2021年春以降のAndroid機種最高峰スマートフォンに搭載される次世代チップ「Qualcomm Snapdragon 888」(SDM888/型番SM8350)を使ったモデル情報のまとめです。
Qualcomm Snapdragon 888は、2020年12月に発表された5G通信対応のチップセットです。2020年モデルの多くの最先端スマホに使われた「Snapdragon 865」/「Snapdragon 865+」に続く、フラッグシップモデル・超高性能モデル用として、2021年の各メーカー最上位モデルが利用すると見られます。
SDM888は2020年のSDM865に比べてCPU性能(約25%アップ)・グラフィック性能(約35%アップ)が向上し、従来のスマホをさらに超えるハイパワーを発揮します。
(Xiaomi Mi11の概要)
同じチップセットを搭載したスマートフォンは似たような処理性能を示しますが、それぞれの機能やデザイン、価格は異なりますので、2021年ハイエンドモデルが欲しい場合には、各社のSDM888搭載モデルを見比べて選んでみましょう。
*本稿で扱うSDM888搭載スマホは、メーカー発表時点の国内・海外モデルを含みます。国内では発売されない機種/発売する国によって搭載されるチップが異なる(SDM888ではない)場合もありえますので、購入時には注意してください。
ページの目次
- 1 AQUOS R6(実機レビュー)
- 2 LEITZ PHONE 1
- 3 Galaxy S21(実機レビュー)
- 4 Galaxy S21+
- 5 Galaxy S21 Ultra(実機レビュー)
- 6 Galaxy S21 FE
- 7 Galaxy Z Fold3(実機レビュー)
- 8 Galaxy Z Flip3(実機レビュー)
- 9 Sony Xperia 1 III(実機レビュー)
- 10 Sony Xperia 5 III
- 11 Sony Xperia PRO-I
- 12 OPPO Find X3 Pro
- 13 OPPO Find N(Foldable Phone)
- 14 ASUS Zenfone 8
- 15 ASUS Zenfone 8 Flip
- 16 ROG Phone 5/Pro/Ultimate
- 17 Nubia Red Magic6
- 18 Nubia Red Magic6 Pro
- 19 ASUS/Smartphone for Snapdragon Insiders
- 20 Xiaomi 11T Pro
- 21 Microsoft Surface Duo2
- 22 Xiaomi Mi 11
- 23 Xiaomi Mi 11 Pro
- 24 Xiaomi Mi 11 Ultra
- 25 Xiaomi Mi MIX FOLD
- 26 Black Shark 4 Pro
- 27 OnePlus9
- 28 OnePlus9Pro
- 29 VIVO iQoo7
- 30 Realme 真我GT
- 31 Lenovo Region Phone Duel2
- 32 ZTE Axon 30 Ultra
- 33 型落ちのSDM865/865+もお買い得に
AQUOS R6(実機レビュー)
画面サイズ | 6.6インチ | サイズ | 162 × 74 × 9.5 mm |
解像度 | 2730×1260 WUXGA+ |
本体重量 | 207 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 2020万画素 +ToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
ROM | 128GB | 価格帯 | docomo: :115,632円 SB 133,920円 SIMフリー: 164,450円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | nano SIM nano SIM×2 |
2021年5月17日正式発表されたシャープの次世代機種 AQUOS R6にはSnapdragon 888が搭載されます。
AQUOS R6の特長はなんといってもカメラメーカー「Leica」監修のメインカメラ。センサーサイズは驚異の大型1インチにまで到達し、暗所でのノイズ低減・ライカズミクロン7枚レンズで歪みの少ない写真が撮れるとしています。
ディスプレイは新たに「Pro IGZO OLED」になり、有機ELスマホで最高レベルの2000nitの輝度を実現、リフレッシュレートは使わないときには1Hz~最大120Hz駆動にまで変化して、滑らかさと省エネを両立します。
また、珍しい仕様として旧モデルAQUOS zero2に比べて11倍エリアが広い指紋センサーを画面下に内蔵し、高セキュリティな「指2本で認証」をすることも可能です。
予約開始は2021年5月18日から開始、2021年6月よりドコモ・ソフトバンクで発売予定です。
→ソフトバンク・ドコモともに2021年6月25日に発売日が決定しました。
☆「ドコモ公式サイト AQUOS R6 SH-51B 価格・値引き情報」
ドコモモデルの実機を入手、レビューを追加しました。
2021年9月24日より、SIMフリー/DSDVモデル SH-M22が発売されます。
LEITZ PHONE 1
画面サイズ | 6.6インチ | サイズ | 162 × 74 × 9.5 mm |
解像度 | 2730×1260 WUXGA+ |
本体重量 | 212 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 2020万画素 +ToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
ROM | 256GB | 価格帯 | SB 187,920円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | シングルSIM |
2021年6月17日正式発表されたLeicaブランドの新型スマホ「Leitz Phone 1」にもSDM888が使われています。
本機種はシャープのAQUOS R6をベースとして再デザインされたモデルであり、基本的な性能はほぼAQUOS R6と同等です(おサイフケータイにも対応)。カメラレンズやボディデザインが一部異なるため本体の重量が少し重くなり、ストレージ(ROM)が256GBに増えています。
Leitz Phone 1はソフトバンクの独占販売となりますが、SIMロックフリーでの販売が予定されています。
Leitz Phone 1の発売日は2021年7月以降が予定されています。
Galaxy S21(実機レビュー)
画面サイズ | 6.2インチ | サイズ | 151.7 × 71.2 × 7.9 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 171 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +64メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 256GB | 価格帯 | au 118,540円 docomo 99,792円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | nano SIM |
