2019年春モデル以降のハイエンドモデルスマートフォン・フラッグシップモデルスマホに使われているCPU/SoC Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 855(SDM855)を搭載したスマートフォンを一挙比較・発売情報をまとめていきます。
Snapdragon 855シリーズでは次世代の高速通信規格「5G」に対応、AI性能・ゲーム・カメラなどの各種処理をより高速化した最先端スマホ向けのチップとなっています。
2019年春モデル以降、下記でも紹介する「レノボ Z5 Pro GT」ではSDM855モデルならばAntutuベンチマークテストにおいて36.8万点を叩き出す(参考値)、超高処理性能をもったスマホが多数登場する見込みです(SDM845搭載機は28-30万点程度、SDM835搭載機は20万点強が一般的なスコア)。
2017年のSDM835→2018年のSDM845に続く、超高性能のスマホ性能を体験したい人はSDM855搭載のスマホを手に入れられれば、時代の最先端を感じられるはずです。
*以下、随時SDM855搭載モデル・採用モデルが発表されるごとに情報を追加していく予定です(国内夏~2020年春モデルまで更新中。docomo 5/16(夏モデル)10/11(冬モデル), au 5/13(夏モデル)・10/10(冬モデル), SB 5/10(夏モデル)・10/16(冬モデル)。2019年秋・冬モデルも随時追加中)。国内向けモデルだけでなく海外仕様のバージョンも含みます。販売地域・提供キャリアによって搭載するCPUが異なる可能性もありますので、機種名だけでなくスペックの仕様をよく確認した上で購入検討をしてください。
ページの目次
- 1 SONY Xperia 1(実機レビュー)
- 2 SONY Xperia 5(実機レビュー)
- 3 SHARP AQUOS R3(実機レビュー)
- 4 SHARP AQUOS zero2(実機レビュー)
- 5 Google Pixel 4/4 XL(実機レビュー)
- 6 Galaxy Note10
- 7 Galaxy Note10 +(実機レビュー)
- 8 Galaxy Note10 lite
- 9 GalaxyFold
- 10 Galaxy S10
- 11 Galaxy S10e
- 12 Galaxy S10+
- 13 Galaxy S10 5G
- 14 Galaxy S10 lite
- 15 ZenFone6 ZS630KL
- 16 Black Shark 2(JPモデル)
- 17 Black Shark 2(廉価モデル-JPモデル)
- 18 Xiaomi Mi9
- 19 Xiaomi Mi 9T Pro
- 20 Xiaomi/Redmi K20 Pro
- 21 Xiaomi Mi MiX3 5G
- 22 OnePlus 7 Pro(実機レビュー)
- 23 LG G8X ThinQ
- 24 LG V50 ThinQ 5G
- 25 LG G8 ThinQ
- 26 Lenovo Z5 Pro GT
- 27 Lenovo Z6 Pro
- 28 OPPO Reno 10x zoom
- 29 Nubia Red Magic 3
- 30 Meizu 16S (魅族)
- 31 Vivo IQOO
- 32 SDM855搭載機・国内キャリアの販売価格表
- 33 安くなった型落ちハイエンドモデルもお得
SONY Xperia 1(実機レビュー)
画面サイズ | 6.5インチ 21:9比 |
サイズ | 167 × 72 × 8.2 mm |
解像度 | 4K HDR 1644×3840 |
本体重量 | 178g |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ×3 広角+ 標準+ ズームレンズ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 64GB | 価格帯 | 95400円~ |
電池容量 | 3,200mAh | SIM | nano SIM |
*データはUS向け。国内モデル発表後、データを更新します(更新済み)。
2019年2月、Xperiaの新シリーズ「Xperia 1(エクスペリアワン)」が発表されました(→2019年4月、日本国内でも正式リリースがされました)。
ディスプレイの比率が特徴的で、21:9という2018年モデルの流行デザインのスマホよりもさらに縦長化がされて、画面サイズはXperiaでも最大級の6.5インチにまで大きくなりました。カラーラインナップにもパープルが復活し、Xperia XZ2/XZ3シリーズから大きく進化した注目のモデルです。パープルはドコモ・au・ソフトバンクの3社とも販売します。
またソニー初のトリプルレンズカメラを採用し、それぞれ広角・標準・ズームに対応しました。4K HDRディスプレイにも対応していることから、ポジション的には従来のXperia XZ Premiumシリーズの後継とも言えそうです。
日本への投入も確定しており、初夏頃(5月~6月)の発売が予想されます。取扱いキャリアはドコモ・auそれぞれからXperia1が発売される可能性が高いでしょう。国内での正式発表時は4月末~5月中旬頃が予想されます。
国内キャリア向けモデルはROMが64GB/ワンセグ・フルセグ対応、おさいふケータイ対応などの機能が追加されています。
2019年5月10日にソフトバンク、5月13日にau、5月16日にドコモから夏モデルとしての投入が発表されました。それぞれ発売日時期は2019年6月中旬頃が予定されており、事前予約キャッシュバックキャンペーンも発表されています。
*国内の発売日はドコモ・au・ソフトバンク2019年6月14日の一斉販売開始で確定しました。
関連記事:2019年夏モデル ドコモXperia 1の取扱は?旧モデルを超越するスペック・価格・発売日情報
実際に購入してみました:ドコモXperia1 SO-03L購入実機レビュー 人気の理由は6.5インチ/21対9比の使いやすさ?
