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NTTドコモおよびauの2019年冬モデルとして発表された新機種 Galaxy A20(SC-02M/ auモデルはSCV46)は、他のラインナップとは異なる、「ガラケーからの買い替え需要向けスマホ」です。

Galaxy A20は、ハッキリ言ってドコモやauが現在販売している他のスマホに比べて性能は低めですが、ドコモでの販売価格はガラケー機種よりも安く、auでは2022年3月・ドコモでも2020年代半ば以降に予定される3Gサービス(CDMA 1X WIN/FOMA)の終了に備えた、携帯利用者の受け皿的ポジションになる端末として2019年11月1日(SC-02M)より発売開始されます。

Galaxy A20の実機デザイン・外観

以下が実際に購入したGalaxy A20のドコモ版、レッドカラーの写真です。

レッドカラーの場合、背面・横側まで真っ赤です。背面はツヤのある樹脂系のパネルで、高級感はあるとは言いませんが(なにせ2万円のスマホですし)すっきりとしたデザインです。本体左下(ディスプレイ面を上にした場合)にはストラップホールがあり、特に他社スマホのようにカメラレンズが飛び出ていない点が良いです。

レンズ・カメラのフレームも、ほとんど飛び出ていませんので、ケースや保護ジャケットを使わなくても平坦な机に置いてもガタガタ揺れることがありません。

スマホ本体には3.5mmの有線イヤホンが利用できるジャックがあります。最新の上位スマホではワイヤレスイヤホンしか使えないスマホも増えましたが、Galaxy A20は従来どおりのイヤホンが使えます(もちろんBluetooth接続のイヤホンも使えます)。

5.8インチという大きなディスプレイではありますが、片手でもそれなりに持ちやすいサイズ感だと言えるでしょう。本体重量が151グラムと軽いため、持ちやすく感じるのかもしれません。

Galaxy A20の処理性能・Antutuベンチスコア

Galaxy A20には「Exynos 7884B」というCPUが搭載されています。このチップは最新の最高峰モデルのものに比べると処理能力は低いながら、日常操作程度ならば十分にスムーズに行えます。

メモリー(RAM)は3GB、ストレージ容量(ROM)は32GBです。これも決して大きな容量というわけではありませんが、3~4年前の格安スマホだともっと小さな容量のモデルもありましたので、スマホでたくさんゲームを遊んだりしなければ特に問題ないでしょう。

Galaxy A20 SC-02MのAntutuベンチマークスコア(スマホの処理性能を数字で表示できるアプリ)は、およそ11万点でした(ver 8.0.2で実測したもの。Terracottaヴァルカンという項目はメモリ不足で測定不能との表示)。

Antutuのアプリを起動中に表示されるアニメーションはカクツキが目立ち、処理能力が足りていない印象があります。ゲームを沢山遊びたいのであればExynos 7884Bでは不満に感じるかもしれません(大半のゲームが快適に遊べる水準のスマホがほしいなら、ドコモならSDM670を搭載した「Pixel 3a」以上のスマホをオススメします。Xperia Ace/AQUOS sense3はGalaxy A20と大差ないです)

ドコモSC-02Mはどの携帯電話よりも安い!

2019年10月時点において、NTTドコモでは3台の折りたたみ携帯電話機種+1台のカード携帯(およびカメラレスの法人携帯)を販売しています。

一般的なスマートフォンと携帯電話端末の価格では、パソコン並の高性能な処理能力・デジカメ並のカメラを搭載したスマホのほうが値段は高く、シンプルなガラケーのほうが安いのは当然のことです。


(9月にドコモで購入したiPhone11 Pro。12万円支払いました)

ドコモでは2019年6月より、「月々サポート」/「端末購入サポート」といった機種購入補助が適用されなくなっているため(*一部「端末購入割引」は利用可能)、スマホを買う場合にも携帯電話端末を買う場合にも、機種代金が直接的に利用者の負担としてのしかかるようになりました。

