DTI SIMも参戦！格安SIMのネット使い放題プランを比較（価格＆通信制限仕様）

*DTI SIMの使い放題プランは無くなりました。無制限系プランを探すなら別のサービスを検討しましょう。

MVNOによる格安SIMサービスではさまざまなデータ通信に関する料金プランが存在します。その中で幾つかの格安SIM業者が提供する「無制限プラン」だけをピックアップして比較してみようと思います。

データプランの「無制限」あるいは「定額」を謳いながらも、実際には何らかの制限があったり、実用上で残念なサービスになってしまっているプランが存在することも確かです。定額系プランを使いたいのならその問題を理解しつつ、各サービスの特徴を把握して選ぶことが重要です。

楽天モバイルの自社エリアであれば、月額3,278円で使い放題です。

続きを読む：[更新]楽天モバイル新料金プランがリーク 1GBまで無料 20GBまでの多段階プラン導入か 1月29日発表予定

固定回線代替に安定した速度が必要ならMVNOよりWiMAXがオススメ

格安SIMの無制限・定額プランは「スマートフォンにSIMを挿して使う」用途を前提とした場合、手軽で料金も非常に安い（先述の通り2000－3000円ほど）ですね。MVNOのデータ使い放題プランを固定回線が代わりに使えないかな、というのは多く人が考えることだと思いますし、実際に通信できる速度に我慢できる・自身のネット利用頻度・容量をハッキリと把握して選ぶ場合にしかオススメ出来ません。

いくつかのサービスは通信速度の上限が決められており、「遅い速度でず～っと使える」という使い方が出来る人以外は、UQコミュニケーションズが提供しているWiMAX(2+)サービスの利用をオススメしたいです。

☆「UQ WiMAX」

WiMAX2+では「ギガ放題プラン」という上位プランを選ぶと、月間のデータ制限がなくなります。その状態で3GB/3日間の短期制限はあるのですが、制限状態でも5Mbps前後の速度が安定して出るため、はっきり言って上記で挙げたようなMVNO定額サービスとは段違いに快適に、大量通信が可能です。格安SIMの場合はどうしても利用者が集中し、お昼・夕方は使いものにならないレベルまで速度低下が起きやすくなってしまいますので・・・

料金的にキャッシュバックキャンペーンを考慮して2年間契約・月額3000～4000円程度となりますので、MVNOの2倍近いお値段です。その費用に見合う使い方が出来るのなら、WiMAXを検討してみましょう。

もし「自分がどのくらいネット（データ通信）を使っているのかわからない」という場合はMVNOから始めるのが良いでしょう。MVNOなら2年縛りのないプランも多く、短期間で解約した場合のダメージが小さいです（音声付きプランはほぼ違約金の設定がされています）。WiMAXサービスの多くは、定期契約が必要で更新月以外は違約金が必要となります。

使い方をよく考えてMVNOの使い放題プランでコストを削減するのか、もうちょっとお金を出してWiMAXにするのか、さらにお金を出して固定代替を選ぶなら「ソフトバンクエアー」という手もあります。「価格と使い方」を良く考えて選んでみましょう。