旧モデルに比べて価格は2割増し、しかし性能は2倍にアップしたシャープの次世代高コスパスマホ「AQUOS sense4」のドコモ向けモデル(型番:SH-41A)の実機レビューと各機能の評価・価格や割引、値引き情報を解説します。

シャープの「AQUOS sense」シリーズは2020年モデルのAQUOS sense4で4世代目になります。(派生モデルを含むと数えるのが面倒なほど種類があります)。歴代モデルから続く”安いけれど、必要十分な機能は維持してユーザーにとって使いやすい”というコンセプトを継続した格安スマホとして国内シェアNo.1を維持し続けており、2020年冬モデルのAQUOS sense4はさらに爆売確定の超高コスパモデルへ進化しています。

実際に、ドコモの公式オンラインサイトでは2020年11月の売上ランキングにおいて、iPhone 12 mini(128GB)モデルに次ぐ第二位にAQUOS sense4 SH-41Aが入っています。

さらに11月最終週のウィークリーランキングでは、ついに全iPhone 12シリーズを超えてAQUOS sense4が人気ナンバーワンに。

もちろん、国内ではApple iPhoneのシェアは圧倒的に高いという状況は今でも変わらず、iPhone12の発売週では桁違いに新型iPhoneが売れているのだとは思いますが、シャープのAQUOSシリーズは国内Androidスマホのシェアにおいて2017年~2019年・2020年上半期でナンバーワン。AQUOS sense4の登場により2020年のAndroidシェアトップも、もはや揺るがないでしょう(*BCNランキングによるメーカー別販売台数に基づく(シャープ調べ))。

2020年11月には5G対応のソニーフラッグシップ機種 Xperia 5 IIやサムスンのGalaxy Note20 Ultraも発売されていますが、4Gスマホの格安AQUOS sense4を選ぶユーザーのほうが圧倒的に多い状況です。

ここまで売れまくるAQUOS最新モデルの性能・機能、旧機種・他機種と比べた評価を徹底レポートしていきます。

当サイトでは歴代のAQUOS senseシリーズもすべて入手して実機評価をしています。過去機種・ライバル機種の詳細レビューは「モバイルびより-実機レビューリスト」を参照ください。2020年モデルも格安スマホからハイエンドモデルまで随時追加しています。

AQUOS sense4の魅力は「CPU」にあり

まず最初に、AQUOS sense4 SH-41Aの数ある進化点のうち、最も重要で衝撃的なアップグレード項目である「CPU」(処理性能)について評価をしておきます。

AQUOS sense4 SH-41AにはQualcomm Snapdragon 720Gと呼ばれるチップセット(SoC)が採用されています。

このSDM720Gの性能は10万円以上する高級スマホに使われることも多い最高峰「Snapdragon 865/865+」に比べると低いものとなりますが、いわゆる「格安スマホ」に分類されるスマホに使われるチップとしては、かなり高性能なCPU・GPUと言えます。

どのくらい性能が高いかというと、シャープのサイトにもあるとおり「1世代前のAQUOS sense3に比べて2倍以上の性能」という評価が1番わかり易いでしょう。

CPU・GPUの性能は主にゲームアプリで遊ぶ場合に大きな影響を及ぼします。

旧型のAQUOS sense3(SDM630搭載)でもゲームが全く遊べないということはないのですが、高負荷が掛かる3Dアニメーションやアクション・シミュレーションゲームのようなものを遊ぶと、処理が追いつかずに動きが鈍く(コマ落ち・カクツキ)なることがありました。

そこでAQUOS sense4は格段に性能が高いSDM720Gを使うことで、本体価格は定価基準で2割ほど高くなったものの、処理性能を2倍以上に大幅アップさせることでゲームアプリもある程度快適に遊びたいというユーザーの要望にも応えられる性能にアップグレードされています。

AQUOS sense4 SH-41AおよびAQUOS sense3 SH-02Mの実機にて、ベンチマースクコアアプリを実行してみました。

ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」では測定中に3Dアニメーションが再生されます。処理性能が低いスマホだとこのアニメーションがスムーズに再生出来ないことがあります。

