2021年夏モデルの最高性能スマートフォンのひとつ、ソニー製「Xperia 1 III」(えくすぺりあわんまーくすりー/ドコモ型番SO-51B)の実機レビュー・評価、使用感のレポートをお届けします。

Xperia 1 III SO-51Bの発売日は2021年7月9日です。もともと機種の発表時には2021年6月が予定されていましたが、発売延期となった後の登場となりました。

ドコモでは2021年夏モデルのソニースマートフォンとして低価格のXperia Ace2中間クラスのXperia 10 IIIも同時期に発表されており、すでにドコモでは人気スマートフォンとなっています。

(左Xperia Ace2、右Xperia 10 III実機)

より安く買える最新のXperiaスマホが存在する中で、Xperia 1 IIIを買うべきユーザーは「カメラ・ゲーム・動画・音楽、すべてを最高の状態で快適に楽しみたい人」です。

Xperia 1 IIIは、コスパが高いと言われる他の格安スマホや性能/機能を抑えて低価格で開発されたモデルはもちろん、歴代のXperiaシリーズで最強のカメラ・最強のCPU・最強のディスプレイを使っています。

一方、ドコモでは「性能はそこそこで、機種代金が安いスマホが人気」というトレンドもあります。Xperia 1 IIIは妥協のない性能であるがゆえにスマホ料金が高くなりますので、「高いお金を出してでもXperia 1 IIIを買って満足できるかどうか・高い機能が本当に必要かどうか」がSO-51Bを買うべきかどうかの判断基準になります。

当サイトでは低価格のXperia Ace2、中間モデルのXperia 10 IIIもすでに入手・使用済みであり、さらに過去のXperia 1 II/Xperia 1、もっと古いドコモ向けXperiaシリーズの歴代機種をずっと使い続けてきた経験値から、Xperia 1 IIIを使って感じた良かった点・悪い点を「買って満足出来そうかどうか」という評価基準になるポイントを中心に紹介していきます。

Xperia 1 IIIのスペックとサービス

2021年夏最新型のXperia 1 III (SO-51B)の優れた点・劣る点をまずは数字・対応機能から確認しましょう。

ディスプレイ
(解像度)
6.5インチ
有機EL
(4K HDR)
生体認証 指紋認証
(側面ボタン)
サイズ 縦:165 mm
横:71 mm
厚さ:8.2 mm
重さ:188グラム
カメラ 1220万画素(メイン)
+1220万画素(超広角)
+1220万画素(望遠)
+3D iToF
バッテリー 4,500mAh 5G ミリ波/sub6対応
CPU Snapdragon 888
おサイフケータイ 対応
RAM/ROM 12GB/256GB 防水/防塵 対応

(Xperia 1 IIIの詳細な機能・スペック数値 はドコモ公式サイトのスペック表を参照ください)

ドコモでは3色のカラー、フロストブラック(ASO08798)・フロストグレー(ASO08802)・フロストパープル(ASO08815)があります。auとSBではフロストグレーは扱っておらず、フロストグレーが日本で買えるのはドコモだけ(2021年7月時点)です。

旧世代モデルからの買い替えを検討している人向けに、2019年夏発売のXperia 1 (SO-03L)との違い・変更点を列挙しておきましょう。

スペック・仕様 2021年モデル
Xperia 1 III
2019年モデル
Xperia 1
発売日
2021年7月9日
2019年6月14日
ディスプレイ 6.5インチ
4K HDR
有機EL
シネマワイド
6.5インチ
4K HDR
有機EL
シネマワイド
リフレッシュレート
120Hz
120Hz
サイズ 165 × 71
× 8.2 mm
167 × 72
× 8.2 mm
重さ 188グラム
178グラム
電池容量 4500mAh 3200mAh
連続待受時間(4G)
330時間
380時間
CPU Snapdragon 888 Snapdragon 855
RAM 12GB 6GB
ROM 256GB
64GB
5G通信 受信最大4.2Gbps
受信最大1576Mbps
おサイフケータイ
対応
対応
ワンセグ/フルセグ
非対応
対応
外部ストレージ
micro SD(最大1TB)対応
micro SD(最大512GB)対応
カメラ 16mm超広角 1220万画素
24mm広角 1220万画素
70mm/105mm望遠 1220万画素
3D iToFセンサー
16mm超広角 1220万画素
24mm広角 1220万画素
52mm望遠 1220万画素
防水防塵
対応 対応
生体認証
指紋(本体横) 指紋(本体横)
機種変更価格 docomo:154,440円
SB:188,640円
au:178,000円
docomo(発売当時):103,032円