・auがお盆休みセールとして1万円引き対象機種にXperia 1を追加しています:au機種変更サマーセール(-2019-08-18まで)
SONY Xperia 5(実機レビュー)
画面サイズ | 6.1インチ 21:9比 |
サイズ | 157 × 66 × 7.6 mm |
解像度 | FHD+ 1080×2520 HDR OLED |
本体重量 | 164g |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ×3 広角+ 標準+ ズームレンズ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | IP65/68 |
ROM | 64GB | 価格帯 | 8-9万円程度 →87,912円 |
電池容量 | 3,000mAh | SIM | nano SIM |
*ドコモ向けモデルのスペックに更新しました。実機レビューはこちら
2019年秋以降に日本投入予定も確定している、Xperia1の小型サイズモデル Xperia 5が発表されました。ドコモ・au・ソフトバンク各社が扱います。
基本的なスペックはXperia1に類似したままサイズダウンが図られています。
Xperia1はカメラがボディ中央に配置されていましたが、Xperia5では左に寄せられました。
レンズ | 画素数 | センサーサイズ/F値 | ピクセルピッチ |
標準 26mm | 12MP | 1/2.6″ , F1.6 | 1.4μm |
広角 16mm | 12MP | 1/3.4″ , F2.4 | 1.0μm |
ズーム 52mm | 12MP | 1/3.4″ , F2.4 | 1.0μm |
画素数・焦点距離・センサーサイズ・F値などはすべてXperia 1とXperia 5は一致しています。
US向けに発表された時点ではブラック・グレー・ブルー・レッドの4色があり、パープルはありません。
NTTドコモでは2019年11月1日より発売されることが確定しました。国内ではXperia1と入れ替わりで取り扱いされます。
☆「Softbank Xperia 5」
☆「au Xperia 5 SOV41」
☆「NTTドコモ-Xperia 5 SO-01M」
SHARP AQUOS R3(実機レビュー)
画面サイズ | 6.2インチ Pro IGZO |
サイズ | 156 × 74 × 8.9 mm |
解像度 | Quad HD+ 1440×3120 |
本体重量 | 185グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 1220万 (静止画用) +2010万 (動画専用) |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 9~10万円 |
電池容量 | 3,200mAh | SIM | Single |
*データはシャープ公式サイトより。スペック一覧には防水・防塵に関わる表記が5月8日時点では見当たりません(おそらく対応はしているはずです。AQUOSスマホで非防水の機種はほとんど無いため)→ソフトバンク・auモデルでは防水・防塵対応の記載が確認出来ました。
2019年5月8日、シャープは2019年夏モデルとなるAQUOS R3を発表しました。発売は今夏初旬が予定されています。
ディスプレイは上下に凹みがあるダブルノッチスタイルを採用、新しいPro IGZOディスプレイに変更され、従来機種よりも2倍の明るさ・120Hzの滑らかな表示・冷却効率/省エネも実現しているということです。
旧モデルAQUOS R2に続き、静止画用カメラの他に動画専用のカメラを搭載しており、どちらのレンズも大幅に明るさ・画質が向上したとしています。
静止画用はF1.7の明るいレンズに変更+ピクセルサイズが大きくなり、新画素エンジンPro Pix2による被写体ブレ補正が利用できます。
5月8日時点では取扱いキャリアは発表されていませんが、旧モデルはドコモ・au・ソフトバンク3社から発売されています。
2019年5月13日時点で、ソフトバンク・auがそれぞれ2019年5月下旬頃より発売することを発表しました。
2019年5月16日、ドコモもSH-04Lとして発売を発表、2019年6月1日より販売を開始します。
ドコモモデル SH-04Lの実機レビューはこちら → ☆「AQUOS R3 SH-04L実機レビュー 外でも見やすいプロIGZOと歴代最強スペックスマホ」
SHARP AQUOS zero2(実機レビュー)
画面サイズ | 6.4インチ 有機EL |
サイズ | 158 × 74 × 8.8 mm |
解像度 | フルD+ 1080×2340 |
本体重量 | 141グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 1220万 +2010万 (標準+広角) |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 対応 IPX5・ IPX8/IP6X |
ROM | 256GB | 価格帯 | 87,912円 |
電池容量 | 3,130mAh | SIM | Single |
*スペックはシャープ公式モデル/価格はドコモ版 SH-01Mのもの。初公開時暫定重量は143グラムと記載されていましたが、2020年時点で141グラムへ修正されています
2019年秋冬モデルとして発表された薄型・軽量な「zero」シリーズの新作は6.4インチという超大画面のまま、ディスプレイパネルは有機ELパネル、ボディにはマグネシウム合金フレームを採用することで143グラムという軽量さを実現しています。
RAMは8GB/ROM 256GBと標準スペックも高く、顔認証・画面内指紋認証搭載など、流行の最先端のデザインになっています。
AQUOS zero2はソフトバンク・au(SHV47)・ドコモ(SH-01M)の3社が2020年1月下旬以降より取り扱いを始めると発表しています。
[追記]NTTドコモが2020年1月17日より予約を受け付け始めました。発売日は2020年1月30日です。続きを読む → 「実機レビュー ドコモ AQUOS zero2 SH-01Mの発熱・処理性能低下について」
Google Pixel 4/4 XL(実機レビュー)
画面サイズ | 5.7インチ /6.3インチ 有機EL |
サイズ | 147.1 × 68.8 × 8.2 mm/ 160.4 × 75.1 × 8.2 mm |
解像度 | フルHD+ QHD+ |
本体重量 | 162グラム /193グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 1200万 +1600万 (標準+望遠) |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 64/128GB | 価格帯 | 9~12万円 |
電池容量 | 2800/3700mAh | SIM | nano+eSIM |
*スペックは国内向けモデル。
2019年10月15日に発表された次世代PixelシリーズもSDM855搭載機となりました。
旧モデルに比べて新しくズームレンズを追加・ディスプレイにタッチせず操作が出来る「モーションセンス」や顔認証に変更など、さまざまな進化をしています。
国内サービスのeSIMプランを契約することにより、DSDSでも利用できるようになりました。
関連記事:Pixel4でIIJ eSIM契約パケット料金超簡単節約-ワイモバイル・UQモバイルとDual SIM利用時の挙動/アンテナピクト状態
国内ではドコモからは販売されず、Googl Storeとソフトバンクより2019年10月24日より発売されます。
