本ページではスマートフォンに搭載される「頭脳」といえるチップセットのうち、2020年春モデル以降の最高峰モデルの機種に搭載されるQualcomm Snapdragon 865(SDM865)を採用した機種の情報をまとめていきます(各機種の発表後、随時更新予定。2020年10月、ソフトバンク・ドコモ・auの2020年秋・冬~2021年モデル正式発表分を追加しています)。
クアルコムのチップセットでは「800番台」の型番が付けられたものが基本的に毎年のハイエンドモデルスマートフォンに採用され、日本国内で発売される多くのトップAndroidスマートフォンが搭載しています。
2019年モデル(および2020年に発売される機種もいくつか含む)においてはGalaxy, AQUOS, Xperia, ZenFoneなどのハイエンド機種には「Snapdragon 855」というチップが搭載されました。
2019年モデルのSDM855ハイエンドスマホも、すでにパソコン顔負けの超高性能処理が可能だと言えましたが、2020年春~夏以降に本格登場するSnapdragon 865は次世代通信規格「5G」に対応する機種が多く登場する見込みです。
SDM855でもめったに「処理が遅い」と感じる場面は無かったかもしれませんが、5G通信が可能な市販モデルのAndroidスマートフォンにもSDM865を搭載することが予想されます。
2020年の最高の処理能力・最高の通信速度を体験してみたい方は、以下にリストアップしたSDM865搭載のスマホを入手してみるのもよいでしょう。
*SDM865を搭載しているモデルがすべて国内の5Gに対応するというものではありません。また、下記の情報は海外発表時点のスペック・情報も反映させていますので、国内向けモデルとは仕様が異なる可能性もありますのでご注意ください(国内版が正式発表され次第、アップデートする予定です)。
ページの目次
- 1 SONY Xperia 1 II(マーク2)(実機レビュー)
- 2 SONY Xperia 1 II SIMフリー版XQ-AT42
- 3 Xperia 5 II (実機レビュー)
- 4 Xperia PRO(XQ-AQ52)
- 5 AQUOS R5G(実機レビュー)
- 6 富士通 arrows 5G(実機レビュー)
- 7 ZTE AXON10Pro 5G
- 8 Galaxy S20 (実機レビュー)
- 9 Galaxy S20+(実機レビュー)
- 10 Galaxy S20 Ultra
- 11 Galaxy S20 Fan Edition
- 12 LG V60 ThinQ 5G
- 13 ZenFone7
- 14 OPPO Reno5 Pro+
- 15 Xiaomi Mi 10/Pro
- 16 Xiaomi Mi 10T/Pro
- 17 Xiaomi Mi 10 Ultra
- 18 OPPO Find X2 Pro
- 19 RedMagic 5
- 20 RedMagic 5S
- 21 OPPO Find X2
- 22 OPPO Ace 2 5G
- 23 motolora edge+
- 24 OnePlus 8 Pro
- 25 OnePlus 8
- 26 Black Shark3
- 27 Black Shark3 Pro
- 28 Realme X50 Pro 5G
- 29 Poco F2 Pro
- 30 vivo iQOO3 5G
- 31 vivo NEX 3s 5G
- 32 国内キャリア用SDM865スマホ価格まとめ
- 33 関連旧記事 ハイエンドチップ搭載スマホ
- 34 次世代チップ Snapdragon 865+について
SONY Xperia 1 II(マーク2)(実機レビュー)
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 166 × 72 × 7.9 mm |
解像度 | 4K HDR 1644×3840 |
本体重量 | 181g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +12メガ +ToFカメラ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 約12万円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | シングル |
*海外発表時点のデータ→ ドコモ版へ変更しました。
ソニーは2020年2月24日、5G対応の最新フラッグシップモデル Xperia 1 II(えくすぺりあわんまーくつー)を発表しました。
本機種は2019年夏モデルとして発売されたXperia 1の上位モデル・後継モデルとして「マークツー」という特殊な型番が付けられました。
Xperia1と共通なのは4K解像度を持つ6.5インチ・縦長ディスプレイという点はありますが、5G対応というだけではなくCPU/RAM/ROM、バッテリーやカメラまで、全面的にスペックが強化されています。
カメラではXperia 1/5と同じく12メガピクセルのトリプルカメラである点に変更はありませんが、レンズにソニーのデジカメ用レンズにも使われる「ZEISS® T* Coating」が採用されました。
メインカメラではセンサーが大きく、望遠カメラも約3倍の光学ズーム相当に変更されています。また、ソニー公式サイト上には「トリプルカメラ」という記載をしていますが、新たに”3D iToFセンサー”も追加されたため、他社でいうところの「クアッドレンズ/カメラ」相当の仕様だと言えます。
Xperia1・Xperia5では非対応だったワイヤレス充電(Qi)に対応、イヤホンジャックも復活しました。
日本での発売も決定しており、2020年春以降に登場する見込みです。
☆「https://www.sony-asia.com/electronics/smartphones/xperia-1m2/specifications」
また、Xperia 1II以外に「Xperia PRO」という5Gミリ波帯対応モデルを開発していることも明かされています。詳細なスペックは2020年2月時点では不明ながら、おそらくそちらにもSDM865が(あるいはさらに後継のチップが)採用されることになりそうです。
ドコモ版「Xperia 1 II SO-51A」が2020年3月18日は発表、4月下旬以降に発売されることが決定しました。ドコモ5Gの下り最大3.4Gbpsに対応します。海外発表時にはROM256GBモデルがありましたが、ドコモ版は128GBのみです。
☆「ドコモ Xperia 1 II SO-51A」/6月18日発売
ドコモでは発売を記念し、オンライン限定で先着購入者15000名にオリジナルポーチをプレゼントします。
関連記事:ドコモモデル SO-51A実機レビュー
3月23日、auもXperia 1 IIを発表しました。
・ドコモ SO-51A 123,552円
・au SOG01 133,600円
*Xperia 1 IIは2020年3月時点ではソフトバンクからの発表はありませんでした。
SONY Xperia 1 II SIMフリー版XQ-AT42
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 166 × 72 × 7.9 mm |
解像度 | 4K HDR 1644×3840 |
本体重量 | 181g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +12メガ +ToFカメラ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 256GB | 価格帯 | 136,400円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | デュアル |
2020年10月30日、ソニーはSIMロックフリー・Dual SIM対応のXperia1 II XQ-AT42をソニーストア等で発売することを発表しました。
基本的な性能はau・ドコモ向けモデルと同じ仕様になっていますが、メモリー(RAM)・ストレージ(ROM)がアップ、Dual SIMによるDSDV対応化がされています。おサイフケータイにも引き続き対応しており、Felica対応機種としては2020年最高峰機種の一つとなりました。
