あと1ヶ月もすれば2023年モデルの新型 Apple iPhone 15の発表・予約開始・発売も始まる見込みのタイミングで、ドコモで売れ筋となっているモデルは2年前のiPhoneです。

NTTドコモは2023年8月第1週目の公式オンラインサイトでの販売ランキングを発表しました。


集計期間2023年7月31日~8月6日までの期間において、最も売れているモデルは広告を良く見かけるGalaxyでもなく、Google初の折りたたみモデルとして話題の「Pixel Fold」でもなく、ましてやシャープやソニーの最新高額スマホなど全くの圏外。一番売れているのは2021年9月発売のiPhone 13 128GBモデルであることが判明しました。

【最新の売れ筋ランキング】
1位 :iPhone 13 128GB(2021年モデル)
2位:Google Pixel 7a (2023年ミドル~ハイスペック)
3位:AQUOS sense7 (2022年ミドルスペック)
4位:Xperia  10 IV (2022年ミドルスペック)
5位:iPhone 14 128GB  (2022年モデル)

6位:Xperia 10 V (2023年ミドルスペック)
7位:Galaxy S23 (2023年ハイエンド)
8位:home 5G (おくだけネット端末)
9位:iPhone 13 mini 128GB (2021年モデル)
10位:Xperia 1 IV (2022年ハイエンド)

(2023年8月9日時点)

最新の週間ランキングでは、ドコモユーザーが選ぶ人気機種は価格と性能のバランスが良いミドルスペックモデルか、割引が大きい旧型iPhoneに偏っていることが判ります。

Apple iPhoneは毎年9月に最新機種が発表・発売され、今年も「iPhone 15」シリーズが登場する見込みですが、ドコモでは型落ちのiPhone 13シリーズの割引を強化しており、2022年現行モデルのiPhone 14より割安な設定です。

それぞれの機種変更負担額は以下のようになっています。

iPhone 13 128GB iPhone 14 128GB
本体定価 138,380円 本体定価 138,930円
オンライン限定
機種割引
▲22,000円
オンライン限定
機種割引
なし
いつでもカエドキプログラム
▲最大90,640円免除
いつでもカエドキプログラム
▲最大69,240円免除
負担額
25,740円
負担額
69,690円

iPhone 13とiPhone 14ではディスプレイは全く同じ6.1インチ、CPUはGPUのコア数が変更された同じA15チップのままなど、マイナーチェンジにとどまっています。これで機種変更の実質価格差は4万円以上も違うのですから、iPhone 13を選ぶユーザーが多いのも当然です。

ただし、発売から2年が経ち、すでに生産ラインはiPhone15を作るためにフル稼働しているであろう今の時期になると、iPhone 13の在庫自体が少なくなってきています。

現時点でiPhone 13シリーズのドコモオンラインショップ在庫は128GBモデルのミッドナイトブラック・スターライトの2色のみであり、すでに売り切れたモデルは予約出来ません。

2023年モデルのiPhone 15シリーズではiPhone 13/14からさらに値上げされるという噂もあります。iPhone 13→iPhone 14がマイナーチェンジであったように、近年では新しい機種でも基本機能・スペックはほとんど変わらないことも多いため、安く型落ちiPhoneの在庫がある今のうちに機種変更しておくのも賢い節約方法といえます。

ドコモでは2023年8月時点、iPhone以外にもオンラインショップ限定の型落ちモデルを中心とした限定割引を実施中です。

お得に買える割引対象機種を狙って、夏休み・お盆期間中に自宅でオンライン機種変更をしておきましょう。

[2年前発売でも人気1位]ドコモ iPhone13機種変更 実質2.57万円~/iPhone15を待たずに買うべき?