NTTドコモから2年ぶりのガラケーモデルとして2018年秋に発表されていた、「これぞガラケー」といえるシャープの新モデル AQUOSケータイ SH-02Lの発売日が2019年2月8日に決定しました。
事前販売は2019年2月6日から始まり、ドコモでガラケーを使い続けたいユーザー待望の新機種を予約・購入検討している人も多いと思いますので、ドコモケータイSH-02Lの料金表を最新プラン・キャンペーン向けに合わせて解説していきます(2019年6月以降の新料金プランにも対応しています)。
ドコモケータイ SH-02Lは、2016年に発売されたAQUOSケータイ SH-01Jの後継モデルです。SH-02LはXi対応(4G/LTE)携帯となりますので、2020年代に予定されているFOMAサービスの打ち切り後でも使い続けられるガラケーです。
SH-02Lは従来どおりの折りたたみ式・テンキー付きのドコモ携帯であり、通話やメール、カメラ利用などなど、昔のガラケーを使ってきたユーザーでも全く違和感なく機種変更が出来る携帯電話機種といえます。
ドコモでは2018年にもう一台、カードケータイ KY-01Lという携帯電話機種も発売していますが、あちらは大変マニアックな端末でしたので、「FOMAガラケーから買い換える」場合には、ちょっと躊躇してしまうユーザーのほうが多かったはずです。
(カード携帯 KY-01LとガラケーSH-01Jの利用比較レビューはこちら)
カード携帯は「スマホ+通話専用携帯」、「ネット用のタブレット+通話用携帯」としての利用であればオススメも出来ますが、カード携帯1台だけではフィーチャーフォンよりも少ない機能・不便な端末と感じてしまうというのが管理人の実際に使ってみた感想です。
一方で、FOMAガラケーから2019年モデルのAQUOSケータイ SH-02Lへのっ機種変更であれば、問題なくオススメできます。
SH-02Lには「はっきりビュー」として、通常のメニュー画面だけでなくメールやインターネット画面の文字もはっきり・くっきりと見えるカスタマイズをユーザーで選ぶことが出来る機能が追加されています。
最近もFacebookやアプリ・サービスの利用で個人情報流出が問題になり、もはや「携帯電話番号くらいは詐欺グループに知られていて普通」くらいの心構えで電話回線を使わないと危険な時代になってきました。
自分自身が情報流出したサービスを使っていなくても、パソコンやスマホの乗っ取り・情報の抜き取りによって電話番号を悪用されることもありますので、誰でも詐欺被害に遭ってしまうリスクがあります。
そこで、AQUOS携帯 SH-02Lでは知らない電話番号からの通話を一旦、自動音声メッセージで応答する「代理応答」機能が使えます。
自動応答では「迷惑電話防止のため、録音します」という警告を発する事ができるため、この段階でなりすまし詐欺の犯人はすぐに電話を切るでしょう。もちろん登録した電話番号にはこの代理応答が働かないように出来ますので、怪しい番号だけを遮断するのに効果的です。
他にも、現行モデルのSH-01Jに比べて約1.4倍の音で通話ができる「でかレシーバー」も搭載されており、普通のガラケーでは音が聞こえづらくなってきた方、あるいは屋外で雑音が大きい環境で通話することが多いビジネスマンにも向いています。
☆「ドコモ公式サイトでドコモ携帯 SH-02Lについてもっと詳しくみる」
SH-02Lの契約プラン料金表(旧プラン)
ドコモの最新ケータイ(Xi用)では、従来のFOMAのプラン・iモード接続は使えません。古いタイプのガラケーから買い換える場合は料金プランが変更されますが、スマホに比べて安い料金プラン・パケット通信も不要な人は外して最安プランを組むことも可能です。
ドコモケータイ SH-02Lでは通話の利用頻度・ネットの利用量に応じて選べる複数のプランがありますので、必要に応じて選んで下さい。
SH-02Lの基本プラン(通話の内容を選ぶ)
Xiケータイ向け |
基本プラン名 |
シンプルプラン |
カケホーダイライトプラン |
カケホーダイプラン |
上記の基本プラン定期契約のいずれかに加入すれば、ドコモケータイの月額割引(月々サポート)が適用されます。
オススメはカケホーダイライトです。短い通話をする可能性がある場合にはオススメです。
SH-02Lのパケットプラン(ネットの内容を選ぶ)
ドコモのケータイ契約時には、月額300円から使える「ケータイパック」が利用できます。
ケータイパックを選んだ場合は、ネットを殆ど使わない場合に料金が安くなります。たくさんネットを使う場合には大容量向けのパケットプランを選ぶことも出来ます。
ケータイ用パケットプラン | 使える容量 |
ケータイパック | 最大2GB |
シェアオプション | — (代表回線とシェア) |
ベーシックパック | 最大20GB |
ウルトラデータLパック |
20GB |
ウルトラデータLLパック |
30GB |
(2019年2月時点)
なお、上記のパケットプランは月々サポートの適用必須条件(カケホーダイライト/カケホーダイプラン加入時)ではありません。パケット通信を全く必要としない場合、解約しても機種代金の割引は継続します。
上記の変更は2018年11月1日に実施されました。ドコモガラケーを通話専用として使いたい人は、パケットプランは必ずしも契約しなければならないものでは無くなりました。
関連記事:2018年11月1日~ドコモのガラケーが更に安く月額1200円~ 月サポ値引き条件緩和 パケットプラン不要へ
ネット使用料(spモード)
SH-02Lでドコモメール・インターネット利用(モバイル回線での接続)をする場合にはspモード契約が必要です。spモードも月々サポートの適用条件には入っていませんので解約してもOKですが、spモードを使わない場合ドコモ提供のメールアドレス(@docomo.ne.jp)も使えなくなります。
SH-02Lの最安値プラン構成(旧プラン)
その他のプラン構成を知りたい場合は「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイ機種変更時の維持費シミュレーション」を参照下さい)
☆「ドコモケータイ AQUOSケータイSH-02Lの値引き・キャンペーン情報をみる」
節約のポイント2019年春モデルのSH-02LはFOMAガラケーからの買い替え時に適用される月額割引(月々サポート)は775円/月ですが、旧モデル「SH-01J」なら1,200円値引き×24回を受けることが出来ます!基本的な機能はSH-01Jもそんなには変わらないため、安くドコモガラケーを手に入れたいのなら、在庫があるうちはSH-01Jを買ったほうが実はお得です。→「SH-01Jのお得な購入・節約維持テクニックはこちら」
SH-02Lの新料金プラン価格
2019年6月1日、SH-02Lの機種変更価格・料金プランが改訂されました。
ドコモケータイの新料金プランは「ケータイプラン」という1種類のみになります。その他の旧プランはすべて打ち切られています。
このケータイプランには基本料金と100MBまでパケット料金・ウェブ接続使用料(spモード)がすべて含まれていますので、最低限の利用をする場合にはオプション追加をしなくても利用が可能となります。
参照:ドコモ2019年新プラン登場でガラケープランは安くなるのか解説 FOMAユーザーにも影響あり
なお、機種変更時の初期費用(頭金・事務手数料)は、公式ウェブサイトから手続きを行えばすべて無料です。ドコモでは事実上事務手数料を撤廃していますが、店頭で契約した場合には2019年時点でも、ネットでは支払い不要な事務手数料を取られますので気をつけて下さい。
オンラインでSH-02Lを購入する手順は以下のページを参照下さい。はじめての利用の場合は15~20分程度、慣れてくれば5分もあればウェブ手続きだけで機種変更が完結します。