NTTドコモは2020年11月5日、2020年冬~2021年春向けの新モデルスマートフォンを発表しました。
今年のドコモ冬モデルは例年よりも大幅に遅れた発表であり、すでに他社で同型モデルが発売済みである機種も多くなっていますが、最新モデルの発売予定・概要・価格をざっと紹介します。
なお、今回のモデルは2020年11月5日11時より、一部発売日未定の機種を除きオンラインで予約受付が始まっています。
Galaxy Note20 Ultra SC-53A
すでにauで発売中のSペン内蔵Galaxyシリーズの大画面モデル Galaxy Note20 UltraがドコモからもSC-53Aとして登場しました。
カラーラインナップはミスティックブロンズとミスティックブラックの2色。
6.9インチのQuad HD+ディスプレイ、1億800万画素のメインカメラを含むトリプルレンズカメラを搭載。Snapdragon 865+・RAM12GB・ROM 256GBという超ハイスペックモデルです。
防水防塵対応、おサイフケータイ対応。ワンセグ/フルセグは非対応となります。
Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53Aの発売日は2020年11月6日、価格は一括145,728円(各種割引前の定価)となっています。
Galaxy Note20 Ultraの詳しい実機レビューは下記も参照ください。
☆「[実機レビュー]SDM865+搭載Galaxy Note20 Ultraを買って感じた優れた点・イマイチな点を評価」
Galaxy A51 5G SC-54A
こちらもすでにauからSCG07として発表済みのGalaxyシリーズのミドル-ハイモデル Galaxy A51 5G SC-54Aがドコモでも投入となりました。
Galaxy A51は6.5インチのAMOLEDディスプレイにSnapdragon 765Gを採用、RAM6GB/ROM 128GBという仕様になっており、2-3年前のハイスペックモデル相当の性能を誇ります。
防水防塵対応、おサイフケータイにも対応します。
ドコモ SC-54Aの発売日はGalaxy Note20 Ultraと同じく2020年11月6日、価格は57,288円です。
また、オンラインで契約変更(4G→5G)をする場合には「5Gウェルカム割」が適用され、3.8万円で買えるようになっています。
Xperia 5II SO-52A
夏モデルのXperia 1 IIよりもひと回り小さくなりつつ、高い性能を維持したXperiaの最新モデルもドコモから発売され、今回はオンラインショップ限定のパープルが提供されます。
ドコモ版Xperia 5 IIの発売日は2020年11月12日、価格は99,000円となっています(パープルは予約受付を行わず、11月12日より発売開始となります)。
AQUOS sense4 SH-41A
AQUOS sense4 SH-41Aは4Gモデルです。
AQUOS sense4はカラーラインナップが7色も用意され、11月6日に限定カラーのイエロー・レッド・ブルー、11月12日にライトカッパー・ブラック・シルバー・ライトブルーが投入されます。
旧モデル「AQUOS sense3」ではドコモスマホで最高水準の電池持ちを実現した後継機種であり、電池容量は更に増えて4,000mAh→4,570mAhへとアップしています。
全体の性能はそれほど高くありませんが電池持ちに特化・電話/スマホとして必要十分な機能を持ちつつ、価格は37,224円に抑えられています。
LG VELVET L-52A
デュアルスクリーン対応のLG新機種「LG VELVET L-52A」は、パネルが1個(本体のみ)と2個(デュアルスクリーン)セットを選べる、特殊は販売を行います。
LG VELVETのスペックとしてはミドル-ハイモデル相当であり、Snapdragon 765G+RAM6GB+ROM128GBという5Gモデルとしてはやや平凡な仕様ですが、なんと言っても「2画面操作」が出来るというマニアックな端末です。
過去にドコモ・LGでは「LG V60 ThinQ 5G 」として5G対応のデュアルスクリーンモデルも発売していますが、L-52Aではスペックを抑えたことで価格がかなり安くなりました。
L-52Aの本体のみは70,488円、スクリーンセットは88,704円、発売日は2020年12月以降が予定されています。
arrows NX9 F-52A
夏モデルではハイエンドモデルのarrows 5Gも投入した富士通から、今度はミドルハイモデルとなる「NX」シリーズが久しぶりの登場となりました。
arrows NX9も5Gに対応、日本の工場で作られた「MADE IN JAPAN」な国産のスマホです。
6.3インチという大画面ながら本体重量は比較的軽量な162グラムに抑えられており、Snapdragon 765G, RAM 8GB+ROM 128GBという大半のゲームアプリも快適に遊べる水準のスペックを持っています。
そして富士通お得意の「頑丈さ」に関しては、MIL規格23項目準拠・ハンドソープで洗えるという仕様を継承しています。
F-52Aの発売日は2020年12月以降、価格は76,032円です。
AQUOS sense5G SH-53A
こちらも他社で発表済みのAQUOS sense4の5G対応バージョン。
ドコモではオンライン限定カラーとしてイエローゴールド・コーラルレッド・スカイブルーの3色の他、さらにライトカッパー、ニュアンスブラック、オリーブシルバー、ライラックの全7色をラインナップしています。
発売は今冬春、価格は現時点では未定となっています。
以上、ドコモの2020年冬春モデルのスマートフォンは5Gモデルが6機種・4Gモデルが1機種の合計7モデルが投入されます。スマホ以外ではdtab Compact d-42Aが今冬発売予定です。
ソース:2020-2021年冬春新商品のご予約・ご購入手続きについて
iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro Maxは11月6日受付開始
同時期の発売モデルとして、すでに発表済みのアップル iPhone 12 mini, iPhone 12 Pro Maxが2020年11月13日より発売開始されるのに伴い、ドコモでは11月6日より事前予約受付を開始します。
先行して発売されたiPhone 12, iPhone 12 Proについてもドコモでは品薄が続いているため、新サイズとなるiPhone 12 mini/Pro Maxはさらに発売開始日の入手困難になることが予想されます。
5G対応の新しいiPhoneを入手希望の方は予約受付開始後すぐに手続きを出来るよう、事前準備をしっかり行って参戦することをオススメします。
オンラインでは下記ページより11月6日午後10時から受付が実施されます。
☆「ドコモ iPhone 12 mini価格情報・予約受付ページ」
☆「ドコモ iPhone 12 Pro Max i価格情報・予約受付ページ」