(価格は発売日時点、公式サイトのもの)

2年前のXperia 1では、当時最高峰だった4K解像度/21:9比率のディスプレイを現在まで継承しています。この縦長画面を活用した「2画面分割表示」が便利です。

動画を見ながらゲームをしたり、ゲームの攻略情報をウェブで見ながらのプレイ、位置ゲー+マップ表示、ウェブサイト+メモ帳など、活用方法はいろいろあります(アプリによっては分割不可・表示が崩れることもあります)。

どちらも「4K対応の6.5インチディスプレイ」であり、サイズ感はそれほど変わっていません。やや上部のベゼルが細くなる/スピーカーの位置・構造が変更されるなどの違いはあります。

上記はXperia 1 IIIのフロストパープルと、Xperia 1のパープルです。同じパープル系ですが、見た目の色は全く違います。Xperia 1 IIIのフロストパープルはグレーに近く、光を当てるとほんのり紫がかってみえる、落ち着いた色合いに変わりました。

Xperia 1 IIIでは「4K HDR対応で120Hz」の高解像度・高コントラスト・高リフレッシュレートを実現しています。

2年間でCPU・GPUの性能が大幅アップしたほか(処理性能に関する詳細評価は下記解説)、特にメモリ・ストレージ(RAM/ROM)が格段にアップしています。

Xperia 1のRAM6GB/ROM64GBという仕様は、2021年時点では2~3万円程度の格安スマホの水準に追いつかれており、最新型のXperia 1 IIIに機種変更すれば「4G→5Gスマホになった」だけでなく、あらゆる点で進化を感じられるでしょう。Xperia 1およびそれより古いXperiaユーザーはそろそろ買えどきです。

ただし、Xperia 1 IIIを含む最新型のスマホはほぼすべての機種でテレビ機能(ワンセグ/フルセグ)には非対応となっています。

なお、Xperia 1 IIIは旧モデルからボディサイズ・スピーカー位置などが変更されているため、Xperia 1, Xperia 1 II用のケースは流用・転用できない可能性があります。必要に応じて「ドコモセレクト」にて専用のフィルム・ケース、充電器やケーブル、イヤホンなどを買うことを推奨します。

Xperia 1 IIIのサイズ・デザイン評価

Xperia 1 IIIは6.5インチの大型かつ縦長のスマートフォンです。

 

Xperia 1 IIIは2020年の旧型モデル Xperia 1 IIとほぼ同様のデザイン・サイズを継承しています。しかし、デザイン・ボディは全く同じではなく、リニューアルされています。

過去のXperiaでは背面のパネルは光沢のある反射が見られましたが、Xperia 1 IIIではカラー名にもあるように”フロスト”(霜、つや消しの意味)仕上げにより、指紋が目立たないサラサラな質感に変更されました。

(左から過去のXperia 1 II, Xperia 10 II, Xperia 1)

このフロスト加工のボディは最近のトレンドであり、iPhone 12 ProやGalaxy S21シリーズの背面パネルも同じようなアンチグレアタイプが採用されています。光沢がある製品は見た目は綺麗なのですが指紋や万一のひび割れが目立つ・クリアケースなどを付けた時にモアレ(干渉縞・滲み)が出やすいので、フロスト加工のほうが実用的です。

Xperia 1シリーズのインカメラはディスプレイのノッチ(凹)やパンチホールに配置せず、ディスプレイ外にデザインしつづけています。

指紋認証は本体横にある電源ボタンに内蔵されています。本体横の物理ボタンはボリュームキー・指紋認証・Googleアシスタントキー・カメラボタンの4つがあります。

Xperia 1 IIIの本体重量は188グラムに増え、旧モデルよりやや重くなりました。これは内蔵するバッテリーが大きくなったこと・カメラユニットが変更されたことなどが理由です。電池容量を確保するためにちょっと重くなったと考えれば妥協出来る範囲だと評価します。