ソニーストアではXperia 1 II XQ-AT42の発売に伴い、Xperiaケアプランも提供しています。
Xperiaケアプランでは、故障・水濡れ・全損であっても、負担上限5千円で何度でも修理が可能(とされています。修理中は交換機の貸出もあります。
☆「ソニーストア Xperia 1 II XQ-AT42 をみる」
Xperia 5 II (実機レビュー)
画面サイズ | 6.1インチ | サイズ | 158 × 68 × 8 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 163g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +12メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 128/ 256GB |
価格帯 | SB:115,200円 au:109,425円 d:99,000円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | デュアル |
2020年秋以降、Xperia 5の後継モデルXperia 5 II(えくすぺりあふぁいぶまーくつー)が投入されます。
本機種は2019年モデルのXperia 5と2020年モデル Xperia 1 IIをあわせたようなモデルで、Xperia 1 IIよりも一回り小さく持ちやすいボディで5G対応(Sub6ネットワーク)・最新ハイエンド仕様にグレードアップされています。
ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートとなり、なめらかな表示を実現しています。
カメラはXperia 1IIの3D ToFセンサーを無くしたものの、ZEISSレンズのトリプル仕様を引き継いでいます。
国内ではソフトバンクが10月中旬以降に発売することを発表しています。
→au・ドコモからも冬モデルとして発売が決定しました。
☆「Xperia 5II (SO-52A) 実機レビューはこちら」
Xperia PRO(XQ-AQ52)
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 170 × 76 × 10.2 mm |
解像度 | 4K HDR | 本体重量 | 225グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +12メガ +3D iToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 512GB | 価格帯 | 249,800円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | デュアルSIM DSDV |
2021年1月27日、ソニーはプロフェッショナル向けモデル XPeria PROを日本・アメリカ発表しました。
SDM865は2021年時点ですでに世代遅れとなっていますが、Xperia PROはスマートフォンとして世界初HDMIに対応し、ソニーのデジタルカメラ「α」などに接続して外部モニターとして利用が可能です。
本体のカメラ仕様はXperia 1 IIと同様です。
Xperia PROはXperiaとして初のミリ波対応モデルとなりました。上下左右4方向にアンテナを配置することで、5Gミリ波で安定した通信が出来るようにしています。
日本国内ではソニーストアで予約受付、2月10日発売です。
アメリカ向けモデルは2021年1月27日時点でアマゾンで予約可能、2月4日発売となっています。
☆「Amazon.com Xperia PRO」/2499.99ドル(2021年1月27日時点)
AQUOS R5G(実機レビュー)
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 162 × 75 × 8.9 mm |
解像度 | Quad HD+ 1440×3168 |
本体重量 | 189g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +48メガ +12メガ +ToFカメラ クアッドレンズ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IPX5,IPX8 /IP6X |
ROM | 256GB | 価格帯 | 11~13万円 |
電池容量 | 3,730mAh | SIM | Single |
*シャープ公式発表の数値より。価格は国内キャリア向け定価より。
2020年2月17日、シャープのAQUOSシリーズで初の5G対応スマートフォン AQUOS R5Gが発表されました。AQUOS R5Gは「5G世代」にふさわしい、超ハイスペックモデルです。
SDM845を搭載していたAQUOS R2 SH-03Kに比べてCPU性能は約75%もアップしています。RAM読書速度は1.5倍/ROM書き込み速度も4倍向上をしており、「2年前のハイエンド」をあらゆる部分で圧倒します(ただし、AQUOS R3で対応していたワイヤレス充電(おくだけ充電)にはR5Gは非対応となっています)。
Snapdragon 865による処理性能アップ(従来機に比べて約25%CPU処理能力向上)はもちろんのこと、AQUOSスマホでは過去最大となるメモリ12GB搭載、カメラレンズも初めて4眼になりました。
レンズの構成は、
・1220万画素 F1.7 標準カメラ
・4800万画素 F2.9 120°相当広角カメラ
・1220万画素 F2.7 光学2倍ズーム相当 望遠カメラ
・ToFカメラ
となっています。
特に8Kワイドカメラを搭載することで、広角の8K解像度ムービーをスマホで撮影出来るようになっています。撮影中にAIが被写体を自動追尾ズームをするといった機能もあり、「撮る&見る楽しみ」がスマホ一台で楽しめます。
撮影した写真はプリインストールされている「Adobe Photo Shop Express」で加工編集、RAW画像の編集も可能です。
”シャープ機種のハイエンドモデルとしてユニークな部分”を挙げるなら、ディスプレイはシャープの「Pro IGZO」を旧シリーズのAQUOSハイエンドモデルから継続し、10億色の鮮やかな表示を可能にしています。利用するシーン(ゲーム・ネット・電子書籍など)に応じてバックライト/表示速度(120Hz~1Hz)を自動で切り替え・最適化をすることで消費電力を抑える技術が採用されています。
防水防塵対応、おサイフケータイにも対応し、2020年春以降に国内で投入されます。ワンセグ・フルセグにも対応します。
*2020年3月5日、ソフトバンクが正式に5G対応 AQUOS R5Gの発売を3月27日から行うことを発表しました(予約は3月6日開始)。価格は129,600円、同3月27日より5Gサービスが開始されます。
*AQUOS R5Gは4キャリアから発売されることが決まりました。
・ドコモ SH-51A 111,672円
・au SHG01 129,145円
・SB 129,600円
・楽天モバイル 128,800円
ドコモ版「SH-51A」も18日に発表、3月25日に発売することが決定しました。価格はソフトバンクより少し安く、本体一括111,672円となります。
☆「NTTドコモ AQUOS R5G SH-51Aの価格・スペックをみる」/事前予約で最大8,000円相当ポイントバックあり
楽天モバイルは2020年6月18日、楽天モバイルの5G通信に対応予定のAQUOS R5G発売を発表しました。
楽天モバイルでは新型コロナウイルスの影響を受けて設備準備が遅れたため、5Gネットワークサービスの提供を本来の2020年6月開始予定から3ヶ月ほど(2020年9月以降)に延期しましたが、先行してAQUOS R5Gを提供します。
楽天モバイルでの販売価格は12万円台が予定されています。
発売を記念し、2020年6月30日まで最大11,300円相当のポイントが貰えるキャンペーンも実施しています。
☆「楽天モバイル公式サイト-AQUOS R5G 発売記念キャンペーン」
