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2018年11月30日発売のファーウェイ新型端末 Mate20 Proとドコモの2018年モデルスマートフォン P20 Pro HW-01Kの違いや購入価格の差・各種販売、取扱店の価格やキャンペーン情報をまとめています。

*12月1日、SIMフリー版のMate20 Proを実際に購入しましたので、一部レビューを追記しています。

Mate20 ProはドコモのHW-01Kと同じくLeicaのトリプルカメラレンズを搭載していますが、PシリーズとMateシリーズの違い・夏モデル→冬モデルの違いがあるため、各種スペックが引き上げられています。

Mate20 Proのメーカー小売価格(Huaweiの直販ストア価格)は12万円を超えており、新型iPhone並の超高額スマホになっています。

一方のP20 Proは発売当時こそ10万円の定価で販売されましたが、ドコモの度重なる値下げ(割引増額)によって乗り換え(MNP)ならば一括1万円から買える格安機種にカテゴライズされるモデルになりますので、P20 ProとMate20 Proの違いを理解して、どちらを選ぶべきか考える参考にしてみてください。

P20 Pro/Mate20 Proの主なスペックの違い

項目 P20 Pro
(HW-01K)
Mate20 Pro
(国内モデル)
販売/取扱
価格
ドコモのみ
定価:103,680円
MNP価格:一括10,368円
機種変更価格:実質18,792円
→実質10,368円(2019年1月値下げ)
価格情報はこちら】*
(オンライン限定価格)
amazon
ソフトバンク
mineo
楽天モバイル
ニフモ
エキサイトモバイル
OCNモバイルONE
など
OS(発売時) Android 8.1 Android 9.0 Pie
ディスプレイ
(解像度)
6.1インチ
OLED
(2240×1080)
6.39インチ
19.5:9比率 OLED
(3120×1440)
サイズ 縦:155 mm
横:74 mm
厚さ:7.9 mm
(最厚 9.5mm カメラレンズ部)
重さ:180グラム
縦:157.8 mm
横:72.3 mm
厚さ:8.6 mm
重さ:189グラム
電池容量 3900mAh 4200mAh
充電 Type-C USB
Qi非対応
Type-C USB
Qi対応
CPU Kirin 970 Kirin 980
RAM/ROM 6GB/128GB 6GB/128GB
SIMカード nano SIM
(シングル)
Dual SIM, Dual VoLTE Standby
nano SIM×2スロット
(NMカード排他利用)
*au VoLTEはアップデートで対応予定
セキュリティ 指紋認証(本体前面ボタン内蔵)
顔認証
ディスプレイ内蔵指紋認証
顔認証
カメラ DxOmark 109点
Leica トリプルレンズカメラ
4000万画素カラーセンサー
(f/1.8)
+2000万画素モノクロセンサー
(f/1.6)
+800万画素ズームレンズ(3倍, f/2.4)インカメラ 2400万画素
Leica トリプルレンズカメラ
4000万画素カラーセンサー
(f/1.8)
+2000万画素広角レンズ
(f/2.2)
+800万画素ズームレンズ(3倍. f/2.4)インカメラ 2400万画素
テレビ 非対応 非対応
防水/防塵 IPX7
IP6X
IPX8
IP6X
おサイフケータイ NFC(Felica)搭載 非対応

*数値はそれぞれおよそ(約)のサイズです。より詳しいデータはドコモおよびファーウェイ公式HPを参照ください。

Mate20 ProはSIMフリーモデルあり

P20 ProとMate20 Proの最も大きな違いは、P20 Proが国内ではドコモ専売モデルであり、SIMフリーモデルが存在しない(SIMロック解除自体は可能)のに対して、Mate20 ProはソフトバンクモデルとMVNOが扱うSIMフリーモデルが販売される点にあります。

P20 Proのグローバルモデルであれば2枚のSIMカードが利用できるデュアルSIM仕様になっていますが、ドコモモデルのSIMスロットは上記画像のようにシングルSIM用になっています(デュアルSIM版は「イオシス」で購入可能)。

Mate20 ProのSIMカードトレイは表と裏にそれぞれnano SIMカードを取り付けることで、DSDVが可能になっています。


(UQ mobile+ Y!mobileのSIMを挿した場合の表示)

Mate20 ProのSIMフリーモデルはドコモだけでなく、ソフトバンクでも使えます。また、ソフトウェアアップデートによってau VoLTEでも利用可能予定とされており、国内の主要携帯電話会社の各ネットワークで利用できる見込みです。

FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32
TDD LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 (2545 ~ 2655 M)
キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応予定
7 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz

国内で利用されるネットワーク・対応バンドリストは「国内キャリアの利用周波数帯」を参照ください。

B1/3/8/18/19/26/28/41といった主要バンドに多く対応しています。

ただし、ソフトバンクモデルでは2018年11月28日時点の最大通信速度は下り400Mbpsまでとされています(SONY Xperia XZ3だと最大774Mbpsまで対応している)。

