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NTTドコモは2019年5月22日よりプラン変更の事前受付を開始、2019年6月1日より提供を開始する予定の新料金プラン「ギガホ/ギガライト」およびケータイプランについて、新料金プランに関わるさまざまなドコモ利用者が「知っておくべき点」あるいは「注意すべき点」を、細かく解説していきます。

ドコモは新プランの提供開始と同時に現行プラン(カケホーダイ&パケあえる系)の新規受付を停止してしまうため、利用状況によっては旧プランが契約できる2019年5月31日までに手続きを終わらせておくほうが有利になるケースもありえるため、5月中にドコモの新料金プランについて気になるところがあるのなら解消しておくことを強く推奨します。

下記の解説は2019年4月時点の発表情報(2019年5月16日に発表された新情報も追加済み)をおよびドコモ公式サポートに確認した情報に基づいて記載していますが、ドコモの新料金プランに関しては2019年4月の発表時点のサービス内容と、6月以降に提供される実際のサービスが変更される可能性もあります。プラン変更が受付開始される5月22日までの時点で新プランについては公式にサービスの詳細が再度案内される見込みですので、各自契約前に気になる点は公式サイト「NTTドコモ-新料金プラン(2019)」のページを参照ください。

① 新料金プランの種類は?

2019年6月から提供される新しいドコモの料金プランは、

・スマートフォン/タブレット向け 2種類 「ギガホ/ギガライト」
・ケータイ機種向け 「ケータイプラン」
・タブレット、データ端末向け「データプラス」
・キッズ携帯向け 「キッズケータイプラン」

の5種類になる予定です。

それぞれのサービスについてオプション(通話のかけ放題や有料/無料オプションサービス)は各種提供される見込みですが、基本料金と言えるプランはこの5つのみに限定され、ドコモスマホのプラン選びは「これからは、シンプル2択」をキーワードにしています。

ギガホ/ギガライト・ケータイプランの料金は「それを契約すればとりあえずスマホ・携帯が使える」というセットプランになっており、従来の”spモード(300円)”や”パケットパック(データ容量パック)”という区分が無くなっています。

②旧料金プランはどうなる?

現在提供されている主なスマホ・ケータイ向けの料金プランは2019年5月31日を以って新規受付を終了することが決定しています。

現在の主なスマホ・携帯電話向けの料金プラン・パケットパックは、今後新たに契約することは出来なくなります。

【新規受付が打ち切られる主なプラン名】

・カケホーダイ/カケホーダイライト/シンプルプラン(スマホ用、ケータイ用)
・ベーシックパック/シェアパック、ウルトラデータパック/シェアパック
・docomo with
・ケータイパック

(FOMA用のカケホーダイ&パケあえる以外のプランは2019年9月30日で終了予定です。詳しくは「ドコモが2019年中に一部FOMAプラン受付終了へ FOMAガラケーユーザーはどうすればよいか?」を参照ください)

【新規受付が打ち切られる主な割引サービス名】

・月々サポート
・端末購入サポート
・機種変更応援プログラム

上記の割引は新プラン開始と共に受付が廃止されるため、利用できなくなります。上記以外にも細かい多くのキャンペーンや割引が変わる見込みですので、個別のキャンペーンについては「ドコモ 実施中のキャンペーン一覧」のページを参照ください。

③. 旧料金プランを維持することは出来るか?

旧料金プラン(カケホーダイ&パケあえる、データパック/シェアパック、docomo with、FOMAプラン、ケータイパックなど)を2019年5月31日までに契約している場合、2019年6月1日以降も同じプランのまま契約を維持することは可能です。

また、契約している旧プランの範囲で通話のオプション(カケホーダイ/カケホーダイライト/シンプルプラン)やデータ通信のプランを変更することも一部可能です。

「カケホーダイ&パケあえる」およびFOMAバリュープラン、ベーシックプランは、新規受付終了後も、プランの変更やパケットパックの変更が可能です。(一部対象外の手続きがあります)

手続きをしないかぎり、旧料金プランから新プランに勝手に変わってしまうことは通常ありません。現在の料金のまま使いたい場合はそのまま何もしなければ、サービス自体の提供終了までは継続利用が出来る見込みです。

④. 新料金プランの見積もり・シミュレーションはどうやってやるのか?

