2016年2月よりmineoと同じく(MVNEとして)au, docomoのマルチキャリアMVNOとしてサービスを開始していたFiimo(STNet運営)を8ヶ月間利用してきましたが、このたび解約してみましたので、その方法と手順・気をつけるべき点などをまとめておきます。

fiimo

Fiimoの申込方法などを知りたい方はこちら→格安SIMサービス Fiimo(フィーモ)の申込手順・契約方法・所要日数まとめ

解約の理由

先に何故解約をしたのか、という点について少しだけ書いておきましょう。

まず、Fiimoでは今年の2月頃にサービス開始記念として「ウルトラスタートダッシュキャンペーン」という大変オトクなキャンペーンをやっていました。サービスが始まる前に予約すると8ヶ月×900円引き・5月頃までは6ヶ月×900円引きという割引になり、3GBのデータプランが無料でお試し出来たのです。

私が開通させたは2月途中からでしたので、割引は3~10月分まで8ヶ月間は毎月ユニバーサル料金2-3円だけで維持してきました。この期間中にFiimoを多少利用した日もあったのですが・・・正直、Fiimoのaプラン(au回線)の通信速度はあまり快適とは言いがたい状況が続いていました。

20161007speedtest

上記のグラフはIIJmioのauプランFiimoのauプランのお昼と夕方の混雑時間帯の通信速度を比べたものです。解約した理由、もうお分かりいただけたと思いますので、この話はここまでとします。IIJmioのauプランについては下記記事を参照下さい。

関連記事: [2016年10月]IIJmioの新サービス auプランのスピードテスト結果 お昼の混雑時も安定度抜群

Fiimoの解約は電話で

Fiimoの回線の解約手続きは「サポートダイヤル(0800-777-2110)へ電話連絡」でしか出来ません。ウェブのマイページから出来るのは「利用停止」のみであり、回線解約ではありません。停止しただけだと料金が発生し続けるので注意して下さい。

fiimosp

携帯電話からの通話は無料です。Fiimoで契約した回線からでなくてももちろん掛けられます。

電話を掛けると一度自動音声で応答があったあと、オペレーターに繋がります(ダイヤルプッシュでメニュー選択などは不要)。

電話に繋がったら、以下のような流れで解約が出来ます。

1. 回線を解約したいと伝える (複数回線がある場合は各電話番号を要確認)
2. 契約者の名前・住所・登録した電話番号(Fiimoの番号ではなく、契約時に登録したもの)を伝える
3. 契約者の生年月日を答える

この段階で、オペレーターが本人確認をしているはずです(情報が正しければ「確認が出来ました~」と言ってくれると思います)。

4. 解約のプラン・スケジュールについて説明を聞く
5. 解約後のSIMカードの扱いについて説明を聞く
6. おしまい

以上です。ものの数分で解約手続きの申請は終わります。申請が受理されて解約処理が行われると、Fiimoから登録したメールアドレスに「Fiimoサービスの変更(または解約)申込完了にあたっての知らせ」というメールが届くはずです。(私の場合、電話申込をしたのがお昼過ぎ・メールは夜9時頃に来ています)このメールに解約申し込みの受付番号も記載されているので、もし何か変更や問い合わせをしたくなった場合にはこの番号を伝えて聞けばよいでしょう。

au回線の場合はSIMカードは各自で破棄(返送不要)、docomo回線の場合は解約時に送り先が伝えられますので指示に従って下さい。

Fiimoの解約手続きは基本的に「即日」行われます。申し込みの時間帯や手続き処理の関係でもしかしたら遅れるタイミングもあるのかもしれませんが(その場合はオペレーターから案内があるでしょう)、電話申し込みを行った日に解約できるはずです。

また、解約月・解約日は「解約が手続きが完了した日」となります。Fiimoの料金体系は月単位ではなく「解約日までの日割り」として請求が来ますので、月末に解約すればその月のその日まで、月初めに解約しても利用に日数分が発生します。従って、どのタイミングで解約してもおトクさは変わりません(強いて言えば月間のパケット量を目一杯使い切ってから解約するのがお得でしょう)。


ということで、2016年2月-10月末まで9ヶ月弱運用したFiimo auプランを解約しました。記事執筆現時点では残念ながらFiimoのサービスは他社に比べて幾分劣っていました。FiimoのMVNEと言われているmineoに比べて利用できるサービスもひどく少なく、通信品質でもメリットは感じられません。

料金面では特に他社より大きく劣るわけではなく、今後キャンペーンで登録したユーザーが離脱した後にはもう少し通信環境が改善される可能性もありますので、是非今後は頑張って欲しいです。


格安SIM Fiimo(フィーモ)の解約方法 手続きや料金請求について