Xperia 1 III全体としての評価は、旧モデルから大きな変更・斬新なデザイン性があるとは言い難いものの、フロスト仕様による高級感のあるボディとノッチ無し/画面ガラスのエッジカーブ無しのシンプルなデザインは使いやすくて良いです。

Xperia 1 IIIの処理性能評価

Xperia 1 IIIはゲーミングスマホとしても十分通用する、超ハイスペックな性能を持っています。

Xperia 1 IIIには2021年春夏モデルの最高チップ Qualcomm Snapdragon 888が使われています。1年前のXperia 1 IIから比べてもCPU性能・GPU性能は20~30%ほどアップしています。

メモリーは過去最大の12GBにアップし、高解像度で高いリフレッシュレートのディスプレイを持つXperia 1 IIIは歴代で最もゲームに向いた性能となっています(実際のゲームアプリの動作快適性は、個々のアプリごとによって異なります)。

Xperia 1 IIIのベンチマークアプリ・Antutu Benchmarkのスコアは約70万点です(ver8系統、当サイトの実際の測定結果)。

他社の同じSoC(SDM888)と搭載したスマートフォンと同等程度の高い処理性能を誇り、旧Xperiaシリーズよりも高いパフォーマンスを発揮することが可能です。

Xperia 1 IIIを含むSnapdragon 888搭載スマートフォンの弱点として、高処理性能を連続で行うと発熱が起きやすいという特性があります。

Xperia 1 IIIは排熱効率が低いのか、他社SDM888搭載機種に比べてもやや発熱が早く感じられ、ほんの数分間利用しただけでもかなりの熱を持ちます

Xperia 1 IIIの本体温度が45℃を超えたあたりで、Antutuベンチマークスコアは大きく下落し、連続測定で70万点→60万点→53万点とどんどんスコアが落ちる現象を確認しています。

Antutuベンチマークの測定中、スマホ本体の温度は48℃を超えました(部位によって30℃台~45℃前後と違いがあります)。

この発熱状態の処理性能でも旧モデルのハイエンドクラスのスコアであるため、異常過熱状態にならなければほとんどのゲームアプリはスムーズに動くことが期待出来ますが、スマホが高温状態になると手で触れるだけでかなり熱く感じるため、使用を停止・冷却することをおすすめします。

Xperia 1 IIIのカメラ性能の評価

Xperia 1 IIIの最も大きな進化の一つ、カメラユニットには世界初のギミック「可変式望遠レンズ」が採用されました。

一般的なスマートフォンのカメラには複数のレンズが固定して配置されているのに対して、Xperia 1 IIIは「Dual PD(デュアルフォトダイオード)センサー」によってレンズが動くことで、「70mm」と「105mm」という2つの焦点距離(倍率)を物理的に変更できるようになっています。

この光学的なズーム機構とセンサーサイズのアップ(Xperia 1 II/5 IIは1/3.4″インチ→ 1/2.9″インチに拡大)により、旧モデルのXperiaよりも望遠性能がアップしています。2年前のXperia 1にも望遠レンズはありましたが、光学2倍(焦点距離52mm)でしたので、Xperia 1 IIIに機種変更すればズーム性能のアップを実感出来ます。

(タップで拡大出来ます)

上記はXperia 1 IIIとXperia 1で、全く同じ距離から最大望遠にして、一部を切り出したものです。Xperia 1では潰れてしまっている細かい文字・線がXperia 1 IIIの向上したズームカメラならはっきりと写るようになりました。

また、Xperia 1 IIの時代から採用している「ZEISSレンズ」と深度測定を行う「3D iToFセンサー」、ソニーのデジタルカメラ開発技術によるオートフォーカス・追尾性能はXperia 1 IIIにも継承されています。

さらにXperiaの最上位スマホに採用されているカメラアプリ「Photography Pro」/「Cinematography Pro」も利用可能であり(低価格Xperia 10 IIIやAce2にはこのアプリは入っていない)、ソニーのデジタルカメラ「α」のマニュアル設定のような操作感で、こだわりの写真撮影体験が出来るようになっています。Xperia 1 IIIではカメラキーの長押しで直接Photo Proアプリを起動することも可能です。

Xperia 1 IIIのカメラ画素数は他社スマホに比べて小さな1220万画素となるため、”最高画質”という意味では業界最高峰とは言い難い印象もありますが、最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写により”写真撮影に失敗しにくい”という機能にも強みがあります。

