2019年4月のドコモは「値上げの春」となりそうですが、数少ない値下げ機種として、2019年発売の最新ドコモガラケー AQUOSケータイ SH-02LのFOMAガラケーからの機種変更が安く(割引増強)なります。
2019年3月31日を以ってドコモでは多くのスマートフォン機種・iPhoneを機種変更の一括値引き対象から除外する(詳しくはこちら)一方で、2020年代に終了予定のFOMAサービス利用者が接続不能・携帯利用不可になってしまうのを避けるため、新しい接続タイプ(Xi)向けの携帯電話・スマホへの買い替え促進のための優遇を強化します。
2019年3月31日時点で購入できるドコモの新型ケータイ(Xiケータイ)は4種類のみとなっており、幾分寂しいランナップです。
・2019年モデル AQUOSケータイ SH-02L (2019年4月1日より値下げ)
・2018年モデル カードケータイ KY-01L (レビューはこちら)
・2016年モデル P-smart P-01J(レビューはこちら)
・らくらくホン F-02J
(3月末時点で旧モデルのAQUOSケータイ SH-01Jもウェブサイト上に記載はありますが、在庫が全く入荷しなくなっています)
☆「ドコモのガラケー機種変更 2019年3月時点で買える機種・価格一覧」
本体実質0円~SH-02Lの新価格
2019年2月の発売日~2019年3月31日までのSH-02Lの価格は、FOMAガラケーからの機種変更・新規・乗り換えすべての種別で実質1万円程度に設定されています。
詳しいSH-02Lの料金プラン・加入条件は「ドコモ公式料金シミュレーター」にて確認してください。すでにXiプランのケータイ/スマホを使っているユーザーの価格は変更されない見込みです)
2019年3月時点では3年前に発売されたP-01Jならば機種代金実質0円負担で買い換えることが出来ます。P-01Jも最新モデルSH-02Lと比べて「ガラケー」としての機能にそこまで大きな差はありません。しかしカメラ機能はパナソニック製ガラケーよりシャープ携帯の方が断然上(P-01Jはカメラボタンを押してから実際に撮影されるまでの遅延が大きい)であるため、携帯カメラをよく使うユーザーは2019年4月以降に同じ値段で買えるのならSH-02Lを選ぶことをオススメします・
FOMA専用ガラケーは将来的に3G停波が行われるタイミングで通話やメール機能などが一切使えなくなります。停波日まではFOMAサービスを使い続ける事自体は出来ますが、すでに多くの古いFOMA携帯機種はドコモ公式による修理サポートが終了・交換用バッテリーなども入手が難しくなっている機種も少なくありません。
SH-02Lを含むドコモのXiケータイではFOMA携帯で使っているプランをそのまま継続することは出来ませんが、2018年11月の料金改定によって5分間のかけ放題付きで月額1,320円から使えるようになっています(月々サポートの適用条件にはspモード/パケットプランの契約は必須ではありません。詳しくは「2018年11月1日~ドコモのガラケーが更に安く月額1200円~ 月サポ値引き条件緩和 パケットプラン不要へ」を参照)。通話メインでドコモガラケーを使っているのならXiケータイへ取り替えたほうが携帯料金が安くなるケースもあるはずです。
ドコモFOMA携帯を長く使い続けていて月々サポートが切れている長期利用者は、2019年中に開始が噂されている「月々サポート無しの新料金プラン」に変わってしまう前に1万円値下げされた最新モデル AQUOSケータイ SH-02Lへ取り替えをしておくことをオススメします。
☆「ドコモケータイ 公式HPでSH-02Lの価格・機能をみる」
ドコモのガラケーはウェブ手続きで待ち時間ゼロで機種変更が出来ます。
ウェブ手続き利用者には事務手数料も無料になる優遇特典がありますので、下記ページを参考にオンライン手続きの注文を行ってください。
FOMAをまだまだ使い続けたい場合の解決策
2019年4月1日から値下げされるAQUOSケータイ SH-02Lは本体負担額も実質0円、月々の料金も月額1,200円~(プランを変更しない限り、割引が短期間で終了して途中から値上がるトラップもありません)から維持できる通話用プランを組むことが出来ますが、さまざまな理由で絶対にFOMAプランを維持したい場合には、すでにドコモショップでは古いFOMA携帯の販売を継続しているショップはほぼ皆無であるため、新しいFOMA携帯機種への機種変更手続きは出来ません。
ドコモのFOMAガラケーが終わってしまうと言っても、2019年春の時点ではまだ具体的に「○年○月に終了する」という確定した発表はされておらず(終了すること自体は明言されています)、もうしばらくFOMA携帯の本体さえ手に入れられれば、利用の継続は可能です。
ドコモの公式サイトにもすでにFOMA用のガラケー販売・受注は完全に終了しており(キッズケータイ等を除く)、取り寄せることも予約することも出来ないのですが、携帯電話本体のみを販売する「白ロムショップ」にならば、完全なる新品に拘らなければまだFOMAガラケーの在庫はいっぱいあります(アウトレット未使用品も割高ですが、無いわけではありません)。
☆「イオシス通販 ドコモケータイ FOMA用 P-01H」/新品未使用 17,800円(税込み)
☆「イオシス通販 ドコモケータイ FOMA用 N-01G」/新品未使用 19,800円(税込み)
(それぞれ2019年3月31日確認時点)
SIMカードのサイズが同じであれば、そのまま差し替えるだけ・SIMカードの規格(サイズ)が違う場合はドコモショップに持ち込みSIMカードの種類変更を申し出れば(手数料が掛かります)、FOMA携帯へ持ち込み機種変更も出来ます(ただし月々サポート等の割引適用はありません)。
月々サポートが適用出来る実質0円で買えるXiケータイへ取り替える場合に比べて「FOMA料金+白ロム料金」が掛かるFOMA利用継続がお得かどうかは微妙ながら(中古品なら数千円から買える激安品もいっぱいあります)、どうしてもまだFOMAプラン・FOMAサービスを使わなくてはならない理由があるのなら、在庫が残っているうちにFOMA用白ロムを手に入れておきましょう。