NTTドコモは2019年3月20日より、2018年モデルのフラッグシップモデル iPhone XSおよびiPhone XS Maxシリーズを新規契約・乗り換え(MNP)契約向けに一括値下げを実施し、定価12万円超の最新モデルを6.48万円~で買えるように価格変更を実施しました。
本変更により、先行して値下げされていた廉価モデル iPhone XR (一括2.6万円~)を含めて、新規契約(乗り換え含む)であれば現在ドコモから発売されているすべてのiPhone (with用を除く)が一括値引き価格で買えることになりました。
学生・若者に圧倒的シェアを誇るiPhoneながら、2018年モデルでは販売価格が高くなりすぎて流行に敏感なユーザーすら買うのを戸惑う出費が必要となっていましたが、「学生のスマホデビュー用にiPhoneを」と考えていた家族は、選べる選択肢が増えたことになります。
(左から4.7インチ・5.8インチ・6.5インチサイズのiPhone )
ただし、端末購入サポートによる値引きを考慮してもモデルによって販売価格にかなり差がありますので、予算と使う目的によって購入するモデルと容量(ストレージ)を選んでください。
新規購入時のドコモiPhone価格一覧
モデル | 容量 | 本体定価 | 割引後価格* |
【2017年モデル】 iPhone 8 (4.7インチ) |
64GB | 88,766円 | 一括19,440円 |
【2018年モデル】 iPhone XR (6.1インチ) |
64GB | 98,496円 | 一括25,920円 |
128GB | 104,976円 | 一括32,400円 | |
256GB | 116,640円 | 一括44,064円 | |
【2018年モデル】 iPhone XS (5.8インチ) |
64GB | 128,952円 | 一括64,800円 |
256GB | 147,096円 | 一括82,944円 | |
512GB | 171,720円 | 一括107,568円 | |
【2018年モデル】 iPhone XS Max (6.5インチ) |
64GB | 141,912円 | 一括77,760円 |
256GB | 160,056円 | 一括95,904円 | |
512GB | 184,680円 | 一括120,528円 | |
[docomo with]
iPhone 7 (4.7インチ) |
32GB |
42,768円 | — |
*2019年3月20日時点税込み、割引には一括値引きの端末購入サポートのほか、対象機種は「OLS スペシャル特典」分の値引きも含んでいます。他にもさまざまな割引やクーポンを使うことで負担額を減らすことも可能ですので、すべてのiPhone情報は「
ドコモ公式 iPhoneの最新情報・割引キャンペーンページ」をご覧ください。
なお、iPhone 8の256GBモデル・iPhone 8 Plusはドコモ公式サイトではすでに販売を終了しています。
購入時に端末購入サポート割引を適用する場合、12ヶ月以内に回線の解約・停止・機種変更等の変更を行うと、高額な「割引解除料」が発生します。これは故障が理由で機種変更をする場合にもこの解除料発生は免れません(初期不良や正規修理での交換等は問題ありません。また、ドコモの契約が変らなければ白ロムでのSIM入れ替えなども問題ありません)ので、十分に割引条件を把握した上で利用をしてください。
☆「ドコモ 端末購入サポートの利用条件・解除料発生条件について」
最新モデルの上位機種 iPhone XS, iPhone XS Maxの場合は割引後の価格でも6万円~12万円程度の高額負担となりますので、契約には詳細審査が必要なケースがあります。
ドコモでは一般的な割賦販売法における審査だけでなく、高額なスマホ購入時にはドコモ独自基準の審査が実施されている可能性があります。
参考記事: 「iPhoneXSの分割審査が通らない?年収が少ないと10万円以上のローン不可になる可能性」
ドコモの契約審査に通らなかった場合は当然iPhoneを購入することは出来ませんので、学生の入学・進学・卒業に合わせてiPhoneの購入を考えているのなら、代金を分割ではなく一括払いにすれば購入が出来るケースもありますので、早めに申込みをして審査に通らなかった場合の対処方法を考えられる時間を確保しましょう。
ドコモの学割(2019)は5月31日まで
ドコモの一括値引き対象のiPhoneシリーズを学割を使って購入すると、基本料金+機種代金込みで月額負担1,628円~という格安購入が出来ます(iPhone XR 64GB、最も安いプラン料金を選んだ場合)。
通常であれば端末購入サポートを使うと月額値引き(月々サポート)により割引が無くなり、基本料金プランの負担がそのまま支払額にのしかかってきますが、学生であれば学割を使うことで、月々の負担も安くなる特権があります。この学割値引きは「docomo with」の割引とは重複しないため、学割を使える条件を満たしているのであればiPhone 7ではなくiPhone 8やiPhone XR、そして今回新しく端末購入サポートの対象になったiPhone XSシリーズを購入したほうが絶対にお得です。
学割を使わない機種変更で安く済ませたいのならiPhone 7を購入することで同じく月額維持費を308円~にすることが出来るものの、割引の特性を理解して、上手く使い分けて節約をしましょう。
解説記事:ドコモ契約注意点 docomo withと学割とウェルカムスマホ割は併用可能?強力な割引の罠を解説
今年のドコモの学割およびドコモのウェブ手続き限定値引き(ドコモオンラインショップスペシャル特典)は2019年5月31日で終了予定です。過去数年に実施された学割キャンペーンでは期間を延長するケースはありませんので、お得に買える時期を逃さないように注意してください。