2017年夏モデルとして発売され、2017年10月には追加カラーの「Rosso(ロッソ)」も登場して人気となった大画面Xperiaシリーズ「Xperia XZ Premium SO-04J」の生産終了、公式オンラインサイトでは在庫が終了しました。
2018年7月時点において、ディープシーブラック・ルミナスクロム、追加カラーのロッソを含めて、すべての色が在庫なし・予約/取り寄せ購入もできなくなっています。現在は後継機モデル Xperia XZ2 Premium SO-04Kの販売(発売日:2018年7月27日)に切り替わっています。
ドコモのサイトで【入荷予定・未定】の状態になると、今後在庫が復活する可能性は低くなり、すぐに購入することは出来ないことを表しています。
まれに入荷予定なしの状態から在庫が復活することもありますので、事務手数料無料で機種変更を行いたい人は随時在庫チェックをしてみましょう。
☆「Xperia XZ Premium SO-04Jの在庫を表示する」
2018年時点から見るXperia XZ Premiumの魅力
Xperia XZ Premium SO-04Jは、au・ソフトバンクからの発売は無く、キャリア向けはドコモからのみ販売されました。
SIMフリー版が欲しい場合はソニーの格安SIMサービスとセットで今でも販売が続いてます(SIMフリーモデルのXperia XZ Premiumはnuroモバイル専売)。
☆「nuro mobile」/ 32,000円値下げ
Xperia XZ Premiumは4Kディスプレイを採用した5.5インチの大画面モデルであり、HDR(ハイダイナミックレンジ)動画の再生にも対応した数少ない端末です。
CPUにはSnapdragon 835を搭載し、あらゆるゲームアプリが十分に快適に動くレベルの処理性能を持っています。旧世代のXperia Z5 Premium SO-03Hに比べて2倍以上のベンチマークスコア(Antutu Benchmarkの場合)を叩き出す、ハイエンドモデルでした。
2018年時点において次世代のSoC Snapdragon 845を採用した Xperia XZ2 Premium SO-04Kが夏モデルとして発表済みですが、XZ2シリーズでは大きくデザインが変わり、大きく・分厚く変更されます。
Xperia XZ2 Premiumの場合は背面のメインカメラがデュアル仕様に変更・指紋認証センサーが背面に移動・ワイヤレス充電に対応するなどいくつかの機能の進歩があるため、ソニーの最新機能を体験したいのであれば2018年モデルを選ぶのも良いですが、Xperia XZ Premium SO-04JのほうがXperia XZ2 Premium SO-04Kよりも機種変更は3万円ほど安いという魅力があります。
機種変更価格 | 2017年モデル SO-04J |
2018年モデル SO-04K |
本体定価 | 93,960円 | 112,752円 |
月々サポート | 毎月−2,268円 ×24回 |
毎月−1,890円 ×24回 |
実施負担額* | 月々1,647円 (総額39,528円) |
月々2,808円 (総額67,392円) |
*(2018年7月22日時点、月々サポート適用時)
Xperia XZ2 Premiumは確かに新機能を登載・ディスプレイはさらに大きくなって5.8インチになったという長所がある一方で、上記の通り価格が跳ね上がり、サイズが大きく変わっています。
Xperia XZ Premiumは実測で190グラム(メーカーHP数値は191グラム)です。
SO-03Kの重量は230グラム台が予定されており、40グラムも重くなるということになります。
実際に持ってみるとよく判りますが、Xperia XZ2 Premiumは一般的なスマホとはレベルが違う「ずっしり感」があります。
似た重量のスマートフォンとして、ASUSのZenFone3 Ultra(ZU680KL)があります。
左側がZenFone3 Ultra、右がXperia XZ2 Premiumです。ZenFoneのディスプレイは6.8インチであり、完全にタブレットのサイズです。
つまり、Xperia XZ2 Premiumの重さはほぼタブレットクラスということです。もちろん縦幅・横幅は普通の7インチ前後のタブレットより小さく、なめらかに背面がカーブしているため、手で持った場合の安定感はあるものの、スマホは軽い・薄いほうが好みという人には、新機種よりもXperia XZ Premium SO-04Jのほうが合うでしょう。
すでにXperia XZ Premiumの生産は終了していますので、今後ショップへの納品・入荷はごく限定的になっていく見込みです。在庫を見つけたら早めに買っておくことをオススメします。
18.9比率になったXZ2もオススメ
Xperia XZ Premiumの代わりとして購入するのであれば、5.7インチサイズのXperia XZ2のほうが向いているかもしれません。
Xperia XZ2はXperia XZ Premiumよりも大きな5.7インチのディスプレイを登載しつつ、ボディ上下のフレーム(ベゼル)を狭くすることで、SO-04Jよりむしろ小さなサイズになっています。
性能面ではもちろん2018年モデルであるXperia XZ2 SO-03Kのほうが高く、ワイヤレス充電・音楽やゲームアプリのサウンドにシンクロしてスマホが震える「ダイナミックヴァイブレーション」に対応します。
ディスプレイの解像度については4KではなくフルHD+(2,160×1,080)であるため、Premiumシリーズには及びませんが、Xperia XZ2 Premiumほどに重くも大きくもない、XZ2を検討してみてはいかがでしょうか。
より詳しいXperia XZ2 SO-03Kのレビューは以下のページを参照下さい。
☆「ドコモXperia XZ2 SO-03Kの価格・スペック情報 旧機種や夏モデルと比較レビュー」
2018年夏モデルの値引き情報
Xperia XZ Premium SO-04Jの在庫は2018年12月時点でいよいよ市場から消え去ってきました。一方で、2018年夏モデルのXperia XZ2 Premium, XZ2, XZ2 Compactの機種変更価格が改定され、お買い得度がアップしました。
Xperia XZ Premiumよりも数段性能がアップしたSDM845搭載の最新モデルが1万円~2万円程度、夏の発売当時より安くなっていますので最新価格をぜひチェックしてみてください。