富士通 arrows 5G(実機レビュー)
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 164 × 76 × 7.8 mm |
解像度 | QHD+ 有機EL |
本体重量 | 180g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 4800万画素 +1630万画素 +800万画素 |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IPX5/8 IP6X |
ROM | 128GB | 価格帯 | 118,008円 |
電池容量 | 4,070mAh | SIM | Single |
*スペックはドコモモデル F-51Aの場合。
2020年3月18日に発表される見込みのarrows 5GにもSDM865が搭載されることが判明しました。
富士通のハイエンドモデルとしては久しぶりの投入ということもあり、これまでのarrowsスマホに比べて圧倒的に高スペックのモデルです。
日本メーカーで唯一のミリ波を搭載した5Gスマホ(*富士通調べ)とされています。アップロード速度は5G最速480Mbps(今後885Mbpsまで対応予定)。
熱拡散構造(ベイパーチャンバー)を採用し、本体が熱くなりにくいというゲーミングスマホ・eSport用のデバイスとしてもデザインされており、arrowsは「REJECT」のスポンサーになっています。
カメラも3つのレンズを搭載、4800万画素のメインレンズ+1630万画素の超広角レンズ+800万画素の光学3倍相当の望遠レンズを搭載しています。
ドコモでの発売日は2020年6月下旬以降が予定されています(au, Sotfbankからの発表はありませんでした)。
当サイトではarrows 5Gの実機を入手して、実際に利用・評価しています。
☆「[日本製5Gスマホ]ドコモarrows 5Gレビュー 数年ぶり富士通製ハイエンド機 発熱・使いやすさ・カメラ評価と使用感」
ZTE AXON10Pro 5G
画面サイズ | 6.4インチ | サイズ | 159 × 73 × 7.9 mm |
解像度 | Full HD+ 1080×2340 |
本体重量 | 176g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +20メガ +8メガ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | 非対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 89,280円 →72,720円 |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | — |
*スペックはソフトバンク向けモデルより。
2020年3月27日よりソフトバンクより発売が決定した5G対応 ZTE AXON 10 ProもSDM865搭載です。5Gに対応しながらも若干”トップエンド”よりもスペックを下げることで、5Gデバイスとしては安い8万円台を実現しています。
ディスプレイは6.4インチと大型ながら狭額デザインにすることで比較的軽量・コンパクトに作られています。
4000mAhの電池容量により、5G接続時で最大600時間の待受時間・連続1460分の通話が可能とされています(SBの場合)。5Gでの最大通信速度は下り2.0Gbpsにも達します。
予約受付は2020年3月6日より開始予定となっています。
Galaxy S20 (実機レビュー)
画面サイズ | 6.2インチ | サイズ | 151.7 × 69.1 × 7.9 mm |
解像度 | Quad HD+ 1440×3200 |
本体重量 | 163g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +64メガ トリプルレンズ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 約10万円 |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | Single SIM |
*データはUS向け。国内モデルは詳細発表後、データを更新します(→ドコモモデルに更新しました)。
Galaxy S20シリーズは2020年2月に発表されました。日本では2020年春夏モデルとしてドコモ・auからも発売されることが濃厚です。
→2020年3月25日よりドコモモデル「Galaxy S20 5G SC-51A」としてRAM 12GB+ROM 128GB版が発売されることが決定しました。auからは「Galaxy S20 5G SCG01」として、3月26日に同じく12GB+128GBが投入されます。
ドコモ価格は102,960円、au価格は117,480円です。
ディスプレイは6.2インチ、フロントカメラはノッチではなく小さなホール型です。Dynamic AMOLED 2Xにより、120Hzの滑らかな表示が可能になっています。
Galaxy S20は従来モデルよりもカメラが強化されており、特にズームレンズは64メガピクセル・光学3倍相当の望遠が可能になりました。
メインカメラは12メガと従来と画素数こそ変わらないものの、センサーサイズが大きくなっています(S10に比べて)ので、暗い場所での撮影に強いことが期待できます。
動画撮影機能も強化されており、革新的な「8K」撮影がスマホで可能になります。また、Galaxyは動画の手ブレ補正機能もかなり強力に利くため、ムービーメインのユーザーにもメリットは大きいでしょう。
2月12日時点において海外ではLTEモデルと5Gモデルがあり、5GモデルのRAMは12GBとなっています。
*GalaxyはモデルによってExynosチップを採用することがあります。
☆「ドコモモデル Galaxy S20 5G SC-51A 実機レビューはこちら」
Galaxy S20+(実機レビュー)
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 161.9 × 73.7 × 7.8 mm |
解像度 | Quad HD+ 1440×3200 |
本体重量 | 186g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +64メガ +深度カメラ クアッドレンズ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 約11.5万円~13万 |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Single SIM |
*日本キャリア向けは12GB+128GBモデルのみとなっています。
Galaxy S20+は、S20よりも一回りディスプレイが大きだけではなく、カメラレンズも1個増えています(深度センサー用カメラ以外は同じ仕様)。
RAM/ROMはLTEモデルは8GB/128GB、5Gモデルは12GBがデフォルトでROMが128GB/256GB/512GBの3種類がUS向けに発表されています。
2020年3月18日、ドコモより通常モデル「Galaxy S20+ 5G SC-52A」および限定モデル「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A」(→新型コロナウイルスの影響でオリンピックが延期されたことから、限定モデルは発売中止となりました)が発表されました。基本スペックは同じで、RAM 12GB+ROM 128GB版となります。
ドコモでの発売日は2020年5月下旬、オリンピック版が6月以降に予定されています。auからは通常モデルが同じく5月下旬以降に発売されます。発売時点の定価は以下の通りです。
2020年6月30日までの期間、ドコモ版 SC-52Aを購入・応募するともれなく完全ワイヤレスイヤホン Galaxy Buds+のプレゼントキャンペーンも実施しています。
ドコモ版 SC-52A 114,840円
au版 SCG02 133,280円
☆「Galaxy S20+ SC-52A 実機レビューはこちら」
