2018年に発売された新型モデルのiPhone XSやiPhone XS Maxでは機種代金が10万円をゆうに超える超ハイスペックモデルとなり、子供がiPhoneが欲しいと言っているけれど買い与えるにはちょっと負担が・・・と思っているドコモユーザーの家族ならば、型落ちとなったものの十分にスペックが高い2017年モデルのiPhone 8の在庫が残っている今が安くスマホデビューをさせてやれるチャンスです。
2019年版のドコモ学割は、スマホ料金プランも最安超優遇キャンペーンがあります(ドコモ学割を最大活用するテクニックはこちら)。しかし、学割で値引きがされるのはあくまで「料金プラン」に対してです。
機種代金についてはそれぞれのスマートフォン・iPhoneの価格負担がそのまま反映されますので、安いiPhoneならトータル維持費は安く、高いiPhoneを選べば当然支払額は上っていきます。
料金を気にしないのであればドコモでは2019年1月時点において4.7インチ・5.5インチ・5.8インチ・6.1インチ・6.5インチなど、さまざまなiPhoneを購入することが出来ますので、欲しがる機種を与えればよいでしょう。
ただし、上記公式料金リストを見てもわかるとおり、旧機種と最新モデルでは最大で10万円以上・2年間分割として毎月5,000円くらいの負担がふえることになります。
ドコモで学割を活用する場合でも、さすがに定価が十数万円もする最新iPhoneを破格で維持することは出来ません。でも、たった1年前のiPhone 8、もしくはもともと廉価版として販売されているiPhone XRなら、以下のような格安プランを構築することも不可能ではありません。
A12チップのiPhone XRも格安プランOK
2019年バージョンのドコモの学割は、すでに類似の割引が適用されるdocomo with対象モデルを除き、最新のiPhoneもすべて対象にした強力な割引を使うことが出来ます。
2018年11月26日に発売されたばかりのApple iPhone XR(6.1インチモデル)の場合、ドコモでは他社からの乗り換え(MNP)契約時には本体代金を一括で値引きする「端末購入サポート+iPhoneデビュー割」、さらにオンライン手続き限定で値引きが適用されるスペシャル価格の「10周年オンライン限定特典」を使うことで、一括25,920円(8%税込)~で買うことが出来ます。
乗り換え契約時 値引きの仕組み |
iPhone XR 64GB |
本体定価 | 98,496円 |
端末購入サポート | 機種購入時に ▲58,968円値引き |
iPhoneデビュー割 | 機種購入時に ▲8,424円値引き |
オンライン限定値引き | 機種購入時に ▲5,184円値引き |
事務手数料 | 不要 (オンライン手続き限定) |
値引き後価格 | 一括25,920円 (8%税込み) |
24分割時 | 月々1,080円 (24回払い選択時) |
*2019年1月12日時点。MNP以外の機種変更価格・割引条件の詳細は「NTTドコモ iPhone XR販売価格・割引情報」を参照下さい。
このiPhone XR 64GB(SIMフリー)をアップルストアで買えば9万円超えですので、アップルでiPhoneを買ってからドコモに持ち込み契約するより圧倒的に安くなります。
iPhone XRの本体代金を一括で支払った場合は購入時に2.6万円の支払いが発生します。そ
このiPhone XRの大幅割引を適用するために、特別な高いパケットプランに入る必要はありません。スマホを利用するために必要な一般的な基本プラン・サービスにさえ加入していれば、高額なオプションも一切不要です。
このiPhone XR購入時に利用した割引は、ドコモの最も安い料金プランである「シンプルプラン(スマホ/タブ)」でも使うことが出来るため、以下のような格安維持費が実現します。
*家族とパケットプランをシェアする場合(代表回線がシェア可能なベーシックシェア・ウルトラシェアパックを加入していることが条件)。
ここにiPhone XRの機種代金(月々1,000円)を合わせると、2018年モデルのiPhone XR機種代込の支払いは親の今の携帯料金+月々1,480円~/1台あたりで追加可能、という超破格になります。
アップルストアでiPhone XR 64GBを84,800円で買ってしまうと、それだけで毎月月々3500円以上の支払いが生じますので、ドコモのMNP割引+学割+オンライン特典の値引きの威力が良く分かるはずです。
しかし・・・型落ちのiPhone 8ならここからもっと総額コストは安く出来ます。
iPhone 8+学割の維持シミュレーション
割引の仕組みは基本的に先述のiPhone XRと似ていますが、iPhone 8の場合は「iPhoneデビュー割」は使えません(iPhone デビュー割は2019年1月時点ではiPhone XR専用の値引きになっているため)。しかし、iPhoneデビュー割を使わずとも、iPhone 8の価格はiPhone XRより更に大幅値引きされていますので、結果的に安く買えます。
iPhone 8の乗り換え値引き
乗り換え契約時 値引きの仕組み |
iPhone 8 64GB |
本体定価 | 88,776円 |
端末購入サポート | 機種購入時に ▲78,408円値引き |
iPhoneデビュー割 | 対象外 |
オンライン限定値引き | 対象外 (別途「10th Anniversary特典」は対象) |
事務手数料 | 不要 (オンライン手続き限定) |
値引き後価格 | 一括10,368円 (8%税込み) |
24分割時 | 月々432円 (24回払い選択時) |
*2019年1月12日時点
学割のプラン料金もiPhone XRと同じです
ただし、ドコモのiPhone 8の在庫は少なくなってきており、安定的な供給はされていません。入荷が何日も無いことがあるため、在庫を見つけたらすぐに確保しておくことをお薦めします。
なお、iPhone 8の256GBモデルの在庫はすでに皆無であるため、たくさんアプリや動画を保存したい場合に128GBや256GBの大容量モデルが欲しいというケースではiPhone XRを買うことをお薦めします。iPhone 8 256GBモデル・iPhone 8 Plusの在庫はもう入荷の見込みはほとんどありません。ドコモショップで入荷を待つ・在庫を探すのはムダになる可能性が極めて高いです。
ドコモの学割料金シミュレーションのやり方は?
