格安SIMの「業界最安値」といえばDMM mobileが他社に徹底対抗してプランを値下げしまくっているのですが、こちらのDTI SIMも負けていません。どちらが「最安値」の地位を獲得出来るのか見ものですが、DTI SIMのサービス内容や料金プランについてまとめておきます。

*各種データ、契約ルールは2021年3月時点(改訂:初稿2015年12月/2024年4月23日、DTI SIMのプランはさらに刷新されました)の情報に基づいて調べています。価格や規約は変更される可能性もあるため、各自契約前に公式サイトで確認してください。

公式サイトはこちら→「DTI SIM

DTI SIMの概要

DTI SIMは「株式会社ドリーム・トレイン・インターネット」という会社が運営しているドコモのネットワークを利用したMVNOです。DTIではかつて「ServersMan LTE SIM」という格安SIMサービスを提供していましたが、こちらは現在「トーンモバイル」という事業へ譲渡(移管)されており、DTIの手を離れています。

現行のDTI SIMサービスは2015年9月からスタートした比較的新しいサービスです。

関連として、フレッツ光のコラボレーションサービス「DTI 光」を運営しており、これとDTI SIMを組み合わせることで月額150円の割引が効きます(DTI光1契約につき、165円。複数SIMを契約していても重複値引きにはなりません)。

料金プラン

初回の事務手数料は3300円です。SIMパッケージでの販売は無く、手数料は登録したクレジットカードに請求されます。

2017年4月30日まで、初期事務手数料が値引きになる期間限定のキャンペーンが実施されています。

データ量 月額
1GB 660円
3GB 924円
5GB 1342円
10GB 2310円
15GB 受付停止
20GB 受付停止

SMS付きプランはそれぞれに+165円です。

どのプランも確かに業界最高クラスの安さなのは間違いないでしょう(2015年時点では)。しかし、各プランずば抜けて安いというほどでもありません。

音声プランの場合はMNP転入・転出ともに可能です。

転入の場合はMNPの予約番号を取得から4日以内のものを申し込み画面で入力します。MNP転出手数料は5000円が必要です(最低利用期間内の場合は違約金が別途掛かります)。

オプションサービス

高速データ通信の追加オプションあり。キャッチホン・留守電サービスなどもあります。

端末のセット販売はありませんので、端末の保証・保険サービスはありません。有料でのセキュリティコンテンツ・サポートサービスなどもありません。

*セット販売はありませんが、スマホレンタルサービスはあります。海外版 SIMフリーiPhone6s 16GBモデルがレンタル事務手続2000円+月額3,600円・12ヶ月更新です。

通信制限

DTI SIMでは直近3日のデータ通信利用に対しての制限があります。制限量を超えて通信させると高速データ残量があってもユーザーの公平性を保つために速度が低速化する可能性があります。基準は以下のとおり。

 連続する3日間において合計366MB(1GBプラン)、または1GB(3GBプラン・5GBプラン・10GBプラン

2016年4月29日以降、以下のように緩和されています。

連続する3日間において 合計700MB(1GBプラン)、2GB(3GBプラン、5GBプラン、10GBプラン、15GBプラン、半年お試しプラン、でんわ定額プラン、DTI SIM ノーカウント)、または2.5GB(20GBプラン)

月間で利用できる高速通信容量を超えた場合の制限は上下200kbpsとなります。

端末販売

DTIでは2015年12月時点でSIMフリースマートフォンやタブレット、ルーターのセット販売は一切ありません。ドコモ系MVNOですので国内で入手できる多くのSIMフリースマートフォン・ドコモの白ロムが利用可能ですが、端末は別途各自で調達する必要があるという点でやや上級者向けのサービスとなっています。

キャンペーン

2017年4月30日までの間、以下のキャンペーンが実施されています。

春のキャッシュバックキャンペーン
・データ半年お試しプラン 3GB
・初期事務手数料割り引き
・でんわ定額プラン 半年半額

*DTI SIMのキャンペーン期間は延長されることも多いです。詳しくは公式サイトのキャンペーン情報を参照ください。

DTI SIM キャンペーン一覧

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