2023年モデルのハイエンドスマートフォンに搭載される新型Qualcomm社製チップ「Snapdragon 8 gen 2」(スナップドラゴン)を搭載したスマートフォンの情報です。
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2チップは2022年11月に発表されたスマホ/モバイルデバイス用のパーツであり、主に日本では2023年春夏モデル以降の超高性能スマートフォンに使われる見込みです。
Snapdragon 8 Gen 2のパーツナンバー(型番)は「SM8550-AB」(一部メーカー向け専用チップもあり)です。
Snapdragon 8 Gen 2は2021年モデルのスマートフォンに多く使われた「Snapdragon 8 Gen 1」の後継チップであり、歴代のハイエンドシリーズチップの主流パーツとなります。
2023年:Snapdragon 8 Gen 2
2022年:Snapdragon 8 Gen 1
2021年:Snapdragon 888
2020年:Snapdragon 865
2019年:Snapdragon 855
Snapdragon のハイエンドチップには派生の「+」が付くパーツもありますが、主流シリーズは上記のとおり、2021年から命名ルールが変わりました。Snapdragon 8 Gen 2を”8シリーズの第2世代”を表し、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したスマホを選べば最高峰性能・最新機能を体験出来るはずです。
Snapdragon 8 Gen 2のスペック/仕様
スマートフォンのSoCは、そのチップの特性・仕様によって対応できる性能・機能が決まってきます。
性能の目安としては、1世代前(2021年)のハイエンド向け Snapdragon 8 Gen 1に比べてCPU性能はおよそ30%、GPU性能は40%ほど高性能になっています。
(moto X40のハイライトより)
Snapdragon 8 Gen 2の”チップ”としてスペックは以下のとおりです。
Snapdragon8 Gen 2/項目 | 主な仕様 |
パーツナンバー |
SM8550-AB |
CPU | 最大 3.2GHz/Octa Core/64-bit |
GPU |
Adreno 740 |
5Gモデム | Snapdragon™ X70 5G Modem-RF System |
通信システム | FastConnect™ 7800 |
写真 | 最大200MP |
プロセス | 4nm |
ディスプレイ | 最大4K/60Hz QHD+/144Hz |
*より詳しい仕様・実際のスマホでの対応はメーカーHPなどを参照ください。
なお、ここではSnapdragon 8 Gen2のほか、一部高クロック版・メーカー向け専用チップも含んで紹介します。
Snapdragon 8 Gen2採用予定メーカー/スマホ
2022年11月のSnapdragon 8 Gen2発表時点において、Qualcommが発表した採用予定のスマホメーカーは以下のようなブランドが挙げられています。
・ASUS → ROG Phone 7 / Zenfone 10
・HONOR → Honor Magic5 Pro
・iQOO → iQOO 11/11 Pro
・Motorola → motorola edge 40 pro /X40
・Xiaomi → Xiaomi 13 /13Pro
・OnePlus → Oneplus 11
・OPPO → Find X6 Pro
・REDMAGIC → Redmagic 8/8S Pro
・Redmi
・SHARP → AQUOS R8 pro/AQUOS R8
・Sony → Xperia 1 V /Xperia 5 V
・Samsung → Galaxy S23シリーズ
・vivo → X90 Pro+
・XINGJI/MEIZU
・ZTE
上記メーカーがSnapdragon 8 Gen 2搭載モデルを最速2022年末から順次発表していく見込みです。
AQUOS R8 pro(実機レビュー)
ディスプレイ (解像度) |
6.6インチ (2730×1260) OLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート |
120Hz (240Hz) |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー |
サイズ | 縦:161mm 横:77mm 厚さ:9.3mm 重さ:203グラム |
カメラ | 4720万画素 +190万画素 (測距用/スペクトルセンサー) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM/eSIM |
充電速度 | — | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IPX5/8・IP6X |
RAM/ROM | 12GB/256GB | 価格帯 |
SB:191,250円 docomo:209,000円 シャープ:196,900円 |
*各社モデルの詳細を追記しました。
AQUOS R8 proはドコモとソフトバンクから2023年7月中旬頃より発売されます→発売日は2023年7月20日に確定しました。
AQUOS R8 proは従来機よりも発熱を抑え、CPU性能が32%・GPU性能が24%アップしています(R7比)。
本機種はドコモおよびソフトバンクからキャリア版が、SIMフリー版(SHM80P)は2023年8月31日より順次発売となっています。
☆「AQUOS R8 pro SH-51D実機レビューをみる」
AQUOS R8(実機レビュー)
ディスプレイ (解像度) |
6.39インチ (フルHD+) OLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート |
120Hz (240Hz) |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.55インチセンサー |
サイズ | 縦:159mm 横:74mm 厚さ:8.7mm 重さ: 179グラム |
カメラ | 5030万画素 +1300万画素 (広角) |
バッテリー | 4570mAh | SIMスロット | nano SIM/eSIM |