Galaxy Note10
画面サイズ | 6.3インチ | サイズ | 151 × 71.8 × 7.9 mm |
解像度 | Quad HD+ AMOLED 1440×3040 |
本体重量 | 168グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9825 |
メインカメラ | 望遠 +広角 +超広角 |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 256GB | 価格帯 | 11-12万円程度 |
電池容量 | 3,500mAh | SIM | Single |
*仕様は海外モデル発表時点のデータです。
2019年8月、新しいノートシリーズにもSDM855搭載モデルが登場しました(販売国によってはExynosチップが使われるエリアがありますが、日本で発売される場合はSnapdragonの可能性が極めて高いです)。
2019年モデルももちろんスタイラスペンを内蔵できる仕様になっており、新しいSペンではジェスチャー操作に対応します。
Galaxy S10シリーズとは異なり、インカメラのホールが中央に移っています。2018年モデルのGalaxy Note9/2017年モデルのNote8と比べてベゼルが小さい分、6.3インチというほぼ同等のディスプレイサイズでもボディが小さく・軽量化されました。
国内向けはドコモモデル SC-06L(またはSC-01M)、auモデル SCV45(SCV44はGalaxy Foldの折りたたみ向け型番となる可能性が高い)が2019年秋冬モデルとして発売されることが期待されます。
→日本国内ではドコモ・auともにNote10は発売しないことが判明しました。
Galaxy Note10 +(実機レビュー)
画面サイズ | 6.8インチ | サイズ | 162.3 × 77.2 × 7.9 mm |
解像度 | Quad HD+ AMOLED 1440×3040 |
本体重量 | 196グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9825 |
メインカメラ | 望遠 +広角 +超広角 +深度センサー |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 256GB | 価格帯 | 11万880円 |
電池容量 | 4,300mAh | SIM | Single |
*仕様をauモデルの情報に更新しました。
過去最大級の6.8インチになったGalaxy Note10+では、RAM・ROMが大きくなった他に、メインカメラがクアッドレンズ仕様になりました。
海外ではGalaxy S10の5Gモデルに深度センサー(TOF)が採用されており、Galaxy Note10+も最高峰のカメラ品質となることが期待できます(Galaxy S10 5GはDxOmarkにおいてP30 Proと並ぶ112点を記録し、2019年8月時点で1位です)。
サイズ的にはGalaxy Note 10+こそがGalaxy Note9の後継機というモデルなので、Galaxy Note10+も日本向けに発売される可能性は十分にありそうです。
日本国内ではauとドコモが2019年10月18日より発売し、それぞれ事前予約にてGalaxy Budsが貰えるキャンペーンを展開しています。
関連記事:[SC-01M/SCV45]2019年Galaxy Note10+ 6.8インチとは思えない使いやすさレビュー 進化したベゼルレスデザイン・スペック比較
2019年、楽天モバイルからもSIMフリーモデルが発売されました。
☆「楽天モバイル Galaxy Note10+」/126,800円(2020年1月18日時点)
Galaxy Note10 lite
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 163.7 × 76.1 × 8.7 mm |
解像度 | Full HD+ AMOLED 1080×2400 |
本体重量 | 199グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9810 |
メインカメラ | 望遠 +広角 +超広角 |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 6GB 6万円~ 8GB 6.3万円~ |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Single/Dual |
*グローバルモデルの仕様より。価格はインド向け
2020年1月より登場したSペン対応 Galaxy Note10の廉価モデルです。ディスプレイの解像度やストレージ・カメラなどのスペックは下げられていますが、SDM855搭載モデルが存在します(販売国によってはExynosチップを積んでいます)
2020年2月時点では国内向けの発表はされていません。
GalaxyFold
画面サイズ | 4.6インチ+ 7.3インチ |
サイズ | オープン時 161×118 ×7.6mm クローズ時 161×63 ×17.1mm |
解像度 | QXGA+(メイン) HD+(カバー) 2,152×1,536 1,680×720 |
本体重量 | 276グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12MP +12MP +16MP |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | 非対応 |
ROM | 512GB | 価格帯 | 245,520円 |
電池容量 | 4380mAh | SIM | Single |
*仕様をau向けに更新しました。
日本国内ではau専売として、Galaxyの折りたたみスマホが発売されます。販売価格はauスマホ史上(おそらく)最高の24万円超えとなりました。
SCV44は一部の店舗のみでしか販売されず、auの直営店・大都市の旗艦店のほかは、auの公式オンラインサイトのみで予約・購入が出来ます。
2019年10月25日発売予定とされています。
Galaxy S10
画面サイズ | 6.1インチ | サイズ | 149.9 × 70.4 × 7.8 mm |
解像度 | Quad HD+ AMOLED 1440×3040 |
本体重量 | 158グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 可変絞り対応 広角-ズーム 超広角レンズ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 9-10万円 |
電池容量 | 3,300mAh | SIM | Single |
*仕様を日本向け(au SCV41)モデルに修正しました。
GalaxyシリーズにはExynosシリーズ(Galaxy S10では9820)をチップとして採用するエリアがあります。おそらく日本向けにはSDM855になると思われますが、海外モデルを輸入する場合はよく型番を確認してください。
過去のGalaxy Sシリーズから、インカメラをホール型に変更したフルディスプレイデザインを採用したGalaxy S10シリーズもSDM855搭載モデルがあります。
かつて+やNoteモデルだけに対応していたマルチレンズが、S10でもトリプルレンズを採用するなど、ディスプレイ・カメラ・処理性能ともに従来機種を超えるハイエンド仕様になっています。
海外では2019年3月より発売開始となっており、日本でも2019年夏モデル発表直後から発売が始まりそうです。
