NTTドコモは2021年3月26日より、新料金プラン「ahamo」(アハモ)の受付を開始しました。

これに伴い、APN設定情報も公開されました。

アハモではAPN設定不要な場合あり

ドコモからアハモプランへ変更する場合、これまで使っていたドコモのiPhone・スマートフォンを利用する場合において、APNに関する特別な設定が不要な場合があります。

 

対応の端末であればアハモのSIMカードを挿した時点で自動的にahamoのアクセスポイント名(APN)が設定されるため、ユーザーは特に何もしなくても利用が出来るようになります。

一方、自動でAPNが設定されない機種の場合は(SIMカードを挿入/プラン切り替え後に使えなくなった時など)、ユーザーが自分自身で設定を行います。

アハモのAPN設定手順

アハモのSIMカードを挿入しても通信・通話が利用できない場合は、

アクセスポイント(APN)を「spmode.ne.jp」に設定

とされています。APNの設定項目は、「名前」に任意の文字列(ahamoとしておけば良いでしょう)と、APNに「spmode.ne.jp」を入力して保存後、APNを選択します(その他のAPN設定欄は変更不要)。

APNの作成・設定方法は機種ごとに異なるため、設定方法がわからない場合はドコモサイトおよびメーカーサイトを参照ください(一般的には[設定]→[モバイルネットワーク]→[詳細設定]→[APN]といった手順でメニューを表示させられます)。

☆「ドコモ公式サイト:アクセスポイント(APN)の設定

iPhoneの場合は通常自動で設定が行われますが、初期設定がされていない場合は下記を参照してアクティベーションを行います。

☆「ドコモ公式サイト:iPhoneのアクティベーション・初期設定

APN設定/アクティベーション/開通手続きを正しく行ったのになお繋がらない場合には、一度電源を切る→再起動・機内モードのオン→オフを試してみましょう。

アハモではドコモの通常スマートフォンと同じspモードの設定方法が案内されていますが、spモード決済など一部ドコモと同じサービスが使えなくなるものがあります。また、ドコモのメールアドレスも使えなくなります。

APNを正しく設定しても使えない場合の対処法

APN・プロファイルを正しく設定してもアハモで繋がらない場合、利用端末がアハモでは使えない機種の可能性もあります。ドコモでは「アハモ対応機種」としてオンライン販売を行っていますので、ウェブで対象機種の購入・SIMカードの再発行が推奨されます。

特にドコモ以外が販売した古いスマートフォン・タブレット端末などではSIMカードを挿入・APN設定をしても接続が出来ない可能性もあります。

☆「ドコモ公式サイト:アハモ対応機種を購入する手順

アハモをすでに契約してしまった場合は、一度ドコモプランに戻して機種変更→アハモへ戻すことでドコモ公式サイトからiPhone12や格安スマホを買えます(2021年5月まで)。古いSIMカードを利用中の場合、アハモでは繋がらないトラブルが発生する可能性があるため、プラン変更前の手続きが推奨されています。

ドコモとアハモではサービス内容が大きく異なり、店頭でのサポートも行われません(→2021年4月より、1回3,300円の有料サポートが始まっています)ので十分に注意してください。

アハモ(ahamo)のAPN設定方法を公開 spモード設定手順