2018年10月25日に発売開始となるドコモ2018年冬モデル最強スマホ Galaxy Note9 SC-01Lのタッチ&トライに参加して実際に利用してみた感想・評価と、旧モデル Galaxy Note8 SC-01Kを1年間使ってきたユーザー視点からNote8→9への進化点・買い替えのメリットを考察、そして予約/購入キャンペーンの価格比較を詳しく解説していきます。
ドコモモデル のGalaxy Note8 SC-01Kからちょうど1年でのモデルチェンジとなったGalaxy Note9は、外観に大きな違いはないものの内部・スペックや機能の仕様は結構変わっています。
細かい解説を見る前に、先に予約しておきたい人はこちら(予約・キャンセル手数料等ありません。1週間取り置き可能) → ☆「ドコモ公式HP Galaxy Note9 SC-01L」/ 2018年10月23日事前購入手続き開始、25日発売予定
Galaxy Note8とNote9のスペック進化点
2017年モデルのGalaxy Note8と2018年モデルのGalaxy Note9は外観はよく似たモデルであり、旧モデルのNote8も2017年末時点では最強クラスを誇るスペックを持った超高性能スマホでした。
管理人はNote8を実際にメイン端末として利用していますけれど、現時点でも2018年発売モデルの多くのスマートフォンに引けを取らない名機として気に入っていますが、新モデル Galaxy Note9は正統後継機らしく、Note8で不満・物足りなかったポイントがいくつか改善された「完成形モデル」へ進化しています。
数値で判る主な変更点
項目 | 2018年モデル Galaxy Note9 SC-01L |
2017年モデル Galaxy Note8 SC-01K |
ディスプレイ | 6.4インチ | 6.3インチ |
CPU | SDM845 | SDM835 |
RAM/ROM | 6GB/128GB | 6GB/64GB |
サイズ | 縦:162 mm 横:76 mm 厚さ:8.8 mm 重さ:201グラム |
縦:163 mm 横:75 mm 厚さ:8.6 mm 重さ:190グラム |
カメラ | 12MP+12MP スーパースピードデュアルピクセル F1.5/2.4 絞り自動切り替え(広角) F2.4(ズーム) |
12MP+12MP 広角+ズームデュアルカメラ F1.7(広角)/F2.4(ズーム) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,300mAh |
電池の持ち* | 約130時間 | 約115時間 |
通信速度 | 下り最大988Mbps | 下り最大788Mbps |
生体認証 | 虹彩認証 顔認証 指紋認証 (Intelligent Scan対応) |
虹彩認証 顔認証 指紋認証 |
*ドコモの測定基準よる、実際の利用可能時間。他機種との電池の持ち比較ランキングはこちら。
Galaxy Note9では上記のように外観上の違いは少なくても、中身は結構進化していることが判ると思います。
ディスプレイサイズは極限までフレームを削ぎ落とし、わずかにパネルの仕様が変更されることで、本体の縦横サイズはほぼ変わらないまま0.1インチだけアップしていますが、実際にNote8とNote9を2台並べでもしない限りは、ほとんど使い勝手(手で持った感触・操作性)は変わりません。
(左がNote9, 右がNote8)
2台を並べて見ると、パッと見はそっくりですが、じっくり比べると「下部ベゼルの太さ・フロント上部インカメラ横のセンサー(?)レンズの位置」が違うことが判ると思います。
他にも、SIM/micro SDカードホルダーもちょっとだけ違います。
Galaxy Note8用のSIMホルダーの方がほんの少しだけ小さく、Note9のパーツをNote8に差し込もうとすると奥まで入りません。
本体の重量がおよそ10グラムほど重くなっていますが、これは従来機種に比べて2割も大きなバッテリーを積んだ影響が一因だと思われます。Galaxy Noteシリーズはもともとポケットに入れて持ち歩くにはやや厳しい大画面サイズでありましたので、この程度の差であれば少しくらい重くなっても構わないから電池持ちがアップするほうが嬉しい、と感じる人のほうが多いかと思われます。
ドコモのACアダプタ06を利用時で、急速充電により約120分でフル充電が可能とされています。
