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ドコモから発売中の2018年夏モデル シャープ AQUOS R2 SH-03Kのバッテリーの持ち具合をチェックしてみました。本機種は従来のAQUOSスマホより大きな6.0インチのディスプレイを搭載していますので、電池の消耗が気になる人も多いかと思います。

ドコモ・シャープの公式サイトにはそれぞれSH-03Kのバッテリーに関するスペック情報は記載されていますが、実際にはどれくらの電池を消耗するのか、充電にはどれくらい時間が掛かるのか試してみましたので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。

公式SH-03K バッテリースペック値

まずは先に、ドコモの公式サイトに記載されているバッテリーに関する情報をまとめてから、実際の利用による消費と比べていきましょう。

項目 SH-03K
公式データ値
バッテリー容量 3130 mAh
実利用可能時間 105時間
連続待受時間 LTE:530時間
3G:590時間
GSM:500時間
連続通話時間 VoLTE(HD+):1490分
LTE ビデオコール:450分
3G通話:1300分
GSM通話:1180分
テレビ連続再生 ワンセグ:640分
フルセグ:580分
充電時間 ACアダプタ05/06/07
利用時:165分
ワイヤレス充電 非対応
バッテリー交換 脱着不可

AQUOS R2では3130 mAhという、決して少なくはない容量のバッテリーを内蔵しています。しかし、この容量はAQUOS R2のサイズから比べると大きくもありません。

ドコモが独自設定した基準による実利用可能時間(平均的なスマートフォン利用を想定した場合)の数値は105時間(約4日強)と、SH-03Kの利用可能想定時間は最新のスマートフォンの中ではやや短いという結果になっています。

・Galaxy S9 SC-02K:115時間
・Galaxy S9+ SC-03K:120時間
・P20 Pro HW-01K:135時間
・Xperia XZ2 Premium SO-04K:105時間
・Xperia XZ2 SO-03K:125時間
・Xperia XZ2 Compact SO-05K:120時間
AQUOS R2 SH-03K:105時間

各数値はドコモが公式で想定・測定した参考値です。他のスマホと比べたい場合には「docomoスマートフォンでバッテリーの持ちが良い機種はどれ?実利用可能時間ランキング」のページを参照下さい。

では、実際のSH-03Kの消耗具合と充電状況を追跡した結果を紹介します。

スタンバイ時の電池の持ち具合

まずはスタンバイ時(スリープ時)の電池消費についてですが、ほぼ購入直後の状態のまま、特別なアプリやシステムの設定を変更せずに、長時間放置してみた場合の電池の減りを「Battery Mix」で追跡しました。

上記の期間中はずっと電波のLTE受信感度の良いエリアに静置しています。Bluetooth・GPSはオフ、Wi-Fiはオンのままにしています。この状態でスタンバイ時の電池消費はおよそ5~6時間に1%くらいの割合で減っていきます

あくまで管理人の感覚で、という話にはなりますが、スマートフォンの待機消費電力は、

・10時間以上の待機でも1%未満の消費 → フライトモードで待機させている場合
・7~8時間で1%くらいの消費 → 超大容量バッテリーを搭載した、電池長持ち特化の機種
・5~6時間で1%くらいの消費 → 省電力設定が適用された、長時間待受可能機種
・3~4時間で1%くらいの消費 → 標準的なスマホ・利用状態での消費量
・1~2時間で1%くらいの消費 → やや消費が多く、バックグラウンドで何かアプリが動いている可能性が疑われる
・1時間未満で1%以上の消費 → バッテリーが消耗しきっているか、バックグラウンドでアプリが暴走している可能性大

電池の減り具合を見ると、このような印象を感じます。世の中にはもっとスタンバイ時の電池の持ちの良い機種がありますが(例えばドコモのGalaxy Feel SC-04Jの結果はこちら)、特殊な節電設定無しにこれだけ持てば十分と言えるレベルにあると感じました。

なお、今回のテストではシャープ機種のウリである「エモパー」は利用していません。エモパーを使うと時間・利用エリア・利用者の状況に合わせてスタンバイ時にも動作をすることがあるため、もう少し電池の消耗は増えるはずです。

スタンバイ・スリープ時の電池消費量は利用するアプリ・サービス、電波状況によって大きく変化することもありますが、今回のテストでは、SH-03Kの待機消費電力は小さく抑えられていると感じました。

