スマホを2年契約することで毎月の支払額から一定の割引が受けられるシステムはドコモでは「月々サポート」、auなら「毎月割」、そしてソフトバンクでは「月々割」と呼びますが、通常は乗り換え(MNP)契約の場合に大きな割引が設定されています。
一般的なスマホなら毎月1500円~3000円程度。ドコモのiPhoneはとっても高額でMNPなら最大3510円ですが、新規の場合は3105円(2015年7月時点)。
新規契約ではなかなか大きな割引を活用することは難しいのですが、現在ソフトバンクでは限定で月々割最大4450円という高額な割引を利かせられるプランがあります。それは、中古整備品の型落ちiPhone+地デジチューナーの数量限定セット販売品です。
リファービッシュiPhone5 16GB+エリアフリーTV Plusのセット
購入する機種は2012年モデルのiPhone5 16GBモデルです。現在はiPhone5s→iPhone6とモデルチェンジしていますので、2世代前のモデルということになりますが、iOSはアップデートして最新のものとほぼ同じように使えます。
整備品(リファービッシュ)というのは、Apple社の修理基準に従った高品質なアウトレット品です。新品と同じく1年の修理保証まで付いており、すぐに壊れて使えなくなってしまうなんてことはありませんのでご安心下さい。
セットになっているエリアフリーTV Plusは、インターネットを介してiPhone上で録画したテレビを見られるようにするアイテムです。詳しくは公式サイトの使い方を見て頂きたいですが、普通に買えば16800円(税込定価)もします。このセットが超絶格安のプランで使えます。
新規契約で実質価格マイナス53,280円
冗談みたいな価格ですが、毎月4450円という絶大な割引を考慮すると、本体の実質負担額が0円どころか5万円以上も下回るというびっくり価格になっています。
本体価格(iPhone5+チューナー) | 53,520円 |
月々の割引合計(2年) | *-106,800円 |
上記差額(実質負担額) | -53,280円 |
*スマ放題加入時の月々割です
新規でもMNPでも月々割4450円
月々割は契約するプランによって異なりますが、新規契約とMNP(乗り換え)契約による差額はありません。月々割は以下のように変動します。
契約プラン | 月々割額 | |
スマ放題+データ小(2GB) | 4450円 | |
ホワイトプラン | パケットし放題フラットfor 4G LTE | 2670円 |
パケットし放題 for 4G LTE | 2230円 |
新プランの通話定額+データパックのプラン(小・標準・大どれでも可)で最大の4450円の割引になります。旧プランのホワイトプランでも割引は受けられるのですが、値引きが数万円も少なくなってしまいますので、このセットを買う場合はスマ放題プランを絶対にオススメします。というか、ホワイトプランではこのセットを契約する旨味はあまりありません・・・
毎月の支払い・維持費試算
ではスマ放題+データ標準のプランを契約したとして、毎月の支払い料金を計算してみましょう。本体代金は一括でも分割でも、総支払額は同じになりますので、今回は一括払いにしてみましょう。
本体一括払い(初月) | 53,520円 |
契約手数料(初月) | 3240円 |
スマ放題(基本料金) | 2916円 |
S!ベーシックパック | 324円 |
データ小(2GB) | 3780円 |
月々割 | -4450円 |
毎月の支払い | 2570円 |
2年の総額支払い | 118,440円 |
*表示価格は8%税込に揃えています(ユニバーサル料金は含んでいません。今だと毎月2円がプラスされるはずです)。
最新機種ではないものの、iPhoneと地デジチューナーを2年間通話し放題プランで契約して約12万円となりました。通常のスマホを新規契約して持つと15~20万円近くの総支払いになることも多いことを考えると、圧倒的に安くなっています。本体を分割払いにした場合は+2230円/24ヶ月となり、月額4800円で利用可能です。
中古のiPhone5, チューナーの価値
上記までは普通の料金計算ですので、もう少しマニアックなところまで考えてみましょう。
今回のプランでは中古品のiPhone5 16GBとTVチューナー製品を購入することになるわけですが、この中古のiPhone5には使い方次第で大きな価値があります。例えば、将来ソフトバンクからドコモへ乗り換えたくなった場合、iPhoneは高額で下取りをしてもらうことが可能です。
あくまで今の価値での計算ですが、ドコモの契約時にiPhone5 16GBを下取りに出すと19000円分の割引を受けられます(詳しくはこちらの記事をお読み下さい→ドコモの下取り攻略 中古iPhoneを買って下取りに出す)。そして地デジチューナーも、もし使わないなら未使用のままオークション等で売ってしまえば、1万円以上の価値があります。
つまり、iPhone5とチューナー合わせて3万円程度の資産価値があるため(購入時に5万円超で買っているのですけれど^^;)、この2つを手放し、新たに好きなソフトバンク用白ロムを買い直すことも出来るでしょう。例えば、最新のiPhone6 16GBなら中古で5万円前後で買えます。セット購入したiPhoneとチューナーの売却額との差額2万円程度で、高性能なiPhone6で高額な月々割を受けながら利用することも出来ちゃいます。
ちょっと手間のかかる方法ですが、通常の新規契約をするよりも割安で運用が可能になるため、少しでも節約したい方はチャレンジしてみては如何でしょうか?
☆「ソフトバンク リファービッシュiPhone5 16GB+エリアフリーTV Plus」