NTTドコモは2017年冬モデルとして販売していたソニーのハイエンドスタンダードモデル Xperia XZ1 SO-01Kの生産が終了したことを公式サイトに掲載しました。発売からおよそ1年半に渡って非常に高い人気を得ていたモデルでありましたが、ついに世代交代となりそうです。

ソニーのXperia XZ1 はドコモだけでなくauからSOV36・ソフトバンクからも同型モデルのスマートフォンが販売されていましたが、いずれも2019年3月時点において、各社の公式ウェブサイトから機種変更手続きが出来なくなりました。管理人が把握している限りではかなり前からau・SB版のウェブ向け在庫はなくなっていたはずです。

ドコモの場合は他社に比べてXperia XZ1 SO-01Kの販売を長く続けてきました。公式のウェブサイトでは2019年2月時点でも機種変更を受け付けていましたが、2019年3月10日時点ですべて在庫切れ&公式のサポートサイトに生産終了の表記が出ています。

まだ一応ウェブサイト上にはSO-01Kの販売ページが残っているため、今後店舗等の倉庫に余っている在庫が入荷する可能性はありますが、いつでも買える状況ではなくなっています。

☆「ドコモ公式HP Xperia XZ1 SO-01Kの最新在庫を見る

SO-01Kの最終価格は一括1万円だった

Xperia XZ1は2017年冬モデルではフラッグシップのハイエンドスマートフォンとして登場しましたが、2019年春時点から見るとすでに3世代もの後継機が発表されている状態です。

2018年夏モデルとしてXperia XZ2 SO-03Kでは、ディスプレイが縦長化&大画面化をしており、初めてワイヤレス充電に対応しました。

SO-03Kの実機レビューはこちら

2018年冬モデルとしてデザインを大きく変えたXperia XZ3 SO-01Lも発売中です。

SO-01Lの実機レビューはこちら

そしてさらに、ソニーは2019年夏モデル(ドコモでは初夏頃発売の見込み)としてXperia 1(えくすぺりあわん)も発表済みです。

(Xperia 1の性能・発売日・価格情報はこちら)

このように、Xperia XZ1 SO-01Kは新機種によって型落ちをしていましたが、ドコモでは2018年2月より一括値引きの「ドコモ 端末購入サポート」の対象として追加されたことで、一括10,368円にまで大幅値引きがされ、在庫が一気に売れてしまいました。

SO-01Kの
機種変更価格
2017年11月10日
発売日当時
2019年3月
最終価格
本体定価 86,184円 86,184円
月々サポート -2079円×24回
一括値引き 75,816円引き
本体負担額 総額36,288円 一括10,368円

(8%税込み、ドコモ公式オンラインの販売価格)

Xperia XZ1 SO-01Kは確かに2019年春時点から見ると新型機のほうが新しい機能・最先端の流行デザインを取り入れたモデルになっていましたが、上記の価格の安さと新モデルでは大きくデザインが変わって重くなってしまった影響もあり、「安くて使いやすいサイズ」が人気の理由だったようです。