Galaxy S20 Ultra
画面サイズ | 6.9インチ | サイズ | 167 × 76.0 × 8.8 mm (最厚11.1mm) |
解像度 | Quad HD+ 1440×3200 |
本体重量 | 222g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 108メガ +12メガ +48メガ +深度カメラ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 165,980円 |
電池容量 | 5,000mAh | SIM | Single |
*データをauモデル SCG03に変更しました
Galaxyシリーズの最上位機種として、「Note」ではなくUltra(ウルトラ)が登場しました。
Galaxy S20 Ultraではカメラに1億画素・1/1.33型センサーを搭載するという、「Xiaomi Mi Note10」と同じメインカメラを採用しました。Mi Note10でも最大50倍のズームに対応していましたが、Galaxy S20 Ultraでは超解像モードによる最大100倍までのズームを可能としています。
Ultraはメインカメラだけではなくズームレンズ・インカメラも異なっており、背面には深度センサーカメラ(DepthVision Camera)を配置しています。インカメラは40メガピクセルに。
RAMも512GBモデルの場合は16GBと過去最大になっています。
Galaxy S20シリーズの5G対応バージョン アメリカ向け価格一覧は以下の通りです(Unlockedモデル、2020年2月12日時点)。
モデル/ストレージ | 128GB | 256GB | 512GB |
Galaxy S20 5G | 999.99ドル | — | — |
Galaxy S20+ 5G | 1199.99ドル | — | 1349.99ドル |
Galaxy S20 Ultra 5G | 1399.99ドル | — | 1599.99ドル |
(発売されるモデル・価格は国だけではなくキャリアによっても変動します)
なお、同日に発表された縦方向に折り畳める「Galaxy Z Flip」はSnapdragon 855+を搭載しており、5Gにも対応しません(2020年2月時点の発表モデル)。
2020年3月時点、ドコモ・au・ソフトバンクからはGalaxy S20 Ultraは発表されませんでした。
2020年7月、auからUltraバージョン発売されることが決定しました。
au 5Gに対応するGalaxy S20 Ultra 5G SCG03は2020年7月3日発売、RAM12GB+ROM128GBの組み合わせのみです(KDDIは6月24日時点、国内事業者内で「au限定」としたため、ソフトバンク・ドコモからの発売の可能性はありません)。
本体価格は165,980円(税込み)と案内されており、auオンラインサイトでも購入可能です。
Galaxy S20 Fan Edition
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 159.8 × 74.5 × 8.4 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 190g |
CPU | Snapdragon 865 /Exynos 990 |
メインカメラ | 12メガ +12メガ +8メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約6.6万円~ |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Single/dual |
*海外モデルの場合。
2020年9月に発表されたGalaxy S20のカスタマイズ・廉価仕様な派生モデルと言えるGalaxy S20 FEにもSDM865が使われているバージョンがあります(CPUは販売国によって仕様が異なる)。
Galaxy S20 FEはカラフルなデザインのラインナップを用意、CPUはハイエンドクラス・5G対応(4Gモデルもあり)、電池容量は4500mAhにアップしたという実用的な部分と、カメラやボディを廉価な仕様に抑えることで、定価699.99ドル(USバージョン 5Gモデルの場合)からの提供としています。
カメラは超広角12メガ、広角(標準)12メガに、8メガピクセルの望遠カメラのトリプル仕様です。高画素カメラを利用していたS20/S20+に比べるとズーム性能は落ちていると見られますが、代わりにインカメラは32メガピクセルの高画素に変更されています。
過去Fan Editionは日本で直接販売されたことはないはずですが、アメリカアマゾンなどから輸入することが出来るようになっています。
米アマゾンでの発売日は2020年10月2日が予定されています。
☆「amazon.com Samsung Galaxy S20 FE 5G」/2020年9月24日時点 599.99ドル~
LG V60 ThinQ 5G
画面サイズ | 6.8インチ | サイズ | 169.4 × 77.7 × 8.9 mm |
解像度 | FHD+ 2460×1080 |
本体重量 | 218グラム ケース込み 353グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +13メガ +TOF |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 本体のみ対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 11.8万円~ |
電池容量 | 5000mAh | SIM | — |
*データはソフトバンクモデルより(価格はドコモ版のもの)。
日本ではソフトバンクが旧モデルのLG G8X ThinQも販売したことのある、V60 ThinQもSDM865搭載となりました。
V60 ThinQも「デュアルスクリーン」として利用できるアクセサリーが用意されており、2画面での操作が可能です(スマホ本体は防水対応、デュアルスクリーンは防水非対応とされています)。
日本でもSnapdraogn 865搭載のV60 ThinQが発売される可能性は高そうです。
☆「https://www.lg.com/us/mobile-phones/v60-thinq-dual-screen」
*ソフトバンクが2020年4月下旬以降、5G対応モデルを発売することを発表しました。ワンセグ/フルセグは無し、おサイフケータイありです。ソフトバンクではクラッシーブルーのみを取り扱います。
2020年4月下旬以降、ドコモからもV60 ThinQ 5G L-51Aとして発売されることが確定しました。価格は118,008円です。
ZenFone7
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 165 × 77.2 × 9.5 mm |
解像度 | FHD+ 2460×1080 |
本体重量 | 230g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +12メガ +8メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128GB | 価格帯 | 85,800円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | Dual |
*データは国内モデル・ZS670KSのもの。
背面カメラがフリップ(回転)することによってフロントカメラとしても使えるという特徴的な機能を持つZenFone 7が国内でも2020年10月21日に発表、正式に発売されることになりました。
なお、上位モデルのZenFone 7 Pro (ZS671KS)はSnapdragon 865+を搭載し、ROMが256GBとなっています(CPUとROM以外のスペックは共通)。
OPPO Reno5 Pro+
画面サイズ | 6.55インチ | サイズ | 159.9× 72.5 × 7.99 mm |
解像度 | 2400×1080 | 本体重量 | 184 g |
