もはやコレを使わないのならキャリアでiPhone・スマホを買う意味が無いというレベルにまで「常識」的なスマホの買い方になってきた”残価設定型購入”,そのソフトバンク版「新トクするサポート」の申し込み方法・返却方法(特典野適用)、手続きや注意点について徹底解説します。

*本ページでは新トクするサポートの使い方・適用方法をメインに解説します。新トクサポの仕組みそのものについて知りたい人はソフトバンク公式サイト:新トクするサポート」を先に御覧ください。

2023年春時点、特定の投げ売りを実施するショップの独自値引きとソフトバンクの新トクするサポートを利用することで定価10万円を超えるような高額iPhone・スマホを月々1円でレンタルできる節約技が存在しています。

月1円=2年間24円で超高性能スマホ・最新型スマホを使うには新トクするサポートの利用が不可欠です。

一方で「新トクするサポート」を含む残価設定型端末販売はまだ比較的新しいシステムであるため、実際の申込手順や利用イメージがわからない・不安、手続きが面倒くさそうだと感じる人も多いと思いますので、細かく新トクするサポートと利用方法・適用手順を公開します。

簡単な返却方法とメリットを理解して、2年間使い込んで価値が下がったスマホを、高額な残債と引き換えにソフトバンクに押し付けましょう。「端末を返却する/分割払いする」ことが面倒だと感じる人も、それをやるだけの価値があります。

新トクするサポート利用の流れ

まずざっくりと、新トクするサポートの流れを理解しましょう。

新トクするサポートを利用してスマホを安く手に入れるには、

1. 新トクするサポートの申込みを機種購入手続き時に行う(48分割購入)
2. 端末を受け取り、普通に使う
3. 2年後、 特典利用申請をして端末を返却する
4. 査定完了後、残債が免除される

このような流れになります。では実際の申込み・返却について詳しく説明します。

新トクするサポートの申し込み方法・条件

ソフトバンクの「新トクするサポート」を利用するための申込み条件は、

対象機種を48回割賦で購入すること

のみです。その他の条件は一切ありません(プラン・契約種別やその他のオプション等は関係ありません)。

ソフトバンクのオンラインショップで申し込む場合、以下のように「お支払い回数」にて48回払いを選ぶことで適用出来ます。

逆に言うと、端末代金を一括購入や24回払いを選択した場合には新トクサポは使えません。「機種購入時に48回払いを使う」ということだけ覚えておきましょう。

48回払いを選んでiPhone・スマホを購入すると、通常は機種代金を4年間・48回分に分割して支払うことになりますが、新トクするサポートの特典を利用すると最大24回分の支払いが免除されます。

(上記は一例です)

機種購入後2年間は何もする必要はありません。25ヶ月目に特典を利用し、残債の支払いをせずに済ませるには、以下の3種類の方法で「端末返却(特典利用)」を行うことになります。

新トクするサポートの端末返却(3種類あり)

端末を48分割を選んで購入した後、新トクするサポートの特典である「最大24回分の機種代金免除」を適用するには、以下の3種類の方法のいずれかで端末をソフトバンクに返却する必要があります。

簡単なオンライン手続き、あるいはソフトバンクショップでの手続きを選べる場合と選べない場合があります。

まず「オンラインショップで新トクするサポートの特典適用」を行う場合は次の機種変更(端末購入)と同時に行う場合のみ可能です。この方法の場合は、ソフトバンクショップ・購入店への来店は必要ありません。

オンラインショップの機種変更手続き画面において、下取り/新トクするサポートの特典適用申請を選択が出来ます。新トクするサポートにチェックを入れて機種変更すると、後日郵便で「端末送付キット」が2~3週間程度で届きます(送付前にSMSで連絡が来ます)。端末返送用のキットを受け取るには「本人限定受取郵便」に従い、本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)の提示が求められます。

あとは送付キットに同梱されたガイドに従い、指定期間内に古いスマホ・iPhoneを入れて(アクセサリーや付属品は不要)、送り返すだけです。ソフトバンクに端末が到着後査定・審査が行われ、問題がなければまだ支払っていない端末代金残債が免除されます。

