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NTTドコモが2019年12月、将来3Gサービスの提供終了予定日を告知した影響で「ドコモのガラケーが使えなくなる」という認識をしているガラケー愛好者が増えているようです。

より正確には「ドコモのFOMA/iモードサービスの終了予定」が発表された、というわけなのですが(FOMA終了・3G終了について詳しい解説はこちら)2020年1月時点で”今後もドコモでガラケーを使いたい”と考えた場合には停波が予定されている3G通信だけでなく、スマホと同じ「4G/LTE/spモード」サービスに対応した新しい携帯電話に取り替える必要が出てきました。


(上記はすべてドコモの「Xi対応」ケータイ)

ドコモの新しい「Xi対応ケータイ」は通信方式こそ変わっていますが(ちょっと特殊なカード携帯 KY-01Lを除いて)折りたたみタイプの携帯電話は従来どおりテンキー(数字のボタン)があり、防水に対応した「ガラケー」そのものです。

電話のかけ方、メールの作り方なども基本的にはFOMA携帯電話と何ら変わりなくカンタンに使えるのですが、「FOMA/iモード」のみに対応した古いドコモガラケーと「Xi/spモード」に対応した新しいドコモガラケーでは、決定的に違う部分もいくつかあります。

FOMAガラケーは2020年時点でドコモショップに行っても新機種を買うことはまず出来ません(FOMAガラケーは2016年時点で開発が終わっています)。FOMA携帯が故障した・調子が悪いけどスマホには絶対に変えたくないという場合にドコモのXiケータイへの交換を検討する際には、以下の「FOMA/iモード」→ 「Xi/spモード」に違いに起因する変更点によく注意して、料金プランやサービスを選ぶようにしてください。

*以下の注意点は機種による違いではなく、サービスの変更に依存する違いをピックアップしています。FOMAガラケーで利用できたサービス/Xiガラケーで利用できるようになるサービスは機種ごとによって異なりますので注意してください。

ドコモで現在購入可能なガラケーリストは以下を参照ください。

個別機種の購入レポート・評価は下記ページも参照ください。ドコモのスマホ・ケータイ機種を片っ端から入手して使ってみた感想を書いています。

続きを読む: ドコモ実機レビューリスト

FOMA/iモードからドコモ最新ケータイに変えた時の変更点

FOMAガラケー時代に契約していたすべての料金プランは、ドコモの新しいケータイに交換時に必ず変更されます。先述の通り古いドコモ携帯と新しい携帯では通信方式が異なるため料金プラン体系が変わります。通話プラン・データ通信プランともに、FOMA携帯で利用している旧プランを維持することは不可能です。

ドコモの新料金ケータイプランは月額1200円~となっていますので、詳しくは下記ページ等の解説を参照ください。

関連解説:ドコモ2019年10月ガラケー用新料金プラン「ケータイプラン2」とは?FOMAプランからの買い替え料金イメージ

2020年時点で販売されているドコモのケータイは「iモード」に非対応です。よって、かつて存在した「i○○」といったiモードを使ったサービス全般を引き続き使うことが出来なくなります。

Xiケータイで使えないiモードサービスの例):iアプリ/iモードメール(デコメールなど)/iメロディ/iエリア/iモーション/マチキャラ/iチャネル/iコンシェル など

*「iモード」のサービス自体は使えなくなりますが、Xiケータイでそれぞれの代替となるアプリやサービスもあります。利用できる機能は機種によって異なります。

FOMAガラケーでは「iモードメール送受信無料」だったファミリー割引対象の家族間のメールをspモード経由で行うと、パケット通信量が掛かるようになります。

ただし、ドコモの新料金プランでは月間100MBまでのパケット通信量が含まれており、この容量内での送受信なら追加料金は掛かりません(100MBを超えた場合にも、添付ファイルの無いメールくらいなら速度制限状態のまま受信出来るはずです)。

プランを適切に選べばFOMAガラケーからXiケータイに変えたからといって、必ずしもスマホ料金のように(FOMAの低料金プランに比べて)何倍も料金が勝手に高くなることはありません

100MBあれば、一般的なテキストメールなら何百通と送受信しても大丈夫なはずです。

関連記事1:ドコモ新料金1200円ケータイプラン 100MBで何が出来る?データ容量の目安

関連記事2:(新料金プラン対応)ドコモガラケー2019年最新折りたたみ携帯の機種変更料金・維持費シミュレーション

FOMA/iモード機種で受け取っていた「メッセージF」がなくなり、新しいケータイには「メッセージS」というものにかわります。従来機種でのメッセージ受信にはパケットデータを消費しませんでしたが、新型ケータイではパケット通信量にカウントされます(ドコモからの重要なメッセージは引き続き無料)。

FOMA/iモードガラケーで利用していた「iMenu/らくらくiMenu」が使えなくなり、代わりに「dメニュー」というサービスに変更され、パケット通信量が消費されるようになります。