海外サイトでは早速輸入が出来るようになってきています。
☆「Etoren Galaxy S10シリーズの価格・在庫をみる」
auは2019年5月23日より、Galaxy S10 SCV41を発売することを発表しました。国内モデルはSDM855、RAM8GB+ROM 128GBの仕様で確定しました。
ドコモは2019年6月1日より、Galaxy S10 SC-03Lとして発売開始することを発表しました。
Galaxy S10e
画面サイズ | 5.8インチ | サイズ | 142.2 × 69.9 × 7.9 mm |
解像度 | 1080×2280 | 本体重量 | 150グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9820 |
メインカメラ | 可変絞り対応 デュアルレンズ 12メガ+16メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128/512GB | 価格帯 | 9~10万円 |
電池容量 | 3,100mAh | SIM | Single/Dual |
Galaxy S10eは、通常のS10や過去のNoteシリーズとは異なり、Edgeディスプレイではないフラットモデルとして登場しました。
Galaxy S10に比べてワンサイズ小さく廉価ではあるものの、ドコモから過去に発売されたGalaxy Feelのような低価格モデルではなく、SDM855を採用したハイエンドな派生モデルです。Etorenでは9万円程度から購入が可能となっています。
2019年5月17日時点では日本のキャリアでの取扱は発表されず、国内投入は無さそうです。
Galaxy S10+
画面サイズ | 6.4インチ | サイズ | 157.6 × 74.1 × 7.8 mm |
解像度 | Quad HD+ AMOLED 1440×3040 |
本体重量 | 175グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 可変絞り対応 広角-ズーム 超広角レンズ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 10-12万円程度 |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | Single/Dual |
*スペックはauモデル SCV42の情報に更新済み。
Galaxy S10+はGalaxy S10よりさらに一回り大きく、インカメラがデュアルレンズになっています。インカメラは10メガのデュアルピクセルカメラセンサーと、8メガの深度センサー用です。メインカメラはDxOmarkでP20 Pro, Mate20 Proに並ぶ最高評価109点を記録しています(2019年3月時点のNo.1)。
Galaxy S10シリーズ3モデルの大きさはこのような差があります。従来モデル以上にベゼルレス化・画面占有率が高まっているため、6インチ前後というサイズから感じるよりもコンパクトなボディに仕上がっています。
海外モデルでは最大RAM 12GB/ ROM 1TBの超ハイスペック仕様のモデルもあり、価格は1699ドル(約18万円)に到達しています。
過去日本ではGalaxy Sのプラスシリーズはドコモとauからそれぞれ発売されていますが、短期間で販売終了になっているため、S10+の取扱も長くは続かないかもしれません。
auからSCV42としてGalaxy S10+の発売が決定、発売日は2019年5月23日が予定されています。海外ではROM 1TBモデルも存在しますが、au向けは128GBのみの投入が確定しました。
なお、auで発売日前にSCV41/SCV42を予約してから購入するともれなくワイヤレスイヤホン「「Galaxy Buds(SM-R170)」が貰える予約キャンペーンも5月14日から始まります。
NTTドコモでは2019年7月頃、2020年の東京オリンピック仕様の限定モデルを販売します。10,000台限定でウェブ販売されます。
☆「Galaxy S10 Olympic Games Edition SC-05L」/ウェブ限定販売・10,000台
Galaxy S10 5G
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 162.6 × 77.1 × 7.9 mm |
解像度 | Quad HD+ AMOLED 1440×3040 |
本体重量 | 198グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9820 |
メインカメラ | 12+12+16M +3D深度用 |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 256/512GB | 価格帯 | 13.4~15万円 |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Single/Dual |
*データはUS(ベライゾン)バージョンより。CPUは発売されるエリアによってSDM855ではなくExynosを採用する可能性があります。
Galaxy S10 5Gはその名の通り新しい規格の通信「5G」に対応する最先端モデルとして、2019年春時点では韓国やアメリカでの投入が確定しています。日本では5Gサービスの商業化は2019年時点ではまだ”開始予定”であるため、5G用端末の一般投入がどの時期に始まるのか断定出来ません(夏モデルとして売り出すのか、次の秋冬まで投入見送りになるのか)。
ただ、このGalaxy S10 5Gは単なる”Galaxy S10の5G対応バージョン”ではなく、カメラのハードそのものが通常モデルとは異なります。
2019年5月時点でGalaxy S10 5GはHuawei P30 Proと並び、DxOmarkの最高評価112点を記録し、暫定カメラ性能トップタイに居ます。3D depth用のセンサーが前後にあり、ボケを表現することが可能とされています。
アメリカではVerizonが先行して発売を確定しており、価格は256GBモデルで1299ドル・512GBは1399ドルとされており、通常のGalaxy S10+に比べて300ドル以上高価な設定となります。
2019年夏モデルとしての国内投入は無さそうです(2019/05/16時点で取扱発表無し)。
☆「https://www.samsung.com/us/mobile/galaxy-s10-5g/」
Galaxy S10 lite
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 162.5 × 75.6 × 8.1 mm |
解像度 | Full HD+ AMOLED 1080×2400 |
本体重量 | 186グラム |
CPU | Snapdragon 855/ Exynos 9810 |
メインカメラ | マクロ +広角 +超広角 |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 128GB | 価格帯 | 8GB 61,400円~ |
電池容量 | 4,500mAh | SIM | Single/Dual |
*グローバル向けの仕様より。
Galaxy S10には別途廉価モデルの「S10e」が存在しましたが、それとは別途48メガピクセルのカメラを搭載したGalaxy S10 liteが2020年に登場しました。
Galaxy S10 liteは単なる「Galaxy S10の廉価モデル」ではなく、ディスプレイも大きく電池も増えています。