ドコモの料金相談はドコモショップ店頭の窓口で行うか、ドコモの公式ウェブサイト上に簡易シミュレーションが用意されています。

表示に従って利用したいスマホやケータイの台数(家族で使う台数)・長期特典・ネット回線の有無などを入力すると、月々の負担・割引情報などを表示出来ます。

2019年5月末までは現行プランのシミュレーションも出来ますので、新旧プランの料金を各自で比較して、どちらが有利になるか計算しておくことが出来ます(2019年5月下旬時点で、ドコモ回線の利用実績に合わせた「しっかりシミュレーション」機能が追加されています)。

⑤. 新料金プランはどうやって申し込むのか?

新しいドコモの料金プランは2019年5月22日(水曜日)より、ドコモの公式ウェブサイトまたは店頭にて受付が始まります。

ウェブで新プランに変える場合は「My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)」へアクセスし、電話番号に紐付いたdアカウントでログインすることで契約変更の手続きが可能となります。ウェブからのプラン変更に手数料は掛かりません。

my docomoにログイン後、【ご契約内容の確認・変更】へ進むと現在契約中のプランと、変更可能なプランが表示される予定です。

 

⑥. 新料金プラン変更キャンペーンはあるか?

2019年5月時点で実施されているキャンペーンとして、2019年5月21日(新プランの受付開始前日)までに事前エントリーをして、実際に新プランへ切り替えたユーザーにもれなく500円分のポイントバックをする特典があります。

 

特典をもらうためには新料金プランへの切り替えは2019年5月22日~2019年6月30日までに手続きを完了させる必要があります。キャンペーンのポイントは2019年7月下旬頃に付与予定とされています。

事前予約をしなかったドコモユーザーは、2019年5月22日以降はもれなく300ポイントがもらえる第二弾に参加できます(エントリー不要になりました)。

☆「ドコモ新料金プラン My docomoでお手続きキャンペーン」/第二弾 2019年6月30日まで(エントリー/対象期間は終了しました)

*本キャンペーンはマイドコモまたは「ドコモオンラインショップ」にて申込みをしたユーザー限定です。ドコモショップ店頭手続きではポイントは貰えません。

⑦.  新料金プランには2年縛りはあるか?

あります。新料金プランの場合も従来のドコモ料金と同じく「定期契約(2年自動更新)」・「定期契約(2年自動更新無し)」があります。

2年縛り無しのプラン(定期契約なし)もありますが、月額料金が割高になります。

2年定期契約を行った場合の基本料金は以下の通りです。

2年定期契約なしの場合は、「キッズケータイプラン」は+500円、「キッズケータイプラン」以外は+1,500円となり、2年定期契約満了月、満了月の翌月、翌々月以外に解約した場合は、9,500円の解約金が必要となります。(フリーコース、ずっとドコモ割コースの設定はありません)なお、「キッズケータイプラン」については、2年定期契約満了月以降解約金はかかりません。

2年契約をしない場合、24ヶ月分でスマホ料金は36,000円(税別、1500×24)も高くなるため、半年未満で確実に解約する予定がある場合以外は定期契約のほうがお得です(例えば1年だけ使う場合には、定期契約を行って違約金(9500円)を支払ったほうが安くなります)。

(ハーティ割引を適用する場合は上記は該当しません)

⑧. 旧プランから変更した場合に違約金は発生するか?

2019年5月31日までの旧プランで契約しているユーザーが、そのまま定期更新を継続して新プランに切り替えた場合には違約金は発生しません。したがって、現在の契約プランが更新月以外であっても、新料金プランに切り替えることは出来ます。

ただし、旧プランで契約中のプランが更新月以外の状態で、新料金プラン変更に2年定期契約を行わない場合は違約金が発生します。

⑨. 旧プランから変更した場合に月々サポートは継続するか?