*オンライン手続き時、申込みの翌月末までに回収・査定が終わらない場合、特典適用が不可になる可能性があります。通常の手続きスケジュールなら十分間に合うはずですが、キットが届いたらなるべく早めに送り返してください。

☆「ソフトバンク公式サイト-新トクするサポート(スタンダード/バリュー)の条件・料金について

・48 回割賦で対象機種を購入し、13か月目/25か月目※以降に特典利用を申込み、翌月末までにソフトバンクで機種の回収・査定完了が必要。新トクするサポート(スタンダード/バリュー)が適用される対象機種かは、機種購入時にソフトバンクホームページで確認できます ・ウェアラブルデバイスは、購入時のバンドも回収・査定が必要です。 ・査定条件を満たさない場合、回収に加えて22,000 円(不課税)の支払いが必要。 *お客さまが特典利用を申し込むタイミングによって、お支払い不要になる金額が変わります。 ※お申し込み状況等によって、時期が前後にずれることがあります。お客さまの特典受付開始日は、MySoftBank 等でご確認いただくことができます。最新情報は公式HPで確認してください

次の端末の購入を伴わないで返却する(ソフトバンクの回線を解約する・すでに解約済みである)場合には、郵送またはソフトバンクショップ店頭での新トクするサポート特典適用手続きが必要です。

次回の端末購入(機種変更)を伴わず、郵送で端末を送り返す場合、ソフトバンクショップ店頭で「端末回収に関する添え状および送付キット」を貰うことが出来ます。返却キットを持ち帰り、家で書類の記載+端末を梱包して郵送することになります。

添え状には、返却を行う利用者の名前・住所・機種契約番号と、返却する端末の機種名・IMEIを記載する欄があります。

書き方がわからない場合は、ショップでの受け取り時に説明を受けてください。

すでに返却するiPhone/スマホのバックアップや初期化を行い、端末がすぐ手放せる状態にしてある場合はソフトバンクショップに直接持ち込んで返却することも出来ます。

店頭で返却するには、回収時に本人確認書類の提示が必要となるため、返却するスマホと本人確認書類を持参してショップに行ってください(端末が故障しているなど回収できない状態の場合は対応が異なります)。

ソフトバンクショップ店頭で新トクするサポートの適用を申請する場合には、ショップ店員の案内に従ってください。

新トクするサポートの査定基準

新トクするサポートの特典を適用して、残債免除を受けるためには返却するiPhone/スマホが故障・改造されていないことを査定・審査で判断される必要があります。

以下のような症状があると、「破損品」と判断される可能性があります。

・電源が入らない
・初期化されていない
・各種ロック解除がされていない
・メーカー保証外となるような改造がされている
・ガラスが割れている、欠損している
・ディスプレイが正常に表示されない
(液漏れ/焼付き/タッチ不良なども含む)
・ボディが変形するほど破損している

回収に追加料金(22,000円)がかかる場合は、その旨が案内されます。追加料金を支払って返却するか、そのまま自分で使う(残債免除を受けない)かは、ユーザーが判断出来ます。

IMEIが確認できないなど、そもそも回収自体が不可能な場合もあります。査定・審査方法は申込み時点で最新のルールが適用されます。


下取り/新トクするサポートに必要な「機種契約番号」の確認方法

ソフトバンクの下取りプログラムや新トクするサポートの申込時に「機種契約番号」という数字列が必要になります。これは”ソフトバンクの携帯電話番号”とは異なる数字です。

機種契約番号は、回線申込時/機種購入時の申込内容確認書に記載されています。


確認書類の現物が見つからない場合は、オンラインのマイソフトバンク(My Softbank)にログインして、メニュー欄にある「契約の確認・変更」→ 「書類の確認- 契約書・重要書類」へ進むと、契約書をスマホ・パソコン上で確認出来ます(機種購入をしていない回線では表示されません)。

参照:ソフトバンク公式サイトQ&A:機種契約番号を確認する方法を教えてください。

*以上は2023年2月時点のプログラム仕様に基づいています。手続き方法やシステムが変更される可能性もあります。必ず最新情報を公式サイト・ショップ等で確認してください。

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