*国内版が発表されたため、情報更新。
Galaxy S21シリーズにはSoCとしてSnpadragon 888ではないExynosチップを積んだモデルを発売する国があります。2021年1月時点では国内向けサイトにSoC情報は非掲載となっていますが、Qualcomm社はGalaxy S21シリーズにSDM888モデルがあることを公表しており、日本ではExynosではなくSDM888版が出ると見られます。
2021年モデルのGalaxy S21はスペックそのものよりデザインが刷新されており、ディスプレイがフラット型(Ultraのみエッジデザイン)になりました。
ディスプレイはGalaxy S21も120HzのAMOLED 2Xに対応します。
RAM容量が旧モデルよりスペックダウンしており、Galaxy S21は8GBモデルのみ(S20は12GB)となっています。
5G通信にも対応しますが、mmW対応版とsub6対応版があり、どちらが国内で投入されるかは未定となっています(→結果、sub6のみ対応版でした)。
アメリカでの販売価格は約800ドル(約8.3万円)となっています→2021年2月時点、米アマゾンでは値下げされて649.99ドル(約7万円)になっています。
auモデル SCG09、ドコモモデル SC-51Bの発売日は2021年4月22日です。発売を記念して予約キャンペーンが実施されています・
関連記事:[GalaxyS21レビュー] SC51B 新デザイン-スペックと機能を評価 使って気になる部分/Antutuスコア測定
Galaxy S21+
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 161.5 × 75.6 × 7.8 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 200 g(sub6) |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +64メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 256GB | 価格帯 | au 138,730円 |
電池容量 | 4800mAh | SIM | シングルSIM |
S21+は国内ではauのみが扱います。
Galaxy S21とGalaxy S21+はディスプレイサイズ・ボディサイズ・電池容量の違い以外はほぼ同じスペック・機能です。
アメリカでの販売価格は約1000ドル≒10.4万円となっています。
au SCG10国内モデルはROM 256GBのみ、ミリ波には非対応となっています。
Galaxy S21 Ultra(実機レビュー)
画面サイズ | 6.8インチ | サイズ | 165.1 × 75.6 × 8.9 mm |
解像度 | Quad HD+ | 本体重量 | 228g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +108メガ +10メガ +10メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 256GB | 価格帯 | docomo 151,272円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | nano SIM |
*スペックをドコモモデルに変更しました。
Galaxy S21最上位モデル Ultraは、Sシリーズとして初のSペン対応となりました(S21/S21+はSペン利用不可)。
Galaxy S21 UltraにはRAM容量 12GB/16GB、ROMも512GBモデルが存在し、最高峰モデルらしいスペックとなっています(ドコモ版は12GBモデル)。
カメラはGalaxy S20 Ultra, Note 20 Ultraと同じ108メガの超高画素センサーを搭載するほか、光学10倍相当となる10メガ望遠レンズを2個搭載することにより、最大100倍のズームを可能とします。
続きを読む:[実機レビュー]安くなったGalaxy S21 Ultraを購入して感じた進化点・物足りない点 Sペン・100倍ズームカメラ
Galaxy S21 Ultraのアメリカでの販売価格は約1200ドルとなり、Galaxy S20 Ultraより値下げされています。
日本ではドコモがSC-52Bとして2021年4月22日より発売します。ドコモ版ではおサイフケータイ(Felica)にも対応しています。
Galaxy S21 FE
画面サイズ | 6.4インチ | サイズ | 155.7 × 74.5 × 7.9 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 177g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +8メガ |
RAM | 6/8GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 699.99ドル~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | nano SIM |
2022年1月11日より海外で発売されるGalaxy S21の派生モデル「FE」(Fan Edition)にもSDM888が使われています。
Galaxy S21とGalaxy S21 SEは上記のスペックリストの通り、ディスプレイサイズ含む仕様にはところどころ違いがあります。
アメリカでの公式価格は約700ドル。日本では「FE」モデルが発売されたことはないため、日本向けに発売されることはない可能性が高いです。
参照:https://www.samsung.com/us/smartphones/galaxy-s21-5g/galaxy-s21-fe-5g/
Galaxy Z Fold3(実機レビュー)
画面サイズ | 7.6インチ /6.2インチ |
サイズ* | 158.2 × 128.1 × 6.4 mm |
解像度 | 2208×1768 | 本体重量 | 272g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +12メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 256GB | 価格帯 | d:237,600円 au:237,565円 |
電池容量 | 4400mAh | SIM | nano SIM |
*開いた場合。閉じたサイズは158.2×67.1×16.0mm。au・ドコモバージョンの情報を追加しました。
2021年8月11日に発表された折りたたみスマホ Galaxy Z Fold3は、初の防水対応折りたたみスマホとなります。Galaxy Z Fold3はS21 Ultraに続き、Sペンにも対応します。
メインカメラは12メガのトリプルレンズで、超広角・広角・望遠に対応し、インカメラとして10メガ・4メガがフロントカバー側と、画面下(UDC)に埋め込まれました。
アメリカでの価格は1799.99ドルです。
