iPhoneSEの影響？Androidスマホも4インチ人気 AQUOS compact SH-02HやXperia Z5C SO-02Hが上位に

スマートフォンのディスプレイ巨大化に歯止めをかけるアップルの新型モデル「iPhoneSE」が発売された影響か、ドコモのオンラインショップ上ではコンパクトなスマートフォンが注目を集めているようです。その中でも高性能かつ価格的に優遇されているシャープのAQUOS Compact SH-02HとソニーのXperia Z5 Compact SO-02Hが人気になっています。

3月27日-4月2日付けの「ドコモオンラインショップ」の週間売れ筋ランキングで、トップはSH-02H,2位がSO-02Hです。この2機種は非常に良く似たサイズです（詳しいスペック比較は「ドコモのコンパクトスマホ SO-02HとSH-02Hを比較 どちらを買うべき？」を参照下さい）。スマートフォンの性能・機能はところどころ違うのですが、どちらもかなりの高性能機種であることは間違いなく、クチコミ評価もかなり高めで安定したモデルです。

コンパクトさを比較

SH-02Hは4.7インチ・SO-02Hは4.5インチのディスプレイを搭載しています。iPhone SEの4.0インチに比べれば大きく、むしろiPhone6/6sのサイズに画面の大きさは近いのですが、本体のサイズはiPhoneSEに近く、本体におけるディスプレイの占有率を高めてコンパクト差を実現しています。SH-02HではiPhoneに比べて1000mAhも大きなバッテリーを搭載にしているにも関わらず、重さは8グラムしか差がありません。

25歳以下ならXperia,機種変更ならAQUOSが安い

2016年4月時点で適用できる割引にSH-02HとSO-02Hで違いがあります。「U25スマホ割」と「春のおとりかえ割」の適用範囲と値引き額に違いがあるため、購入条件に合わせてお得な機種が異なってきますので、どちらか迷っている場合は「25歳以下ならXperia Z5 compact、それ以外の機種変ならAQUOS Compact」をオススメしたいです。その根拠は以下のテーブルを見るとわかるはず。

定価は5000円ほどXperia Z5 compactの方がお高いのですが、機種変更で最大限に割引を適用させると2台とも同じ価格で買えるということになります。「U25スマホ割」と「春のおとりかえ割」は、Android機種の場合は併用が可能です（iPhoneは併用不可になるなど、複雑な条件があるので詳しくは各機種の個別適用条件を確認してください）。

U25スマホ割を使えない人が機種変更する場合、お取り替え割を適用できてもSO-02Hの方が1万円高くなります。もちろん機種・機能が気に入ってSO-02Hを選びたいのならご自由に選べば良いのですけれど、SH-02Hはお取り替え割が強化されているので、お得感はSH-02Hの方が強くなるように調整されています。

iPhone SEとAndroidスマホの機能差

iPhone SEはiPhone6sと同じ最新のCPUが搭載されたため、とても高性能です（関連記事：Antutuベンチスコアは12万超　iPhone5sと比較）。しかし、Androidスマホとは大きく異なる機能もあります。

SO-02H,SH-02Hにあって、iPhoneには無い機能として「テレビ（ワンセグ）」・「防水・防塵」・「おさいふケータイ」の3種類があります。iPhone SEには「Apple Pay」に対応する機能はありますが、国内ではApple Payで支払えるショップがまだありません。この3機能は日本メーカー製のスマホであればほぼ標準装備されるようになりました。しかし、iPhoneでは使えないため、コンパクトモデルが使いたくて、この機能を重視したいならSO-02H, SH-02Hのどちらかを選ぶと良いです。

iPhoneとXperia, AQUOSではかなりデザインもサイズも異なりますが、実質価格はかなり近い値段になりますので、あとは用途に応じて細かく比較してみましょう。

☆「ドコモ iPhone SE詳細ページ」

☆「ドコモ AQUOS Compact SH-02H詳細ページ」

☆「ドコモ　Xperia Z5 compact SO-02H　詳細ページ」

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