もともとソフトバンクで発売されていたモデルをワイモバイルのプランで契約できるようになったAQUOS CRYSTAL Y 402SHが注目を集めているようですね。402SHに興味を持っている方がとても多いようですので、402SHの性能や機能性、激安のプランで出来ることの特徴をまとめてみましょう。

AQUOS CRSYTAL Yの性能

402SHは2014年冬モデルとしてソフトバンクから発売されていたモデルですので、性能的には「2014年のハイスペックモデル」に相当します。現在発売中の2015年夏モデルに比べて少しCPUやメモリーが古いのですが、普通に利用していて「402SHは動きが遅い」と感じる人はまずいないでしょう。

rp_main_01.jpg主なスペックは以下のとおりです。

ディスプレイ 5.5インチフルHD
S-CG Silicon
Android OS 4.4(kitkat)
本体重量 約157 g 電池容量 2610 mAh
サイズ 約139× 73 ×11 mm
(縦,横,厚さ)
LTE待ち受け 650時間
CPU スナドラ801 MSM8974AB
2.3GHz 4コア
充電時間 約190分
Antutuベンチ 40000前後 VoLTE
RAM 2GB テレビ ワンセグ
ROM 16GB 防水・防塵 ×
カメラ 1310万/210万
(メイン/サブ)
おさいふ機能

超高スペックというわけではないのですが、十分にハイスペックと呼べるモデルでしょう。

2015年ハイエンドモデルであれば、CPU スナドラ 810 2.0+1.5GHzオクタコア、RAM 3GBというのがこの夏の主流です。しかし、このオクタコアチップではバッテリーの消費が激しかったり、発熱があったりと少々問題もある模様。その点2014年春~夏モデルくらいまでのスマホに使われていた801は大きな問題が出た機種はありませんでしたね。

AQUOS CRYSTALシリーズのデザインの特徴でもありますが、「フレームレス」デザインを採用した広い画面が特徴です。縦139mm横幅73mmだと他のスマホなら5.2インチ分くらいのディスプレイがせいぜいですが、402SHは5.5インチです。

402shd横幅は73mmなので、大人の男性でも片手で操作するにはちょっと厳しいですが、その場合は画面下からスワイプさせて起動する縮小モードで操作することも可能です。とはいえ、コンパクトなモデルが欲しい人には5.5インチのスマホは手に余るかもしれません。その分動画やゲームは迫力のあるものになっています。

値段の安さ

AQUOS CRSYTAL YおよびX 402SHのMNP契約時の維持費については下記の記事で詳しく解説しています。

☆「一括0円のAQUOS CRYSTAL Y ソフトバンク版に比べていくら安いのか試算

ワイモバイル版を2年間契約すると、もっとも安いプラン+キャッシュバックキャンペーンも考慮するとMNPで約7万円の維持費が掛かります。一方のソフトバンクモデルでは一番安いホワイトプランで契約しても15万円以上が掛かり、その差は2倍もあります(下の表の考察もリンク先のページでやっています)。

キャリア 2年維持費 キャンペーン適用後
Yモバ 80,472円 70,472円
SB 171,488円 145,928円

契約プランに差があるので単純に「同じサービスが安い」というわけではないのですが、安くスマホを持ちたいなら断然ワイモバイルのプランで契約した方が良いです。データプランを大きくしていくと相応にコストが掛かりますので、通話がメイン・データ通信は少しでOK,という方には特にオススメです。

AQUOS CRYSTAL Yに出来無い事・ハイエンド機種に劣ること

あえて402SHの欠点を挙げていきます。次のポイントが気になる方は、より好みに合う機種を検討したほうが良いのかも知れません。

・CPUがオクタコアではない → AQUOS Xxはスナドラ810です
・RAMが少ない(2GB) → AQUOS Xx, XperiaZ4なら3GBです
画面が小さい →  AQUOS Xxは5.7インチです
画面が大きい → 303SHが4.5インチでコンパクトです
重い(157グラム) → 304SH(5.2インチ)で約137グラムです
フルセグが無い → AQUOS XxやXperiaZ4はフルセグあります
防水、防塵性能が無い → AQUOS Xxは防水です
下り(112.5Mbps)までしか出ない → XperiaZ4ならCA対応187.5Mbpsまで対応します
・ワイヤレススピーカーがついてない → AQUOS CRSYTAL 2にはあのスピーカーが付いています

Sプランなら、10分以内300回の通話+1GBのデータ通信が利用できて2年で支払総額約7万円という超激安で使えるモデルとしては、かなりのコスパの良さになっているAQUOS CRYSTAL Yです。ですが、モデルとして半年以上前の機種であり、同時に海外戦略向けに開発したモデルのため防水機能がありません。よりハイエンドなスマホが欲しい方は2015年夏モデルのAQUOS XxやXperiaZ4がいいのかも知れません。

月額料金込みで7万円で持てるスマホとしては十分な機種だと思いますが、新しいモノ好きな方だと少しだけ物足りない可能性もありそうです。

さらに詳しく知りたい方は公式ページの紹介を参照してください。

☆「ワイモバイル

irumo
SB版の半額以下で使えるAQUOS CRYSTAL Y 402SHの特徴

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