日本向けサイトにも日本語で情報が更新されたため、au等から発売が予想されます。
→2021年9月8日日本でも正式に発表され、ドコモとauから2021年10月上旬以降に発売されます。日本向けはおサイフケータイ(Felica)・ミリ波にも対応します。
au・ドコモ共に、予約キャンペーンが実施されます。
続きを読む→ 旧型より値下げ GalaxyZFold3/ZFlip3はおサイフケータイ対応・防水対応 auとドコモ発売日予告
実機入手・評価を公開しました。
続きを読む → Galaxy Z Fold3実機レビュー
Galaxy Z Flip3(実機レビュー)
画面サイズ | 6.7インチ /1.9インチ |
サイズ | 72.2 ×166 × 6.9 mm |
解像度 | 2640×1080 | 本体重量 | 184g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128GB | 価格帯 | d:148,896円 au:148,925円 |
電池容量 | 3300mAh | SIM | nano SIM |
*開いた場合。閉じたサイズは72.2×86.4×17.1mm。日本版のデータに修正しました。
Galaxy Z Flip3も防水対応です。
カメラは広角と超広角の2レンズ、RAMも8GBのみとスペックはやや抑え気味ですが、アメリカ価格は999.99ドルと、従来機種よりも大幅に値下げされています。
Galaxy Z Flip3もドコモ・auから発売され、おサイフケータイ対応となりました。
ドコモ版 SC-54B、au版SCG12は2021年10月発売予定とされています。
続きを読む → ドコモGalaxy Z3 Flip実機レビュー
Sony Xperia 1 III(実機レビュー)
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 165 × 71 × 8.2 mm |
解像度 | 4K | 本体重量 | 188 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12.2メガ +12.2メガ +12.2メガ +3D iToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
ROM | 256GB | 価格帯 | docomo: 154,440円 au:178,000円 SB:188,640円 |
電池容量 | 4500mAh | SIM | nano SIM |
ソニーは2021年4月15日、Xperia 1 IIIをauとソフトバンクおよびドコモからも発売することを発表しました。ドコモモデルは型番はSO-51B、auモデルはSOG03です。
Xperia 1 IIIは世界初となる、「DPセンサー搭載可変式望遠レンズ」という仕組みをカメラに採用してきました(過去にGalaxyが「可変絞り」のカメラパーツを作ったことがありましたが、現行モデルでは採用されなくなりました)。
Xperia 1 IIIの望遠レンズでは、虫眼鏡のレンズを近づけたり遠ざけることで拡大倍率が少し変わるように、カメラレンズを内部で動かすことによって焦点距離70mm-105mm相当(標準レンズに対して約3倍-4.4倍)の光学ズーム効果が選べるようになりました。
旧モデルのXperia 1 IIに比べて電池容量がアップ、そしてXperia初のミリ波対応モデルになっています。
Xperia 1 III各キャリアで2021年4月16日より受付開始、2021年6月に発売予定です(実機レビュー追加予定あり/発売日は全キャリアで7月以降に延期されました)。
ソフトバンクモデルの予約受付は2021年7月1日、各社発売日は7月9日に決定しました。
ドコモモデル SO-51Bを入手、レビューを追加しました。
☆「Xperia 1 III SO-51B実機評価・レビュー」
Sony Xperia 5 III
画面サイズ | 6.1インチ | サイズ | 157 × 68 × 8.2 mm |
解像度 | フルHD+ (2520×1080) |
本体重量 | 169 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12.2メガ +12.2メガ +12.2メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
ROM | 128GB | 価格帯 | 約13.7万円 |
電池容量 | 4500mAh | SIM | Dual SIM* |
*グローバルモデルの場合。
2021年4月15日時点では日本投入未発表のXperia 5 IIの後継モデル Xperia 5 IIIにもSDM888が搭載されています。
カメラは前項のXperia 1 IIIと同じ焦点距離可変式レンズを採用しつつ、サイズとディスプレイの解像度、RAMを少し下げたスタンダードサイズモデルです。
イギリス向けモデルではDual SIM仕様となっています。価格は899£≒13.7万円ほどで、Xperia 1 IIIより4万円以上安く設定されています。
2021年5月13日時点で日本では発表されておらず、発売の予定はありません(Xperia 1 IIIが6月発売であるため、晩夏~秋モデルとして発表・投入の可能性があります)。
海外では2021年9月~10月以降順次発売の見込みです。
2021年9月30日、日本でドコモ(SO-53B)・au(SOG05)・ソフトバンクがXperia 5 IIIを取り扱うことを発表しました。発売日は2021年11月中旬以降と案内しています。
Sony Xperia PRO-I
画面サイズ | 6.5インチ | サイズ | 166 × 72 × 8.9 mm |
解像度 | 4K (120Hz) |
本体重量 | 211 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12.2メガ +12.2メガ +12.2メガ +3D iToF |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
ROM | 512GB | 価格帯 | 198,000円 |
電池容量 | 4500mAh | SIM | Dual SIM |
2021年10月26日に発表、2021年12月15日より発売開始されるXperia最上位・1型センサー搭載スマホにもSDM888が使われます。
Xperiaとして初の1インチの大型センサーを搭載し、Xperia 1 IIIよりも大容量・デュアルSIM対応といった究極のスペックを持たせたハイエンドモデルです。
日本モデルとしてもちろんおサイフケータイ・防水にも対応します。
Xperia PRO-Iの予約はソニーストアで受け付けられています。
OPPO Find X3 Pro
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 163.6 × 74 × 8.26 mm |
解像度 | QHD+ 3216×1440 |
本体重量 | 193 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 50メガ +50メガ +13メガ +3メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | IP68相当 |