FOMA携帯の通信速度に比べて、Xiケータイのほうが通信速度が何倍も速くなることがあります。体感時間としてはFOMAガラケーと変わらない利用頻度のつもりでも、Xiケータイでは多くの通信を行ってしまうことがありえますので、ネット接続を使いたい場合には「自分がどれくらいデータ通信をしているのか」を確認しながら使い始めることをおすすめします(通信量は携帯電話のメニュー画面上や(機種に依る)、My docomoのウェブページから見ることが出来ます)。

ネット使用料は基本料金に含まれます

古いのドコモガラケー・ドコモスマホプランの場合には、実際の月々の支払い料金は「通話料金(通話プラン)」+「パケット利用料(データプラン)」+「spモード/iモードの使用料」という複数構成から作られていました。これが2020年現時点で契約できるドコモ携帯向けプランでは、すべてセットになって月額1,200円(定期契約なし時1370円)というシンプルなものに変わっています。

2019年以前に提供されていた古いドコモケータイプランの場合には「データプランを契約しない」/「spモードを契約しない」ことで基本料金を下げることも出来たのですが、2019年の料金改定により現行のプランでは「ガラケーで一切ネットを使わないからspモードを外す」ことは出来なくなりました

ドコモケータイプランでは100MBまでのデータ通信プランも含まれていますので、「ほんの少しネットを使っただけで料金が高くなる」という状況は発生しないので安心してください(ただし、かつて存在した「ケータイパック」(新規の申込みは終了済み)や、スマホと同じ「ギガライト」で契約した場合には、使いすぎると料金が値上がるタイプもあります)。

必要であれば、ドコモケータイの設定でデータ通信量を制限・警告を表示することも出来ます(設定可否は機種に依ります)。家族の携帯ネット使いすぎが心配なのであれば、事前に設定してから渡してあげてください。

解説記事:[FOMAから機種変更した人向け]ドコモガラケー arrows携帯F-03L(2019年最新携帯)でデータ通信料金を節約・制限する方法

充電器が変わることもあります

現在FOMAガラケーのみを利用している・iPhoneやiPadを利用しているというユーザーの場合、ドコモの新しい携帯電話の充電器も別途購入する必要があるケースが生じます(ドコモの携帯・スマホは充電用のケーブル・アダプターは同梱されていない場合が多くなりました)。

現在ドコモで買えるケータイ機種(SH-02L/SH-03L/F-03L/P-01J/F-02J/KY-01L)は、すべて「micro USB」という規格のケーブルによる接続が必要です。

上記イラストのようなFOMA携帯によく使われていた平型の端子がついた充電器・ケーブルだけではドコモの最新ケータイを充電することが出来ません。

ドコモXiケータイの充電に必要なケーブルは少し古いスマホで使われる充電器と同じであるものの、micro USBケーブル・充電器を一切持っていない方は、適切なものをセット購入をしてください(ドコモのホームページに利用可能な製品リストがあります)。

例えば、ドコモケータイ 富士通 F-03Lには「ドコモ純正 ACアダプター05」という充電器が使えます(現在価格2,640円)。

FOMAガラケーから0円負担で買える新型携帯

2020年1月時点において、FOMAガラケーの利用者向けに「Xiケータイ」への交換時には”端末購入割引”または”初めてスマホ購入サポート”という名前で、Xi対応ケータイの割引(ウェブ購入時はポイント還元)を実施しています(“スマホ購入サポート”という名前の割引ですが、対象ケータイ購入時に使えます)。

中には機種代金を0円負担(機種代と同額のポイントを付与)で交換出来る機種もありますので、安いドコモガラケーを探している方は割引対象機種を選んでください(割引/還元適用には条件があります)。

続きを読む:ウェブ契約で二つ折り携帯を機種変更0円負担 新型らくらくホン F-01Mが安い

事務手数料無料でFOMA携帯を交換出来るショップ

ドコモではFOMAサービスの終了が告知されましたが、2020年1月時点ではFOMA携帯の利用者が新しいケータイ・スマホに取り替える場合には、店頭で購入をしてしまうと事務手数料を取っています。

ドコモの方針で携帯電話を取り換えなくてはいけないのに利用者が料金を払うのは納得できないという方は、オンライン交換手続きをすることで待ち時間ゼロ・事務手数料完全無料でFOMAガラケーの交換を受け付けています。

店頭で携帯を購入する場合、事務手数料だけでなく「頭金」というショップ独自の手数料を上乗せして請求されることすらあるため、FOMAガラケーからの交換だけであればオンライン利用を推奨します(携帯の機種を自宅配送する場合の送料もタダです)。

初めての人でもオンライン購入手続きがカンタンに出来るようになっています。所要時間は初回利用者で10分~15分程度、慣れれば数分で完了出来る程度の操作です(パソコン・スマホから購入可能。ガラケーでは一部利用できません)。自分の携帯・家族のガラケーを交換したい方は下記ページを参照して事務手数料を節約できるウェブ手続きを実践してみてください。

ドコモのFOMA携帯(iモード)とXiケータイ(spモード)の違いで注意すべき点 利用が有料・高額になるケース
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