一般的な利用状況(ディスプレイの点灯時間・操作時間・通信、通話を含む)を想定した実利用可能時間ではおよそ1割の利用可能時間がアップしています。Galaxy Note8の電池の持ちも悪くはありませんでしたが、大画面のパネルで消費する電池消耗が大きめでした。その点をGalaxy Note9ではより大きな電池を採用することで利用体感を向上させています。
新たに搭載されたSnapdragon 845は835に比べて発熱しやすい傾向にある(関連記事:[実機チェック]スナドラ845は発熱しやすい?Xperia XZ2 SO-03Kで連続動作時のパフォーマンス・温度変化を分析)と同SoCを採用した多数のスマホを使って感じていますが、Galaxy Note9ではウォーターカーボンクーリングシステムを搭載し、Note8に比べて21%の冷却性能がアップしているとのことです。
2018年モデルの「動く絞り」が魅力
2018年夏モデルのGalaxy S9/S9+から採用された、スーパースピードデュアルピクセルカメラがGalaxy Note9へも継承されました。
画素数は12メガピクセル+12メガピクセルのまま変更はありません。しかし広角側のメインカメラは撮影時の明るさを感知してF値が1.7↔2.4へ切り替わることで最適な明るさになるように物理的な調整がされます。
手動で絞り調整したい場合は「プロ」モードで設定することが出来ます。
Galaxy Note8でも夜景やライトアップ撮影に非常に強いカメラでしたが、Note9は更に上の画質を期待出来ます(Galaxy Note8の写真作例はこちら)。
Galaxy Note9では本体のストレージが64GB→128GBへ2倍にアップしました(初期状態の空き容量は108GBほどあります。)。高画質な写真をたくさん本体に記録できることも魅力です。Galaxyのスマホカメラは本当に綺麗なので、ついついたくさん写真を撮りたくなってしまいますので、Note9なら安心して写真を撮りまくることが出来るでしょう(micro SDXCカードの利用も可能で、最大512GBまで対応)。
*Note9の写真作例は後日別途記事で追加予定。
大ボリュームのステレオスピーカー
これも2018年モデルでの大きな進化点として、Galaxy Note9では本体の上下にデュアルスピーカーを採用することで、Note8に比べて1.4倍もの大音量再生が出来るようになりました。
過去のGalaxyシリーズのスマートフォンのメインスピーカーは本体の下にあるスピーカー口のみから音が出ていたため、横置きにして動画を見る場合には音が偏って聞こえました。
Galaxy Note9ではより大画面で動画が楽しめるようになっていますので、スマホで動画を楽しむ人にとってはステレオスピーカー対応は日常的に新機種のメリットを感じられるポイントになるはずです。
Bluetooth対応のSペン
Galaxy Note8とNote9の大きな違いは、Noteシリーズ最大の特徴とも言える内蔵スタイラスペン「Sペン」にも現れています。
2機種のペンは少し長さ・太さも変更され、Galaxy Note9用のSペンをNote8に収納することは出来ません(無理に入れると取り出せなくなる可能性があるので試さないでください、とのこと)。
ペン先は0.7mm、筆圧は4096段階ということで書き味はNote8もNote9も全く変わりません。しかし、新機能の「Bluetooth対応」により、リモコンとしての機能が追加されました。
新Sペンでは、
・カメラのリモコンシャッター
・動画や音楽の再生・一時停止
・パワーポイントのスライド送り
・Chromeブラウザのページ送り
このような機能が、スマホから離れた位置から利用が出来るようになりました。
なお、Galaxy Note8の発売時に登場した「Steadtler Noris digital」も、Galaxy Note9で利用できることを確認しました。
Galaxy Note9では「DeX」機能によってHDMIケーブル一本でスクリーン・ディスプレイにスマートフォンの画面をデスクトップパソコンのように表示させ、このプレゼンアプリにSペンのリモコン機能を組み合わせることで、PC要らずでもビジネス用のプレゼンテーションが可能になります。
Galaxy Note8と9の価格比較
ドコモではGalaxy Note8およびGalaxy Note9の販売価格において、機種変更と乗り換え(MNP)では割引が異なります。以下では既存ドコモユーザーと他社から乗り換える場合の両パターンを比較します。