ROM | 256GB | 価格帯 | 118,000円 |
電池容量 | 4500mAh | SIM | nano SIM +eSIM |
*価格・スペックは国内SIMフリーモデルの場合。
KDDIは2021年3月11日、auにてOPPO Find X3 Proの取り扱いを発表しました。国内ではau限定となります。
2021年5月25日、OPPOはSIMフリーモデルのFind X3 Pro投入を発表しました。
Find X3 Proは10億色の彩度となる高精細ディスプレイを採用、50メガピクセルのカメラをメインと超広角に使う「デュアルプライマリカメラ」仕様となっています。
ズームカメラはハイブリッドで5倍、デジタルズームで最大20倍と、さほど珍しくない水準ながら、60倍相当の倍率を誇るマクロレンズも搭載しています。まるで顕微鏡のように肉眼ではみることが出来ないような拡大撮影が可能となります。
Find X3 Proは最大65Wの急速充電、「AirVOOC」によりワイヤレスでも30Wの高速充電が可能となっています。
auでは2021年6月下旬以降に発売されます(Find X3 Proの発売日は2021年6月30日に決定しました)。
SIMフリーモデルは2021年7月6日予約受付開始、7月中旬に発売予定です。MVNOではOCN, IIJmio, LinksMateが取り扱います。
☆「IIJmio 公式サイトで最新情報・キャンペーン情報をみる」
各キャンペーン情報は記事執筆時点のものです。内容は変更されることがあるため、必ずIIJmio公式サイトで正しい情報をご確認下さい。
OPPO Find N(Foldable Phone)
画面サイズ | 7.1インチ + 5.49インチ |
サイズ | 132.6 × 73.0 × 15.9 mm |
解像度 | WUSXGA (1920×1792) FHD (1972×988) |
本体重量 | 275 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 50メガ +13メガ +16メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256/512GB | 価格帯 | 約14万円~ |
電池容量 | 4500mAh (2個の合計) |
SIM | nano SIM ×2 |
*価格・スペックは海外発表時点のもの。
OPPOは2021年12月、同社初となる折りたたみスマホ「Find N」を発表しました。
OPPO Find Nは内側のメインディスプレイに「8.4:9」というランドスケープ比率を採用しています。
他社製品では目立つこともあるディスプレイの折り目部分も独自のヒンジ構造でなるべく目立たなく作っているとアピールしています。
メインカメラはソニーIMX766センサーの5000万画素カメラを搭載、超広角・望遠レンズもあります。
12月の発表時点では日本での発売日について明言はされませんでしたが、国内向けにも日本語でリリースを出しており、日本での取り扱いも期待されます。
海外では2021年12月23日より中国で最初に発売されます。
中国版の予約受付をGiztopが開始しています。
☆「Giztop-OPPO Find N」2021年12月17日時点1599ドル~
ASUS Zenfone 8
ASUSは2021年5月13日に最新のフラッグシップモデル Zenfone8 ZS590KSを発表しました。
画面サイズ | 5.9インチ | サイズ | 148 × 68.5 × 8.9 mm |
解像度 | 2400×1080 | 本体重量 | 169 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +12メガ |
RAM | 6/8/16GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 64/128/ 256GB |
価格帯 | 8+128GB:79,800円 8+256GB:92,800円 16GB+256GB:108,800円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | デュアルSIM |
*グローバル発表時点。国内向けモデルでは一部仕様が異なる可能性があります。
*価格を日本モデルに変更しました。
Zenfone8は他社のハイエンドスマホの大画面化モデルに比べてコンパクトな5.9インチ・169グラムというサイズ感が魅力の機種です。
Appleの最新モデル iPhone 12 miniのような小型さではないものの、片手で持ちやすいサイズ感です。ディスプレイのリフレッシュレートは120Hz。
カメラは64メガピクセルのメイン、12メガの超広角レンズがあります。
全体的にシンプルなモデルとなっており、ハイスペックモデルとしては価格も抑えられています。
インカメラはパンチホール型、指紋認証はディスプレイ内蔵型です。
ASUS Japanは2021年8月18日、日本向けにZenFone8を発表する見込みです。予告画像からおサイフケータイ機能に対応している可能性が高く、国内向けにカスタマイズしたモデルが投入されそうです。
☆「ASUS 公式Store」
ASUS Zenfone 8 Flip
ASUSはフリップカメラを継続したZenfone8 FlipにもSDM888を採用しました。
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 165 × 77.3 × 9.6 mm |
解像度 | 2448×1080 | 本体重量 | 230 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +12メガ +8メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8+128GB:86,800円 8+256GB:98,800円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | デュアルSIM |
Zenfone7から引き継いだフリップカメラを搭載し、SDM888によるハイパフォーマンスを発揮するのがZenfone8 Flipです。
カメラはトリプルレンズになっており、64メガのメイン・12メガの超広角、そして光学3倍相当の8メガカメラがあり、カメラユニット全体が移動することでインカメラ(前面)としても機能するという特殊な仕様です。
一方で、RAMは8GBのみ、ディスプレイのリフレッシュレートは90Hzと、一部の仕様がZenfone8とは異なっており、購入時に注意が必要です。
日本向けモデルでも、Zenfone8 flipは防水防塵・おサイフケータイは非対応となっています。
ROG Phone 5/Pro/Ultimate
ASUSは2021年3月10日に次世代ゲーミングスマホ ROG Phone 5シリーズを発表しました。
画面サイズ | 6.78インチ | サイズ | 173 × 77 × 9.9 mm |