充電速度 | — | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IPX5/8・IP6X |
RAM/ROM | 8GB/256GB | 価格帯 |
ドコモ:146,850円 SIMフリー:139,700円 楽天:79,890円 |
AQUOS R8は従来の「AQUOS R7」の後継機ではなく「AQUOS sense7/7 Plus」のCPUアップグレードモデルという感じのモデルになりました。
AQUOS R8はドコモがSH-52Dとして2023年7月下旬頃より発売見込みです。SIMフリーモデルも8月末より発売されました。
楽天モバイルからも202”4”年6月26日から発売開始となります。
Xperia 1 V(実機レビュー)
ディスプレイ (解像度) |
6.5インチ (4K) OLED |
生体認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.35インチセンサー |
サイズ | 縦:165mm 横:71mm 厚さ:8.3mm 重さ: 187グラム |
カメラ | 4800万画素 +1200万画素(超広角) +1200万画素(望遠) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM/eSIM |
micro SDカード | 対応 | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IPX5/8・IP6X |
RAM/ROM | SIMフリー: 16GB/512GB キャリア版: 12GB/256GB |
価格帯 |
SIMフリー:195,000円 au:210,240円 d:218,680円 sb:198,000円 |
*SIMフリーモデル(型番XQ-DQ44)の場合(一部キャリア向け仕様併記してあります。価格情報も追加しました)。
2023年5月11日に発表されたXperia 1 Vは、キャリア向けが2023年6月、SIMフリーモデルが2023年7月にソニーから発売されます。
本機種はカメラに新しい「2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー」を採用することでフルサイズセンサーのデジタルカメラ並の画質(ノイズ低減・HDR)をAI技術との組み合わせで再現することが可能としてます。
カメラレンズは超広角の16mm、メイン24mm、望遠は可変焦点距離タイプで85-125mm(F2.3-2.8)。
SIMフリーモデル(XQ-DQ44)の場合、RAM16GB+ROM512GBの超大容量メモリモデルとなっています。また、5G通信はn77/n78/n79とメインキャリアの各バンドに対応します。
一方で、XQ-DQ44はミリ波(mmWave)の5Gには非対応でSub-6のみという差があります。
Xperia 1 IV時に発生したゲームやカメラ利用時の発熱対策も施されており、Vは約60%も熱拡散シートの体積を拡大しています。
関連記事:Xperia 1 V発熱テスト・実機評価
au向けモデル SOG10はついに20万円の大台を突破してしまいましたが、発売日から割引が入るため、実売価格は20万円以下となる見込みです。
ソフトバンクモデルは「Gaming Edition」として、ゲーミングギア Xperia Streamが同梱される特別仕様となっています。
Xperia 5V
ディスプレイ (解像度) |
6.1インチ (フルHD+) OLED |
生体認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.35インチセンサー |
サイズ | 縦:154mm 横:68mm 厚さ:8.6mm 重さ: 182グラム |
カメラ | 4800万画素 +1200万画素(超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM+eSIM |
micro SDカード | 対応 | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IPX5/8・IP6X |
RAM/ROM | 8GB/128・256GB | 価格帯 |
SIMフリー: 139,700 円 楽天:152,400円 au:143,000円 docomo:151,690円 |
*価格情報等は発表され次第追加します→情報追加しました。
Xperia 1 Vと同じメインカメラを搭載、望遠レンズを省いたXperia 5 Vは2023年9月中旬以降、日本を含む各国で発売予定です→国内の発売日は2023年10月中旬以降となりました。SIMフリーモデル(XQ-DE44/256GB)は10月27日発売です。
POCO F6 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.67インチ (3200×1440) Flow AMOLED 最大4000nit |
生体認証 | 指紋認証(画面内) +顔認証 |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.55インチ (Light Fusion 800) |
サイズ | 縦:160.86 mm 横:74.95 mm 厚さ:8.41 mm 重さ: 209グラム |
カメラ | 5000万画素 +800万画素(超広角) +200万画素(マクロ) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nanoSIM×2 |
充電速度 | 最大120W |
おサイフケータイ | 非対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | 非対応 |
RAM/ROM | 12GB /256・512GB |
価格帯 |
12+256:69,980円 12+512:79,980円 |
2024年5月23日日本で正式発表されたPOCO F6 ProにもSnapdragon 8 Gen 2が採用されました。現時点では1世代古いCPUながら、圧倒的安値での投入です。
120W充電器は国内版でも同梱されています。
公称でAntutuスコアは164万点とされています。
ROG Phone7/7 Ultimate