継続しません。ドコモの新料金プラン体系は現行の端末購入補助割引の対象外であるため、旧プランで契約時に適用中の月々サポートは新プランに切り替えた時点で廃止されてしまいます。

最大24回の割引適用回数がたくさん残っていてもすべて無効になってしまいますので、月々サポートの適用回数が多く残っているユーザーはそのまま旧プランを利用し、割引が終わってからプラン変更をするべきか検討すればOKです。

一度でも新料金プランに切り替えてしまうと月々サポートは再適用できない(旧プランに戻すことも出来ない)ため、月々サポートを現在受けているユーザーは慎重に切り替えの日程を調整してください。

なお、2019年5月16日から受付が始まっている2019年夏モデルスマートフォン(Xperia1, Galaxy 10など)に月々サポートを付けることは、旧プランを維持したまま購入しても出来ません(docomo with割引だけは、プラン変更をせずに割引なしで機種変更購入すれば継続できます)。

⑩. 旧プランから変更した場合に端末購入サポートはどうなるか?

旧プランで購入した日から数えて、新料金プランへの変更を行ったタイミングが規定利用日数未満の場合には割引解除料が発生します

端末購入サポートは機種購入時にスマホの本体代金を一気に割引しているため、規定期間(12ヶ月)は現行のプラン・機種のまま使い続けることが前提とされています。

購入した翌月を1ヶ月目(朔日購入の場合は当月も含む)として、12ヶ月目までは新プランに変えると最大6万円程度の高額請求が発生します(割引解除料は購入機種/購入時の割引額に依存します。解除料のリストは「端末購入サポート-割引解除料」を参照)。

旧プランで端末購入サポートを適用してスマホを安く手に入れたユーザーは、上記のイラストをよく見て、利用規定期間の経過後(13ヶ月目以降)に新プランに切り替えるかどうか検討したほうが良いでしょう。

⑪. 新料金プランに変えるとdocomo withはどうなるか?

新料金プランではdocomo withの対象外プランとなるため、割引(月額1,500円引き)は打ち切りとなります。

今後もdocomo withを適用し続けたい場合は旧料金プランを維持したまま、ドコモで機種変更を行わない(または割引を使わずに定価購入をする)ことで、サービス提供が続く限りはずっとdocomo withを維持することならば出来ます。

今後もずっと現行プランのままで良いというドコモユーザーは2019年5月31日までにdocomo with化(docomo withの対象機種へ機種変更)しておくことをおすすめします。

☆「2019年5月で月額1500円永年値引きのdocomo with終了 月額280円維持回線を作るラストチャンス

⑫. 新料金プランのデータ容量繰越は出来るか?

ドコモの新料金プラン「ギガホ」では30GBまで高速データ通信が出来る(30GB以降も1Mbpsで通信可能)プランが含まれますが、実際の利用量が30GB未満でも容量を繰り越す(使わなかった分を翌月使う)ことは出来ません

利用量に応じて他段階に料金が変わるギガライトも、もちろん繰越出来ません。

従来プランでもベーシックパック/ベーシックシェアパックでは繰越システムのないプランがありますが、現在データ通信の繰越しが可能なプランを契約していて、繰越を便利に感じているのならそのままプラン変更をしないことをおすすめします。

⑬. 新料金プランで学割は使えるか?

新料金プランではドコモ学割は使えません(2019年5月31日までのドコモ学割)。

2019年5月31日まで提供中のドコモの学割を適用した回線で割引を受けている場合、新料金プランに変更した時点で割引が打ち切られてしまいますので、切り替えは学割特典の終了後がおすすめです。

現行のドコモ学割の申込期限は旧プランの受付終了と共に終了しますので、学生の新規回線追加を行いたい場合、早めの手続きをしておきましょう。

関連記事:「2019年ドコモの学割攻略 割引&特典を最大活用 激安iPhoneを買うには「早期契約」がカギ

来年(2020年以降)に新料金プランでも使える学割的なサービス・特典が出てくる可能性はありますが、現行の学割による料金値引きが使えるのは今だけだと思ったほうが良さそうです。

⑭ 旧料金プランにギガホ/ギガライトから戻せるか?

戻せません

新料金プランの提供開始と同時に旧プランの新規受付が終わるため、新料金プランへの変更は不可逆的変更になりますので、上記注意点をよく理解して判断してください。

⑮.ドコモ 新料金向けの割引はどんなものがあるのか?