(Xperiaで実際に撮影した写真)

歴代のXperiaスマホで写真性能を比べると、ZEISSレンズを採用するようになった2020年モデル(Xperia 1 II/Xperia 5 II)から劇的に夜景や暗所での撮影にも強くなりました。2019年モデルのXperia 1以前のモデルから機種変更するのなら、カメラ性能の劇的な進化を感じられるはずです。

カメラ性能で選ぶなら、値段の安いXperia Ace2/Xperia 10 IIIよりも断然Xperia 1 IIIが格上となっています。

ただし、より高いズーム性能・大きなセンサーを搭載した他社の最新スマホと比較した場合はXperia 1 IIIがあらゆるスマホで最高のカメラというほどではありません。

関連記事:1インチセンサー搭載カメラスマホ AQUOS R6実機レビュー
関連記事:1億画素、100倍ズーム Galaxy S21 Ultra実機レビュー

Xperia 1 IIIのバッテリー性能評価

最新モデル Xperia 1 IIIでは、バッテリー・電池に関わる部分にも大きな変更がありました。

2年前の旧モデル Xperia 1では6インチ級スマホとしてはバッテリーが小さく、電池持ちに悪評もあったところ、2021年型のXperia 1 IIIは4500mAhの大型バッテリーを搭載しました。

別売りのQi対応充電器を使えばおくだけ充電(ワイヤレス充電)・他のスマホを充電する”おすそわけ充電”(ワイヤレスバッテリー共有)もXperia 1 IIIで利用可能です(格安スマホのXperia 10 III/Xperia Ace2はおくだけ充電非対応)。

急速充電に対応のアダプタを使えば最短30分で50%の充電も出来るため、一日中スマホを使い続けたいというハードユーザーの場合でも、短時間で復活するバッテリーはありがたいところです。

一方、Xperia 1 IIIは電池消耗が大きい5G通信・超高解像度の4K 120Hzディスプレイ・高処理性能のCPUを採用しているため、ゲームや動画再生など連続利用時には電池の消耗がやや早い印象があります。

ドコモが公表している数字で比べると、4G設定時の連続待受可能時間の評価は以下のとおりです。

機種名 4G(Xi)連続待受時間
Xperia 1 III(2021) 330時間
Xperia 1 II(2020) 300時間
Xperia 1(2019) 380時間
Xperia XZ3(2019) 380時間

この通り、1年前のXperia 1 IIに比べると電池容量が12.5%大きくなった影響で待機時間は増えました。しかし、旧世代の4Gスマホより電池持ちが悪くなっているという事実があります。

”バッテリーが大きいのだから過去のスマホに比べて電池長持ち・長く充電せずに使えるはず”と期待してしまうと、Xperia 1 IIIの電池持ちにはがっかりするかもしれません。

Xperia 1 IIIの電池容量 4500mAhという大きさは確かに”Xperia”としては歴代最大の容量となっているものの、他社大画面スマホでは5000mAh程度のバッテリーすら標準的であるため、Xperia 1 IIIの電池持ちは特に良くも悪くもないという評価です(4G世代の機種から比べると、電池減りが早くなったと感じる可能性があります)。

Xperia 1 IIIのオーディオスピーカー評価

ミュージック事業にも強いソニーでは、Xperia 1 IIIでもオーディオ系に力が入っています。

まず、スマホ本体にあるスピーカーが進化しました。

Xperia 1 IIIのスピーカーは旧型(Xperia 1 II)に比べて音圧が約40%アップし、ソニーらしい重低音が強化されています。Xperia 1とXperia 1 IIIで同じ曲(プリインストールされているハイレゾ曲「Bee moved」)を同時に再生して聴き比べると、明確にXperia 1 IIIのほうからベースの低音が強く聞こえます。

さらに大音量再生時にスピーカー/ボディの振動を抑える構造になっており、大きめの音で再生しても雑音が入らないクリアなオーディオ体験が出来るようになりました。

Xperia 1 IIIのスピーカーはディスプレイガラスの上下に細い隙間を開けることで、ステレオフロントスピーカーとなっています。他社スマホだと一方のスピーカーは本体下部に配置されていたりするモデルも多いため、スマホ本体のスピーカーで自然な位置から音が聞こえてくる状態は高評価です。