5~6時間で1%という消費量だと、計算上500~600時間のスタンバイが可能ということになります。これはドコモの公式データでいう「連続待受時間(LTE):530時間」という数値とも一致していると言えるでしょう。

テレビ再生時の電池の消費具合

続いて、100%のバッテリー充電状態から連続でテレビ(フルセグ)の再生テストを行ってみました。

端末を窓際の受信感度良好な状態で維持し、ディスプレイの明るさは50%に固定、サウンドはイヤホンを挿した状態で最小設定で実施しました(GPS/Bluetoothはオフ、Wi-Fiオン・LTE待受)。

その結果がこちらです。

AQUOS R2 SH-03Kでは電池残量が5%を切るとテレビ再生が自動で中断されるようです。

今回のテストでは9時間20分=560分間のフルセグ再生が出来ました。ドコモの公式HPの数値だと580分になっています。今回は電池消費量を追跡するためにBattery Mixのアプリが動いており、これ自体も少し電池を消費しているはずですので、およそ想定通りの結果でした。

AQUOS R2は従来よりも大きな6インチのディスプレイに変更されたことで、テレビや動画の再生に関して連続視聴可能時間が短くなっている印象です。例えば旧モデルのSH-03Jはフルセグで最大620分の再生が可能とされており、SH-03Kのほうが1割弱早く電池が底をつきます。

それでも1時間のフルセグ視聴で消費する量は10%程度となりますので、他機種に比べてAQUOS R2のテレビ視聴可能時間が大きく劣るということもありません。

動画撮影時の電池の消費具合

AQUOS R2の新機能である、動画撮影中に静止画も撮ることが出来るAIシャッター機能をオンにしたまま、長時間動画撮影を行ってみました。

設定は動画モードのデフォルト状態(動画サイズ7.5M、手ブレ補正ON,レンズ補正ON、マイク設定ON、風切り音低減オフ)のまま、まれに端末の角度や位置を変えています。

その結果は以下の通りです。

グラフの傾きを見れば一目瞭然ですが、30分間の連続撮影で20%の電池が減り、急速に消費量が増えました。高画質での動画撮影をするとどんなスマートフォンでもかなりの電池を消費してしまうものですが、AQUOS R2の場合もムービー撮影には大きな電力を必要とするようです。

手ぶれ補正・AIシャッターともに連続で動画撮影をしていれば機能が動き続けているはずですので、端末に高負荷が掛かり続けます。その結果、スマホの本体温度もかなり高くなります(関連記事:[実機チェック]スナドラ845は発熱しやすい?Xperia XZ2 SO-03Kで連続動作時のパフォーマンス・温度変化を分析)。バッテリーミックス上の数値は47℃、赤外温度計の測定でも表面温度は43℃くらいまで上がっていました。

30分を超えてもカメラ機能は停止せずに撮影を続けることは出来ましたが、動画を長時間取り続けるとバッテリーに掛かる負担も半端じゃないくらい大きくなりますので、動画をたくさん撮る予定があるイベントにAQUOS R2を持っていくのなら、モバイルバッテリーを携帯したほうが良いかも知れません。

高画質動画を取り続けると、計算上2.5時間で100%の電池を使い切ってしまう可能性があります。デュアルレンズで動画と静止画を同時に撮影を可能としたAQUOS R2のユニークな機能ではありますが、電池消費量も大きくなる点には注意が必要です。

SH-03Kの急速充電時の様子

最後にドコモから発売されている正規Type-C USB接続急速充電器「ACアダプタ06」を利用した場合の充電状況です。

先程のテレビ連続再生テストの直後、4%の状態から100%になるまでを追跡した結果が以下のグラフとなります。

4%→100%までに掛かった時間は約125分(2時間5分)でした。公式サイトによればACアダプタ06を用いた場合でフル充電に165分とされていましたが、公式値より(開始時の4%分の残量を考慮しても)若干早く充電が終わったようです。

AQUOS R2は  Quick Charge 3.0・ USB Power Deliveryに対応しています。クイックチャージを利用するためには規格に対応した充電アダプタ・ケーブルを利用する必要があります。SH-03Kには充電器は同梱されていませんので、必要に応じて機種購入時にアクセサリーを追加購入することをオススメします。

この他、詳しいSH-03Kの全体的な実機レビューは以下の記事を参照ください。

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☆「ドコモオンラインショップで AQUOS R2 SH-03Kをみる

[実機レビュー]AQUOS R2(SH-03K)のバッテリーの持ちは?待機時・利用時の消費と充電速度
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