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (2448×1080) AMOLED Flat |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
165Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.56インチ |
サイズ | 縦:173 mm 横:77 mm 厚さ:10.3 mm 重さ: 239グラム /246グラム |
カメラ | 5000万画素 +1300万画素(超広角) +500万画素(マクロ) |
バッテリー | 6000mAh | SIMスロット | nanoSIM×2 |
充電速度 | 最大65W |
おサイフケータイ | 非対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP54対応 |
RAM/ROM | 12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
12+256:129,800円 12+512:149,800円 Ultimate:179,800円 |
ASUSのゲーミングブランド「ROG」シリーズの最新作、ROG Phone7/7 Ultimateは2023年7月21日より日本で発売されます。
本機種はゲーミングスマホとして世界初のIP54相当の防水防塵性能を備えた機種となっています。
ゲーミングを最大限に楽しむために、排熱・冷却効率アップ、大型ステレオスピーカー搭載、超音波タッチセンサー搭載、2箇所ににUSB充電インターフェース搭載などなど、シリーズを通して洗練され続けてきた機能満載です。
ROG Phone7のRAMは12GB、Ultimateは16GBのメモリを搭載しています。
☆「ASUS 公式Store」
Galaxy S23
ディスプレイ (解像度) |
6.1インチ (2340×1080) AMOLED Flat |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.5インチ |
サイズ | 縦:146.3 mm 横:70.9 mm 厚さ:7.6 mm 重さ: 167グラム |
カメラ | 5000万画素 +1200万画素(超広角) +1000万画素(望遠) |
バッテリー | 3900mAh | SIMスロット | nanoSIM+eSIM |
充電速度 | 最大45W |
おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8GB /128・256GB |
価格帯 |
au: 136,330円 d:136,620円 楽天:147,700円 |
*US発表時点のもの。日本での正式発表後に国内向けデータに更新します(おそらく日本版はnanoSIM+eSIM、おサイフケータイ対応などの特別仕様変更があるはずです)。/日本向け価格を追加しました。
2023年2月2日正式に発表されたGalaxy S23は、S22に比べてバッテリー容量が大きく、インカメラが低照度ビデオモード(ナイトセルフィー)に対応、50メガのメインカメラがExert RAWアプリに対応するなどの進化がありました。
ガラスにはGorilla® Glass Victus® 2により傷つきにくい部品が使われています。
アメリカでの価格は799.99ドル~とされており、旧モデルと同等の価格設定です。
日本ではドコモ・auがそれぞれSC-51D、SCG19として2023年春モデル用に発売する可能性が高そうです。
Galaxy S23+
ディスプレイ (解像度) |
6.6インチ AMOLED (2340×1080) Flat |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
— |
サイズ | 縦:157.8 mm 横:76.2 mm 厚さ:7.6 mm 重さ: 195グラム |
カメラ | 5000万画素 +1200万画素(超広角) +1000万画素(望遠) |
バッテリー | 4700mAh | SIMスロット | — |
充電速度 | 最大45W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8GB /256・512GB |
価格帯 |
約12.9万円~ |
Galaxy S23+はS23より一回り大きく、電池容量が大きなモデルです。それ以外はほぼS23と同等です。
Galaxy S22+は日本未発売であったため、S23+も販売されない可能性がありそうです→発売はありませんでした。
Galaxy S23 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ AMOLED (3088×1440) Edge Quad HD+ |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
1~120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.3インチ |
サイズ | 縦:163.4 mm 横:78.1 mm 厚さ:8.9 mm 重さ:233 グラム |
カメラ | 20000万画素 +1200万画素(超広角) +1000万画素(望遠) +1000万画素(望遠) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM+eSIM |
充電速度 | 最大45W |
おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・12GB /256・512GB・1TB |
価格帯 |
約20~25万円 |
Galaxy S22 Ultraに続き、S23 UltraもSペン内蔵の超ハイエンドモデルとなりました。
Galaxy S23 Ultraではシリーズ最大 2億画素カメラを搭載しています。2つの望遠カメラはポートレート用の3倍、超望遠用の10倍相当が搭載されており、デジタル併用最大100倍ズームを可能とします。
バッテリー容量はS22 Ultraと同じですが、処理性能の向上により長持ちするようになったとしています。
日本ではau・ドコモが取り扱うことが期待できます。