Xperia 1  IIIは本体上部に3.5mmイヤホンジャックが指せる穴があります。そのため変換プラグ等を使わずとも有線のイヤホンも使うことが可能で、対応のイヤホン・ヘッドホンを使うと360°立体音響技術を使った高音質で臨場感のある音楽再生が可能です(対応のサービスのみ)。

さらに、特殊なハイレゾ音源の音楽データだけでなく通常のCDやMP3音源・音楽配信サービスのデータをAIアルゴリズムで解析して自動で高音質化する「DSEE Ultimate」も使えるため、普段は有料の高音質音楽コンテンツを購入しないユーザーでも日常的にハイレゾ並の音楽を楽しめるようになります(ハイレゾ相当の音質利用には対応のサービス・ヘッドホンを利用する必要があります)。

Xperia 1 IIIのオーディオ性能は本体のスピーカー・イヤホン利用時の音質とともに、非常に高いレベルにあるという評価です。

Xperia 1 IIIのセキュリティ・ロック解除評価

Xperia 1 IIIの生体認証は指紋認証にのみ対応しています。iPhoneのような顔認証は使うことが出来ません。

Xperia 1 IIIの画面ロックを解除する方法は、

・パターン
・ロックNo.
・パスワード

の3種類(+ロック画面無し/スワイプ)です。

生体認証は本体右横にある電源ボタン一体型の指紋認証センサーを利用します。指紋認証はタッチするだけ(ボタンを押し込む必要はない)でディスプレイ消灯状態から反応し、一瞬でロック解除が可能です。

右手で持つ場合であれば親指を、左手で持つのなら人差し指を登録しておけばスマホを片手で保持するスムーズに解除をすることが可能であり、特にセキュリティに問題を感じる点はないという評価です。

ただし、他社では指紋認証と顔認証の両方が設定出来るスマホもありますので、顔認証を普段使っていたユーザーには慣れが必要かもしれません。

Xperia 1 IIIの価格評価

Xperia 1 IIIの購入検討時に一番のハードルとなりそうな、価格面もチェックしましょう。

過去最高のスペック・仕様に進化したXperia 1 IIIは、お値段の方も旧型から大きく上がっています。

機種名 月々の機種負担
Xperia 1 III SO-51B
おかえしプログラム利用時
月々負担 4,290円
比較:Xperia 10 III (SO-52B) 月々負担 1,430円
比較:Xperia Ace2 (SO-41B) 月々負担 611円

*機種代36分割時(初回のみ支払額が異なる場合があります)、2021年7月10日時点の機種変更価格。

Xperia 1 III SO-51Bの通常本体価格は過去最高値の15万円超え。Xperia 1 IIに比べて5万円の値上げとなりました。

機能・性能が上がっているため、他社の同等性能機種・iPhoneに比べてXperia 1 IIIの値段が高いというわけではありません。最高峰の性能・機能を詰め込んだスマホが15万円というのは、当たり前の価格になってきているのです(むしろドコモのXperia価格は他社より安い)。

ハイエンドクラスのスマホ名 ドコモの機種価格
Xperia 1 III SO-51B 154,440円
Apple iPhone 12 Pro Max 256GB 156,024円
Galaxy S21 Ultra SC-52B 151,272円

(2021年7月11日時点の機種変更価格)

このXperia 1 IIIの機種代金が高すぎると感じる場合は、価格の安いXperia 10 III, Xperia Ace2で満足できるか検討する必要があります。

参考:Xperia 10 IIIの実機レビューと価格・値引き情報 メリットとデメリット
参考:Xperia Ace2の実機レビューと価格・値引き情報 メリットとデメリット

ドコモユーザーは安いXperia Ace2、価格と性能が高いXperia 1 III、そして中間のXperia 10 IIIを選ぶことが出来ます。Xperia 1 IIIの半額以下で買うことが出来る5Gスマホ、4Gスマホという選択肢もドコモユーザーにはあります。

必ずしもXperia 1 IIIの高性能さがすべての利用者に必要というわけではないため、性能と価格のバランスで納得できるモデルへ機種変更するのが一番です。

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[実機レビュー]Xperia1III SO-51B買うときに注意すべきポイント/良い評価・悪い評価 料金-カメラ画質・ベンチマーク