旧機種 AQUOS sense3ではアニメが止まりそうなほどにカクつくのに対して、AQUOS sense 4はかなりスムーズに再生できるようになりました。

AQUOS sense4のAntutuスコアは約25万点(ver8.3)です。

AQUOS sense4 SH-41A Antutuスコア
総合スコア 25万点
CPUスコア 9.8万点
GPUスコア 5.1万点

旧型のAQUOS sense4のAntutuスコアは約12万点です。

AQUOS sense3 SH-02M Antutuスコア
総合スコア 12万点
CPUスコア 4.5万点
GPUスコア 1.8万点

*Antutuアプリは現在Google Storeでは配信されていません。測定したバージョンではSH-41AにてGPUテストの一部が動作していないため、数字がやや低めに出ています。

ベンチマークアプリの数字はあくまで動作速度の目安程度ですが、CPUは約2.2倍・GPUは約2.8倍というスコアになっており、CPUはシャープ公式性能比(CPU2.2倍・GPU4.2倍)に近い値になりました。

Antutuスコア25万点というと、3-4年前のハイエンドモデル Snapdragon 835搭載機種と同等程度の処理スピードということになり、ある程度までのゲームは快適に遊べます。

ゲームを何よりも重視する場合は2020年冬モデルで最高峰の「Snapdragon 865/Snapdragon 865+」というCPUチップを搭載した高級モデルと比べてしまうとAQUOS sense 4の処理速度も少し遅く感じてしまいますが、「暇つぶしに少しゲームを遊びたい」というユーザーには十分です。

*アプリの動作はスマホの処理速度だけではなく、ソフトウェア・アプリとの相性問題などもあるため、動作可否は各メーカーにお問い合わせください。

さらに進化した電池がよく持つスマホ

AQUOS sense4 SH-41Aは4570mAhの大容量電池を搭載することで、約1週間の電池持ちを実現したドコモモデル最強クラスの電池長持ち機種となっています。

AQUOS sense3に比べて電池容量が約1割アップしているだけでなく、ディスプレイの輝度効率をアップさせることで省エネ化を実現しています。AQUOS sense4は電池消耗が大きな「5G」には対応しませんので、待機電力も安定しています。

2020年12月時点でAQUOS sense4はドコモスマートフォンで最も電池がよく持つ機種です(一般的な利用時間を想定したドコモによる公表値)。電池持ちを優先するユーザーはAQUOS sense4を選んでおけば間違いありません。

関連記事:docomoスマートフォンでバッテリーの持ちが良い機種はどれ?実利用可能時間ランキング

新ストレージでデータの読み込みも速く

AQUOS sense4のストレージ容量(写真やアプリのデータ保存容量)は64GBとなっており、旧モデルと同じです。

初期状態でユーザーが使うことが出来る空き容量はおよそ43GBほどあります(空き容量はソフトウェアのバージョンや自動更新など環境設定により異なります)。

特に他機種に比べて保存容量が大きいというほどではありませんが、AQUOS sesne4ではストレージの仕様が旧機種とは異なっており、新たに「UFS2.1」(UFS=Universal Flash Storageの略)バージョンに対応することでAQUOS sense3に比べて約2.4倍に読み込み速度がアップしています。

これにより写真や動画を開く・アルバムリストで表示させる場合などに速度がアップして感じられるようになっています。

シーンで使い分けられるトリプルカメラ

シャープの格安スマホもついにトリプルレンズを採用する時代になりました。

カメラレンズの数=画質の良さ・写真がきれいに撮れる、という意味ではありませんが、昨今では格安スマホでも複数のカメラレンズを搭載し、どんどんカメラ機能の水準が上がっています。

初代・第二世AQUOS senseではカメラレンズは1個、旧モデルAQUOS sense3にて標準+ズームのデュアルカメラに対応、そして今回AQUOS sense4 SH-41Aは標準(1200万画素)+ズーム(800万画素)+超広角(1200万画素)の3つの役割をもったレンズが搭載されています。

ただし、正直に言ってAQUOS sense 4のカメラ性能は他社・上位の高級スマホほどきれいに撮れるわけではありません。カメラを何より重視するのなら最新のiPhoneやGalaxyのほうが断然きれいな写真機能を使えます。

比較参考:[実機レビュー]歴代最高カメラiPhone12ProMaxとZEISSレンズXperia 5II超広角・夜景・望遠写真比較と評価

上記の記事で紹介しているスマホは2020年冬時点でもトップレベルのカメラを積んだ機種。いずれもデジカメレベルの写真が撮れますが、お値段はAQUOS sense4の3倍~4倍程度。広角カメラもズームカメラもAQUOS sense4よりも格段に優れていますが、スマホ代も跳ね上がることは覚悟してください。