→日本ではau,docomo、そしてSIMフリー版がSamsung公式から発売されました。
アメリカでは8GB+256GB/12+512GBモデル予約特典価格で据え置き1199.99ドルにて販売されています。
☆「amazon.com Galaxy S23 Ultra」
Galaxy Z Fold5
ディスプレイ (解像度) |
7.6インチ AMOLED (QXGA+)/ 6.2インチ AMOLED HD+ |
生体認証 | 指紋認証(本体横) +顔認証 |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.5インチ |
サイズ | 縦:155 mm 横:130 mm 厚さ:6.1 mm 重さ:253 グラム |
カメラ | 5000万画素 +1200万画素(超広角) +1000万画素(望遠) |
バッテリー | 4400mAh | SIMスロット | nano SIM+eSIM |
充電速度 | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | 防水IPX8対応/☓ |
RAM/ROM | 12GB /256・512GB・1TB |
価格帯 |
au:242,660円~ docomo:257,400円~ |
*サイズは開いた状態の場合。
Galaxy Z Fold5にはサムスン専用チップ「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy 3.36GHz + 2.8GHz + 2GHz オクタコア」が使われています。
Galaxy Z Fold5はドコモ・auから2023年9月1日より発売されます。ラインナップはドコモが256GBと512GB,auはさらに1TBモデルも扱います。
Galaxy Z Flip5
ディスプレイ (解像度) |
6.7インチ AMOLED (FHD+)/ 3.4インチ AMOLED (748×720) |
生体認証 | 指紋認証(本体横) +顔認証 |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.76インチ |
サイズ | 縦:165 mm 横:72 mm 厚さ:6.9 mm 重さ:187 グラム |
カメラ | 1200万画素 +1200万画素(超広角) |
バッテリー | 3700mAh | SIMスロット | nano SIM+eSIM |
充電速度 | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 For Galaxy |
防水/防塵 | 防水IPX8対応/☓ |
RAM/ROM | 8GB/256 | 価格帯 |
au:154,300円 docomo:160,820円 |
*サイズは開いた状態の場合。
Zenfone 10
ディスプレイ (解像度) |
5.9インチ AMOLED (2400×1080) フルHD+ |
生体認証 | 指紋認証 (本体横) |
リフレッシュレート |
144Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.56インチ |
サイズ | 縦:146.5 mm 横:68.1 mm 厚さ:9.4 mm 重さ:172 グラム |
カメラ | 5000万画素 +1300万画素(超広角) |
バッテリー | 4300mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 最大30W/ ワイヤレス 15W |
おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・16GB /128・256・512GB |
価格帯 |
8+128GB 99,800円~ |
*2023年6月30日、グローバル発表時点→日本向けモデルにに情報更新。
Zenfone10はほぼZenfone9からサイズを変えず、新CPUとワイヤレス充電機能を搭載したモデルとなりました。日本向けはFelica対応です。カードリーダー非対応も継続しています。
Zenfone10は日本でも発売予定があります。例年通りなら10~11月くらいに発売されそうです。
→今年は少し早く、2023年9月8日に日本でも発売されることになりました。モデルは8+128GB/8+256GBが価格据え置き、16GB+512GBが134,800円となっています。
moto X40
ディスプレイ (解像度) |
6.7インチ OLED (2400×1080) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
165Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.55インチセンサー |
サイズ | 縦:161.16 mm 横:74 mm 厚さ:8.59 mm 重さ:199 グラム |
カメラ | 5000万画素 +2000万画素(超広角) +1200万画素(望遠) |
バッテリー | 4600mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大125W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・12GB /128・256・512GB |
価格帯 |
約6.7万円~ |
日本でもスマートフォンを提供しているモトローラの最新作、moto X40はAntutuスコア132万点クラスのハイエンド機種です。
カメラは5,000万画素・1/1.55″インチセンサーとハイエンドクラスとしては際立ったものではありませんが、5000万画素の超広角カメラは最短2.5センチでのマクロ撮影に対応、望遠レンズは2倍相当のポートレート用とされています。
ディスプレイは高リフレッシュレートの165Hz対応しています。急速充電は125W対応、最短7分で50%の充電を可能とします。
現地価格は3399元≒約6.7万円~とかなり安価です。
motoシリーズは日本でも2021年は「moto edge30 Pro」としてハイエンド級SIMフリーモデルが出ているため、X40が直接発売されるかどうかは不明ながら、似たような機種が出る可能性はありそうです。
Lenovo Official Site: https://item.lenovo.com.cn/product/1027605.html