解像度 | 2448×1080 | 本体重量 | 239 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +13メガ +5メガ |
RAM | 8/12/16GB PRO:16GB UL:18GB |
防水/防塵 | — |
ROM | 128/256 UL:512GB |
価格帯 | 12GB 99,800円 16GB 114,800円 UL:149,800円 |
電池容量 | 6000mAh | SIM | デュアルSIM |
*スペックは海外版時点のもの。PRO=ROG Phone 5 PRO/UL= Ultimateモデルを表します。
ROG Phone 5には3つのモデル「ROG Phone 5」・「ROG Phone 5 Pro」・「ROG Phone 5 Ultimate」が用意され、すべてにSnapdragon 888が採用されています。
ROG Phone 5シリーズは共通して6.78インチ・144Hzのリフレッシュレートを採用したゲーミング仕様のディスプレイです。
サウンドは12×16mmのデュアルスピーカー仕様になっており、音量・音圧にも力が入れられています。3.5mmジャック有線イヤホンも利用可能です。
電池容量は3000mAh×2個で6000mAhであり、65Wの急速充電に対応しつつ発熱を分散する効果が期待できます。
カメラ仕様も3モデル共通で、64MPのメインカメラ+12MPの超広角カメラ+5MPのマクロレンズとなります。
スタンダードなROG Phone 5にはRAM 8GB/12GB/16GB・ROM 128GB/256GBの組み合わせが存在しますが、注目は最上位機種のROG Phone 5 UltimateはRAM 18GBという仕様です。先行して発表されていたNubia Red Magic6と共に、日本でもRAM 18GBのスマホが買えるようになりそうです。
ROG Phone 5 16GBモデルのAntutuスコアはおよそ74万点とされており、2021年モデル最上位クラスになりそうです。
ネットワークは5Gに対応しており、バージョンがA~Hまでの8種類があります(国内向けモデルがどのバンド構成になるかは不明)。ROG Phone 5/Pro/Ultimateすべてミリ波対応モデルは無いようです。
ROG Phone 5 ProとUltimateには、背面に「ROG Vision」というサブディスプレイパネルがあります。
海外での販売価格は、
ROG Phone 5:8GB/128GB 799ユーロ(約10.3万円)・12GB/256GB 899ユーロ・16GB/256GB 999ユーロ
ROG Phone 5 Pro:16GB/512GB 1199ユーロ(約15.5万円)
ROG Phone 5 Ultimate:18GB/512GB 1299ユーロ(約16.8万円)
となっており、最も安いクラスでも10万円超えとなりました。旧モデルのROG Phone 3も国内価格は13万円~でしたので、ROG Phone 5も相当のお値段になりそうです。
2021年5月26日、日本モデルが発表され、ROG Phone 5 12GB+256GBモデルは99,800円に設定、ASUSストアおよびauから2021年5月28日(12GB)・2021年6月4日(16GB)発売日で予約受付が開始されています。
上位モデル ROG Phone 5 Ultimate(18GB+512GB/ZS673KS)モデルは今夏発売予定とされています。
→ 日本での発売日は2021年8月31日に決定しました(予約受付は8月17日10時より)/日本では予約受付開始直後に完売しており、即販売終了となりました。
Nubia Red Magic6
画面サイズ | 6.8インチ | サイズ | 169 × 77.1 × 9.7 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 220g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約6.4万円~ |
電池容量 | 5050mAh | SIM | dual SIM |
日本でも購入可能なゲーミングスマホシリーズ2021年モデル Red Magic6にもSDM888が使われることが確定しています。
ディスプレイは165Hzのリフレッシュレート、わずか38分で充電が出来る66Wの超急速充電に対応するなど、最新の機能が搭載されています。
また、Redmagic6には上位モデル「Pro」も存在します。
日本公式販売価格は12GB+128GBモデルで103,385円です。アマゾンで5月1日から販売開始となります。
Nubia Red Magic6 Pro
画面サイズ | 6.8インチ | サイズ | 169 × 77.1 × 9.8 mm |
解像度 | FHD+ | 本体重量 | 220g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 12/16/18GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256 /256GB |
価格帯 | 約7.4万円~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual SIM |
通常のRedMagic6に比べて電池容量が少し小さいRedmagic 6 Proは5分で50%の充電が出来る120Wの超急速充電に対応しています。
さらに6と6Proでは冷却のための仕組みに違いがあり、「ICE 6.0 マルチ・ディメンショナル・クーリングシステム」と呼ばれる多層構造による放熱機構があります。
Redmagic 6は6層構造、Redmagic 6 Proは7層になっており、それぞれ外付けのクーラーファンも利用可能とされています。
また、最上位スペックだとRAM 18GBのモデルが存在しています。
日本ではRedmagic 6/Proが3月16日と4月2日に予約開始される見込みです。
参照:https://jp.redmagic.gg/pages/redmagic-6-launch
アマゾンでは5月1日からRAM16GB+ROM256GBモデルが発売開始となります。
ASUS/Smartphone for Snapdragon Insiders
画面サイズ | 6.78インチ | サイズ | 173.1 × 77.2 × 9.5 mm |
解像度 | フルHD+ 2448×1080 144Hz |
本体重量 | 210g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +12メガ +8メガ |
RAM | 16GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 512GB | 価格帯 | 164,880円 |
電池容量 | 4000mAh | SIM | dual SIM |
日本向けモデル ZS675KW-BL512R12の場合。
Qualcomm・Snapdragonの特別エディションとして開発された「Smartphone for Snapdragon Insiders」は、究極のモバイル体験を目指したモデルとされています。