機種名Xperia XZ2
SO-03K
Xperia XZ1
SO-01K
Xperia XZs
SO-03J
Xperia XZ
SO-01J
Xperia XP
SO-04H
Xperia Z5
SO-01H
XperiaZ4
SO-03G
Xperia Z3
SO-01G
発売日2018年5月31日2017年11月10日2017年5月26日2016年11月2日2016年6月24日2015年10月29日2015年6月10日2014年10月23日
画面サイズ5.7インチ5.2インチ5.2インチ5.2インチ5.0インチ5.2インチ5.2インチ5.2インチ
解像度1080×21601080×19201080×19201080×19201080×19201080×19201080×19201080×1920
重量198g156g161g161g165g154g144g154g
縦幅153mm148mm146mm146mm144mm146mm146mm147mm
横幅72mm73mm72mm72mm71mm72mm72mm73mm
厚さ11.1mm7.4mm8.1mm8.1mm8.6mm7.3mm6.9mm7.4mm
電池容量3060mAh2700mAh2900mAh2900mAh2570mAh2900mAh2930mAh3100mAh
実利用可能時間125時間110時間95時間95時間80時間77.4時間67.8時間81時間
CPUSDM845MSM8998
スナドラ835
MSM8996
スナドラ820
MSM8996
スナドラ820
MSM8996
スナドラ820
MSM8994
スナドラ810
MSM8994
スナドラ810
スナドラ801
RAM4GB4GB4GB3GB3GB3GB3GB3GB
ROM64GB64GB32GB32GB32GB32GB32GB32GB
メインカメラ1920万画素1920万画素1920万画素2300万画素2300万画素2300万画素2070万画素2070万画素
サブカメラ500万画素1320万画素1320万画素1320万画素1320万画素510万画素510万画素220万画素
防水/防塵○/○○/○○/○○/○○/○○/○○/○○/○
指紋認証××
[2018.05.28更新] すべてドコモ公式サイトのデータを参照しています。より細かいスペック・データは公式サイトをチェックしてください。

Xperia XZ1 Compactはまだ買えます

5.2インチサイズのXperia XZ1は今後ドコモで購入することは困難になりましたが、2019年3月上旬時点において、一括648円で機種変更出来る一番人気の Xperia XZ1 Compact SO-02Kは販売が継続しています。

Xperia XZ1とXperia XZ1 Compactは類似のデザインを採用した兄弟モデルであり、いずれもSnapdragon 835を採用したハイエンドモデルでした。

(手前がSO-02K,奥がSO-01K)

Xperia XZ1 Compactは4.6インチサイズの小型Xperiaとしては最終モデルとなっており、後継機の2018年モデルは5インチまで大型化しています。

Xperia XZ2は5.7インチ、Xperia XZ3 は6インチ、そして2019年モデルのXperia 1は約6.5インチにまで巨大化(ただし画面占有率が高くなっている)したため、小型のXperia を買っておきたいというユーザーはお急ぎ下さい。

Xperia XZ1 Compactも同じく端末購入サポートによる一括値引きが機種変更でも適用されたことを受けて、一気に在庫が減っていっているはずです。

☆「ドコモ Xperia XZ1 Compact SO-02Kの在庫を見る」/ウェブ機種変更手続きで事務手数料無料

Xperia XZ2シリーズも在庫処分中

Xperia XZ1 SO-01Kは発売から1年半を経て在庫処分が完了したようですが、先述の通りすでに後継機のXperia XZ2シリーズさえ型落ちになっており、大きな画面のスマホが好みならばXperia XZ2, Xperia XZ2 Compactも2019年3月より安く機種変更が出来るように価格改定されています。

機種名 本体定価 機種変更価格
2018年冬モデル
Xperia XZ3 SO-01L
98,496円 実質51,840円
2018年夏モデル
Xperia XZ2 Premium
SO-04K
112,752円 実質41,472円
2018年夏モデル
Xperia XZ2
SO-03K
94,608円 一括15,552円
2018年夏モデル
Xperia XZ2
Compact SO-05K
79,056円 一括10,368円
2017年冬モデル
Xperia XZ1
Compact SO-02K
77,760円 一括648円

(2019年3月10日時点、「OLS スペシャル特典」適用後価格)

一括10,368円に値下げされて在庫処分が完了したXperia XZ1 SO-01Kに比べて、より安いSO-02K・同価格で買える次世代CPU搭載機種のXperia XZ Compact SO-05Kもお買い得です。

Xperia XZ1 SO-01Kが欲しくて在庫が見つからない場合はすでに生産が終わっているため再入荷の見込みが極めて低くなってしまいましたので、後継モデルで値下がりしたXZ2シリーズへの機種変更を検討してみることをオススメします。

ドコモ端末購入サポート値下げをしたXperia XZ1 SO-01K生産終了&販売終了へ 発売から1年半

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