Xiaomi 13
ディスプレイ (解像度) |
6.36インチ OLED (2400×1080) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.49インチセンサー |
サイズ | 縦:152.8 mm 横:71.5 mm 厚さ:7.98 mm 重さ:189 グラム (ガラスモデル) |
カメラ | 5000万画素 +1000万画素(望遠) +1200万画素(超広角) |
バッテリー | 4500mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大67W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・12GB /128・256・512GB |
価格帯 |
約7.9万円 |
Xiaomiのスタンダードフラッグシップモデル「Xiaomi 13」は、シンプルなデザインで持ちやすいサイズ感でSnapdragon 8 Gen 2を積んだ高性能モデルです。
旧モデル比(Gen1)で、CPUは+37%・GPUは+42%・AI性能は+60%ものアップグレードをしています。
LEICA協業のトリプルカメラを搭載。ディスプレイは1900nitの最大輝度、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
カメラは有効画素数50MPのメインカメラ’(IMX800)のほか、15mm相当の超広角から75mmの望遠まで対応する専用レンズがあります。
67Wの超急速充電では最短38分、50Wのワイヤレス充電でも48分でフル充電を可能としています。
現地での販売価格は8GB+128GBモデルで最安3999元≒約78,600円ほどに設定されています。
Xiaomi 13 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.73インチ OLED (3200×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー |
サイズ | 縦:162.9 mm 横:74.6 mm 厚さ:8.38 mm 重さ:229 グラム (セラミック製) |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素(望遠) +5000万画素(超広角) |
バッテリー | 4820mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大120W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・12GB /128・256・512GB |
価格帯 |
約9.8万円 |
Snapdragon 8 Gen 2搭載の上位モデル、Xiaomi 13 Proはディスプレイの大型化・カメラ性能が強化されています。
注目はソニーのIMX989 1インチセンサーを使ったメインカメラに、最大70倍ズームまで可能とする75mmの望遠レンズ、さらに超広角カメラも5000万画素の高画素センサーを使っています。
120Wの超急速充電では最短19分でフル充電が可能です。
現地価格は8GB+128GBモデルで4999元=約9.8万円からの販売となります。1インチセンサーを積んだ前世代モデルXiaomi 12S Ultraに比べて2万円ほど安く、1インチ級カメラ搭載スマホとして最安級になります。
HONOR Magic5 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.81インチ OLED (2848×1312) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.12インチセンサー |
サイズ | 縦:162.9 mm 横:76.7 mm 厚さ:8.77 mm 重さ:219 グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素(3.5倍望遠) +5000万画素(超広角) |
バッテリー | 5100mAh | SIMスロット | Dual nano SIM/eSIM |
充電速度 | 最大66W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 8・12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
12+512G版 約17.3万円 |
*バッテリー容量は中国だと5450mAh、グローバルだと5100mAhと表記されています。ワイヤレス充電時は最大50Wのスーパーチャージ対応です。
2023年2月28日発表されたhonorブランドの高性能モデル honor magic5 ProにもSnapdragon 8 Gen 2が採用されました。
本機種は発表時点でスマホカメラ性能評価サイト・DxOMARKで最高評価152点を獲得しています。メインカメラを含めて5,000万画素のトリプルレンズを採用しています。
メインカメラのセンサーは1インチには届かなかったものの、かなり大型の1/1.12”インチ。望遠レンズは光学3.5倍→デジタル併用100倍ズームまで対応します。
ディスプレイ部分にはインカメラと3D ToFセンサー(顔認証に利用)が搭載されています。
グローバルでの価格は1199ユーロ=約17万円と非常に高価です。
HONOR Magic5
ディスプレイ (解像度) |
6.73インチ OLED (2688×1224) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.49インチセンサー |
サイズ | 縦:161.4 mm 横:75.5 mm 厚さ:7.80 mm 重さ:187 グラム |
カメラ | 5400万画素 +3200万画素(2.5倍望遠) +5000万画素(超広角) |
バッテリー | 5100mAh | SIMスロット | Dual nano SIM/eSIM |
充電速度 | 最大66W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 8・12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