Mate20 ProはDSDV対応である

SIMフリーモデルのMate20 Proはデュアル4GデュアルVoLTE(DSDV)であることが確定しました。一般的にDSDS(Dual SIM, Dual Standby)と呼ばれるモデルが4G+3Gの同時待ち受けであるのに対して、DSDV機種は4G+4Gの待受が出来ます。現在au系MVNOでは3Gによる通話が出来ないSIM/プランが主流となっており、ドコモ回線/ソフトバンク回線+au回線での2電話番号を同時利用したい場合にはDSDVが威力を発揮します。

DSDVに対応した他の国内向けスマートフォンとしては、ASUSのZenFone 5, ZenFone 5Z, HuaweiではMate10 Pro, P20 , nova 3などがあります(対応バンドはモデルによって異なります)。

ドコモモデルのP20 Pro HW-01K・ソフトバンクモデルのMate20 ProはSIMカードの複数同時利用は出来ません。

Mate20 Proの処理能力

P20 Pro→ Mate20 Proでは、搭載されたメモリー・ストレージは同じ容量となっていますが、SoCが次世代のKirin 970→980へアップグレードされています。

ファーウェイの公式発表値ではCPUの処理能力は7割アップ、GPUも4割アップしており、さらに高速の処理が可能になったとされています。

P20 Proの時点でもほとんどのゲームアプリは快適に動く高速処理能力を持っていますが、Mate20 Proはさらに上を行きます。Antutu Benchmarkスコアは30万点(パフォーマンスモードをオンにしたときのみ。ノーマルモードでは27万点ほどでした)を超え、iPhone XS並です。

*ただし、ファーウェイのスマートフォンでは一部ベンチマークテストアプリによって特殊なモードを使うことで通常利用時よりも高いパフォーマンスが出るように細工がされていたことがあり、ベンチスコア比較が実際の利用時・ゲーム利用時の快適さに比例するとは限りません。

フロントのホームボタン→画面内蔵指紋認証

Mate20 Proでは新しいセキュリティ方式として、ディスプレイパネル内に内蔵した指紋認証機能を使うことが出来ます。

P20 Proでは画面の下にタッチ式のホームボタンが配置されていましたが、Mate20 Proは画面の下部まですべてがディスプレイパネルになりました。ディスプレイサイズは6.1インチ→6.39インチにアップしたにも関わらず縦長が2.8mmしか変わらないのは、画面下まで目一杯ディスプレイ領域を広げることが可能だったからです。

このデザインの変更を可能にするために指紋認証センサーを背面に搭載する機種も多いところ、Mate20 Proはファーウェイスマホで初のディスプレイ内蔵タイプを採用しています。ディスプレイ内蔵の指紋認証センサーを搭載した他のスマートフォンとしてはOPPOのR17 Pro、R17 Neo、Xiaomi Mi8 Pro、One Plus 6T, Vivo X20 Plusなどがあります。

また、ディスプレイの左右についてもMate20 Proではラウンドガラス形状を採用しており、P20 Proに比べて丸みが増しています。

最強カメラもアップグレード

2018年夏モデルのP20 ProはLeicaのトリプルレンズを採用し、海外のカメラ性能評価サイト DxOMarkにて最高スコアの109点を獲得し、2018年11月29日時点までトップを維持し続けています。カメラ性能が高いと言われるiPhone XS Max(105点)・Galaxy Note9 (103点)でも、P20 Proには及びません。

2019年1月、Mate20 ProのDxOmarkスコアは109点となり、P20 Proと並びナンバーワンになりました(広角レンズは評価対象外)。


(P20Proで撮影した写真。クリックで大きくなります)

上記の画像は左がMate20 Pro, 右がP20 Proで撮影した、暗い照明下での写真比較です(クリックすると大きくなります)。色合いはMate20 Proのほうがくっきりと表れている反面、ノイズがやや目立つように感じます(写真の右上、白い壁のあたりを見比べて見てください)。

P20Pro・Mate20 Proともに写真のノイズが少ない一方でベタ塗り感が強く、スマホの小さな画面なら問題ないもののパソコンの大画面サイズにまで引き伸ばすとやや作り物めいた写真になりがちです。しかし、それでもスマホで簡単に撮影出来る画質としては他社スマホを圧倒出来ると思います。

iPhone XとMate20 Proで比べると、この通りです。どちらも手持ち撮影で、ここまでiPhoneを突き放すクオリティの写真がMate20 Proなら撮れます。

