ドコモでは現行モデルの小型iPadシリーズの「iPad mini 4」の128GBモデルを2017年4月3日を以って端末購入サポートの適用外(新規の場合は3月31日で受付打ち切り)とされましたが、本日4日からは月々サポートが端末購入サポート適用以前の水準よりも引き上げられ、実質負担額が値下げされました。
iPad mini4は2015年9月発売の7.9インチサイズタブレットです。mini4以降に発売されたiPad Proには12.9インチと9.7インチ、先月発売された2017年モデルの9.7インチiPadを含め、「7.9インチサイズ」のiPadはmini4が最小タブレットサイズとなり、価格もリーズナブルです。
2017年4月4日以降の新価格
【iPad mini4 128GBモデル:新規・機種変ともに同額】
内訳 | 4月3日まで | 4月4日以降 |
定価 | 76,464円 | 76,464円 |
月々サポート | 無し | -2,916円×24ヶ月 |
一括値引き | -63,504円 | 無し |
実質負担額 | 12,960円 | 6,480円 |
*価格情報は2017年4月4日時点のものです。今後さらに変更される可能性もありますので、最新情報は必ず公式サイトで購入前に確認して下さい。
月々サポートの割引額は新規・機種変ともに同額で、適用対象プランに加入していればデータSパックやシェアグループの子回線でも同じです。
iPad mini4には発売当時16GBモデル, 64GBモデルもありましたが、ドコモのウェブサイトでは128GBモデル以外の販売はすべて終了しています(在庫なし)。64GBモデルの価格は実質価格5,832円ですので、2年間使う前提ならわずか648円の負担増でストレージ容量が2倍になります。
4月3日までに購入していた場合は端末購入サポートを適用させることで2年を待たずに機種変をしても機種代金は最初に全額支払っているので変わらないというメリットがありました(関連記事:端末購入サポート適用後、次に機種変更出来るのはいつ?)。一方の月々サポート方式になると購入後2年間(24ヶ月)分に渡って契約・割引適用プランを維持しなければ負担額は最安値になりませんので、「丸2年機種変更をせずに使い続ける」という条件なら4月4日以降のほうがおトク、端末購入サポート維持期間後に別の機種へすぐに買い換えられるメリットを重視するのなら4月3日のほうがおトクでした。
「一括12,960円」から「実質6,480円」へ、確かに表記上の価格は半額になっていますが、一概に4月4日以降のほうがおトクというわけではありません。1年間の継続利用を前提に値引きを先取りできる端末購入サポートは、dtab Compact d-02Hなどで4月4日以降も適用可能です。