NTTドコモは2017年10月18日に、2017年冬~2018年春期間に発売予定の新機種を発表しました。この冬は例年よりもたくさんのスマートフォン機種・端末を投入しており、他社に比べて豊富なバリエーションからスマホを選ぶことが出来るようになりました。

しかし、その中にガラケー・ケータイ機種は1台も含まれていません。

ペン付きスマホや2画面ディスプレイ付きスマホ、新色追加など、個性的な機種が多くてスマホ好きにとっては普段より刺激的な発表内容でしたけれど、従来通りの折りたたみ型ケータイユーザーがそのまま機種変更を続けたいという場合には、ちょっとガッカリしたかもしれません。

一応、携帯の新しいモデルとしては、ドコモから一般向けに「ドコモケータイ SH-01J」として発売されるモデルからカメラ機能を取り除いたSH-02Kというビジネスケータイがシャープから発表されましたが、個人契約向けではありません。


カメラ以外の機能は通常モデルと同じであり、カメラを持ち込めない現場などで活躍をするかもしれませんが、個人用として購入するメリットはほぼありません(法人契約では個人向けの購入キャンペーンは使えません)。

ドコモからは2017年春・夏モデルとしてもガラケーモデルは1台も発売サれていませんので、2017年11月時点において最新のケータイ機種は2016年10月21日発売された AQUOSケータイ SH-01JおよびP-smart P-01Jの2機種ということになり、現在ドコモで発売されているケータイも、この2機種のみとなりました。


AQUOSケータイ SH-01Jはドコモの公式ウェブサイトの人気ランキングではスマートフォンの最新機種にこそ及ばないものの、いまだにトップ10に入り続けるほどの需要が続いています。


管理人は何台もスマートフォン・iPhoneを持っていますが、やっぱり最後に頼りになるのはケータイ機種だったりします。旅行や出張時には、SH-01Jで通話し放題を契約したプランで、たくさん通話をしても突然の電池切れの心配が少ないところが気に入っています。

待機だけであれば2週間くらい充電しなくても使い続けられます。スマホ機種では裏でアプリが動いたりして急に電池が減っているということもありますが、SH-01Jではそのようなこともありません。

電池関連では、SH-01Jはmicro USB接続端子で充電をすることになるので、普通のスマホと同じようにモバイルバッテリーで充電出来るのも便利です。

SH-01Jの発売日は1年以上前ですが、ケータイ機種として技術的な革新があるわけでもありません。高機能・最新機能を求めるのであればスマホを買えばよいので、ガラケーユーザーが求めるものとしてはSH-01Jはすでに完成形に至っていると考えて良いでしょう。新機能をつければ、それだけ販売価格が高くなりますし・・・

SH-01Jは機種変更でも本体価格実質0円

2017年11月時点において、AQUOSケータイ SH-01Jは実質0円で機種変更出来るドコモ最安値携帯電話機種です。1年前のSH-01Jの発売時には機種変更だと19,440円の負担額でしたが、2017年7月21日に買い換え(FOMA携帯からの機種変更)で価格0円まで値下げされました。

機種代金を分割支払いにすると月額1,404円×24回(総額33,696円)になりますが、同額の月々サポートが適用されて負担額は0円となります(本体代金は先に一括払いをすることも出来ます。SIMロック解除にも対応)。

☆「ドコモケータイ SH-01Jの価格・詳細をみる

ドコモのケータイ機種はスマートフォンとは違い、月々サポートを適用するために高額な定額パケットプランではなく、使った分だけ料金が変化する「ケータイパック(月額300円~4,200円)」を選んでも、月額割引が付いてきます。そのため、SH-01JへFOMAガラケー機種から機種変更をすると月額1,800円~2018年5月25日より、さらに安い1580円~のプランが使えるように変更。詳細は以下のシミュレーションで解説中ですで利用できます。最新のスマホ機種を買えば6千・7千円という価格も当たり前になりますので、まだまだ安いガラケー機種のままドコモで使っていきたいという人に残された最後の選択肢となっています。

詳しいSH-01Jの価格、選べる料金プランと内容については以下のシミュレーションも参照下さい。

☆「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション

AQUOS ケータイ SH-01Jはネットで機種変更をすると事務手数料が優遇(通常はFOMA→Xiへの変更で3000円→2000円、Xi同士の場合は無料)があります。ショップ店頭ではじっくりとプランや料金について考える時間が取れない・ケータイを買いたいのにスマホばかり勧められてしまうという人は、オンライン購入を推奨します。ウェブからの注文は15分もあれば簡単に手続きが行えます。

2018年夏モデルにもガラケー無し

NTTドコモは2018年5月16日に最新の夏モデルを発表しました。スマートフォン機種が9機種・タブレットモデルが1機種追加されましたが、ガラケータイプの機種追加はありませんでした。

ガラケーからのスマホデビュー用に実質0円以下で買えるarrows Beの新型 F-04Kや、スペックが高めのLG Style L-03Kなどの初心者向け・ライトユーザー向けスマホの追加はありましたけれど、ドコモはもう折りたたみ携帯を出す気がなく、メーカーも新しい機能をもった端末開発をしていないのかもしれません。

ただ、ガラケーを求めるユーザーにとって2016年モデルのSH-01J/P-01Jで必要十分な機能を持っているとも言えますので、今後もガラケータイプの機種を使いたいドコモユーザーにはSH-01Jへの機種変更をオススメします。

スマホデビューをするのならiPhone 7が安い

ガラケー機種が欲しいのならSH-01Jが2017年のオススメ機種となりますが、そろそろスマホデビューをしたいのなら、型落ちして安くなったiPhone 7もオススメです。そろそろこちらも在庫が少なくなってきていますので、安くiPhoneを買いたいのなら今のうちです。

最も安いiPhone 7 32GBモデルなら、機種代金は一括648円という超格安で購入可能(Xiプランからの機種変では1万円)です。

☆「ドコモ iPhone7 32GBモデルの価格・性能をみる

60歳以上の方がスマホデビューをするのであれば「シニアはじめてスマホ割(受付は終了しました)」という専用割引もあります。これを使うと最安値で基本料金も月額800円~から使うことが出来ますので、家族がみんなスマートフォンに買い換えてしまい、LINEやメッセージアプリでのやり取りをしたいのならこの機にiPhoneデビューをしてみることも考えてみましょう。スマートフォンはすべての機能を使いこなそうとすると難しい点もありますが、基本的な機能だけならすぐに使い慣れることが出来るでしょう。

ドコモのiPhoneの購入・利用開始手順については以下の公式ヘルプも参照ください。

☆「ドコモ iPhone購入後の利用開始前設定方法

irumo

 

ドコモ2017年ガラケーは新機種ゼロ 最新の人気機種SH-01Jは引き続き機種代0円で継続販売

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