ドコモの高性能スマートフォンは8万円~10万円程度、最先端のiPhoneだと10万円を優に超える代金が掛かります。

性能が高いスマホを買えば高い代金になるのは仕方がないこととしても、ドコモの現行ガラケーはおよそ3万円の価格に設定されています。

携帯電話の価格は昔なら「実質0円」や「一括0円」で機種変更出来るものも存在しましたが、本来の携帯電話本体価格は、やはりそれなりのお値段に。スマホよりは性能が低い折りたたみ携帯であっても割引がない状態では、3万円よりも安く提供することは難しいでしょう。これはドコモに限らず、auでもソフトバンクでも似たような価格設定になっています。

キャリア 機種名 本体代金
ドコモ arrowsケータイ F-03L
購入レビューはこちら
31,680円
AQUOSケータイ SH-02L
購入レビューはこちら
31,680円
SH-03L(法人携帯) 30,096円
P-smart P-01J
購入レビューはこちら
31,680円
カード携帯 KY-01L
購入レビューはこちら
31,680円
au GRATINA KYF39 32,400円
INFOBAR xv 41,039円
かんたんケータイ KYF38 32,400円
ソフトバンク AQUOSケータイ3 29,520円

(2019年11月1日時点、税込)

このように、2019年時点で販売されている4G(LTE)対応のケータイは、どのモデルを選んでも3万円くらいであり、特別に安く買える機種はありません。

2019年時点でもまだ各社の3G専用ガラケーを使っている方の多くは「電話機能とメールさえあればほかはどうでもいい。とにかく安い機種が良い」というユーザーが多いようです。しかし、どの最新携帯電話を選んでも機能は似たりよったりで、「機能が少なく安いガラケー機種」はドコモにもauにもソフトバンクにもありません(しいて挙げるならソフトバンクの4G対応プリペイド携帯「Simply」は1万円以下で買えます)。

このような各社のガラケー端末の価格設定が行われる中で、Galaxy A20はガラケーより安く、なんと2.1万円で発売されます。

ドコモのSC-02Mは、2019年10月時点で販売中のすべてのデバイスの中で2番めに安い商品です。ちなみに一番安いのはキッズ携帯です。つまり、「ドコモで安い機種」を探しているのなら、Galaxy A20を選ばないのならもう子ども用携帯しかない、というほどに、Galaxy A20の価格は突出した激安設定になっています。

Galaxy A20は2万円でも充実した機能性

冒頭で「Galaxy A20は他機種より性能が低い」と書きました。

しかし、Galaxy A20は決して”使えないスマホ”ではありません。

Galaxy A20は大容量の3000mAhの電池を搭載するため、電池の持ちは他のスマホよりもむしろ長持ちです(パネルの解像度・処理性能が低いため、消耗が小さいから)。

しかもしっかりと防水・防塵性能、おサイフケータイにも対応しています。いわゆる「格安スマホ」とされる端末ならば1~2万円くらいで買えるスマホもたくさん選べる時代ではありますが、防水対応&おサイフケータイ対応という最新スマホが(特殊な割引無しで)2万円というのは、なかなか無いレベルです。

FOMAからの買い替えなら「はじめてスマホ割」適用

Galaxy A20の端末代金が安くても、「スマホは料金プランが高い」という印象があると思いますが、FOMA携帯電話からの買い替えであれば、「はじめてスマホ割」によって、最大1年間は月額料金もガラケーより安くすることも可能です。

ここでFOMAガラケーから、Galaxy A20 SC-02Mに機種変更した場合と、2019年最新折りたたみ携帯 arrowsケータイ F-03Lへ機種変更した場合の最安料金を比較してみましょう。

SC-02M機種変更条件:定期契約あり+通話オプションなし+ドコモ利用の家族3人以上+ギガライト+ドコモ光スマホセット割+端末代24分割+はじめてスマホ割適用

料金内訳 月額負担(税別)
基本料金 ギガライト
~7GB:5,980円/月
~5GB:4,980円/月
~3GB:3,980円/月
~1GB:2,980円/月
通話オプション 無し
(従量制)
家族割引 みんなドコモ割
▲1,000円引き/月
ネット割引 ドコモ光セット割
~7GB:▲1,000円引き/月
~5GB:▲1,000円引き/月
~3GB:▲500円引き/月
~1GB:割引対象外
はじめてスマホ割
▲1,000円引き/月
(最大12ヶ月)
ギガホ割 対象外
機種代金負担 Galaxy A20 24分割
810円/月×24回
月々の支払い総額
(機種負担込み)
データ量に応じて、1年目
~7GB:3,790円
~5GB:2,790円
~3GB:2,290円
~1GB:1,790円
(2年目上記+1000円)

