で撮った月

2021年夏モデルとしてドコモとauから発売されたGalaxy S21は、望遠機能として6400万画素の高画素カメラからデジタルズームで切り出し、実質光学3倍相当を実現しています。

広角カメラで撮影しようとすると、自動で夜景モードが働きます。ここから望遠カメラに切り替えて最高の30倍ズームにすると・・・

倍率的にはそこまで高くないものの、Galaxy S21/S21でも月面の模様が撮影出来るほどのズームを実現しました。

ズーム性能だけで比較すれば2020年モデルのGalaxy S20 Ultra/Galaxy Note 20 Ultraに及ばないものの、ボディサイズと価格のバランスの良さではGalaxy S21が優れています。

関連記事:Galaxy S21実機詳細レビューはこちら

2021年モデル Galaxy S21 Ultraで撮った月

新しいズームカメラを採用した2021年モデル最上位機種 Galaxy S21 Ultraでも月を撮ってみました。本記事の冒頭に使った写真は、Galaxy S21 Ultraのカメラで撮影した画像です。

Galaxy S21 Ultraでは光学3倍と10倍に相当する望遠レンズを搭載し、最大100倍までのズームに対応します。

Galaxy S21 Ultraなら、月面の模様・クレーターも一部観測出来るほど綺麗に月が撮れます。前項の5倍ズームのGalaxy Note20 Ultraに比べても、明らかに綺麗に月を撮ることが出来るようになっています。

関連記事:[実機レビュー]安くなったGalaxy S21 Ultraを購入して感じた進化点・物足りない点 Sペン・100倍ズームカメラ

2021年モデルOPPO Reno5Aでも月面が撮れる

「カメラで選ばれたい」とメーカーが推している2021年夏モデルの格安スマホ OPPO Reno5 Aでは、ズーム専用レンズが無いにも関わらず、高画素カメラにより月面模様の撮影が可能です。

OPPO Reno5Aで月の表面を撮りたい場合、オートモードではうまくいきませんでした。

OPPO Reno5Aはデジタルズームで20倍まで拡大出来るものの、オートだと明るすぎて月面模様は写りません。そこで、プロモード(マニュアル)にして撮影してみると・・・

クレーターの細かい様子までは確認できないのですが、ズーム10倍で月面模様が写りました(ISO設定100,シャッタースピード1/125秒に設定)。

Reno5Aはメインカメラが6400万画素の高品質のものであるため、デジタルズームで強引に拡大+マニュアルで適切な明るさ調整をしてやれば月の模様を確認出来ます。

関連記事:“カメラで選ばれたい” OPPO Reno5Aの写真性能評価・レビュー

[iPhone12月撮影] アイフォンで月を綺麗に撮る方法-Galaxy,Huaweiスマホと撮り比べ(2021年モデル比較随時追加中)
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