2016年秋モデルのiPhone7/7 Plusの販売価格はおよそ8万円~12万円という非常に高価なスマートフォンとなっていますが、通信回線とセットで購入する3大キャリア(au・ドコモ・SB)での「実質負担額」は会社によってことなり、さらに「契約種別(新規/MNP/機種変更)」によって差がつけられています。
ドコモでは非常に珍しく、iPhone7シリーズについては「新規・機種変更・MNPすべての契約で月々サポートが同額」という価格設定がされており、MNP転入でのメリットが一見少ないかのように思われましたが、やっぱり今年も他社からの乗り換え優遇が実施されています。その一つが、およそ8ヶ月ぶりに復活を果たした【ドコモにチェンジ割】です。
新しいドコモにチェンジ割は、9月14日~2017年1月9月までにドコモに他社からの乗り換え(MNP)契約をする際、iPhone7/iPhone7 Plusを購入して指定プランに加入すると、開通月から最大12ヶ月間において月額料金が850 円割引されます。1年分でトータル10,200円割引されるこの割引は「MNP専用」となり、新規・MNPよりも安くiPhoneを買うことが可能となります。
適用される指定プランは、カケホーダイ(カケホライトも可)+データプラン各種という、いわゆる「月サポ適用条件」と同じようですね。もちろんシェアオプションでの子回線もOKです。
1年分で10,200円、8%税込みで11016円分の値引きに相当します。これに、「iPhone7/7Plus用割引クーポン」で5400円引き、下取りで他社のiPhone6 64GBを出せば22000円相当引き(期間限定1200円増額)、MNPの場合は家族まとめて割もシェアにさえ入れば1回線でも5184円引きになります。
これを組み合わせると、iPhone7 128GBモデルを買う場合の実質負担はいかのように計算されます。
iPhone7 128GBモデル | 本体価格 93,960円 |
月サポ | 最大-55,728円 |
チェンジ割り1年分 | 最大-11,016円 |
クーポン値引き | -5,400円 |
iPhone6下取り | -22,000円相当 |
まとめて割 | 最大-5,184円 |
実質負担 | マイナス5,368円 |
*月サポは標準以上のプラン加入増額分含む。下取りのiPhoneは画面割れ・ジャンク状態だと査定が下がることがあります。
下取り分が大きく効いているということもありますが、他社で2年前のiPhone6シリーズへ乗り換えをした方はドコモに戻ってくると128GBモデルのiPhoneも実質0円以下で購入が可能という計算になります。
☆「ドコモ iPhone7 128GBモデルの在庫・価格ページ」
MNPではなく普通の新規ではチェンジ割の1万円分・まとめて割の適用条件も変わってきます(小容量プランが対象変更)。他社では月額割引が機種変更の場合に低く設定されているので、ドコモニシェアグループを持っているのならそこに戻すのも良いでしょう。
*上記試算に利用したクーポン・下取りの1200円増額はオンラインショップのみと特典です。この他にもiPhone購入に適用出来るキャンペーンはたくさんあります。