ソフトバンクは2016年秋より、長期の携帯電話利用者優遇施策として最大15000円分のTポイントを配布することを発表しました。
長期利用者に対するポイント付与はすでにドコモが「更新ありがとうポイント」を発表済みでしたが、ソフトバンクがこれに続く形となりました。ドコモが同社の提供するポイントサービス「dポイント」の付与に対し、ソフトバンクはYahooショッピングなどで利用できる「Tポイント」での配布を予定しているとのことです。
ドコモでは2年毎の契約を更新すると3000円分のｄポイントを付与するものでしたが、ソフトバンクは「2年毎に3000ポイント」+「最大2年間500円ポイントを毎月付与」という2段構えで継続的な実質的割引を行います。
*ポイントは抽選や先着ではなく、対象プランに加入して契約を維持すればもれなく貰えます。
500円×24ヶ月のTポイント付与の代わりに月額200円を携帯料金から割り引くという値引きも選ぶことが出来るそうですが、値引き特典を選んだ場合は月月割との併用が不可になるため、現状では一括購入割引との併用をしない限りは機種変更での分割購入時には使いづらそうな特典です。
適用条件：2年契約で料金プランに加入すること
データ定額パックまたはフラット型のパケット定額サービスに加入していること
ソフトバンクでは以前「2年のみ縛り」とも言える新しい料金形態のプランも発表しています（ソフトバンク-新しい料金プランを参照）。6月1日から2年のみ縛りの受付が始まりますが、今回の長期優遇者向けポイント付与の場合は条件に「2年契約のプラン」とありますので、対象外になってしまうものと思われます。2年のみ縛りコースは発表直後から契約する価値の無い、総務省指導に対するポーズ的なコースであることは明白でしたが、これでますます存在価値のないプランとなりましたので、2016年秋以降のプラン選びでは気を付けてください。
