2022年発売Microsoft Surface Duo2と初代Surface Duoの違い・比較・スペック

マイクロソフトが発売する2022年モデルスマートフォン「Surface Duo2」(サーフェスデュオツー)と「Surface Duo」の違い・比較です。

最新モデル Surface Duo2は、2021年9月23日に発表された折りたたみ2画面スマートフォンです。第2世代のSurface Duo2は日本語のサイトに「2022年前半に発売」と明記されています。

アメリカではSurface duo2は2021年10月21日に発売されます。

型落ちとなる初代Surface Duoはハードはともかく、Androidスマートフォンとしてのシステム・アプリの最適化が不十分で動作の不安定さや不自然な挙動が酷評され、初代となる2019年型 Surface Duoは日本では直接発売されることはありませんでした。

初代のSurface Duoが「可能性を模索するためのプロダクト」だったのであれば、第2世代のSurface Duo2には期待できるかもしれませんので、その違いを比較しておきます。

Surface Duo2とSurface Duo(2019)の違い

スペック・仕様	2021年モデル Surface Duo2	2019年モデル Surface Duo
ディスプレイ	5.8インチ×2 (1344×1892) 8.3インチ相当 (2688×1892) AMOLED	5.6インチ×2 (1350×1800) 8.1インチ相当 (2700×1800) AMOLED
OS	Android 11	Android 10
リフレッシュレート	最大90Hz	60Hz
サイズ	145.2 × 184.5 × 5.5 mm (開いた時)	145.2 × 186.9 × 4.8 mm (開いた時)
重さ	284グラム	250グラム
SIMスロット	nano SIM+eSIM	nano SIM+eSIM
電池容量	4449mAh	3577mAh
急速充電	最大23W	最大18W
CPU	Snapdragon 888	Snapdragon855
RAM	8GB	6GB
ROM	128/256/512GB	128/256GB
5G通信	対応	非対応
おサイフケータイ	非対応	非対応
ワンセグ／フルセグ	非対応	非対応
ワイヤレス充電	非対応	非対応
外部ストレージ	非対応	非対応
カメラ	1200万画素[メイン] +1600万画素[超広角] +1200万画素[望遠光学2倍]	1100万画素[メイン]
防水防塵	—	—
生体認証	指紋	指紋
価格*	165,000円～	—

*アメリカでの価格（1499.99ドル～）。

2画面式というコンセプト・本体のディスプレイサイズは大きく変わっていないものの、初代の第2世代のSurface Duoでは、物理的なスペックも大きく進化しました。

外観上で大きく変わったのは、ヒンジ（折りたたみ部分の接続部）外側に、通知用のディスプレイが追加された点です。メッセージや通知をスマホを開くこと無く確認ができるようになりました。

旧モデルではカメラはシングルレンズであったところ、Surface Duo2では流行の超広角+広角+ズームに対応するトリプルカメラになり、撮影と編集を2画面で行うことが出来るという新しい体験を提案しています。

そして、Surface Duo2は新しく5G通信に対応します。

国内モデルの通信方式・周波数帯がどのようになるのかは2021年9月時点では不明ながら、公式サイトのスペック上は日本の携帯キャリア各社の5Gが使えそうです。

5G-NR NSA (Sub-6): リリース 15 DL 256 QAM から 3.2 Gbps、2xDL CA (TDD+TDD)、4×4 MIMO まで
5G-NR NSA (Sub-6): リリース 15 UL 256 QAM
5G-NR NSA (Sub-6) 対応帯域: n1、n2、n3、n5、n7、n20、n25、n28、n38、n41、n66、n71、n77、n78、n79
ギガビット級 LTE – A Pro リリース 15 (4×4 MIMO および LAA)
LTE DL Cat 20、256 QAM から 2Gbps、5xDL CA まで
LTE UL Cat 13、64 QAM Contiguous 2X ULCA
LTE 対応帯域： 1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、19、20、25、26、28、29、30、38、39、40、41、42、46、48、66、71
WCDMA：1,2,5,8
GSM/GPRS：GSM-850、E-GSM-900、DCS-1800、PCS-1900

*日本で使われている周波数帯はこちら。