日本での発売有無は不明ですが、2020年2月時点でイオシスにてライトシリーズの販売が始まっています。
☆「イオシス Galaxy S10 lite/Galaxy Note10 lite」
ZenFone6 ZS630KL
画面サイズ | 6.4インチ | サイズ | 159.1 × 75.44 × 9.1 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 190グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 13メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128/256GB | 価格帯 | 69500円 82500円 103,030円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | DSDV対応 |
2019年5月16日、ASUSは2019年モデル ZenFone6 ZS630KLを正式発表しました(上記はUS向け)。
本モデルはフロントディスプレイ側にはカメラを搭載せず、フリップ式で背面レンズを跳ね上げるようにして前面へ移動させるという特殊な機構を採用しています(リアカメラモードとうフロントカメラモードでは利用できる機能が一部異なる)。
カラーバリエーションはミッドナイトブラックとトワイライトシルバーがあります。
カメラにはソニーのIMX586 48メガピクセルのイメージセンサーを用い、1/2.0″インチの大型センサーと0.8μmのピクセルサイズを持っています。セカンドカメラは超広角125度の画角に対応しています。
SIMスロットとSDカードのトレイは独立しており、DSDVとmicro SDカードの利用が同時にできます。
2019年5月17日時点において、アメリカの公式サイト上には防水仕様との記載は見当たりません。国内での発売もまだ未定です。
☆「https://www.asus.com/Phone/ZenFone-6-ZS630KL/Tech-Specs/」
→日本での正式発表が2019年8月20日14時~で確定しました。ASUS30周年を記念し、限定値引きクーポンキャンペーンも実施中です(要専用フォームから応募)。
Black Shark 2(JPモデル)
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 163.6 × 75.0 × 9.6 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 205グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 12メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256GB | 価格帯 | 10万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | DSDV対応 |
Xiaomi出資のゲーミングスマホシリーズ Black Sharkの新型モデルが日本でも発表、2019年5月下旬(→発売日はやや遅れて、2019年6月7日決定しました)より発売されれることが確定しました。
価格は10万円とハイエンドスマホの中でも高めの設定となりますが、最高峰のゲーミングスマホとして考えればむしろ割安かもしれません(ASUSのROG PhoneはSDM845, RAM8GB/ROM 512GBで定価12万円でした)。
Black Shark2はRAM 12GB/ROM 256GBという超ハイエンド仕様で、日本向けにカスタマイズされています。ゲームのプレイに最適化されたディスプレイや冷却システムなどはもちろん、日本で利用できるように技適も取得されています。
対応周波数:FDD LTE (B1,B2,B3,B4,B5,B7,B8,B19,B20,B28)/TDD LTE (B34,B38,B39,B40,B41)
SIMスロットは2箇所あり、Dual SIM, Dual VoLTE Standbyが出来ます(docomo/Softbank対応)。
指紋認証はディスプレイ内蔵型であり、ゲーミングスマホとしての性能以外に部分も最先端の技術で作られたハイエンドモデルとなっています。
先行予約特典として、先着3000名にコントローラーとボディケース(1.5万円相当)が貰えるプレゼント企画も実施中です。
Black Shark 2(廉価モデル-JPモデル)
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 163.6 × 75.0 × 9.6 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 205グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 12メガ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128GB | 価格帯 | 5万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | DSDV対応 |
2019年8月下旬より、Black Shark2のRAM/ROMが半分になった廉価版が発売されることが発表されました。価格も半額の5万円となり、メモリ以外の仕様は通常モデルと同じであるため、SDM855搭載機種として国内正規モデルとしてはトップレベルに安くなりました。
ゲーミングスマホとしてはRAM/ROMが6+128GBという組み合わせは低めの仕様ということになりますが、一般用途としてなら十分すぎるスペックであり、お買い得感が跳ね上がっています。
Xiaomi Mi9
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 157.5 × 74.7 × 7.6 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 173グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 16メガ(広角)+ 12メガ(ズーム) |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128GB | 価格帯 | 6万円~ |
電池容量 | 3,300mAh | SIM | Dual |
中国の格安ハイエンドモデルとしてシリーズが続いている Xiaomi Miシリーズ「9」も、SDM855搭載のフラッグシップモデルとなりました。
ディスプレイにはティアドロップ型の控えめなノッチに、ディスプレイ下指紋認証も搭載しています。
そしてメインカメラが48メガピクセルという超高解像度のセンサーを搭載しており、DxOmarkでのスコア107点と高い評価を得ています。
2019年3月6日時点で海外通販では6万円強から輸入が可能となっています。
☆「Sunsky – Xiaomi Mi9」/ 6GB+128GBモデル 62,748円~
なお、Xiaomi 9には廉価モデルの「Mi9 SE」というモデルもあり、そちらはSDM855ではなくSnapdragon 712を採用しています。
Xiaomi Mi 9T Pro
