最安月額280円から追加できるドコモの格安プラン「docomo with」対応機種の人気モデル Galaxy Feel(SC-04J)と、同じくドコモの小型モデルとして根強い人気が続く2016年冬モデルスマホ Xperia X Compact(SO-02J)を使い、同じ景色・対象を撮影してカメラ機能のチェックをしてみましょう。

ドコモのパンフレットには「撮りたい写真を設定いらずで簡単に」というフレーズで書かれているGalaxy Feel。2017年モデルの超ハイスペックモデルのカメラ機能を数値データで比べると見劣りはするものの、実用レベルでちゃんと使えるの?というところが気になるところですので、Galaxy Feelを買う時にカメラが使い物にならないとツマラナイな、と迷っている方は参考にしてみてください。

*2018年12月現在、SC-04Jのドコモ公式サイトでの販売は終了しています。カメラ性能もアップした後継モデル Galaxy Feel2 SC-02Lが登場しています → Galaxy Feel2 SC-02Lの実機レビューはこちらから

Galaxy Feelのカメラスペック

まずは実物写真をみてもらう前に、カメラのスペックデータをチェックしておきましょう。

機種 Galaxy Feel
SC-04J
Xperia X Compact
SO-02J
メインカメラ
画素数
16メガ 23メガ
サブカメラ
画素数
5メガ 5メガ
F値(メイン) 1.9 2.0

メインカメラの画素数はXperia X Compactに比べて大きく下回っていますが、レンズの明るさを表すF値は1.9とちょっと有利なGalaxy Feel。この数字だけ見ても何の比較になりませんけれど、一応このような仕様になっています。

*以下の画像はクリックすると無加工(モザイク修正/トリミング処理のみ)写真が拡大されます。ファイルデータ容量が大きい(1枚あたり4~7MBくらい)ものもありますので、スマホやタブレットなどモバイル回線を使ってご覧の方はギガ減少(パケット消費)に注意してください。画像を大きくしないと細かい違いは分からないので、パソコン・タブレットなど大画面ディスプレイでご覧になることをオススメします。

撮影はすべてオートモード(Xperia X Compact「プレミアムおまかせオート」・Galaxy Feel 「自動(エフェクト無し)」)の手持ち撮影、解像度はそれぞれ最大の設定にしています。

 No.1 Galaxy Xperia
ISO  320  640
SS  1/17秒  1/32秒

まずは屋内で展示されたクラッシクカーを撮影したものです。どちらもほぼ同じ場所・同じ角度から撮影した写真ですが、Xperiaのほうが明らかに広角(広い範囲が1枚の写真に収まる)になります。

Galaxyのほうがやや赤みのある色調で、温かみのある写真に。色合いの調整はどちらが良いというものではありませんが、好みは分かれそうです(色調は撮影時にフィルターで調整することも可能)。

サイズが小さい状態ではどちらもピントが合っているように見えると思います。しかし、シャッタースピード(SS)が遅く設定されているため手ブレがしやすくなってしまい、拡大するとGalaxyの方はわずかにブレが見られます。1/17秒ならまだ手持ちでも頑張ればボケずに撮れるとは思いますけれど、油断すると失敗写真が増えやすくなってしまうかもしれません。

 No.2 Galaxy Xperia
ISO  80  50
SS  1/33秒  1/50秒

お次はとても明るいホールに展示された車の撮影です。今度はGalaxy Feelのほうが非常に明るく、綺麗な色調に調整されています。こちらでも上下左右、Xperiaの方が広い範囲が写っていることがよく分かると思います。

実際の現場の明るさはどちらかというとXperia X Compactくらいの見た目の照度です。よりリアル(現実の明るさに近い)なのはXperia、しかし写真としてきれいに見えるのはGalaxyの方でしょう。

 No.3 Galaxy Xperia
ISO  200  800
SS  1/17秒  1/25秒

3枚目のサンプルはふたたび暗めの環境で、内部から光る電灯オブジェを撮影してみました。ちょっと撮影の角度が違ってしまいましたが、そこはスルーするとして・・・

Galaxyの方はISOが低めに設定され、明るい電灯もくっきりと見えるように調整されました。一方のXperiaでは背景の建物・照明まで明るくくっきりと見える反面、☆マークの中にある「T」の文字の下あたりが明るすぎるようにも見えます。