「3万円台の格安スマホのカメラ」としての評価であれば、AQUOS sense4ではAI機能によりシーンに合わせて自動で最適な設定をしてくれるため、誰でもかんたんにカメラを楽しめる機能・性能があります。

AQUOS sense4とsense3の違い・お得感

続いて、1年前のモデルAQUOS sense3に比べてAQUOS sense4がどれほどアップグレードされ、お得感が上がっているのかデータで評価していきます。

(左 AQUOS sense3, 中央 sense4, 右 sense2)

前述の通り、AQUOS sense 4では性能が高いチップセット Snapdragon 720Gを使うことでCPU・GPUの処理能力が大幅に上がりましたが、値段も少しだけ高くなりました。しかし、AQUOS sense4が高くなったと言っても、以下の進化点を考えれば安すぎると言っても良いでしょう。

スペック・機能 AQUOS sense4
(2020年11月6日発売)
AQUOS sense3
(2019年11月1日発売)
ディスプレイ 5.8インチ IGZO
フルHD+
5.5インチ IGOZ
フルHD+
サイズ 縦:148mm
横:71mm
厚さ:8.9mm
重さ:177グラム
縦:147mm
横:70mm
厚さ:8.9mm
重さ:167グラム
電池容量 4,570mAh 4,000mAh
電池持ち時間 約180時間 約175時間
CPU SDM720G SDM630
RAM/ROM 4GB/64GB 4GB/64GB
カメラ トリプルカメラ
(標準+広角+望遠)
デュアルカメラ
(標準+広角)
防水防塵 対応 対応
おサイフケータイ 対応 対応
生体認証 顔・指紋認証 顔・指紋認証
機種変更価格 37,224円
2021年3月5日から
26,224円に値下げ
31,680円

AQUOS sense3に比べて少し高くなったAQUOS sense4は、画面サイズ・処理性能・電池持ち・カメラ性能が向上しました。今買うなら絶対にAQUOS sense4のほうがオススメです。

*より詳しい価格、料金プランを含めた維持費などは公式の料金シミュレーションを参照ください。

AQUOS sense4のオンライン限定カラー

AQUOS sense4のドコモモデル SH-41Aは店頭で4色から購入できますが、ドコモのオンラインサイトではさらに3色の限定カラーを選ぶことが出来ます。

今回レビューをしているイエローもオンライン限定色です。

・レッド [オンライン限定]
・ブルー [オンライン限定]
・イエロー [オンライン限定]
・ライトカッパー
・ブラック
・シルバー
・ライトブルー

実物の色を見たい場合、下記のドコモショップで展示があります(店頭で限定カラーの購入は出来ません。ウェブで注文すると事務手数料も無料になりますので、ドコモショップでは展示を見るだけでとどめておきましょう)

宮城県:ドコモショップ仙台中野店
東京都:d garden五反田店、ドコモショップ丸の内店、ドコモショップ王子店
千葉県:ドコモショップ海浜幕張店
石川県:ドコモショップ野々市本町店
大阪府:ドコモショップグランフロント大阪店、ドコモショップ枚方市駅前ビオルネ店、ドコモショップ平野店
広島県:ドコモショップ五日市コイン通り店
香川県:ドコモショップサンポート店
福岡県:ドコモショップ六本松店

オンラインショップでの買い方がわからない場合、無料のチャットサポートを利用する事もできます。

AQUOS sense4 SH-41A割引・キャンペーン

本体定価3.7万円という格安スマホ AQUOS sense4 SH-41Aは、キャンペーン・特典によりもっと安く、お得に買えるチャンスもあります。

他社から乗り換えの場合は購入時に値引き(2020年12月時点16,500円引き)が適用できます。

機種変更の場合は2021年3月5日から11000円値引きの対象となります。

新規・機種変更の場合は、「dカード」を持っていればオンラインの一括購入でポイント特典が増えます(dポイントを使ってスマホ代に充てる事もできます)。

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[実機レビュー・評価]ドコモ AQUOS sense4 SH41A SDM720G Antutuスコア・機能・価格と割引
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