CPU | Snapdragon 865+ | メインカメラ | 50メガ +16メガ +13メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | — |
電池容量 | 4500mAh | SIM | nano SIM×2 |
*グローバル向けPDRM00の場合
2020年12月に発表されたOPPO Reno5シリーズの最上位モデルにもSDM865が採用されました(OPPO Reno5 Proは 天玑 1000+、Reno5はSDM765Gを使っています)。
日本国内ではReno4シリーズは投入されていません(2020年12月末時点)。しかしながらOPPOのスマートフォンは2020年時点で国内でも多くが投入されるようになってきたため、2021年は5G対応モデルとしてReno5シリーズを扱うキャリアも出てくるかもしれません。
Xiaomi Mi 10/Pro
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 162.6 × 74.8 × 8.96 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 208グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | Pro 108メガ +12メガ +8メガ +20メガ クアッドレンズ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256 /512GB |
価格帯 | 6.3万円~ |
電池容量 | 4,780mAh /Pro 4,500mAh |
SIM | Dual SIM |
*データは海外発表時点の数値。
Mi 10のAntutuベンチマークスコアは58.5万点(Mi 9 Proは48万、Huawei Mate 30 Pro は5Gは47.5万点)とされています。
Mi10 ProのDxOmarkの評価は2020年2月13日時点で最高の124点を獲得、ナンバーワンに立ちました。
Mi10/Mi 10 Proのメインカメラは108メガピクセル、カメラレンズを8枚組み合わせているということで、Mi Note10 Proと同等のようです。広角の0.6倍~最大50倍のデジタル併用ズームが可能です。
ProではないMi 10のカメラは、108メガ以外に2MP+2MP+13MPという記載でした(発表会での表記)。
さらにMi10 Proでは最大50Wの急速充電により、30分で84%、50分で100%まで完全充電が出来るとしています。
中国での価格は、
Mi 10 8GB+128GB 3,999元 62,900円~
Mi 10 8GB+256GB 4,299元 67,600円~
Mi 10 12GB+256GB 4,699元 73,900円~
(2020年2月時点の為替相場より)
Mi 10 Pro 8GB+256GB 4,999元 76,800円~
Mi 10 Pro 12GB+256GB 5,499元 86,500円~
Mi 10 Pro 12GB+512GB 5,999元 94,300円~
となっています。
Mi Note10に続き、日本での発売も期待できるかもしれません。
Xiaomi Mi 10T/Pro
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 165.1 × 76.4 × 9.33 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | Mi10T 206グラム Mi10T Pro 218グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | Pro 108メガ (10Tは64メガ) +13メガ +5メガ トリプルレンズ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | Pro 7.4万円~ |
電池容量 | 5,000mAh | SIM | Dual SIM |
XiaomiのMi10シリーズの次世代フラッグシップ・マイナーチェンジモデルも引き続きSDM865を採用しました。
ディスプレイは144Hzのリフレッシュレートに対応。33Wでの急速充電に対応しています。
上位のMi10T Proには108メガピクセルのカメラを採用しつつ、価格は599ユーロ~。13MPの超広角・5MPのマクロレンズは共通しています。
Xiaomi Mi 10 Ultra
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 162.4 × 75.1 × 9.5 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 221.8グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +48メガ +12メガ +20メガ クアッドレンズ |
RAM | 8/12/16GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256 /512GB |
価格帯 | 8.2万円~ |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Dual SIM |
Xiaomiの2020年モデル最上位カメラを搭載した、Mi 10 UltraもSDM865を使っています。
Mi 10 Ultraの特長は2020年10月時点でDxOmarkスコアで最高点を維持している、最大120倍ズームが出来るという驚異のカメラシステムです。
メインカメラに48メガ・1/1.32インチ・8枚レンズを使ったレンズのほか、2個めのズーム用48メガカメラ、超広角20メガ・ポートレート用12メガカメラを搭載しています。
また充電に関してもずば抜けた仕様が採用され、有線では5分で41%、23分で100%充電が出来るという120W急速充電、ワイヤレスでも50Wの急速充電が可能です。
中国での価格は5299元~となっていますが、海外でも限定モデル的扱いになっているため日本国内での正規販売はなさそうです。
☆「GIZTOP Mi 10 Ultra」/799ドル(2020年10月6日時点)
OPPO Find X2 Pro
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 165 × 74 × 8.8 mm (オレンジ) |
解像度 | QHD+ 1440×3168 |
本体重量 | オレンジ200 g ブラック217 g |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +48メガ +13メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 512GB | 価格帯 | 92,040円 |
電池容量 | 4260mAh | SIM | Dual SIM |
*データはメーカー発表時点→ auモデルに変更。重さ・厚みはセラミックモデルと素皮(レザー)モデルで差あり。レザーモデルのほうが厚み・重さが少し増えます。
日本でも発売実績のあるOPPOハイエンドモデルスマートフォン「Find X」シリーズの2020年モデルもSDM865を搭載します(詳細は正規発表後に追記します。”Series”とされているため複数のモデルが発表される可能性がありますが、SDM865を搭載したモデルがあることはほぼ確定しています)。
*3月6日、正式発表されました。「Pro」が付く最上位モデルと無印のFind X2があり、いずれも5Gに対応します。
Find X2 Proは5G+4Gネットワークのデュアルレシーバー・デュアルSIM・デュアルスタンバイに対応しています。ProはIP68の防水防塵性能も持っています。
Find X2 Proの電池容量は4260mAhと大型かつ、最大60Wの超高速充電(SuperVOOC 2.0)に対応し、10分で40%の充電、38分で満充電が出来るとしており、一般的なスマホの半分以下の時間で充電が完了出来ます。