上記のiPhone8, iPhone XR の学割適用価格は手動で計算したものですが、さまざまな機種の実際の学割適用後の支払い料金を知りたい場合には、ドコモ公式サイトのシミュレーターを使う方法もあります。
公式のシミュレーターを使えば料金プランへの改定・機種代金の値引きにも最新の条件で計算結果が表示されます。
シミュレーターは以下のページにあります。
☆「https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/」
[注意]学割を使うなら1月中の手続きをしないと割高!
NTTドコモでは2019年1月中に契約することで、よりお得になる「ドコモの先得」・「早期割引」という新しいキャンペーンを展開しています。
ドコモの学割とも併用可な「ドコモの先得」では、例年2月・3月の年度末シーズンになると利用者が急増し、ドコモショップが混雑しすぎてしまうことを解消するために、1月の契約者を優遇し、2月・3月の購入は割引を減額する手法で利用者の分散を狙ったものであると考えられます。
どうしても2月・3月に契約しなければならないという理由があるのなら仕方がありませんが、学割を利用する場合には2月に入ってからiPhoneを買うと最大で2.5万円相当分の損をします。
ドコモの学割適用可能な25歳以下のユーザーが2019年2月1日までに条件を満たす(1日の時点で契約が完了し、適用条件を満たしたプランを利用中である)と、「早期特典」として通常2,500円相当のdポイントが貰えるところ、+1,000dポイントが増えて3,500円分が貰えます。
学割のdポイント特典は新規加入した子供だけでなく、同一グループ内の家族回線分全員が貰えるため、1月中に手続きが完了していれば最大3500円×20人分=70,000円分のdポイントが貰えますが、2月以降になると最大でも2500×20=5万ポイントにまで減ってしまいます。
さらに、MNPで追加をする子供の親回線(dアカウント)にて、事前に下記ページからアンケートに答えてエントリーしておくと1月中ならば10,000dポイントが貰えます。2月以降に購入するとこの特典が半減します。
紹介された方(ご家族)お1人につき「dポイント(期間・用途限定)」10,000ポイントをご紹介者に進呈します。
ただし、紹介された方(ご家族)が2019年2月1日から2019年5月31日までの間にご購入した場合は5,000ポイントを進呈となります。エントリー期間:2018年12月1日(土曜)から2019年1月31日(木曜)まで
購入期間:2018年12月1日(土曜)から2019年5月31日(金曜)まで
以上、ドコモの学割を使って乗り換えでiPhone 8やiPhone XRを買う場合、ドコモの先得(5000p)+早期特典(1000p/家族の回線数・最大20人分)により、2019年1月までに買うか2月以降に買うかによって、大きな損得の差が生じます。
先述の通り学割を使えばドコモiPhone 8 64GBモデルの月額維持費は680円~、iPhone XR 64GBモデルでも1480円~であるため、2月・3月に遅れて契約するよりも先得・早期特典で最低でも7,000円相当(親回線1+小回線1の場合)のポイントが貰える1月の契約が100%お得になることは火を見るより明らかです。
なお、学割は条件を満たしていれば自動で適用されますが、ドコモの先得キャンペーンはユーザーによるエントリーが必須です。公式サイトで必ず条件を確認する際に手続きを忘れないように気をつけてください。
より詳しいドコモのiPhone 8購入手続き手順については以下のページにて解説していますので、忙しくてなかなかショップに買いに行けないという場合にも、10~15分程度で終わるウェブ手続きを活用して2019年1月中に購入・エントリー・プラン条件を満たしてスマホ料金の節約を狙いましょう。