12+512G版 約17.3万円 |
スタンダードハイエンドのhonor magic5 では、カメラや防水防塵性能がProより低くなっているかわりに、価格が抑えめとなっているモデルです。
OPPO Find X6 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.82インチ OLED (3168×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー |
サイズ | 縦:164.8 mm 横:76.2 mm 厚さ:93.1 mm 重さ:218 グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素(65mm望遠) +5000万画素(超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | Dual SIM |
充電速度 | 最大100W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68対応 |
RAM/ROM | 12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
12+256G版 約11.7万円 |
*サイズはカラーにより若干異なる。
OPPO Find X6 Proは2023年最新モデル中でもカメラ性能が高い、ハッセルブラッド監修の50メガ×トリプルレンズカメラを搭載しています。
メインカメラには最大級の1インチセンサーを使っており、超広角~望遠までバランスよくきれいな写真が撮れます。
中国での販売価格は5,999元~となっており、1インチセンサーカメラ搭載機としては比較的安価です。
日本では過去にOPPO Find X3 Proは発売されていますが、Find X5 Proはスキップされました。X6 Proも日本モデル発売は期待薄かもしれません。
☆「Etoren.com」/2023年5月4日時点 155,700円~(消費税込み)
vivo X90 Pro+
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ AMOLED (3200×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー |
サイズ | 縦:164.35 mm 横:75.29 mm 厚さ:9.7 mm 重さ:221.0 グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 +4800万画素(超広角) +6400万画素(望遠) |
バッテリー | 4700mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大80W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IPX8/IP6X対応 |
RAM/ROM | 12GB /256・512GB |
価格帯 |
約12.8万円 |
Snapdragon 8 Gen 2搭載モデルとして最速で発表されたvivo X90 Pro+は、1インチセンサーカメラを搭載したカメラ特化最強スマホです。
手持ちのまま星空撮影が出来る、1インチセンサーカメラを生かして暗い場所でも、短いシャッタースピードで撮影可能、ZEISSレンズによる高い解像度が魅力です。
ソニーのIMX989センサーを使ったメインカメラのほか、 IMX758の5000万画素ポートレート用カメラ+超広角、さらに90mm相当の望遠カメラで最大100倍までの超高倍率ズームにも対応します。
急速充電は有線で最大80W、ワイヤレスで50Wの超高速充電が可能です。発熱対策としては旧モデルのX80 Pro比較で約10%の温度上昇最適化が図られています。
vivo X90 Pro+の現地価格は256GB版で6499元≒12.8万円ほどとされています。発売日は2022年11月中です。vivoのスマートフォンは日本で発売されたことがないため、欲しいユーザーは海外からの輸入となりそうです。
Official ソース:https://www.vivo.com.cn/vivo/x90proplus/
Redmagic8 Pro+/Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ AMOLED (2480×1116) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.57インチセンサー |
サイズ | 縦:163.98 mm 横:76.35 mm 厚さ:8.9 mm 重さ:228 グラム |
カメラ | 5000万画素 +200万画素(マクロ) +800万画素(超広角) |
バッテリー | [Pro+]5000mAh [Pro]6000mAh |
SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | [Pro+]最大165W [Pro]最大80W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | [Pro+]
12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
日本向けPro 12+256 103,800円 16+512 128,800円 |
Redmagic8 Proは2023年1月時点で日本の代理店が取り扱いを発表しています(日本向け価格へ変更しました)。
紅魔シリーズの最新作、Redmagic 8 Pro/Pro +はSnapdragon 8 Gen 2を採用しています。
インカメラを画面内部に埋め込み目立ちにくい「UDC」を採用し、画面占有率は93.7%という高い数値となっています。ディスプレイのリフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは960Hzであり、ゲームに特化した画面仕様だと言えます。
165Wの超急速充電ではわずか14分でフル充電が出来るとしています。
「Plus」が付かないRedmagic8 Proは電池容量が6000mAh/80Wの急速充電対応、RAM/ROMの組み合わせ以外はほぼPro+と同じ仕様です。