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 156.7 × 74.3 × 8.8 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 191グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 13メガ(広角)+ 8メガ(ズーム) |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128GB | 価格帯 | 4万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | Dual |
Antutuベンチマークテストでは40万点を超える超ハイスペックモデルかつ、激安なMi9の上位モデルです。
インカメラはOnePlus7 Proと同じくポップアップ型になっており、ノッチ無しのスッキリとした大画面が特徴です。
2019年10月時点ですでに400ドルを切っています。
☆「Gearbest Xiaomi Mi 9T Pro 6GB+64GB」/369.99ドル(2019年10月17日時点)
Xiaomi/Redmi K20 Pro
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 156.7 × 74.3 × 8.8 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 191グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ+ 13メガ(広角)+ 8メガ(ズーム) |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128/256GB | 価格帯 | 4万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | Dual |
Xiaomiの高コスパスマホシリーズの一つ、Redmi(红米) から、Mi9にも引けを取らない高性能・超コスパモデル K20 Proが発表されました。
Mi9と比べるとインカメラを水滴型ノッチからポップアップ式(2000万画素)に変更、バッテリー容量を4000mAhまで増量しています。
指紋認証はディスプレイ内蔵で、第7世代の指紋認証センサーによって旧世代のものより精度・認証速度がアップしているとのこと。
カメラに関しては広角・ズームともに若干画素数が下がっていますが、メインは48メガカメラのままです。これで、最安モデルは2,499元=およそ3.96万円という超破格設定です。
モデル別の価格は
6GB+64GB 2,499元
6GB+128GB 2599元
8GB+128GB 2,799元
8GB+256GB 2,999元
となっています(2019年5月末時点で、1元=15.9円くらい)。中国では2019年6月1-2日頃から発売・出荷されます。
なお、Proが付かない「K20」はSDM730を搭載しています。
☆「Aliexpress Xiaomi Redmi K20 Pro」
Xiaomi Mi MiX3 5G
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 157.9 × 74.7 × 9.4 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 218g |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ +12メガ 標準+ズーム |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128GB | 価格帯 | 8万円~ |
電池容量* | 3,800mAh | SIM | Dual |
(参照:https://www.mi.com/global/mix-3-5g/)
Mi MIX3の通常モデルはSDM845を搭載して2018年秋モデルとして発表されていますが、5Gに対応した新型モデルはSDM855を採用しています。
スペックはMIX3と同じ点も多いですが、RAMは6GBモデルのみがあるようです。
*バッテリー容量について、公式サイトには「3800mAh」と「3200mAh」の両方の表記があり、どちらが正しいのか不明瞭でした(通常モデルのMIX3は3200mAh)。公式HPのトップイメージ画像には3800mAhとされているため、3800mAhだと思われます。
☆「Sunsky Xiaomi Mi MIX3 5G 6GB+64GB」/ 87,734円(2019年3月6日)
OnePlus 7 Pro(実機レビュー)
画面サイズ | 6.67インチ 19.5:9 |
サイズ | 162.6 × 75.9 × 8.8 mm |
解像度 | 1440×3120 | 本体重量 | 206グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ +8メガ(ズーム) +16メガ(超広角) |
RAM | 6/8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 669ドル~ |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | dual SIM |
アメリカでは2019年5月17日より発売開始となったOne Plusの最新ハイエンドモデル「7 Pro」は、669ドルから買える大画面モデルになりました。
他のSDM855搭載スマホの中ではやや重量が大きい206グラムとなっていますが、4000mAhの大容量バッテリー&6.67インチというひときわ大きな画面が特徴です。
OnePlus 7 Proはノッチなし・ホール無しのフルスクリーンデザインであり、カメラはポップアップ式が採用されています。
防水性能について公式には記述がありませんが、このポップアップレンズに関しては日常の防塵加工がされています。ポップアップ機構には30万回の耐久性があり、落下を検知すると自動で収納するスマートドロッププロテクション機能もあります。
指紋認証はディスプレイ面下に内蔵、顔認証も対応しています。
ストレージとRAMの組み合わせは
・RAM 6GB/ROM 128GB:669ドル
・RAM 8GB/ROM 256GB:699ドル
・RAM 12GB/ROM 256GB:749ドル
の3種類があります(いずれもアメリカでの販売価格)。
☆「https://www.oneplus.com/7pro#/」
実機レビューはこちら:OnePlus7Proレビュー総評:カメラ(写真)はXperia1より格上 でも”買い”とも言い切れない理由
LG G8X ThinQ
画面サイズ | 6.4インチ 有機EL (デュアルスクリーン ケースあり) |
サイズ | 76×160 ×8.4mm (ケース装着) 164×166 ×15.0mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 193グラム (ケース装着) 331グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ +13メガ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | 対応 (デュアルスクリーンは 非対応) |
ROM | 64GB | 価格帯 | 55,400円 |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | Single |
ソフトバンクがまさかのケースによって2画面化が出来るキワモノスマホを2019年冬モデルとして投入してきました。国内キャリア向けとしてはLG端末として唯一のSDM855搭載機でもあります(2019年10月17日時点)。
