スマートフォンを毎日たくさん使い続けると、どんな機種でもバッテリーの持ちが悪くなり、購入直後のような快適な利用が出来なくなります。
2年以上前のモデルから比べて最新モデルの方が長く電池が持つ機種も増えていますので、スマホを長時間使えることを重視するのなら、新しい機種への買い換えを検討する価値があるでしょう。
ドコモが発表した2016年夏モデルスマートフォンは5機種ありますので、その電池の持ち具合を今の機種と比較してみてください。
2016年モデル | 電池容量 | 利用時間の目安* |
Galaxy S7 edge SC-02H![]() |
3600 mAh | 実利用約100時間/docomo市場最大の電池容量 |
Xperia X Performance SO-04H![]() |
2570 mAh | 実利用約80時間/バッテリーの劣化が少ない新技術採用 |
AQUOS ZETA SH-04H![]() |
3000 mAh | 実利用約100時間/残量20%から1日利用可能 |
arrows SV F-03H![]() |
2580 mAh | 実利用約85時間/3日を超える電池の持ち |
DM-02H![]() |
2900 mAh | 実利用約85時間 |
2年前のモデル | 電池容量 | |
Galaxy S5 SC-04F | 2800 mAh | 実利用約65時間 |
Xperia Z2 SO-03F | 3200 mAh | 実利用約79.2時間 |
Xperia A2 SO-04F | 2300 mAh | 実利用約70.3時間 |
AQUOS ZETA SH-04F | 3300 mAh | 実利用約101.7時間 |
ARROWS NX F-05F | 3200 mAh | 実利用約86.2時間 |
*「利用時間の目安」とは、ドコモおよび販売メーカーの公式の表記です。
今年の夏モデルでバッテリーが最大なのはGalaxy S7 edgeとなりました。3600mAhという容量はドコモで過去に発売されたスマートフォンで史上最大となります。
☆「docomo Galaxy S7 Edge SC-02H」
急速充電によって約110分でフル充電が可能、省電力モード・ウルトラ省電力モードでアプリをコントロールすることも可能。通常待受から倍以上の時間を待機させることも出来ます。
SC-02Hではワイヤレス充電が可能な「Qi」機構が採用されていますので、ワイヤレスチャージャーを利用すればおくだけ充電にも対応します。
管理人も今2年前に発売されたモデル au Xperia ZL2 SOL25を所有していますが、かなりのバッテリー劣化が見られます・・・。バッテリー交換をしてさらに使い続けるのも悪くはないですが、昨今のスマートフォンはユーザーが自由に電池交換をすることは出来ません。
例えばSOL25の電池交換をauショップで行うと1万円程度の料金が掛かります。自分で電池交換が出来る機種ならバルク品を2000円~純正品も4000円程度で交換出来るケースもあります。
関連記事:電池が劣化したら交換で快適! GALAXY S5(SC-04F,SCL23)用予備バッテリー
また、電池の持ちに問題がなくても2年間を超えて同じ機種を使い続けるのは、月々サポートの終了による月額負担増加の影響からも勿体無い可能性があります(関連記事:ドコモの長期ユーザー 月サポが終わったら機種変すべき「実質0円以下」のスマホ)。
個人的な意見を言えば2年前のモデルでも、今でも十分に日常利用に使える高性能な機種も多いと思うのですが、バッテリーの劣化だけはなかなか難しい問題です。電池以外の機能・スペックの進化もありますので、古い機種に飽きた方は2016年モデルに買い換えれば2年分の技術進歩を感じることが出来るでしょう。