維持費の安さが魅力で契約したauのオンライン専用プラン 「povo」(ポヴォ)から、料金プランだけでなくポイント還元キャンペーンも最強クラスの楽天モバイルに乗り換えた体験談です。

auのpovo(2.0)プランでは、新規契約・他社から乗り換え時の事務手数料/SIM発行手数料はオンライン手続きなので通常は無料です(過去1年以内に同一名義で5回以上契約すると有料)。povoの基本料金はゼロ円であるため、筆者もサブ回線として便利に使っていました。

povoでは契約時の事務手数料・SIMカード発行にはお金が掛かりませんが、SIMカードの交換手数料は有料です(eSIMの再発行は除く)。

povo2.0のSIMカード再発行/eSIMから物理SIMカードへの切り替えには3850円が掛かります(2024年4月10日時点)。サービス開始当初は”当面のあいだ無料”とされてきましたが、2023年9月13日以降は有料化されています。

端末販売を行っているサービス(例えばワイモバイル)なら、機種変更と同時ならSIMタイプの変更手数料が掛からない場合もあるのですが(参考:ワイモバイル物理SIMカードからeSIMへ オンライン機種変更で簡単に安く(条件が合えば))、povoでは端末販売をしていませんので、無料でSIMタイプだけを変更する方法は存在しません(電話番号が変わってもよいなら解約→新規で契約し直すという手もありえます)。

今回、povoで契約していた番号をどうしても物理SIMカードに変更する必要が生じたため、お金を払ってでもSIM交換をすべきか・・・と悩んでいたところ、楽天モバイルの招待キャンペーンで14000ポイントが貰える特典があったため、ウェブで簡単に乗り換えできる楽天モバイルの2回線目の追加契約をしてみました。

povoでSIM再発行 楽天モバイルへMNP
手数料 3850円が必ず掛かる ・オンライン契約事務手数料無料
(もちろんSIM発行も無料)
・2回線目の追加契約であるため
→楽天IDに紐づいた個人情報入力省略
→本人確認手続き省略
→支払い方法指定省略
・知っている人限定の
三木谷社長招待キャンペーン
14000ポイント貰える
(過去に楽天契約歴があってもOK)
・povoからワンストップMNPができる

このような差があります。

楽天モバイルの維持費はpovoの基本料金0円ほどは安くなりませんが、MNP特典で14000ポイントが貰えてしまうので、維持費以上にメリットがあります。

*14000ポイントを貰うには以下の専用ページからエントリー/申込み/特典付与まで契約の維持が必要です。詳しくは申込画面で確認してください。

楽天モバイルの基本料金は月額1078円~。乗り換えで貰える14000ポイントがあればほぼ1年分の維持費が実質的にタダですので、povoでSIM再発行手数料を3850円も払うよりマシです。

楽天モバイルでは2回線以降の契約時に、さまざまな契約時の手続きを省略できます。この手軽さもpovoから乗り換える動機になりました。

楽天モバイルではすでにスマホプランを契約しているIDに回線を追加する場合には、本人確認が要らないパターンがあります。

参照:楽天モバイル公式サイト – 2回線目以降の契約時に、本人確認書類の提出が省略される条件は何ですか?

筆者はこの条件に当てはまっていましたので、乗り換えが非常に簡単でした。契約自体には審査・SIMカードの発行/発送には通常通りの時間が掛かりますが、ユーザーが行う申し込みはあっという間に終わります。

招待キャンペーンのエントリーに利用した楽天IDにモバイルの回線契約がすでにある場合、契約者情報はすべて自動で入力されます。情報の変更がなければ、本人確認書類のアップロード/eKYCなどのスマホカメラを使った認証もありません。

povo(2.0)はMNPワンストップ対象であるため、MNP予約番号の準備も必要ありません(申込時にpovoのメールアドレス等でログイン/SMS認証は必要)。事前の準備は必要なく、すぐに乗り換え手続きが出来ます。

楽天モバイルの契約には最低利用期間・定期契約もありません。ただし、楽天モバイルのポイントキャンペーン分を貰うためには一定期間の回線保持は必須です。

ポイント付与の時期は、

(4月加入時)紹介された方(被紹介者様)の紹介ログインが4月に確認できた場合には、その4カ月後である8月末日ごろに1回目のポイント進呈となり、9月末日ごろに2回目の進呈、10月末日ごろに3回目の進呈

というように、半年間以上の回線維持が必要です。楽天モバイルのプラン料金は月額1100円弱程度ですから、貰えるポイントで1年以上の維持が出来ます。

povo2.0のサービスやプラン自体に不満はありませんでしたが、いまなら楽天モバイルの招待キャンペーンのおかげでeSIM→物理SIMへの交換コストを節約できる最楽&最強のルートが実現出来ます。

同様のことはpovo以外のサービスからの転入出でも出来ます。SIMタイプを交換したいユーザーはキャンペーンの期間中に試してみましょう。楽天モバイルは1名義で最大10回線まで契約が可能ですので、まとめてMNPすることも出来なくはありません。

サブ回線povoのSIM交換手数料高すぎ/楽天モバイルにMNP14000ポイント貰って乗り換えた話