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ドコモから発売中の最新ケータイ機種「カードケータイ KY-01L」と、2年前に発売されてFOMAからの買い替えならば実質0円で買えるスタンダードな折りたたみ携帯「AQUOSケータイ SH-01J」を使い比べてをしてみます。

世界最軽量・世界最薄(ストレートタイプの4Gケータイの中で、京セラ調べ)というカードケータイは話題性抜群のアイテムではありますが、実際に使ってみるとかなりマニアックな仕様であるため、ドコモのガラケーユーザーの買い替え候補としてオススメするにはちょっと無理があるかな?という印象を持っています。

☆「ドコモ最新カードケータイKY-01Lは本当に買いか?FOMAガラケーから機種変更はおすすめ出来ない理由

詳しい解説は上記のページでも行いましたが、今回はハード面を中心にドコモのカードケータイと折りたたみケータイの違いを写真で見ていきたいと思います。

KY-01LとSH-01Jを比較

まず、カードケータイの特筆すべき特徴である「薄さ」の比較です。

カードケータイ KY-01Lの厚みは5.3mm(最厚部位で5.5mm)であるのに対し、折りたたみケータイのSH-01Jは16.7mmです。カードケータイを3枚重ねてもまだSH-01Jより薄く、まさに「カード」のようなこの薄さは、他のありきたりなスマホ・ケータイでは体験できない領域です。

アクオスケータイ SH-01Jは本体横のヒンジ部分にあるボタンを押すことで開く「クイックオープン」機構が付いています。片手での操作性能は従来の折りたたみケータイと全く同じです。

それに対し、カードケータイは電子ペーパーディスプレイを使っているため、フルフラットのストレートガラケーです。スマホのタッチパネルほどスムーズには動かないものの、全く凹凸のない薄型仕様であるため、ポケットに入れていても違和感が少ないです。

ワイシャツの胸ポケットに入れても重みをさほど感じず、持ち歩きという点ではカードケータイのスマートさは圧倒的です。さすがに薄いシャツのポケットに入れた状態だと外から「ポケットになにか入っている」ということは判りますけれど、まさかこれがケータイだと思う人は少ないのではないでしょうか。

続いて、折りたたみケータイのSH-01Jをポケットに入れた状態です。

これは明らかに「ガラケーか何かを入れている」ということが丸わかりでしょう。

ちなみに、iPhone 8 Plusを入れるとこうなります ↓

iPhoneはケースを付けなければ薄型(iPhone8 Plusは7.5mm)であるため、シャツのポケットに入らないわけではないものの、大きすぎて飛び出ちゃいます。重さもカードケータイの4倍(202グラム)もあり、シャツが歪むほど重量感を感じます。

カードケータイの横幅は、折りたたみケータイとあまり変わりません。KY-01Lの横幅は55mm, SH-01Jは51mmです。

最近の大画面スマートフォンは大きすぎて持ちにくいと感じる機種もありますが、カードケータイの場合は「小さすぎて持ちづらい」ということがありえます。

KY-01L本体の表面はサラサラとしており、指に引っかかるところがどこにもないため、落とすのが怖い人はストラップホールを活用して携帯ストラップ・ネックストラップを使うのが良いでしょう。

なお、SH-01Jもストラップホールはあり、リアカバーを外して中に紐を通すという仕様になっています。

ディスプレイの文字は通常携帯のほうが見やすい

カードケータイの電子ペーパーディスプレイは省エネ性能と薄さを実現するためには有効なのかもしれません。しかし、利便性という意味では通常のガラケータイプであるSH-01Jの画面のほうが確実に見やすいです。

カードケータイは2.8インチという小さなディスプレイを搭載している影響で、表示される文字は非常に小さいです。文字サイズの調整も出来ないため、細かい文字が苦手という人にはカードケータイはオススメ出来ません。

それぞれのメニュー画面の文字サイズは、以下のような違いがあります。

さらにアクオスケータイ SH-01Jでは文字サイズを変更することが可能で、小さな文字が読みづらくなってきたという方にも安心して利用できると思います。

また、一般的なガラケー・スマホなら当たり前なのですが、暗い場所でもSH-01Jは画面を見ることが出来ます。しかし、カードケータイはそうではありません。

カードケータイの電子ペーパーディスプレイにはバックライトが内蔵されておらず、電子書籍リーダーにあるような「フロントライト」もないため、真っ暗な場所では画面が全く見えなくなります。これは人によっては致命的になりえます。

暗い場所で使えないという欠点も、カードケータイを明るいオフィスだけで使う・スマホやタブレットとセットで持ち歩くことを前提にするのであれば、「軽く・薄くするためならば仕方がない」と割り切って使うことも出来なくはありませんが、カードケータイ1台だけを持って暗い夜道で使わなければならない・寝室で明かりをつけずにガラケーで時間や通知を確認したいような状況を想定すると、かなり辛いと思われます。街灯や街明かりがあるところばかりで使うなら視認出来るので、 自分の携帯利用環境をよく振り返って、真っ暗な場所で携帯を使うことがあるかどうか思い出してみてください。

文字の入力も折りたたみケータイのほうが有利

カードケータイには物理的なテンキーはなく、タッチ式になっています。スマートフォンなどと同じフリックによる入力が可能ですが、反応はスマホほど敏感ではなく、スマホ操作に慣れているとやや反応の悪さに違和感を感じます。しかしそこは「電子ペーパーだから仕方がない」と割り切ってしまい、そもそもカードケータイで文字を頻繁に入力することがないという人なら、妥協は出来ると思います。