機種変更の場合
機種変価格 | Galaxy Note9 SC-01L |
Galaxy Note8 SC-01K |
本体定価 | 5,265円×24回 (総額126,360円) |
5,265円×24回 (総額126,360円) |
月々サポート | ▲-1701円×24回 (最大40824円引き) |
▲-2079円×24回 (最大40824円引き) |
実質価格 | 3,564円/月額 (総額85,536円) |
3,186円/月額 (総額76,464円) |
*月々サポートの適用には条件があります。詳しくは「NTTドコモ-月々サポート」を参照下さい。
機種変更でGalaxy Noteを購入する場合、2017年モデルと2018年モデルの価格差は9,072円です。しかし、この価格差は予約キャンペーンによりひっくり返りますので、機種変更ならばNote8よりもNote9のほうが安く買えます。既存のドコモユーザーであればGalaxy Note8を買うメリットはありませんので、新型のNote9を選びましょう。
MNP(乗り換えの場合)
MNP価格 | Galaxy Note9 SC-01L |
Galaxy Note8 SC-01K |
本体定価 | 5,265円×24回 (総額126,360円) |
5,265円×24回 (総額126,360円) |
月々サポート | ▲-2,403円×24回 (最大57,672円引き) |
対象外 |
一括値引き | — | 購入サポート ▲110,808円 |
実質価格 | 2,862円/月額 (総額68,688円) |
一括15,552円 |
他社からの乗り換えでGalaxy Noteを買う場合、Galaxy Note8 SC-01Kに対しては一括11万円の値引きが適用されることによって、Note9に比べて5万円も安く購入できる「ドコモ 端末購入サポート」が利用できます。
上記で紹介したとおりGalaxy Note 9のほうが各種のポイントで優れた性能・新機能が追加されていますが、Galaxy Note8も十分に高性能ですので、節約重視という人はGalaxy Note8 SC-01KをMNP購入したほうが賢いでしょう。
☆「NTTドコモ-Galaxy Note8 SC-01Kの価格・スペック詳細」
予約購入で9,999円ポイント還元
ドコモ向けGalaxy Note9 SC-01Lの発売に伴い、Galaxy Mobile Japanでは事前予約をした上で期間中に購入したすべてのユーザーに対し、9,999円相当のdポイントをプレゼントします。
予約対象期間:2018年10月17日13時~2018年10月24日
(オンラインでは事前販売のため2日前まで)
購入対象期間:2018年10月25日~2018年11月18日
(オンラインの場合は23日の事前購入から対象)
応募期間:2018年10月25日9時~2018年10月30日23時59分
応募にはドコモで予約した際に割り振られる予約番号および購入した機種のIMEI(端末固有識別番号)などの情報が必要となります。
ポイントは2018年12月下旬頃より付与され、付与月から48ヶ月の有効期限の通常ポイントとなります。
このポイント還元を考えると、機種変更時の負担額はGalaxy Note9のほうがGalaxy Note8より安くなるという設定になりますので、ドコモユーザーは必ず予約をしましょう。
☆「ドコモ公式HP Galaxy Note9 SC-01L」/ 10月23日より事前購入手続き開始
SC-01Lの予約キャンペーンの詳細・応募は以下のページから受け付けています。
☆「https://www.galaxymobile.jp/discover/event/docomo2018note9/」
オンラインで買えばさらに5,184円還元
2018年11月30日までの期間、ドコモの公式ストアでGalaxy Note8およびNote9などの対象機種を注文・購入すると、もれなく5,184円値引き・還元が受けられます。
さらにオンライン注文では契約事務手数料・頭金・送料(総額2700円以上)もすべて無料となり、店頭で購入するよりも金銭的・時間的な節約メリットが多数あります(参照:[初心者向け]ドコモオンラインショップで機種変更をするメリットとお得度・便利度を比較)。
予約特典・オンライン限定特典・事務手数料無料優待を活用し、Galaxy Note9 SC-01Lを安く入手したい人は以下の購入手続き解説を参照下さい。