スマートフォンで天体観測も出来る時代になりました。

シャープのカメラ機能強化スマートフォン「AQUOS R6 SH-51B」を使って、星空を綺麗に撮る方法を解説します。

ドコモスマートフォン AQUOS R6は、カメラの一流ブランド LEICA(ライカ)がカメラのレンズ・画質調整・センサーの開発を協業で行っており、従来のシャープ製スマホとは別次元のキレイな写真が撮れるようになっています。

AQUOS R6を使えば風景や食事、人物、ペットの撮影など、日常的なカメラ撮影は誰でも簡単に優れた写真を撮ることが出来るとされていますが、AQUOS R6の特徴である「1インチの大型センサー」を最大限に活かした撮影シーンとして、今回は星空撮影に挑戦してみました。

普通のスマホでは難しいスマホでの星空撮影

出し惜しみをせず、早速AQUOS R6で撮ることが出来る星空写真を見ていただきましょう。

上記の写真画像は、AQUOS R6で実際に撮影したものです(画質はウェブサイト用に圧縮・縮小しています。オリジナル画質はもっと綺麗です)。撮影場所は都心部であるため、肉眼では街明かりの影響で星がポツポツと数個程度見える程度ですが、AQUOS R6を使えば眼では見えない無数の星を撮ることが可能となります。

街明かりの無い奥地や標高の高い場所の星がキレイなスポットに行けばAQUOS R6でなくても星空を撮ることは可能でしょう。しかし、都心部の明かりがある場所でも上記のように星をたくさん撮ることが出来るスマートフォンは、かなりの高品質・プロ向けの設定が出来る機種に限られます。

AQUOS R6では従来のスマートフォンよりも圧倒的に大きな「1インチセンサー」を積んでおり、ほんの小さな弱い光の星空を捉えることが可能になっています。

ただし、AQUOS R6で星空を綺麗に撮る・キレイな画像に仕上げるには、少し準備と設定が必要です。

AQUOS R6で星空を綺麗に撮る方法

AQUOS R6で星空を綺麗に撮りたい場合には、三脚(あるいはスマホを固定出来るスマホホルダーや台)が必要です。

 

手でスマホ本体を持つ状態では街明かりの多い場所での星空撮影はやや困難ですので、三脚を用意するところから始めましょう。

今回利用したのはアウトドアブランドのコールマンが作った、折りたたみ・リモコンシャッター機能が使える小型三脚です。AQUOS R6本体よりも軽い、わずか182グラムのトラベル用三脚です。

☆「Coleman スマホ三脚 Selfie Multi Stand

このスマホ三脚を使うと、スマホを真上に向けて固定することも出来ます。

コールマンの三脚は最大80センチくらいの高さまで伸ばすことも可能ですが、上記のようなスマホを上に向けるためには重心がずれて三脚を高くすると倒れてしまうため、短い状態のままで撮影する必要があります。

そしてBluetoothのリモコンをAQUOS R6と連携させれば、カメラシャッターを押すためにスマホ本体に触れる必要がなくなり、ぶれない写真を撮ることが可能となります。

星空撮影は「ナイトモード」または「マニュアル」で

街中で星空を撮るためには、AQUOS R6のモード設定を「ナイト」または「マニュアル写真」に設定します。

 

ナイトモードに設定した場合、手持ちか三脚(固定)利用の状態をスマホが自動で判定し、シャッター時間が自動設定されます。スマホをしっかり三脚に固定された状態にしていれば、30秒のカウントダウンで撮影が実行されます(EXIF的には7秒表記)。

今回の撮影テストではナイト撮影の三脚モードを利用していますが、マニュアルモードでシャッター時間を固定(最長5秒)でもある程度の暗さ・星空が見えている状態なら、星を写すことが可能です。

街明かりの「光害」は編集で画質調整

星空を撮影する場合、一般的なデジタルカメラの場合であっても、撮影後の画像加工がほぼ必須です。

特に街の明かりが多い都心部での撮影時には、肉眼では暗く見えてもスマホ写真では画像全体が白っぽくなってしまうことがあります。

光害が多い場所で撮影した場合は、スマホの画像編集アプリやパソコンで明るさ調整をしてやると、星が際立って見えるようになります。

上記はAQUOS R6での撮影した写真のビフォア・アフターです。編集前は長いシャッター時間を設定したことで全体が薄白く写っていますが、コントラストを強調・色調を調整することで、キレイな星空を再現出来ます。

カメラレンズ・センサーの特性として中央部分が明るく、周辺光量がやや落ちて暗くなってしまいますが、これはさすがに小さなスマホのカメラ・レンズの限界ということで・・・星空に詳しくない管理人には何の星・星座が写っているのかよくわかりませんが、AQUOS R6を使えば住宅地のど真ん中でもこのくらい星が写ります

上記の写真でもオリジナルの1/10以下のデータサイズに圧縮しています。オリジナルの写真画像はデータサイズが大きすぎて当ウェブサイトには掲載出来ません。ぜひ自分自身で撮影して、本来の画質を確認してみてください。

*AQUOS R6は星空撮影は出来ますが、ズームレンズが搭載されていないため、月面の撮影には向きません。月をアップで撮りたいなら別のスマホを買うことをオススメします(→ 月の模様が撮れるスマホカメラ比較)。

光害のない山奥や空気がきれいな季節・場所で撮影すれば、おそらく天の川も写ります(今回は都心部で撮影したため天の川は写っていません。都市部では高級デジタルカメラを使ったとしても、光害が強すぎて天の川はまず写りません)。

AQUOS R6を手に入れて、この夏は星空撮影に出かけてみましょう。iPhoneやこれまでのシャープ製スマホではまず撮れなかった、別次元の星空撮影を楽しめると思います。

☆「NTTドコモ公式サイト AQUOS R6の価格・割引情報をみる

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