2019年最新のソニー ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3の詳細なサイズ・大きさを知りたいという人向けに、イヤホンとケースのサイズ実測値を紹介します。
ソニーのWF-1000XM3は「完全ワイヤレスイヤホンの中で最高峰のノイズキャンセリング性能」の機能を持つ、非常に希少な特徴を持つアイテムとして売り切れ続出となるほどの爆発的ヒットを記録しているところです。
しかし、実際にWF-1000XM3を買って使っている身としては、たしかにノイズキャンセリング性能も音質、電池の保ちも満足できるレベルではあるものの、多くのユーザーが気になる点として「イヤホン・ケースがデカイ」という弱点もあります。
WF-1000XM3は一般的な他社の完全ワイヤレスイヤホンに比べて明らかに大きく、イヤホンの本体も充電ケースも、一回りも二回りも大きなものとなっています。
しかし、ソニーの公式サイトにはイヤホンのケース・サイズに関しては具体的な数字による大きさが書かれていないようです。
公式スペックデータ:https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM3/spec.html
公式サイトにサイズに関して記載されているのは「8.5グラム×2個」という、イヤホン部分の重さくらいです。
実用レベルの高いノイズキャンセリング性能・1回の充電でNCオンでも連続6時間音楽再生が出来るという長持ちな電池を搭載するためには仕方がない部分もありますが、持ち歩くことが前提のアイテムとしてポケットに入る・耳につけていても気にならないサイズ・装着感は大切でしょう。
また、耳への装着感は利用するイヤーチップによっても大きく密閉感・安定感が変わります。
WF-1000XM3に同梱されている通常のイヤーチップとハイブリッドイヤーチップも良いのですが、こだわりのあるユーザーはイヤーチップを付け替えて利用したいという方もいらっしゃるでしょう。
管理人もイヤーチップは「Comply T-200」に交換済みです。値段は高いのですが、通常のイヤーチップよりも遮音性が高く、ノイズキャンセリングをより効果的に実感出来ます。
ただ、このような純正以外のイヤーチップはノズル部分の直径・長さによって利用できる製品が異なり、違うサイズを買ってしまうとチップが嵌まらない・緩くて抜けてしまう可能性がありますので、しっかりとサイズを確認してから購入したい場合には、下記の測定結果を参考にしてみてください。
WF-1000XM3ケースのサイズ
イヤホンの充電器を兼ねているケースの長辺は約78.9mmです。手のひらに十分乗るサイズです。
充電ケースの奥行きは約53.9mmでした。
充電ケースの厚みはおよそ28.7mmです。標準的なワイシャツの胸ポケットにも入りますが、かなり盛り上がって見えるはずです。
ケースのみ(イヤホンを入れていない状態)の重量は約75グラムでした。これも一般的なワイヤレスイヤホンのケースに比べて重めです。
ケースに傷がつくのが嫌だ、持ち運びやすいようにポーチのようなものを購入するのであれば、ぴったりサイズのアイテムを探すのが良いと思います。
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WF-1000XM3の本体詳細サイズ
続いてイヤホン本体のサイズ測定結果です。
イヤホンの一番長い横辺は約30.0mmです。耳の大きさ次第では真横(SONYのロゴが水平)に装着すると外耳に当たってしまう場合があるかもしれません。その場合は少し斜めに装着しても安定感は高いままなので、向きの調整も重要です。
イヤホンのボディ部分(ノズル部分を除く)の厚みは14.5mmほどあります。この厚みが耳から外に飛び出すことになりますので、防寒用の耳を覆う帽子やイヤーマフと併用する場合には、イヤホンが当たってしまう可能性があります。
イヤーチップを固定するためのノズル部分の直径は約4.6mmです。このノズルには中央に段差があります。
ノズルの段差部分は最大直径5.1mmほどになります。この部分の引っかかりがイヤーチップ選びの重要なサイズです。
ノズル部分の長さは約4.0mmでした。一般的なイヤホンチップの長さはそれほど大きく変わらないかもしれませんが、特殊形状の製品の場合は短い・長過ぎると安定感が落ちる可能性もあるでしょう。
WF-1000XM3に使えるイヤホンチップ
WF-1000XM3用の純正用チップとして、上記の2種類(左:ハイブリッドイヤーピースロング、右:トリプルコンフォートイヤーピース)が入っています。ほとんどの方に合うようサイズもS/M/Lと揃っています。
純正以外のイヤーピースでは、管理人の使っている「Comply(コンプライ) T-200」シリーズが利用可能です。
Complyの製品型番はシリーズのタイプを表す接頭のアルファベット(ここでは「T」)と、穴のサイズを表す数字の組み合わせになっています。
T-200のほか、Ts-200, TG-200なども使えるようです。
☆「Comply Ts-200」(丸形、アジアンフィット)
☆「Comply Tx-200」(耳垢ガード付き)
☆「Comply TG-200」(完全ワイヤレス用 トゥルー・グリップ)
この「200」は、穴の直径を表しているわけではないので注意してください。
WF-1000XM3のイヤーピース装着部分はやや細いようで、T-600だと抜けてしまいます。
一般的な交換用イヤーピースは「直径5-6mm」に対応したアイテムが多いようですが、前項で測定したようにWF-1000XM3のノズル直径は実測で約4.6mm-5.1mmですので、あまり大きな穴の製品は合わない可能性があります。純正以外の商品を付けたい場合は、十分にサイズに注意して選んでみてください。
*上記のデータは個人で測定したものであり、正確性を保証するものではありません。測り方による誤差・個体差もありますので、あくまで参考値として、純正製品以外の互換性は各販売メーカーへ直接お問い合わせください。