カードケータイには数少ないアプリ機能としてメモ帳が使えますが、文字入力自体が使いづらいので、メモ帳代わりに使うのは厳しいでしょう。

ガラケーで良くメールを書く・メモを取るという人にはカードケータイはあまりオススメしません。普通に物理テンキーのあるSH-01Jの方が安心して使えると思います。

SH-01JならLINEも出来る・アプリも追加可能

カードケータイKY-01Lで使える機能は、「電話」「メール」「電卓」「アラーム」「メモ帳」「ウェブブラウザ」「カレンダー」などがあります。

とても基本的な機能ならばカードケータイでも使えるのですが、”上記にあるアイコンがカードケータイに出来るほぼすべて”というレベルであり、これ以上の機能を求めてはいけません。

一方で、AndroidケータイであるSH-01Jならば、LINEアプリがプリインストールされていたり、非公式ながらアプリを追加することも不可能ではありません。

関連記事:ドコモガラケー SH-01Jでアマゾンプライムビデオを見る方法(非公式)

カードケータイはタッチパネルには対応しているものの、ディスプレイがモノクロであること・電子ペーパーによる切り替わりの遅延に影響で、ウェブ閲覧も快適とは言えません。カードケータイのウェブ閲覧はおまけレベルです。

それに比べて、SH-01Jのディスプレイはタッチパネルには非対応ながら、テンキー部分が「タッチクルーザーEX」という機能を利用することで、パソコンのタッチパッドのようにカーソル移動・操作が可能になっています。

ガラケーでウェブサイト・ニュースを見る用途で使いたいのなら、カードケータイよりも折りたたみケータイのほうが100%使いやすいです。もちろんスマホやタブレットのほうがもっとネットを見るのなら有利ですけれど・・・

電池の持ちも圧倒的にSH-01Jが有利

ドコモのAQUOSケータイ SH-01Jは1800mAhの大容量バッテリーを搭載しており、連続待ち受けならば上記の通り10日以上の利用が可能です。

一方、カードケータイの電池容量はわずか380mAhであり、実際に使っていると最低でも2日に1回は充電しないと不安になります。

詳しくはKY-01Lレビュー記事にも書きましたが、カードケータイは従来の一般的なガラケーに比べて数分の1程度しか電池は持たないと考えてください。毎日充電する・モバイルバッテリーを持ち歩くなどの対処が出来るのならば軽量さ・薄さに特化したカードケータイの長所を優先するという考え方もありですが、「KY-01Lはスマホではなくケータイだから電池が長く持つはずだ」というのは間違いです。むしろ最新のスマホのほうが全然よく電池は保ちます。

また、折りたたみケータイのSH-01Jはユーザーによりバッテリー交換も出来ます。

予備電池(電池パック)もドコモで買えますので、いざという時に充電済みの電池に交換してすぐに利用を再開するという手法が可能です。最近のスマホで予備電池が使えるモデルは皆無になってきていますので、昔ながらのガラケーらしいテクニックが使えるSH-01Jは希少です。

☆「SH-01J用予備電池(SH44)」/2018年12月時点、2500円(税別)

まとめ

ドコモの最新ガラケーとして登場したカードケータイ KY-01Lは、本当に「通話専用」として考えるのなら常に持ち歩く・身につけていても苦にならないコンパクトさという、他のスマホ・ケータイにはないユニークな魅力があります。しかし、カードケータイの魅力はそこ(軽さ・薄さ)だけ、と言っても過言ではないでしょう。

「携帯は通話ができれば十分だ」という場合、スマホやタブレットとは別途通話専用に身に付けやすい携帯を欲しているのなら、カードケータイはピッタリです。

余計な機能をすべて削ぎ落とすことで最薄・最軽量を達成したカードケータイは特徴的ではあるものの、「FOMAガラケーのような使いやすさ」を求めるのなら、AQUOSケータイ SH-01Jへの買い替しかオススメ出来ません。

また、価格面でもAQUOSケータイのほうが有利です。

機種変更価格
(FOMAから買い替え)
カードケータイ
KY-01L
アクオスケータイ
SH-01J
本体定価 31,752円 31,104円
月々サポート -891円×24回 -1,296円×24回
機種負担額 月額432円
(総額 10,368円)
月額0円
(総額0円)

(2018年12月2日時点)

カードケータイに比べて数々の利点がある折りたたみケータイ SH-01Jのほうが、カードケータイより安いのです。

*最新価格は公式HPにて確認してください。

☆「ドコモケータイ SH-01Jの価格をみる
☆「ドコモカードケータイ KY-01Lの価格をみる」/ 2018年12月1日-2019年1月31日 オンラインサイト10周年 機種限定購入キャンペーン実施中

カードケータイの「軽量さ・薄さ」という魅力にに1万円の追加コストを払える + カードケータイは斬新な端末ですので、「面白いケータイを一度は使ってみたい!」というのならアリだと思います。

より詳しいカードケータイのレビューは以下の記事も御覧ください。

☆「[実機レビュー]ドコモカード携帯 KY-01Lの良いところ・不満点、出来ること/出来ないこと 全まとめ

それ以外のドコモガラケーユーザーには、無難に使えるSH-01Jへの機種変更を推奨します。

なお、ドコモのFOMAプランユーザーがカードケータイ・AQUOSケータイ SH-01Jに買い換える場合はプラン変更が必須となりますので、料金プランについて詳しく知りたい場合は以下の記事も参照ください。

☆「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション」/本体価格の部分以外はKY-01Lも選べるプランは全く同じです

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ドコモガラケーレビュー カードケータイKY-01Lと折りたたみケータイ SH-01Jを使い比べ
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