カメラセンサーにはソニー製 IMX689 1/1.4″サイズのかなり大型のセンサーが採用され、きれいな夜景が撮影できるモード・ハイブリッド10倍ズーム機能(最大60倍まで)などを搭載し、2020年3月8日時点においてDxOMark社のカメラ評価でモバイル機種のトップに並びました(Mi 10 Proも同点一位)。
海外向けサイトにはRAM/ROM12GB+256GBの販売ページもすでに存在しますが、国内向けリリース文にはFind X2は12GB+256GB,「Proは12GB+512GB」のみが記載されているため、ストレージは512GBモデルのみになる可能性があります。
中国での発売日は2020年3月13日とされています。
2020年3月23日、auより「OPG01」としてFind X2 ProがKDDI国内独占であることが発表されました。予想通り12GB+512GBのみの投入です。au版もおサイフケータイには対応しません。発売は2020年7月以降が予定されています。
→auモデル OPG01の発売日は2020年7月22日、価格は9万2,040円(税込み)に確定しました。
RedMagic 5
画面サイズ | 6.65インチ | サイズ | 168.56 × 78 × 9.75 mm |
解像度 | FHD+ 2340×1080 |
本体重量 | 218グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128GB | 価格帯 | 8GB:629ドル 12GB:649ドル |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual nano SIM |
*データは日本向けモデル。
Nubiaのゲーミングスマホシリーズ「RedMagic」より、5G対応の最新モデルが日本向けに2020年7月1日より正規発売されました。
ゲーミング用として最新の水冷システム・144Hzのリフレッシュレートという高速仕様をSnapdragon 865の超高性能チップで体験出来ます。
5G: NG周波数帯 n41/n78
2G+3G+4G:GSM 2/3/5/8
WCDMA B1/2/4/5/8/19
CDMA/EVDO BC0/BC1
TD-LTE B34/B38/39/40/41
FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B12/B17/B18/B19/B26
また、専用の充電アクセサリーを使うことで最大55Wでの超急速充電にも対応するとしています。
国内での販売はRedMagicの公式サイト経由となり、価格はドル表記で629ドル・649ドルの2種類となっています(グローバル向けにはROM 256GBモデルもありますが、日本向けサイトでの販売は128GBのみ)。
RedMagic 5S
画面サイズ | 6.65インチ | サイズ | 168.56 × 78 × 9.75 mm |
解像度 | FHD+ 2340×1080 |
本体重量 | 220グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8GB:579ドル 12GB:649ドル |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual nano SIM |
*データは日本向けモデル。
前項のRedMagic 5のマイナーチェンジモデル「5S」もゲーミングスマホとしてSDM865を搭載しています。
RedMagic5SとRedMagic5の違いとしては、スペック上は本体の重量が2グラム重くなっていること以外は殆ど変わらず、CPU/電池/ディスプレイなどの基本仕様は同じです。
「ICE 4.0」と呼ばれるより強化された冷却システムが導入されており、「ICE Ag silver plate」(アイス銀プレート)・オプションの「Ice Dock」によって、ゲーム中も本体の熱を逃しながらパフォーマンスを下げずにプレイできるとしています。
国内向けもグローバルサイトから注文が可能となっています。
OPPO Find X2
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 164.9 × 74.5 × 8.0~ mm |
解像度 | QHD+ 1440×3168 |
本体重量 | 180グラム~ |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +13メガ +12メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP54 |
ROM | 256GB | 価格帯 | 10万円前後 |
電池容量 | 4200mAh | SIM | Dual SIM |
*データはメーカー発表時点。
「Pro」モデルとほぼ同様のデザインコンセプトで、カメラ・メモリ/ストレージ・防水防塵性能などの一部を廉価仕様にしたスタンダードモデルがFind X2です。
ディスプレイはProと同様に120Hzのリフレッシュレートに対応した高コントラストOLEDパネルを採用しつつ、Proモデルより若干軽く・薄くなっているようです。
カメラはハイブリッド5倍ズーム(Proは10倍)に対応します。メインカメラは4800万画素でProと同じ画素数ですが、内蔵されるセンサーが異なるため、カメラを重視するならProモデルのほうが良いでしょう。
65Wの急速充電もFind X2で対応しています。
RAM/ROM・カラーバリエーションは販売国によって異なる可能性があり、海外サイトには「8GB+128GB/12GB+256GB」の2種が記載されていますが、国内向けリリースには「12GB+256GB」のみとされています。また、国内向けにはブラックセラミックとオーシャンブルーが投入される可能性が高いです(海外ではオレンジヴィーガンレザーもFind X2用に提供される見込み)。
OPPO Ace 2 5G
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 160 × 75.4 × 8.6 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 185グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +8メガ +2メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | 防水対応 |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約6万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | Dual SIM |
*データは中国向け(PDHM00)モデルの場合。
OPPO Find X2シリーズと同じくSDM865を搭載した廉価なハイエンドモデル Ace2が200年4月より海外で発売されました。
OPPO Ace2は3,999元(約6万円)からの販売となっていますが、65W超高速充電・クアッドカメラ・ディスプレイリフレッシュレート90Hzなど、高い性能を持っています。
カメラはメインのIMX586センサーを利用した4800万画素のレンズの他、800万画素の超広角レンズ・200万画素のポートレート/深度測定用が搭載されており、ハイエンド機種と比べるとズームレンズは非搭載となっています。
日本ではAceシリーズの投入は発表されていませんが、海外向けモデルならばすでに流通しています。
motolora edge+
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 161.07 × 71.38 × 9.6 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2340 |
本体重量 | 203グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 108メガ +16メガ +8メガ +ToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | 防水対応 |
