昨年秋に発売開始となったドコモのスマートフォン機種「AQUOS ZETA SH-01H」の機種変更向け月々サポートが増大され、いつの間にかずいぶんと買いやすくなっています。
昨年10月の時点では管理人はSH-01Hよりも型落ちした2015年夏モデル SH-03Gをオススメしていました。
☆「AQUOS ZETA 新型SH-01H発売 でも機種変ならSH-03Gを推奨します」
でも、状況はもう一変しているのです。
まず、現在は旧モデルのSH-03Gはすでに在庫切れになっており、ドコモのウェブショップでは多分2016年に入ってからは一度も在庫が入っていないはずです。2016年2月時点で販売終了にはなっていないものの、すでに生産は終わっています。おそらく今後も買える機会は来ないのかもしれません(キャンセル品を集めて販売が再開された事例もあります)。
そして、10月時点では機種変更割引が優遇されていたSH-03Gなのですが、現在は以前は使えたキャンペーンの一部が終わってしまっており、価格はほぼ新型のSH-01Hと変わらなくなったのです(興味のある方は過去記事の表と比べて見てください)。
価格 | SH-01H (10月29日発売) |
SH-03G (5月28日発売) |
支払い価格差 |
一括価格 | 93,312円 | 93,312円 | 0円 |
新規 | 46,656円 | 29,808円 | +16848円 |
MNP | 46,656円 | 10,368円 | +36288円 |
機種変更(10年未満) FOMA→Xi |
46,656円 | 10,368円 | +36288円 |
機種変更(10年未満) Xi→Xi |
46,656円 | 10,368円 | +36288円 |
機種変更(10年以上) FOMA→Xi |
46,656円 | 10,368円 | +36288円 |
機種変更(10年以上) Xi→Xi |
46,656円 | 10,368円 | +36288円 |
以前は「ありがとう10年割」という施策で長期ユーザーの優遇、そしてFOMA回線とXi回線からの買い替えで割引額が異なり、実質価格がそれぞれで異なっていましたが、現在は表の下4種類の契約方法は全て同じ月サポです。そしてMNP・新規の価格差もすべてなくなりました。
さて、上記の表だけだと「SH-01Hの方が3万円も高い!」となるのですが、SH-01Hのお得感を考えるのならここからが重要です。
まず、SH-01Hは2月からスタートした機種変更用キャンペーン「ドコモ 春のおとりかえ割」が使えます。適用には条件がありますが、これを適用することでSH-01Hは最大-20,736円の値引きで実質25,920円(機種変用月サポ+おとりかえ割)となります。
さらに、この機種はAndroidスマートフォンなので、契約者が25歳以下の場合は「U25スマホ割」を併用することが可能です(併用ルールについてはこちら:ドコモ機種変用割引「春のおとりかえ割」と「U25スマホ割」の併用について)。SH-01H用のU25スマホ割は最大-15,552円分となります。この春のおとりかえ割+U25スマホ割は旧機種のSH-03Gは対象外。この2つの割引を考慮して比較するとこうなります。
[25歳以下・ 機種変更の場合] |
SH-01H | SH-03G |
一括価格 | 93,312円 | 93,312円 |
月サポ(2年分) | -46,656円 | -82,944円 |
おとりかえ割(2年分) | -20,736円 | — |
U25スマホ割 | -15,552円 | — |
実質価格 | 10,368円 | 10,368円 |
SH-03Gは在庫が無いのでウェブショップではそもそも買えないですが、25歳以下が機種変更する場合は実質的に価格差がありません。昨年SH-03Gをオススメしたのは機種変更で最大5万円もの価格差があったから、なのです。それが無くなった今、あえてSH-03Gを推す理由は皆無です。性能は新型のほうが安定し、いろいろとバージョンアップしていますので。
U25スマホ割はもちろん「25歳以下」が対象なので、U25割が使えないドコモユーザーは実質25920円止まりです。それが高いと感じるならU25スマホ割は対象外の「AQUOS Compact SH-02H」なら春のおとりかえ割+月サポで実質10,368円となります。コンパクトな機種が好きな方はSH-02Hも検討してみるべきです。
☆「docomo AQUOS ZETA SH-01H機種詳細」
☆「docomo AQUOS Compact SH-02H機種詳細ページ」