本体には「Snapdragon SOUND」というプレミアム完全ワイヤレスイヤホンも含まれ、日本のASUS Storeで購入できるようになっています。
日本では2021年9月21日予約受付開始、9月25日発売となります。
☆「ASUSストア Smartphone for Snapdragon Insiders」
Xiaomi 11T Pro
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 164.1 × 76.9 × 8.8 mm |
解像度 | AMOLED 2400×1080 120Hz |
本体重量 | 204g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 108メガ +8メガ +5メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 8+128:69,800円 8+256:79,800円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | dual SIM |
*価格を日本向けモデル(Xiaomiオフィシャルストア版)に更新しました。
2021年9月に発表されたXiaomiのスタンダードシリーズ「Mi11」から派生したT ProにもSDM888が使われます。
本機種は最大120Wでの超高速充電に対応しており、17分で100%の充電を可能としています。
メインカメラは1億画素、8MPの超広角+5MPの望遠マクロレンズを搭載しており、カメラ性能も高めです。
2021年9月時点で日本での発売は発表されていません。しかしXiaomi 11 T(Proではないモデル)は日本で発売がほぼ確定的です(Xiaomi T11はSDM888ではなくDimensity 1200チップ搭載)。
→2021年11月5日、日本で発売が始まりました(Xiaomi 11Tとの比較・Xiaomi 11T Proの割引やキャンペーンに関する情報はこちら)。
Aliexpressでは600ドル程度から売られています。
Microsoft Surface Duo2
画面サイズ | 5.8インチ ×2枚 (8.3インチ相当) |
サイズ | 145.2 × 184.5 × 5.50 mm |
解像度 | AMOLED 2688×1892 90Hz |
本体重量 | 284g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 12メガ +12メガ +16メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256/ 512GB |
価格帯 | 1,500ドル~ |
電池容量 | 4449mAh | SIM | nano SIM+ eSIM |
日本では2022年前半の発売予告が出ている、第2世代となるマイクロソフトのスマートフォンにもSDM888が使われることになりました。
5.8インチパネルをヒンジで接続した2画面タイプで、それぞれの画面でアプリを開いて表示出来るマルチタスクに特化したデバイスです。
背面には広角・超広角・望遠のトリプルカメラも搭載し、従来機種よりもスマホとして大幅に性能をアップさせています。
アメリカでは2021年10月21日より発売開始となり、価格は1499.99ドル~(約16.5万円)からの設定です。
Xiaomi Mi 11
画面サイズ | 6.81インチ | サイズ | 164.3 × 74.6 × 8.06 mm |
解像度 | 2K AMOLED 1440×3200 |
本体重量 | 196g/ 194g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 108メガ +13メガ +5メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約6.3万円 |
電池容量 | 4600mAh | SIM | dual SIM |
*Mi11は素皮版(レザー)と玻璃版(ガラス)で厚み・重量がわずかに異なります。
SDM888を使ったMi11のAntutuスコアは約74万点となり、歴代モデルでも最高のベンチマーク結果を叩き出しています。
Snapdragon 888搭載モデルとして最初に登場したXiaomiのフラッグシップスタンダードシリーズ「Mi11」は、現地価格3,999元~(約6.3万円)という新たな価格破壊レベルの水準。
エッジコーナーと画面左上のパンチホール型インカメラを採用、6.81インチという大画面ながらかなり薄いデザインとなっています。
このディスプレイは有機ELパネルで120Hzのリフレッシュレート、480Hzのタッチサンプリングレートに対応することでゲームをプレイする場合にも有利です。
背面のカメラは1/1.33”・1億画素のカメラ+13メガの超広角レンズの2個がメイン、500万画素のマクロレンズという仕様。
電池容量は4600mAhとかなり大型かつ、有線で55W/無線でも約53分でフル充電が可能な50Wの超急速ワイヤレスチャージに対応しています。
Miシリーズは日本国内では歴代モデルが正式に発売されたことはありませんので、Mi11の国内投入は不明です。
2020年12月時点で、GIZTOPにて輸入注文受付が始まっています。
☆「GIZTOP Mi11」/799ドル~
2021年2月、Etorenでグローバルモデルの取り扱いが始まりました。
Xiaomi Mi 11 Pro
画面サイズ | 6.81インチ | サイズ | 164.3 × 74.6 × 8.53 mm |
解像度 | 2K AMOLED 1440×3200 |
本体重量 | 208g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 50メガ +13メガ +8メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約8.4万円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | dual SIM |
2021年3月30日発表のMi11の上位モデル「Mi11Pro」にもSDM888が搭載されます。
Mi11 Proはシリーズで初となるIP68相当の防水防塵性能に対応し、水没でもある程度までなら機能を維持できるようになりました。
また、発表時点でおそらくスマホ向けとして最高レベルの1/1.12″サイズのセンサーを搭載した「GN2」カメラに変更されています。
Mi11 Proの1/1.12″サイズは、iPhone 12 Proに比べて5倍もの面積を誇り、ハイスペックコンパクトカメラにも負けないクオリティだとしています。
電池容量も通常のMi11より少し大きい5000mAh、67Wの超急速充電にも対応します。
現地価格は4,999元(約8.4万円)と上位5Gスマホとしては割安に感じられます。
2021年3月30日時点、販売が開始されています。
☆「Giztop Mi 11 Pro」(899ドル/2021年3月30日時点)
Xiaomi Mi 11 Ultra
画面サイズ | 6.81インチ | サイズ | 164.3 × 74.6 × 8.38 mm |
解像度 | 2K AMOLED 1440×3200 |
