ワイモバイルとしては1年8ヶ月ぶりとなる、新しいiPhoneの登場です。

ソフトバンクは2020年8月27日より、ワイモバイル向け iPhone SE (第2世代) 64GBモデルの取り扱いを開始します。

iPhone SE2はSIMフリーモデルは2020年4月24日、ソフトバンク・au・ドコモのキャリア向けは新型コロナの影響で発売日が遅延して5月11日より買えるようになっていましたが、この度ソフトバンクとauのサブブランドでの販売が解禁されたという流れのようです。

☆「UQモバイル iPhone発売情報

ワイモバイルではこれまでにiPhoneシリーズとして2016年にiPhone 5sの取り扱いを開始し、その後iPhone 6s, iPhone SE、そしてiPhone 7までのモデルを販売してきました。

(左 iPhone 7, 右 iPhone SE2)

iPhone 7は一般向けに2016年モデルとして発売されていたため2020年時点ではやや古さ・時代遅れを感じるスペックとなっていましたが、今回のiPhone SE2の発売により一気に高い処理性能を持つモデルの取り扱いを行うことになりました。

iPhone SE2は旧モデルのiPhone 8と似たデザインであり、iPhone 7ともディスプレイサイズが同じ4.7インチサイズとなっていますので、旧モデルからの買い替えでも使い勝手・使いやすさは維持されます。

一方で、2016年モデル→2020年モデルでの進化も半端ではなく、大幅なグレードアップもしています。

iPhone 7とiPhone SE2、どっちがお得?

Apple iPhoneシリーズの場合、iPhone8までの指紋認証タイプとiPhone X/11シリーズのようなFace IDを導入した顔認証タイプでは一部の操作方法・サイズ感などが異なりますが、iPhone 7とiPhone SE2を比較する場合、OSのアップデートにより同じソフトウェア状態にしていれば、使いやすさは殆ど変わりません。

iPhone 7は今後在庫がなくなった時点で販売終了になる可能性が高いと見られますが、しばらくはiPhone 7とiPhone SE2が選べる状況が出来るはずです。

その場合、iPhone 7とiPhone SE2のどちらを買うべきか、どちらを買ったほうがお得か、という問題が生じるでしょう。

2016年モデルのiPhone 7と2020年モデルのiPhone SE2では性能・機能面でいくつかの違いがあるのはもちろん、販売価格も大きく異なります。

当然ながら性能・機能は最新のiPhone SE2が上であることは間違いないものの、iPhone 7とiPhone SE2の機能面の違いと価格差を考慮し、どちらを買うべきか各自で判断する必要があります。

iPhone 7 iPhone SE2
A10チップ A13チップ
32GB/128GB 64GB
3D Touch True Toneディスプレイ
触覚タッチ
高さ:138.3mm
幅:67.1mm
厚さ:7.1mm
重さ:138グラム
高さ:138.4mm
幅:67.3mm
厚さ:7.3mm
重さ:148グラム
HDR(写真) ポートレートモード
ポートレートライティング
次世代のスマートHDR(写真)
4Kビデオ撮影(30fps) 4Kビデオ撮影(24/30/60fps)
ステレオ録音
nano SIM デュアル SIM(nano/eSIM)

上記のような違いがあります。

共通する機能として、電池性能(ほぼ同等)・耐水性能(IP67等級)・4.7インチ Retina HDディスプレイ・シングル12MPカメラ・第2世代指紋認証センサー・Felica対応などは、iPhone 7でもiPhone SE2も同じです。

iPhone SE2に搭載されたCPU A13チップは、2019年モデルのiPhone 11シリーズと同じものです。

ベンツマークのスコアとしてはiPhone 7のA10チップに比べて2倍以上のスコアアップをしています。

iPhone 7でも多くのゲームアプリは普通に動作するはずですが、高負荷なゲーム・3DゲームアプリなどもiPhone SE2ならサクサクと動きます。

もう一つの物理的な違いとして、iPhone SE2はeSIMによるデュアルSIM仕様になっています。

iPhoneのeSIMは2018年のiPhone XSシリーズから対応している新機能です。

ワイモバイルもUQモバイルも安定した回線、安い料金がウリではありますが、予備用に「IIJ eSIMプラン」や「楽天モバイル UN-LIMIT」のeSIMプランを追加して運用出来るのは便利なはずです。

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ゲームもほとんどしない、eSIMも使う予定が全く無いというのであれば、2020年時点でもiPhone 7は十分現役で使えるモデルですので、あとは価格の問題となります。

iPhone 7とiPhone SE2の価格の違い

ワイモバイルでは型落ちのiPhone 7の値引き・割引セールを実施しています。

ワイモバイルではiPhone SE2の発売に伴い、iPhone 7の値下げが実施される見込みです。

8月27日以降のiPhone SE2/iPhone 7の価格は以下のとおりです。

容量/モデル iPhone 7 iPhone SE2 割引額
32GB 21,600円 最大1.8万円引き*
64GB 57,600円
128GB 32,400円

*ワイモバイル公式税込み価格、新規・乗り換えで指定プラン加入の場合。2020年8月21日時点のiPhone 7価格は32GB 39,600円 / 128GB 50,400円とされています。

iPhone SE2とiPhone7に対する割引額は同額で、最大1.8万円引き(機種変更の場合は7,200円引き)となります。

最も安いiPhone 7 32GBに比べてiPhone SE2は3.6万円高くなります。

前項で比較したiPhone SEの性能に、3.6万円の価値があるとするかどうかは、性能の違いを本当に必要とするかどうか、人それぞれが判断すべき点です。

☆「ワイモバイル公式HPでiPhone料金・プランをみる

公式サイトで予約・購入でiPhone事務手数料

Apple iPhone SE(第2世代)は、本体のみをアップルストアで買い、ワイモバイルのショップへ持ち込み契約することも出来ますが、ワイモバイル公式サイトから予約・購入すると事務手数料が無料になる優待があります。

公式オンラインストアを使って契約・購入すれば待ち時間ゼロ、買いに行く手間暇も省略出来ますので、オンライン手続きを推奨します。

ワイモバ契約でキャッシュバックも

ワイモバイルのウェブ代理店を経由して申し込みをすると現金キャッシュバックが貰えるサイトもあります。

回線契約自体はワイモバイルそのものですが、ショップ独自の特典や還元キャンペーンが使えることもありますので、iPhone SE2を買うなら事前に比較することをオススメします。

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