通常時は6.4インチの大画面スマホとして利用可能で、専用LGデュアルスクリーンに装着することで2画面による操作も可能になります(デュアルスクリーンは同梱されています)。過去に日本ではデュアルパネルスマホも存在しましたが、脱着可能なスマホは非常に珍しいはずです。
ソフトバンクでは2019年12月上旬より発売予定とされています。→ 発売日は2019年12月6日、価格は激安の55,400円(税込み)に確定しました。
LG V50 ThinQ 5G
画面サイズ | 6.4インチ | サイズ | 159.2 × 76.1 × 8.3 mm |
解像度 | 1440×3120 | 本体重量 | 183グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +16メガ |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128GB | 価格帯 | — |
電池容量 | 4,000mAh | SIM | Single/Dual |
アメリカ向けにV50は5Gに対応するフラッグシップモデルとして発表されました(https://www.lg.com/us/mobile-phones/v50-thinq-5g)。5Gをカバーするかどうかは国・キャリアによるため日本向けとしても5Gに対応するかどうかは不明です。
V50では12メガの望遠レンズ+16メガの超広角+12メガの標準トリプルレンズカメラと、フロントにも5メガワイドレンズ+8メガ標準レンズを搭載した「5カメラスマホ」として「5G」と掛けた仕様になっています。
日本向けにLGのスマートフォンとしてはV30+まではドコモ・auで発売されたものの、V35とV40が提供されなかったため、V50が日本向けに発売されるかどうかは不明です。
LG G8 ThinQ
画面サイズ | 6.1インチ | サイズ | 151.9 × 71.8 × 8.4 mm |
解像度 | 1440×3120 | 本体重量 | 167グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +16メガ (2カメラモデル もあり) |
RAM | 6GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64GB | 価格帯 | — |
電池容量 | 3,500mAh | SIM | Single/Dual |
LGのスタンダードハイスペックモデルのGシリーズの2019年4月モデルもSDM855を採用します。
V50よりワンサイズ小さいG8のカメラはV50と同じくトリプルレンズのモデルと上記写真のように2カメラモデルが存在し、販売国によって異なるようです。
また、このG8の特長は「タッチレスコマンド」として、フロントカメラにて手の静脈(Hand Vein)を認証・操作に使うことができるそうです。
具体的には通話応答/通話終了、アラームのスヌーズ・ストップ、セルフィーのシャッター・スクリーンキャプチャー、メディア再生コントロールやお気に入りアプリを開いたりすることも、「タッチレス」で実現するということです。
さらにディスプレイの画面自体がスピーカー代わりになる「Crystal Sound OLED Speaker」を採用しています。これはテレビディスプレイにも応用されたことがあるらしい技術であり、V50に比べてG8が単なる廉価モデルというわけではなく、機能面でも面白そうな端末になっています。
☆「https://www.lg.com/us/mobile-phones/g8-thinq」
2019年3月時点では日本への投入があるのかどうかは不明です。
Lenovo Z5 Pro GT
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 155.12 × 73.04 × 9.3 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 210グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 16+24メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 4.5万円~ |
電池容量 | 3,350mAh | SIM | Dual |
*Z5 ProにはSDM710モデルも存在します。
Z5 Pro GTは2018年にもいくつか存在した「スライド式」でインカメラを隠す機構を持ったスマートフォンです。ノッチを無くすことで画面占有率は95.06%という「全画面スマホ」を実現しています。
レノボは日本向けにSIMフリースマートフォンを何台か発売したこともありますが、近年では目立った動きがないため、Z5 Pro投入の可能性は低いかもしれません。
☆「https://activity.lenovo.com.cn/activity/moto/introduce/lenovoz5pro/html/gt/index.html」
中国向けの価格は最上位のSDM855 8GB+256GBモデルで3398元=およそ5.7万円ほど、6GB+128GBモデルなら2698元=4.5万円とされているため、かなり安いようです。
Lenovo Z6 Pro
画面サイズ | 6.39インチ | サイズ | 157.5 × 74.6 × 8.7 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 185グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ +16メガ +8メガ +2メガ(TOF) |
RAM | 6/8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256/512GB | 価格帯 | 4.8万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | Dual |
2019年4月に発表、中国では4月29日から発売予定のレノボの最新モデルZ6 Proは、HuaweiのP30 Proにも似たワイド+ズーム+TOF用レンズを搭載したクアッドカメラモデルです。価格は2899元からと、P30 Proの半額以下。
指紋認証センサーはディスプレイ面下に内蔵されています。
ギアベストでは早速予約受付が始まっています。
☆「Gearbest Lenovo Z6 Pro 6GB/128GB」459.85ドル(2019年4月24日時点)
OPPO Reno 10x zoom
画面サイズ | 6.6インチ | サイズ | 162.0 × 77.2 × 9.3 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 215グラム |
CPU | Snapdragon 855 (SM8150) |
メインカメラ | 48メガ +8メガ +13メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 10万円~ |
電池容量 | 4065mAh | SIM | Dual |
*海外向けモデルのデータを参照しています。
最近では日本でもハイエンドモデルを投入しているOPPOの最新ハイエンドモデル OPPO Reno 10x zoomも、SDM855を採用した最高性能モデルとなっています(通常モデルはSDM710搭載)。
広角16mmから160mm相当までの10倍ズームとDual OISにより、高画質で安定したズームカメラ機能が売りとなっています。