本体重量 | 234g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 50メガ +48メガ +48メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | IP68 |
ROM | 128/256 /512GB |
価格帯 | 約10万円 |
電池容量 | 5000mAh | SIM | dual SIM |
Mi11 Ultraはシリーズ最上位となり、背面に「すべてがメイン」とまでアピールされた3つのカメラ+ミニディスプレイを搭載しました。
標準カメラはMi11 Proと同じGN2カメラ(1/1.12”センサー)で、超広角と望遠用にそれぞれIMX568採用の48メガカメラを使っています。望遠は最大で120倍相当にまで対応します。
ちなみにMi11シリーズは通常のMi11からPro, Ultraまですべてディスプレイサイズは6.81インチで同一です。ProとUltraは防水対応+カメラ性能が大幅に強化されたモデルだと考えれば良いでしょう。
2021年3月30日時点、海外通販サイトのGIZTOPがMi 11 Ultraの販売を開始しています。
☆「Giztop- Mi 11 Ultra 5G」 (1099ドル/2021年3月30日時点)
Xiaomi Mi MIX FOLD
画面サイズ | 8.01インチ/ 6.52インチ |
サイズ | 173.27 × 69.8 × 17.2 mm |
解像度 | 2K+ (2480×1860) |
本体重量 | 317g/ 332g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 108メガ +13メガ +マクロ |
RAM | 12/16GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256 /512GB |
価格帯 | 約16.7万円~ |
電池容量 | 5020mAh | SIM | dual SIM |
Xiaomiのフォルダブル(折りたたみ式)スマホのMIX FOLDは、背面に6.52インチ・開くと最大8インチになるディスプレイを搭載しています。
ハイコントラストのディスプレイ、37分で充電が完了する67Wの超急速充電、ハーマン・カードンによる音響の強化など、Xiaomiスマホの中でも最高峰の仕様であり、価格は9999元~(約16.7万円)となっています。
現地では2021年4月16日から発売開始となっています。
Black Shark 4 Pro
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 163.83 × 76.35 × 9.9 mm |
解像度 | フルHD+ 1080×2400 |
本体重量 | 220g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +5メガ |
RAM | 8/16GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256 /512GB |
価格帯 | 約6.7万円 |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual SIM |
旧シリーズのBlack Shark3は日本でも発売されたことのあるゲーミングスマホの新型 Black Shark 4 ProにはSDM888が搭載されます(下位モデルのBlack Shark4はSDM870)。
*日本向けモデルはBlack Shark4のみが2021年6月4日に発売予定とされており、SDM888のProは登場しない見込みです。
Antutuベンチマークスコアは最高峰の76万点台とされています。
ディスプレイはリフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレートは720Hzというゲーム向けの仕様です。
また、Blackshark 4 Proの特徴として非常に珍しい側面物理ボタンが配置されています。
ゲームコントローラーで言うところの「LRボタン」の位置にあるため、対応アプリならまさにモバイルゲームを遊ぶように操作できるという強みがあります。
電池容量は(このボディに対しては)やや小さいとも感じられる4500mAhですが、120Wの超急速充電に対応しているため、なんと5分で50%・15分で100%の充電が出来るという異次元の高速回復が出来ます。
カメラは64メガのメイン、8メガの超広角+5メガのマクロカメラという組み合わせになっており、YoutuberなどがVLOGを撮影する場合にも十分な画質といえそうです。
現地での販売価格は8GB+256GBモデルで3999元です。
OnePlus9
画面サイズ | 6.55インチ | サイズ | 160 × 74.2 × 8.7 mm |
解像度 | AMOLED 1080×2400 |
本体重量 | 192 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 48メガ +50メガ +2メガ |
RAM | 8GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128GB | 価格帯 | 約7.9万円~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual SIM/ Single SIM |
OnePlusシリーズの新作「OnePlus9」にもSDM888が使われます。
OnePlus9の特徴は「Hasselblad」(ハッセルブラッド)社のカメラ技術を使った新型カメラ。
メインカメラは48MP・ソニーのIMX689を使った7枚のレンズ、そして超広角カメラにも50MP、1/1.56”サイズのセンサーを使っています。
ディスプレイはゲームもスムーズに表示出来る120Hz対応、ワープチャージ65Tは15分の充電で1日使える超急速充電です。
アメリカでの販売価格は729ドルです(US向けはシングルSIM)。
OnePlus9Pro
画面サイズ | 6.7インチ | サイズ | 163.2 × 73.6 × 8.7 mm |
解像度 | AMOLED 1440×3216 |
本体重量 | 197 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 48メガ +50メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 256GB | 価格帯 | 約11.6万円~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual SIM |
OnePlus9の上位機種「OnePlus9Pro」では、同じくHasselblad社のカメラ技術を使っていますが、カメラレンズの構成とセンサーが違います。
メインカメラはIMX789の48メガ、超広角はIMX766、そしてズーム用に3.3倍相当・8メガのレンズが追加されています。
電池容量・急速充電についてワープチャージ65T(10V/6.5A)はOnePlus9と同じながらワイヤレスチャージでも50Wの急速充電に対応しています。