中国での発売日は2023年1月13日、日本代理店の発売は2022年2月22日です。
Redmagic8S Pro+/Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ AMOLED (2480×1116) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.57インチセンサー |
サイズ | 縦:163.98 mm 横:76.35 mm 厚さ:8.9 mm 重さ:228 グラム (Pro+ 230グラム) |
カメラ | 5000万画素 +200万画素(マクロ) +800万画素(超広角) |
バッテリー | [Pro+]5000mAh [Pro]6000mAh |
SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | [Pro+]最大165W [Pro]最大80W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 领先版 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | [Pro+]
16GB /256・512GB [Pro] 8・12・16GBGB |
価格帯 |
日本向け Pro 12+256GB 113,800円 16+512GB 139,800円 |
Redmagic8S Proは2023年8月9日に国内で正規発表予定→発表されました。
「8S」の型番がついたモデルは標準のSnapdragon 8 Gen2ではなく”领先版”=Leading versionとされる高クロック版が搭載されています。それ以外の主な仕様は通常版とほぼ同じようです。
日本向けは12GBモデルがミッドブラック、16GBはオーロラ(スケルトン)カラーの取り扱いがあります。
OnePlus11
ディスプレイ (解像度) |
6.7インチ AMOLED (3216×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
120Hz |
カメラセンサー(メイン) |
1/1.56″ |
サイズ | 縦:163.1 mm 横:74.1 mm 厚さ:8.53 mm 重さ:205 グラム |
カメラ | 5000万画素 +3200万画素(望遠) +4800万画素(超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大100W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 12・16 /256・512GB |
価格帯 |
約7.7万円~ |
OPPOのサブブランドとなったOnePlusの最新モデル One Plus11は中国で2023年1月より発売されます。
カメラブランド「Hasselblad」のトリプルカメラを搭載、2K+120Hzのきれいなディスプレイ、100W(販売国により制限で80W表記)の超急速充電に対応するなどハイエンドらしい機能を持ちつつ、現地価格は3999元≒約7.7万円という低価格な設定になっています。
公式Source:https://www.opposhop.cn/cn/web/products/9533.html
nubia Z50
ディスプレイ (解像度) |
6.67インチ AMOLED (2400×1080) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
144Hz |
カメラセンサー(メイン) |
1/1.7″ |
サイズ | 縦:162.9 mm 横:72.9 mm 厚さ:8.55 mm 重さ:197/199 グラム |
カメラ | 6400万画素(35mm相当) +5000万画素(超広角) +センサー |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大80W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 8・12・16 /128・256・512GB |
価格帯 |
約5.7万円~ |
nubiaの廉価ハイエンドモデルシリーズZ50にもSnapdragon 8 Gen 2が使われています。
nubia Z50の特徴は何と言っても価格です。中国現地価格は2999元~に設定されており、日本円だと6万円を切っています。
メインカメラは焦点距離35mm相当で、多くのスマホが採用する標準(広角)レンズよりもやや望遠寄りで、ポートレート向きとしています。センサーはIMX787が使われており、これは2022年モデルのnubia Z40 Pro等に使われたものと同じです。
nubiaのスマホカメラでは「十一大星空算法」と呼ばれる、星空・天体を位置情報・日時情報を参照、合成して撮影する特殊な写真技術が利用できます。スマホで撮ったと思えない(実際撮っているとは言い難い)ほどきれいな天の川などが合成出来ます。
iQOO11
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ AMOLED (3200×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
144Hz |
カメラセンサー(メイン) |
GN5 |
サイズ | 縦:168.86 mm 横:77.07 mm 厚さ:8.40 mm 重さ:208 グラム |
カメラ | 5000万画素 +1300万画素 +800万画素(超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大120W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 8・12・16 /128・256・512GB |
価格帯 |
約7.5万円~ |
*重量はボディカラー/素材によって異なります。
2022年12月に発表されたiQooの最新モデル iQOO11および11 ProにもSnapdragon 8 Gen 2が使われています。
iQOO11は2K 144Hzのフラットディスプレイを採用、120W 5000mAhの超急速充電対応モデルです。Antutuスコアは1,333,490点と公称しています。Snapdragon 8 Gen 1に比べてCPUは35%、GPUは30%の性能アップをしています。