2019年7月1日時点(更新)で発表されている割引には以下のようなものがあります。

ギガホ割/ギガホ加入後、最大1,000円×6ヶ月値引き
はじめてスマホ割/ ケータイからスマホデビュー時、最大1,000円×12ヶ月値引き
(現行のウェルカムスマホ割から引き継ぎ可能)
ドコモ光セット割/  新料金プランに応じて最大1,000円/月額値引き
オンラインショップリニューアルキャンペーン/1/10の確率で5,000円分のポイント還元
(旧プランのままでも対象機種を購入すれば対象となります)

ずっとドコモ特典/誕生月にステージに応じて毎年ポイントプレゼント

関連記事:ドコモ新料金プランは得か損か-ドコモ長期ユーザーへの優遇はあるか?

[追加情報]:新しい負担軽減システム「スマホおかえしプログラム」

2019年5月16日、ドコモはこれまでの「機種変更応援プログラム」の変形型とも言える、「スマホおかえしプログラム」を発表し、新料金プランで使える新しい機種購入の負担軽減対策を追加します。

スマホおかえしプログラムとは、その名の通り「購入したスマホをドコモに返却する」ことで、分割残債の一部の支払いが免除されるというシステムです。他社でもすでにそっくりなシステムもありますし、それほど複雑なものではありません。

他社では「半額相当」の残債免除を掲げているのに対し、スマホおかえしプログラムが利用できるのは「機種代金を36分割にして、最大12ヶ月分の支払いを免除」というものになります。つまり、負担軽減効果は最大で1/3相当です。

上記のイラストの通り、2年間使ったあとにスマホをドコモに返すことになるため、事実上の「2年レンタル」のような使い方が可能になります。定期契約自体は2年更新であっても、おかえしプログラムでは再加入(他社が独占禁止法の疑いで指摘を受けたやり方)が条件に含まれておらず、返却せずにずっと使いたければそのままでも問題ない(もちろんその場合は残債免除もない)という手軽さがあります。

対象機種は2019年夏モデルのXperia 1(SO-03L)やP30Pro(HW-02L)、iPhone 8以降のiPhoneシリーズが対象となります。低価格帯のスマホ・ケータイ機種は対象に入っていません(2019年5月16日時点)。

本体代金を36分割して買う前提であればスマホおかえしプログラムに加入するデメリットはありません。おかえしプログラムの利点・デメリットについて、詳しく下記ページで解説しています。

スマホおかえしプログラムの対象機種・利用条件は下記公式アナウンスを参照下さい。

☆「https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/okaeshi_program/index.html

ショップ店頭でスマホ購入をするのが面倒・待ち時間が勿体無いというユーザーは、ドコモの公式サイトにあるオンラインチャットサポートの利用をおすすめします。稀に混雑時には接続まで待ち時間が生じることもありますが、チャットで料金プラン・割引・キャンペーンなどの質問を即時解決してくれます。

チャットはドコモの公式オンラインサイト上に、PCなら右端に「お悩みにチャットでお答えします」というポップが出ています。スマホでは「チャットで質問する」という、赤い縦長のバナーが表示されていますので、クリックするとチャットが開きます。

 

(画面は2019年5月時点のものです。2019年6月にサイトがリニューアルされるため、画面が変わる可能性があります)

個別の契約内容に関わる質問は出来ませんが(例えば今自分が使っているプランを知りたい、更新月が知りたい、といった質問は回答不能です(調べる方法の案内はしてくれます)、キャンペーンや機種に関わることであれば、すぐに回答が返ってきて便利です。

☆「ドコモ公式オンラインショップでチャットサポートを利用する」/年中無休:9-24時

*対応時間帯でバナーが出てこない場合は、混雑している・システムメンテナンスの可能性があります。その場合は時間をおいてアクセスしてみてください。

本ページの情報は記事執筆時点のものです。提供条件やサービス内容は変更される可能性もあります。新プランに関わる最新情報・詳細情報は必ずドコモ公式サイト上にて各自確認してください。

ドコモ新料金プラン(2019)に変える前に知っておく・確認しておくべき15の注意点
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