さらにOnePlus9 Proでは5Gミリ波にも対応しているという違いもあります(アメリカ版の場合)
5G NSA:N1, 2, 3, 5, 7, 8, 25, 28, 38, 40, 41, 48, 66, 71, 77, 78
5G SA:N1, 2, 3, 7, 25, 28, 41, 66, 71, 78
5G mmW NSA: n258, 260, 261
アメリカでの販売価格は12GB+256GBモデルで1069ドルとされています。
ソース:https://www.oneplus.com/9-pro/specs
VIVO iQoo7
画面サイズ | 6.62インチ | サイズ | 162.2 × 75.8 × 8.7 mm |
解像度 | AMOLED 1080×2400 |
本体重量 | 209.5 g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 48メガ +13メガ +13メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約6.1万円~ |
電池容量 | 4000mAh | SIM | dual SIM |
VIVO iQOO7は2021年1月11日に発表されたSnapdragon 888搭載モデルです(iQOOは「アイクー」と読みます)。
iQoo7は最大120Wという超高速充電に対応しており、最速15分で満充電が出来るとしています。
6.62インチの大画面ディスプレイはAMOLEDで、最大120Hzのリフレッシュレートに対応、画面内蔵指紋認証センサーを搭載しています。
カメラは48メガのメインレンズに超広角+2倍光学ズーム相当のトリプル仕様です。
中国での販売価格は8GB+128GB版で3798元≒6.1万円、12GB+256GBモデルでも4,198元≒6.7万円ほどで、ハイエンド5Gスマホとしては格安です。
2021年2月時点、Aliexpressでは610ドル前後から購入可能です。
Realme 真我GT
画面サイズ | 6.43インチ | サイズ | 158.5 × 73.3 × 8.4 mm |
解像度 | フルHD+ AMOLED 1080×2400 |
本体重量 | 186g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +8メガ +2メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約4.8万円~ |
電池容量 | 4500mAh | SIM | dual SIM |
*サイズ・重量は「皮革」と「玻璃」モデルで若干異なる。
2021年3月に発表されたRealmeの最新モデル「真我GT」もSDM888が使われています。
Antutuスコアは75万点を超えるRealme 真我GTは、現地価格で8GB/128GBモデルなら2899元≒約4.8万円です。
65W超急速充電対応という圧倒的コストパフォーマンスを誇る格安ハイエンド機種となっています。
カメラは64メガピクセルのメインカメラの他、800万画素の超広角レンズ+4センチまで近寄れるマクロレンズという構成です。
GIZTOPでは559ドルから輸入可能となっています。
☆「GIZTOP Realme GT 5G」/2021年3月6日時点 559ドル
Lenovo Region Phone Duel2
画面サイズ | 6.92インチ | サイズ | 176 × 78.5 × 10.32 mm |
解像度 | フルHD+ 2460×1080 |
本体重量 | 262g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +16メガ |
RAM | 8/12 /16/18GB |
防水/防塵 | — |
ROM | 128/256 /512GB |
価格帯 | 約7.7万円~ |
電池容量 | 5500mAh | SIM | dual SIM |
2021年4月8日に発表されたレノボのゲーミングスマホシリーズ「Region」の最新機種 Legion Phone Duel 2にもSDM888が使われています。
Region Duel2は6.92インチの大画面かつ、インカメラ用の穴やノッチがないデザインでゲームに没頭できる仕様です(インカメラは本体横から飛び出る仕組み)。
ディスプレイのリフレッシュレートは144Hz、タッチレスポンスは720Hz, 3.8msの反応時間となっており、一瞬の反応が重要となるゲーム向きです。
本体には8つのトリガー(4つの側面超音波式、, 2つの背面静電容量式, 2つの画面感圧式)が搭載されており、ゲームに応じて割当て操作性を向上出来るとのことです。
また、RAMは最大18GBでありROG Phone 5やRedmagic 6と並び史上最高峰です。
カメラについてはやや抑えられた、64MPのメインと超広角16MPのみとなっていますが、スライド式で飛び出す44MPのインカメラを搭載している点については、ゲーム実況者向けと言えそうです。
電池容量も5500mAh、30分でフル充電が出来る90W急速充電にも対応しています。
☆「Giztop-Lenovo Region Duel2」/2021年4月20日時点、699ドル~
ZTE Axon 30 Ultra
画面サイズ | 6.67インチ | サイズ | 161.53 × 72.96 × 8.0 mm |
解像度 |
フルHD+ 2400×1080 144Hz |
本体重量 | 188g |
CPU | Snapdragon 888 | メインカメラ | 64メガ +64メガ +64メガ +8メガ |
RAM | 8/12GB | 防水/防塵 | — |
ROM | 128/256GB | 価格帯 | 約8.2万円~ |
電池容量 | 4600mAh | SIM | dual SIM |
日本では過去にAxonのハイエンドシリーズを出さなくなってしまいましたが、ZTEの最高峰機種 Axon 30 UltraにもSDM888が使われています。
Axon 30 Ultraの特徴は背面に3つの64メガピクセルカメラを並べ、さらに光学5倍相当のズームレンズも搭載することで、広い領域で高画質な写真が撮れるという点にあります。
ディスプレイは144Hzの高いリフレッシュレートに対応、65Wの超急速充電を使うと45分でフル充電が可能です。
現地販売価格は8GB+128GBモデルで749ドルに設定されています。
型落ちのSDM865/865+もお買い得に
SDM888搭載の次世代機種登場により、2020年モデルのSnapdragon 865/865+を搭載したモデルは順次型落ちとなっていく予定です。
発売から半年が経過した2020年モデルの値下げが国内でも始まっており、5G対応モデルも少しお買い得になってきています。
☆「2020年夏冬~Snapdragon 865+搭載機種まとめ」
☆「2020年春夏~Snapdragon 865搭載機種まとめ」
SDM888搭載機種とSDM865/865+の価格を比べて、価格と性能のバランスが良い機種を選ぶこともおすすめです。時代の最先端を追いかけたい場合はSDM888モデルを選ぶのも良いですが、スマートフォンは型落ちになったタイミングが一番オトクです。