ROM | 256GB | 価格帯 | — |
電池容量 | 5000mAh | SIM | Single SIM |
*データは発表時点、US向けモデルのもの。
2020年4月下旬に発表されたモトローラブランドのハイエンド「エッジプラス」も5G対応のSDM865を搭載しました。
その名の通り「Edge」デザインを採用したボディを採用し、本体左右サイドが湾曲したパネルを採用しています。
ディスプレイはHDR10+に対応、90Hzのリフレッシュレートに対応したスムーズな表示が可能です。
カメラはトリプルレンズ+ToFカメラを搭載し、他社でも使われている「1億画素」センサーのメインレンズを使っています。光学3倍ズーム相当の8メガ望遠カメラ・16メガの超広角レンズにより、幅広いシーンで最適な画質の写真が撮影できます。
motolora edge+は3.5mmのヘッドホンジャックも引き続き搭載しています。
参照:https://www.motorola.com/us/smartphones-motorola-edge-plus/
OnePlus 8 Pro
画面サイズ | 6.78インチ | サイズ | 165.3 × 74.3 × 8.5 mm |
解像度 | QHD+ 1440×3168 |
本体重量 | 199グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +48メガ +8メガ +5メガ (Color Filter) |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8GB:9.6万円~ |
電池容量 | 4510mAh | SIM | Dual SIM |
*データは発表時点、US向けモデルのもの。
2020年4月に正式発表されたOnePlusのハイエンドモデル、OnePlus8(後述)/OnePlus8 ProもSDM865搭載&5Gスマホとなりました。
旧モデル OnePlus 7に比べて「8 Pro」では、さらに大画面化・高解像度化・カメラ性能まで、あらゆる部分がパワーアップしています。
OnePlus7はインカメラがポップアップ式で飛び出してくるギミックが採用されたのに対し、今回は本体右上に小さなホールが作られました。代わりにIP68の防水性能を持っています。
カメラはソニー製のセンサーを搭載し、Proモデルはクアッドカメラに。48メガピクセルのセンサーを2個・3倍のハイブリッド光学ズーム相当のレンズ+「Color Filter」レンズの構成です。デジタル併用で最大30倍までの望遠が使えます。
充電に関しては30Wのワープチャージ(急速充電)に対応、ワイヤレスでも30Wでの充電に対応します(Proのみ)。
ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応、HDR+10対応、10億色の色表現に対応したとされています。
歴代のOnePlusは国内向け販売はされていないため、OnePlus8 Proも日本では発売されない可能性が高いでしょう。
アメリカでの価格は8GB/128GBモデル Glacial Greenは899ドル~、12GB/256GBモデルは999ドル(約11万円)に設定されており、旧モデルよりやや高めです。
OnePlus 8
画面サイズ | 6.55インチ | サイズ | 160.2 × 72.9 × 8.0 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 180グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +16メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8GB:7.5万円~ |
電池容量 | 4300mAh | SIM | Dual SIM |
*データはアメリカ向け。
OnePlus 8は8 Proと同じCPUチップセットを搭載しています。CPU周り以外は多くの部分で廉価仕様になっていますが、OnePlus8もハイスペックモデルであることには間違いありません。
まずディスプレイの解像度・サイズともにProより下げられており、リフレッシュレートもOnePlus 8 Proは120Hz、OnePlus 8は90Hzまでとなっています。
カメラはトリプルレンズであり、48メガのメインカメラ(画素数は同じですがProとはセンサーが異なる)+16メガの広角レンズ、2メガのマクロレンズを搭載しています。ズーム専用レンズはありません。
Warp Charge 30Tにより、1%→50%まで約22分で充電できる急速充電に対応しています。
価格は8GB+128GBモデルで699ドル、12GB+256GBモデルは799ドルとなっています。SDM865搭載の5Gスマホとしてはそこそこ安い設定と言えそうです。
Black Shark3
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 168.72 × 74.33 × 10.8 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 222グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +13メガ +5メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8GB:5.4万円~ |
電池容量 | 4720mAh (2360×2) |
SIM | Dual SIM |
*データは発表時点、中国向けモデルのもの。
旧モデルの「Black Shark2」は日本でも正規に発売されたことがある、ゲーミングスマホの最先端モデルもSDM865搭載&5G対応モデルが登場しました。
Black Shark3では最大65Wによる超高速充電に対応、90Hzのディスプレイリフレッシュレートと270Hzのタッチ検出頻度に対応した、まさにゲーム向けのハイスペックモデル仕様となっています。
カメラ機能も強化されており、メインカメラは64メガピクセルの高画質なユニットが採用されています。
中国向けの価格もすでに発表されており、最安でなんと5万円台から購入可能です。
・8GB+128GB 3499元(約5.4万円)
・8GB+256GB 3799元(約5.9万円)
・128GB+256GB 3999元(約6.2万円)
そして、Black Shark3にはさらに上位の「Pro」が存在します。
Black Shark3 Pro
画面サイズ | 7.1インチ | サイズ | 177.79 × 83.29 × 10.48 mm |
解像度 | QHD+ 1440×3120 |
本体重量 | 253グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +13メガ +5メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256/512GB | 価格帯 | 8GB:5.4万円~ |
電池容量 | 5000mAh (2500×2) |
SIM | Dual SIM |
*データは発表時点。12GB版のROMについては公式サイトに256GBと512GBの両方が書かれており、誤記なのか発売地域によって異なるモデルがあるのか現時点では不明。
Black Shark3とBlack Shark3 Proはデザインはよく似ていますが、一回りプロのほうが大きな7.1インチのパネルを採用しています。また、「升降式按鍵」という物理ボタンが本体左側に増えている?ようです。
中国での価格は
・8GB+256GB 4699元(約7.3万円)
・12GB+256GB 4999元(約7.8万円)
とされています。
公式ソース:https://item.mi.com/product/10000218.html
Realme X50 Pro 5G