 No.4 Galaxy Xperia
ISO  40  40
SS  1/151秒  1/160秒

4枚目は逆光気味の屋内にて、たくさんのディスプレイパネルを組み合わせて作られた地球儀を。この撮影でISOは同じ・シャッタースピードも似たものになりました。

やはりXperiaのほうが全体に青味がかっており、Galaxyのほうが見た目に綺麗な写真に調整されています。地球儀部分を拡大してみるとコントラストもGalaxyのほうが強めに感じられます。

 No.5 Galaxy Xperia
ISO  160  125
SS  1/25秒  1/32秒

最後は普通の室内で撮影した観葉植物。十分に明るい照明下で撮影したものであるため、どちらもブレることなく綺麗に撮れていると思います。

さて、ここまでは多少の調整による差は見られますが、どちらのカメラも日常のカメラ撮影では微々たる差といえるでしょう。しかし、次の一枚はちょっと差が出ました。

 No.5-2 Galaxy Xperia
ISO  2000  3200
SS  1/10秒  1/8秒

先程の5枚目と同じ部屋で、照明をぎりぎりまで落として撮影してみました。

どうやらGalaxy Feelの最大ISO設定は2000までのようで、これ以上の感度を上げることが出来ないようです(プロモードでは800までしか選べない)。

一方のXperia X Compactでは最大ISOは3200まで。さらにシャッタースピードもわずかに長く設定されたため、画像は明らかにXperiaのほうが綺麗に明るく写っています。

ここで拡大した写真を見てみましょう。

もし同じ画素数の写真であれば、ISOが大きければ大きい方がノイズが大きくなるものですが、Galaxyが16メガピクセルに対しXperiaは23メガピクセルです。ISOを上げてもまだXperia X Compact SO-02Jのほうがノイズも少なく見えます。

明るい場所であればGalaxy Feelでも十分に綺麗な写真が撮れますが、暗所での撮影であれば高性能カメラを搭載したXperia X Compactに及ばないでしょう。

今回の撮影ではすべてスマホ任せのオートモードで写真を撮りましたが、Galaxy Feel SC-04JとXperia X Compact SO-02Jにはそれぞれ設定を細かく変えられるマニュアルモード(プロモード)があります。

まずはXperiaのマニュアルモード画面がこちらです。

フォーカス・SS(シャッタースピード)・EV(露出量)・WB(ホワイトバランス)の4項目を設定できます。

一方、上記のGalaxy Feelのプロモードにはシャッタースピードの設定がありません。Galaxyではいわゆる長時間露光撮影が出来ないので、夜景・花火撮影など特殊なシーン撮影にはちょっと弱いかもしれません(夜景モードはありますが、これは手撮りレベルでの短いシャッタースピードに設定されます)。

Xperiaの場合は最大1秒までのシャッタースピードが設定可能です。ただし、他のスマホでは1秒以上(ZenFone3では最大32秒まで)といった撮影もできますので、特別にXperiaが三脚を使った特殊撮影したい場合に向いているスマホというわけでもありません。

上位モデルのGalaxy S8/S8+であればシャッタースピードの調整も可能となり、もっときれいな写真が撮れます。個人的にはGalaxy Feelでもスマホカメラとしてであれば十分なレベルにあると思いますが、価格より写真画質を重視するのなら最新モデルの購入をオススメします。

☆「ドコモ Galaxy S8/S8+, Feel 選べるスマホ特集

まとめ

・Galaxy FeelでもXperia X Compactでも十分な照度環境なら綺麗な写真が撮れる
・メインカメラはGalaxy FeelよりXperia X Compactは広角なレンズである
・極度に暗い環境ではXperia X Compactのほうが綺麗に撮れる
・Galaxy Feelのプロモードは限られた項目しか設定できない

[追加情報]

・第2世代 Galaxy Feel2ではカメラ性能が更に向上
Galaxy Note9/S9+のようなデュアルカメラではない

カメラ性能以外のもっと全体的な機能比較を見たい方は、下記のページを参考にどうぞ。

☆「[比較検証]機種変更 端末購入サポートのXperia X Compact SO-02Jとdocomo with SC-04Jはどちらがお買い得か?

irumo
[レビュー]Galaxy Feel SC-04Jのカメラ性能を実機でチェック 逆光・室内・暗い場所で撮り比べ

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