NTTドコモは2020年4月17日より、現在スマホを使っているユーザー向け(Xi契約中)に最新のiPhoneやハイエンドモデルのAndroidスマホ購入時にも適用出来る割引を増額し、既存ユーザー向けの値下げを実施します。
すでに旧モデルのiPhone XS 64GB/iPhone XS 256GBモデルが2020年4月1日から端末購入割引による値下げ対象になっていましたが、在庫不足(2020年4月15日時点でウェブ販売分はすべて在庫欠品)になっているため、追加の値下げを実施することになったのかもしれません。
なお今回の値下げは2020年2月~3月の年度末商戦時よりもiPhone11が安く機種変更出来るようになります。
現在ドコモの公式ウェブ販売分ではiPhone 11シリーズ以外の旧機種はほとんど在庫がないため、iPhoneがほしかった人には朗報です。
4月17日~割引変更情報
2020年4月17日に機種変更向け(Xi→Xi)に変更される対象機種・割引額は以下のとおりです。
対象機種 | 4月16日まで の割引額 |
4月17日からの 割引額 |
(参考用) 2020年3月末時点 SPECIAL割引の額 |
iPhone 11シリーズ iPhone 11 Proシリーズ (Maxを除く) |
割引無し | 11,000円割引 | 8,800円引き |
Xperia 5 SO-01M (レビューを見る) |
割引無し | 11,000円割引 | 19,800円引き |
AQUOS zero2 SH-01M (レビューを見る) |
割引無し | 11,000円割引 | 19,800円引き |
Galaxy S10 SC-03L | 割引無し | 11,000円割引 | 19,800円引き |
*2020年4月15日時点、各税込み。
Xperia 5 SO-01M/AQUOS zero2 SH-01M, Galaxy S10 SC-03Lはいずれも「Qualcomm Snapdragon 855」を搭載した2019年夏~冬モデルとして登場した4G(Xi)用のハイエンドモデルでした。
(SH-01Mは重さ141グラムの超軽量スマホ)
2020年春時点においてはいずれのメーカーも5G対応スマホを発表しているため、それぞれXperia 5→ Xperia 1 II(マークツー)・AQUOS zero2 → AQUOS R5G・ Galaxy S10 → Galaxy S20 5Gによって、実質的な世代落ちをしています。
(5Gスマホ Galaxy S20 SC-51A実機レビューはこちら)
単純な性能面で見れば5G対応の2020年モデルのほうが優れていますが、今回の端末購入割引追加により「まだ5Gである必要が無い」/「少しでも安く機種変更出来るなら、最先端機種にこだわらない」というのであれば、4G世代であるXperia 5, AQUOS zero2, Galaxy S10のほうが割安です。
最新の割引価格・上記以外の割引対象機種はドコモ公式サイトを参照下さい。
端末購入割引の適用条件(2020年4月時点)
ドコモの機種変更向け端末購入割引を使ってiPhoneを安く取り替える場合、特に割引に関する条件は設定されていません。購入後の継続利用や割引解除料などはありません。
過去に存在した”月々サポート”や”端末購入購入サポート”には加入条件がありましたが、端末購入割引には指定プランなどもありません(現在契約可能/継続可能なプランなら適用可)。
対象の契約種別であれば、誰でも割引価格で購入可能です(現在の契約種別がFOMA/5Gなどの場合、割引額が異なることがあります)。
また、ドコモの公式ウェブサイトで機種変更手続きをする場合には頭金・機種変更の事務手数料も完全無料です。
2020年4月現在、全国のドコモショップ・家電量販店等では携帯販売コーナーを含めて新型コロナウイルス対策のために臨時休業・営業時間の変更を行っていることがありますが、オンライン手続きなら外出一切不要(電話連絡なども通常は無し)・待ち時間ゼロですぐに機種変更が出来ます。
iPhoneやスマートフォンは今や生活に欠かせない必需品ではありますが、外出によるウイルス感染リスクを生じさせてまで値下げ・セール品を買いに行く必要はありません。不要不急の外出を控えるためにもウェブ手続きの利用を推奨します。