他にもいくつか写真を撮り比べてみていますが、Mate20ProとP20 Proのどちらが綺麗に撮れるか?といわれると、非常に微妙な結果です。P20 Proのほうが綺麗に見えるケースも、Mate20Proのほうが色合いがはっきり見えるケースもあります(AIモードは両方オフ)。新しいからと言ってはっきりとMate20 Proのほうが圧倒的に優れているということはありません。

ただし、0.6倍の広角レンズが使えるのはMate20 Proだけの強みです。

上記の写真はMate20 Proで1倍(上)と0.6倍(下)のモード切替を行った作例です。下の写真でピンク色で囲った範囲くらいが1倍の画角になり、広角レンズの効果がはっきりと表れていることが分かると思います。

Mate20 Proではモノクロセンサーレンズがなくなり、代わりに超広角 2000万画素レンズが追加されました。また、レンズの配置も3つの横並びから2×2(1つはフラッシュ)に変更されています。

Mate20 Proはワイヤレス充電に対応

iPhone, Galaxy, Xperiaなど、最新のフラッグシップモデルスマートフォンのほとんどが対応していながらP20 Proは非対応だった機能の一つ、ワイヤレス充電(おくだけ充電)にMate20 Proも対応します。

 

ワイヤレス充電の規格はQi(チー)となっており、他の多くのスマートフォンのおくだけ充電で使われているものと同じです(基本的に同じ充電器が利用できます)。さらにMate20 Proを「電源供給元」として、他の機器を充電することが出来るモードもあります。

4200mAhの超大容量バッテリーは他社6インチ前後の大画面スマホの中でも最大級です。

P20 Pro, Mate20 Proの価格比較

NTTドコモで機種変更する場合、以下のような価格でP20 Pro HW-01Kを購入することが出来ます。

内訳 料金
HW-01K本体価格 月額4,320円×2年
(総額 103,680円)
月々サポート ▲3,321円×2年
(総額−79,704円値引き)
限定特典 ▲5,184円
(12/1以降も継続)
実質負担額 月々743円×2年
(総額 18,792円)

*2018年11月29日時点。より詳しい価格情報は「NTTドコモ P20 Pro HW-01K」を参照。

発売直後の2018年6月時点よりも大きく値下げされて、現在は月々743円の負担でP20 Proを機種変更で入手することが出来ます。他社からの乗り換え(MNP)ならば更に安く、2018年12月1日より一括1万円~になる予定です。

☆「[12/1~]ドコモ iPhone XRに続き2018年夏モデル端末購入サポートで大幅値引き ハイエンド機も一括1万円台~

さらに最も安いドコモスマートフォンプランで機種変更をした場合の料金プランも込みで計算してみると以下のようになります(ここでは消費税8%で試算します)。

HW-01K機種変負担額 月々の支払い
事務手数料 0円(公式オンライン限定)
機種代金 432円(税込)
基本プラン シンプルプラン
980円
ウェブ接続 spモード
300円
パケットプラン シェアオプション
500円
月々の支払い 月々2,354円
税込(8%)2年総額約5.6万円~

(2019年1月値下げ価格に更新)
家族でパケットプランを共有する子回線としP20 Pro HW-01Kを機種変更購入すると、料金プラン・機種代金をすべて含めておよそ5.6万円の負担で入手出来ます。

この価格で入手するためにはドコモの公式オンラインショップ限定割引の特別価格を適用する必要があります。特価で手に入れたい人は以下のページを参考に機種変更手続きを行ってください。

Mate20 Proの購入価格例

Mate20 Proを発売日から安く提供するNTTグループの「OCN モバイル ONE らくらくセット」で購入し、ドコモと同じく2年間継続加入をする場合の最安料金をシミュレーションしてみます。

SIMフリー Mate20 Pro 料金(税別)
本体価格 84,800円
→2019年2月21日までセール価格
68,800円に値下げ
初期手数料 事務手数料3,000円
SIMカード手配料 394円
月額料金 最安1,600円~
(110MB/日コース)
*2019年3月31日まで
「新生活応援割」で
24ヶ月×320円値引き
月額料金(平均) [2018.12時点] 2年総額 126,594円(税別)
税込平均 月々約 5,696円~
[2019.02時点] 2年総額102,914円(税別)
税込み平均月々 約4,631円

(2018年11月28日時点。消費税8%で計算。別途ユニバーサル料金や通話料金(無料通話分無し)が掛かります)

Mate20 ProのSIMフリーモデルはP20 Proに比べて各種性能がアップしていますが、ドコモで2年間利用する場合に比べてMate20 Pro+格安SIMサービスとセットにしても、およそ2倍の料金が掛かります(ドコモの場合はシェアグループの副回線試算のため、使えるデータ容量は親回線に依存)。

Mate20 Proはソフトバンクからも2018年12月中旬に発売される予定となっています。Mate20 Proはいろんな販売ルートで購入することが出来るため、最新の価格を各MVNO/ECサイトでチェックしてから購入することをオススメします。

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