1/2.0″の大きなセンサー+f/1.7の明るいレンズと、マルチフレーム+AI機能によるウルトラナイトモード2.0に対応し、ズームだけでなく暗い場所での撮影機能もアップしています。
また、インカメラは過去のFind Xとも異なるコンパクトな昇降機能により、内部に収納されています。
この”ピボット式”の機構によってスムーズかつ最小限に利用が出来るということです。
2019年4月下旬時点ではまだ日本の公式サイトには発売予定は掲載されていないものの、過去の流れから行くと日本でも発売が濃厚です。
Nubia Red Magic 3
画面サイズ | 6.65インチ | サイズ | 171.7 × 78.5 × 9.65 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 215グラム |
CPU | Snapdragon 855 (SM8150) |
メインカメラ | 48メガ |
RAM | 6/8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 64/128/256GB | 価格帯 | 5万円~ |
電池容量 | 5000mAh | SIM | Dual |
*「https://www.nubia.com/redmagicthree」より
Nubiaのゲーミングスマホシリーズ「Redmagic(紅魔)」の最新モデルもSDM855搭載の超ハイスペックモデルです。
ゲームを快適にプレイするために冷却機構を備え、多層放熱構造・ファンによる空冷が可能とされています。本体重量はかなり重めの215グラムとなりますが、電池容量も5000mAhm PD充電に対応しています。
カメラのレンズは1つですが、ソニーのIMX586センサーを採用、4800万画素という超高画質な写真も撮影可能です。さらに8Kビデオ撮影まで可能としています。
中国での販売価格は最も安いRAM 6GB/ROM 64GBモデルの場合は2899元=約4.8万円程度からとされており、コスパにも優れたゲーミングモデルとなるようです。
ZTEは日本でもいくつかのスマートフォンを投入していますが、nubiaのスマホは過去に正規販売したことがないため、日本への正規投入の可能性は低いかもしれません。
Meizu 16S (魅族)
画面サイズ | 6.2インチ | サイズ | 151.9 × 73.4 × 7.60 mm |
解像度 | 1080×2232 | 本体重量 | 165グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 48メガ +20メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 5.3万円~ |
電池容量 | 3600mAh | SIM | Dual |
*「https://www.meizu.com/16s/spec/」より
Meizuから2019年5月5日発売予定のフラッグシップモデル16SにもSDM855が採用されました。
ディスプレイ面内指紋認証を採用しつつ、ノッチ無しの6.2インチサイズのわりには軽量・コンパクトな本体です。驚愕デザインの有機ELパネルによる画面占有率は94.53%とされています。
メインカメラは4800万画素、1.6μmの大きなピクセルサイズのセンサーを搭載・流行jのAIによるシーン判定も対応しています。
現地での価格は3198元~(5.3万円)とXiaomiやLenovoの最上位モデルより若干高いものの、5万円です。8GB+128GBモデルは3498元・8GB+256GBモデルは3998元。
日本ではMeizuシリーズは公式販売されたことがないため、16Sの国内販売の可能性は低そうです。
Vivo IQOO
画面サイズ | 6.41インチ | サイズ | 157.69 × 75.2 × 8.51 mm |
解像度 | 1080×2340 | 本体重量 | 196グラム |
CPU | Snapdragon 855 | メインカメラ | 12MP +12MP +2MP |
RAM | 6/8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 5.8万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | Dual |
IQOOスーパーパワフル熱冷却システムにより効率的な排熱を実現するゲーミングスマホとしてもアピールしているVivoのハイエンドモデルも5万円台から買える超ハイエンドモデルとなっています。
☆「Banggood vivo iqoo」/2019年5月20日時点 529.99ドル~
SDM855搭載機・国内キャリアの販売価格表
上記で登場した各モデルの公式販売価格を一覧にしてまとめておきます(2020年1月21日時点)
モデル名 | ドコモ | ソフトバンク | au |
Xperia 1 | 103,752円 | 105,600円 | 92,880円 |
Xperia 5 | 87,912円 | 116,160円 →98,640円 |
90,720円 |
Galaxy Note10+ | 121,176円 | 取扱なし | 118,800円 |
Galaxy Fold | 取扱なし | 取扱なし | 245,520円 |
AQUOS R3 | 90,288円 | 95,040円 | 90,720円 |
AQUOS zero2 | 87,912円 | 95,040円 | 97,200円 |
G8X ThinQ | 取扱なし | 55,440円 | 取扱なし |
Galaxy S10 | 90,288円 | 取扱なし | 90,720円 |
Galaxy S10+ | 102,960円 | 取扱なし | 販売終了 |
Pixel 4 | 取扱なし | 64GB 87,840円 128GB 101,760円 |
取扱なし |
Pixel 4 XL | 取扱なし | 64GB 114,240円 128GB 126,720円 |
取扱なし |
上記はすべて公式定価です。各種割引や還元もありますので、詳しくは公式サイトのページを参照ください。
安くなった型落ちハイエンドモデルもお得
2019年3月時点において、上記の通り続々とSDM855搭載の次世代スマホが登場する中で、旧モデルのSDM845搭載モデル・SDM835搭載モデルのスマートフォンの値下げが進んでいます。
例えばドコモモデルのSDM845搭載コンパクトスマホ Xperia XZ2 Compact SO-05Kなどは、すでに機種変更で一括1万円にまで大幅値下げが実施されました。
関連記事:SDM845搭載 XperiaXZ2 Compact SO-05K値下げ 下取りで機種変更一括0円以下も 3月の端末購入サポートセール
さらに1世代古いSDM835搭載のXperia XZ1 Compact SO-02Kに至ってはたったの648円です。
時代の最先端を体感したのであればSDM855搭載機種の発売を楽しみに待つというのも良いですが、5G対応のスマートフォンは販売価格が非常に効果になるとも言われています。必要以上にパフォーマンスだけが高いスマホよりも、どんなゲームやアプリもさくさく動くと言っても良いレベルに到達していたSDM835.SDM845搭載モデルの値下げされた機種と比較検討してみる価値がありそうです。
*本ページでは日本向けモデル発表以前の情報を含んでいます。情報・データの正確性が低い箇所・実際の発売時までにスペック・数値データが変更される可能性もあるため、各自最新情報は各公式HPにてご確認ください。
Xiaomi Mi 9は防水非対応です
ご指摘ありがとうございます!おっしゃるとおりMi9はWater resistの記載はないですね。誤記載しておりました。すぐに修正しておきます。