より詳細なシミュレートは公式サイトの計算ツールをご利用下さい。

つづいて、2019年10月の新ケータイプランでF-03Lへ機種変更した場合の料金です。

F-03L機種変更条件:定期契約あり+通話オプションなし+ケータイパック+端末代24分割

料金内訳 月額負担(税別)
基本料金 ケータイパック
100MB
1,200円/月
通話オプション 無し
(従量制)
家族割引 対象外
ネット割引 対象外
はじめてスマホ割
対象外
ギガホ割 対象外
機種代金負担 携帯本体代金
1200円/月×24回
月々の支払い総額
(機種負担込み)
月額2400円~

このように、スマホ契約時にたくさんの割引を適用出来る条件を整えてやると、ドコモのXiケータイを買うよりGalaxy A20 SC-02Mのほうが初期費用も維持費も安くすることも不可能ではありません

ケータイパックでは100MB(0.1GB)のデータ容量が含まれて1200円。スマホプラン(ギガライト)ならばその10倍の1GBが使えて月額980円~です。

2年間の契約(24分割残債を完済)を継続した場合の合計金額で比較しても、

・Galaxy A20でスマホデビュー(1790×12+2790×12)=54,960円
・arrows F-03Lでケータイプラン利用(2400×24)=57,600円

となり、最安料金で維持すればGalaxy A20のほうが機種代金+料金プラン総額で安くなるのです(オプション加入がなく、基本料金内で収まる利用時の簡易計算の場合)。

ただし、上記計算でシミュレートしたように、「家族割引」/「ネット割引」/「はじめてスマホ割」などを使えない場合・たくさんのパケットデータ通信容量を使いすぎてしまうとスマホプランは料金が高くなるので、どちらを選ぶべきかは利用者次第です(特にドコモ利用者の家族が居ない場合は、みんなドコモ割特典値引きが使えないのでガラケー維持のほうが良いかもしれません)。

これからもずっと折りたたみ携帯で、同じ使い勝手のまま使いたいというのならドコモのXiガラケータイプへ、スマホへの買い替えを厭わないのであればGalaxy A20からスマホデビューをしてみて、機能に物足りなさを感じるようになったらもっと高級なスマホ・高性能なスマホに買い替えていくのがオススメです。

スマホデビューも安心のガイドブック付き

Galaxy A20をドコモオンラインで購入すると、「かんたんガイドブック」というフルカラーの大きなパンフレットが同梱されています。これを見れば、初めてスマホを使う人も、いちからスマホの操作・機能を勉強出来ます。

すでにスマホを使いこなしている人だと「当たり前過ぎる操作」である、キーボードの文字入力や、キーボードの切り替えまで、Galaxy A20 SC-02Mに合わせた解説があります。

電話のかけ方・メールの送り方・LINENの使いかたも載っています。また、別途ドコモが作成している「まるわかりBOOK」という冊子もオンライン購入するとついてきますので、併せて参照すればスマホデビューの手助けになると思います。

公式ページ 期間* 割引額
ギガホ割
~未定 新料金プラン
月額1000円引き
最大6ヶ月適用
はじめてスマホ割
はじめてスマホ割
~未定 他社利用者OK
スマホデビューで
1000円×12ヶ月
値引き上乗せ
対象機種購入特典
限定特典
CPに依る [対象機種限定]
対象機種購入で
各種特典・
プレゼントあり
その他特典多数
ドコモの下取り
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[購入レポート]ドコモガラケーより安いスマホ Galaxy A20 SC-02M 料金プラン込みでも携帯電話より安くなる最安モデル
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