画面サイズ | 6.44インチ | サイズ | 159 × 74.2 × 9.4 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 207グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +12メガ +8メガ +深度センサー クアッドレンズ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8GB:6万円~ |
電池容量 | 4200mAh | SIM | Dual SIM |
*データは海外発表時。価格は販売国によって異なります。
Antutuベンチスコアで60万点(605,327点)を記録する、Realmeのハイエンドモデル Realme X50 ProもSDM865搭載となりました。
65Wの急速充電に対応し、35分で充電が完了するとしています。
クアッドカメラで最大ハイブリッド20倍のズームに対応します(広角は0.6倍相当)。64メガのメインレンズに加えて、12メガのズーム用・8メガの広角レンズ、2メガのポートレート用深度センサーが搭載されいます。
指紋認証センサーはパネル内蔵型です。
インカメラは32MP+8MPのデュアル仕様にしつつも、パンチホール式で92%の画面占有率を実現しています。
インドでの価格は、
8GB+128GB:37999インドルピー(約5.9万円)
8GB+256GB:39,999インドルピー(約6.2万円)
12GB+256GB:44,999インドルピー(約7万円)
スペインでの価格は、
8GB+128GB:599ユーロ(約7.2万円)
8GB+256GB:669ユーロ(約8.1万円)
12GB+256GB:749ユーロ(約9万円)
と案内されています。
Poco F2 Pro
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 163.3 × 75.4 × 8.9 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 219グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +13メガ +5メガ +2メガ クアッドレンズ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 5.5万円~ |
電池容量 | 4700mAh | SIM | Dual SIM |
XiaomiのPocoブランドの廉価版ハイスペックモデルの新作Poco F2 ProにもSDM865が搭載されました。グローバルモデルは5Gもサポートしています。
メインカメラは4眼、フロントカメラは20MPでポップアップスタイルを採用しています。動画は8Kの高解像度撮影も可能です。
本体上部には3.5mmヘッドホンジャックもあります。
Poco Phoneは旧モデルもハイエンドチップを搭載して低価格なモデルとなっていましたが、今回はSoC以外の部分もなかなかに高性能です。
☆「Gearbest Poco F2 Pro」/6+128GB 499.99ドル(2020年5月12日時点)
vivo iQOO3 5G
画面サイズ | 6.44インチ | サイズ | 158.5 × 74.9 × 9.2 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 214.5グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 48メガ +13メガ 13メガ +2メガ クアッドレンズ |
RAM | 6/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 6万円~ |
電池容量 | 4440mAh | SIM | Dual SIM |
おそらく日本での発売は無いと思われますが、格安なハイエンドモデルを出しているvivoの最新モデルもSDM865搭載・5G対応モデルが2020年2月より発売開始されています。
Xiaomiの65Wには劣るものの、iQOO3も55Wの「Dash Charge」に対応しています。
ディスプレイは180Hzのタッチ検出に対応した大画面6.4インチパネルを採用、背面にクアッドカメラを搭載した高性能モデルながら、RAM6GB/ROM128GBであれば5万円台から購入可能です。
☆「Aliexpress-vivo iQOO3 5G」/ 58142円~(2020年3月10日時点)
vivo NEX 3s 5G
画面サイズ | 6.89インチ | サイズ | 167.4 × 76.1 × 9.4 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2256 |
本体重量 | 219.5グラム |
CPU | Snapdragon 865 | メインカメラ | 64メガ +13メガ 13メガ トリプルレンズ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256GB | 価格帯 | 8.6万円~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | Dual SIM |
前項のiQOO3の他、vivoはハイエンドモデルシリーズ「NEX」にも5G対応の2020年最新モデルを投入しています。
NEX 3sではディスプレイに「Waterfall Fullview」と表現される、ラウンドエエジ型かつ、ノッチの無いデザインを採用しました。画面占有率は99.6%という、極限までベゼルレスを実現しています。
インカメラはポップアップ式で飛び出てくる機構になっています。
OSには「Funtouch OS 10」というAndroid 10ベースのシステムが採用されています。
日本への投入はおそらくありませんが、Aliexpressでは8万円台からオフィシャルストアで輸入することが出来るようになっています。
☆「VIVO Global Store」2020年3月31日時点、779.98ドル~
国内キャリア用SDM865スマホ価格まとめ
Snapdragon 865搭載の5G対応スマートフォン各種の国内キャリア価格をまとめておきます(それぞれ割引前の定価のみ比較しています)。
モデル名 | ドコモ | au | ソフトバンク |
Xperia 1 II | 123,552円 | 133,600円 →122,500円 |
取り扱い無し |
AQUOS R5G | 111,672円 | 129,145円 →106,870円 |
129,600円 |
arrows 5G | 118,008円 | 取り扱い無し | 取り扱い無し |
Axon 10 Pro 5G | 取り扱い無し | 取り扱い無し | 89,280円 →72,720円に値下げ |
V60 ThinQ 5G | 118,008円 | 取り扱い無し | 139,680円 |
Galaxy S20 | 102,960円 | 117,480円 →106,590円 |
取り扱い無し |
Galaxy S20+ | 通常版 -114,840円 五輪版 -販売中止 |
133,280円 →122,435円 |
取り扱い無し |
Find X2 Pro |
取扱なし |
92,040円 | 取り扱い無し |
(それぞれ税込み。割引やキャンペーンについては各社サイトを参照ください)
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☆「2019年春夏冬~SDM855(Snapdragon855)搭載スマートフォン比較/スペック」
☆「2018年春~ハイエンドスマホ用SoC Snapdragon845搭載機種を比較(SDM845)」
次世代チップ Snapdragon 865+について
Snapdragon 865の後継・派生モデルとして、Qualcomm Snapdragon 865+(Plus)を採用したスマートフォンが2020年夏・冬モデル以降に一部機種に採用されています。
Snapdragon 865+を搭載したモデルはSDM865を上回るパフォーマンス・5G対応モデルが多いため、より高性能を求める・ゲーミングスマホが欲しい場合はSDM865+搭載機種も比較してみる価値があります。
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