回線契約数で100万を超える格安SIMサービス大手のIIJmioが2016年10月より新しく一般向けに開始したauプランのスピードテストを実施してみました。
Dプランでは多くの実績があるIIJですが、auプランの実力をチェックしてみましょう。
まず早速スピードテストを実施したデータを見ていただきましょう。利用している端末はIIJmio(auプラン)にはSIMフリーのiPhone7, fiimo(aプラン)にはXperia ZL2 SOL25を利用しています。
測定日は平日・金曜日の都心部です。IIJのaプランは他の格安SIMサービスで速度低下が発生し易い12時台・18時~19時台にも10Mbps以上を維持し続けるという安定した速度を発揮しています。
一方のfiimoのaプランは、12時ちょうどには40Mbpsを超える快適な速度を出していたのですが、その後は1Mbps以下になってしまうタイミングもしばしば。管理人はfiimoを半年以上使ってきていますが、混雑時以外ならそこそこの通信スピードが出るものの、お昼や夕方の帰宅時間頃の速度低下が著しく、動画サイト閲覧はかなり厳しい状況が続いています。
この日のIIJ mio下り平均速度は14.5Mbps。混雑時間帯だけのテスト結果となりますが、これは他社に比べてもかなり快適な速度と言えるでしょう。10Mbps出ていれば高画質な動画ストリーミングの再生も途切れずみることが出来るレベルです(一部の超高画質サイトだと25Mbps以上が必要なこともあります)。
IIJmio auプランのアップロード速度は2~5MKbpsほど、pingは60-80ms程度で安定しています。少しping値が悪い気もしますが、ウェブサイト閲覧に違和感を感じるほどではありませんでした。
IIJ mioではdocomoプランをこれまで提供してきていました。auプランとdocomoプランでは利用できる端末が異なりますが、料金体系はほぼドコモプランそのままです。
ドコモプランでは別料金が発生するSMS機能オプションがauプランでは無料で利用可能です。SMS認証が必要なLINEを使いたい人にはdプランよりもオトクと言えるでしょう。ちなみに2016年10月時点ではまだ対応していませんが、秋以降にDプラン⇔Aプランの切り替えも出来るようになるとのことです。
IIJmioのauプランは「VoLTE専用SIM」となりますので、SIMロックを解除したau VoLTE対応機種またはSIMフリーのスマートフォンで利用が出来ます。
IIJmioでは月額600円から使えるかけ放題オプションや端末保証サービス・サポートサービスなどが重要していますので、比較的初心者にも優しいサービスです。詳しくは公式サイトを参照下さい。
☆「IIJmio」
IIJmioの申し込みパッケージを利用した契約方法は下記ページを参照ください。
☆「IIJmioの格安SIM契約手順・申し込み方法・必要日数 全解説」