iQOO11のカメラは5000万画素のGN5センサー、1300万画素のポートレート用、800万画素の超広角カメラがのトリプル仕様です。
現地での価格は3799元≒約7.5万円~の格安ハイエンドモデルとなっています。
iQOO11 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ AMOLED (3200×1440) |
生体認証 | 指紋認証(画面内) |
リフレッシュレート |
144Hz |
カメラセンサー(メイン) |
IMX866 |
サイズ | 縦:164.76 mm 横:75.30 mm 厚さ:8.89 mm 重さ:213 グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素(超広角) +1300万画素 |
バッテリー | 4700mAh | SIMスロット | Dual nano SIM |
充電速度 | 最大200W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 8・12・16GB /256・512GB |
価格帯 |
約9.8万円 |
IQOOの上位モデル IQOO11 Proでは、通常版に比べて最大200Wの超急速充電対応・カメラ性能が高い、ディスプレイがラウンドエッジになっているなど細かな点が異なります。
ディスプレイ面内に埋め込まれた第2世代超音波式の指紋認証では、広い領域でセンサー認識+0.2秒でのロック解除を可能としています。
現地での価格は4999元≒約9.8万円ほどから購入できます。
ソース:https://www.vivo.com.cn/vivo/iqoo11pro/
Snapdragon 8 Gen 2のAntutuスコア目安
スマートフォンの処理性能をわかりやすくスコアリングするアプリ「Antutu Benchmark」のSnapdragon 8 Gen 2のテスト結果目安を解説します。
Snapdragon 8 Gen 2は前項で解説したとおり、「スマホ全体として最高峰のモデル向け」であるため、同シリーズの旧型・前世代の性能を上回るパフォーマンスが期待できます。
Snapdragon 8 Gen 2を搭載したスマホのAntutuスコアはおよそ120万~130万点前後になります(アプリバージョン 9.x系の場合。機種・測定環境によって若干の前後があります)。
Antutuベンチマークのスコア(ver9系)と搭載CPUの目安を比較表にしてみると、以下のような感じです。
Antutuスコア(ver.9.x) | 搭載CPU/目安 |
120万点~130万点前後 |
Snapdragon 8 Gen 2 /2023年の最高峰機種 |
90万点~100万点前後 | Snapdragon 8 Gen 1 /2022年の最高峰機種 |
70万点~80万点前後 | Snapdragon 888 /2021年のハイエンドクラス |
60万点~70万点前後 | Snapdragon 865 /2020年のハイエンドクラス |
50万点~55万点前後 | Snapdragon 855 /2019年のハイエンドクラス |
35万点~40万点前後 | Snapdragon 765 5G・ Snapdragon 695 5Gの水準 /2021-2022年のミドルクラス |
30万点~35万点前後 |
Snapdragon 690 5G /2021年のミドルクラス |
25万点~30万点前後 | Snapdragon 480 /2022年のエントリーモデルクラス |
このように、Snapdragon 8 Gen 2の性能は1年前のGen1に比べて2~3割程度のスコアアップが期待できます(あくまでベンチマークスコアでの比較です。スコアはモデルによって多少差があります)。3~4世代くらい前のハイエンドクラスから比べて2倍近くの大きな処理性能アップとなるでしょう。
Snapdragon 8 Gen 2を搭載したスマートフォンなら、ありとあらゆるゲームアプリを快適にプレイ可能、eスポーツでの利用にも向いています。「ゲームで勝つことを最優先とする」のであれば、Snapdragon 8 Gen 2搭載機種を選びましょう。
*各アプリの体感動作は、アプリのバージョン・スマホのソフト処理により異なります。同じSoC/同程度のベンチマーク結果でも体感が変わることがありますので、アプリ個々の動作状況は各メーカーにお問い合わせください。
Snapdragon 8 Gen2搭載スマホの価格帯は?
2022年11月下旬時点で、価格が判明しているのはvivo X90 Pro+のみです(価格、機種情報は随時追加していく予定です)。
vivo X90 Pro+は日本で発売される可能性は非常に低いものの、RAM12GB+ROM256GB・1インチセンサー搭載の最上位クラスで中国価格は約13万円~となっています。2021年モデルに比べて同等かやや高くなります。
Snapdragon 8 Gen 1搭載のスマートフォンは、国内価格で10万円台半ば~20万円程度で携帯ショップで売られました。Snapdragon 8 Gen 2も同じくらい、つまり10万円~20万円前後に設定される機種が多くなるでしょう。
格安系ハイエンドモデルならば10万円を切れる機種も登場する可能性はありますが、新発売機種は非常に高価になることが予想されるため、コスパ重視なら値下がりつつある型落ちのSnapdragon 8 Gen 1シリーズを買うのもオススメです。
関連記事:2021年モデルSnapdragon 8 Gen 1搭載機種一覧・スマホ比較
2024年6月、SD8Gen2は型落ちでお値打ちに
2024年モデルのハイエンド「Snapdragon 8 Gen3」搭載機の登場によって、本ページで扱った「Gen2」世代は型落ちとなりました。
処理性能としては最先端では無くなった8Gen2ですが、まだまだ超高性能といえる水準であることには変わりなく、むしろ価格相場が下がってきた今が買い時です。
発売当時の定価では手が出なかったハイエンドモデルを在庫処分特価で手に入れましょう。
*以下、2024年6月19日時点の価格(一部中古・二次流通、キャンペーン価格含む)です。
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