2023年10月25日に正式発表、2023年後半~2024年発売の最高峰ハイエンドスマートフォンに搭載されるSoC 「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3」(スナップドラゴン8 ジェネレーション3/型番 SM8650-AB)が使われているスマホ機種一覧・スペックとサービスの概要比較です(各スマホは発表され次第、順次追加していきます)。
「Qualcomm Snapdragon 8 Gen3」はその名の通り、CPU「Snapdragon」のうちで性能が高い「8」シリーズに属する新命名ルールの第3世代に当たります。
毎年ハイエンドのAndroidスマートフォンに歴代Snapdragon 8シリーズが搭載されてきました。
・2024年モデル:Snapdragon 8 Gen 3 (本ページで紹介)
・2023年モデル:Snapdragon 8 Gen 2
・2022年モデル:Snapdragon 8 Gen 1
・2021年モデル:Snapdragon 888
・2020年モデル:Snapdragon 865
・2019年モデル:Snapdragon 855
・2018年モデル:Snapdragon 845 ~
上記以外で高クロック版で派生モデルの「+」シリーズというチップもありますが、多くのスマホメーカー・ブランドがSnapdragon 8 Gen Xシリーズのチップを主要スマホに採用します。
「Qualcomm Snapdragon 8 Gen3」は主に2024年に発売される超高性能スマホが採用する見込みで、以下のメーカーが取り扱うことが確定しています。
・ASUS: Zenfone 11(?)/Zenfone11 Ultra発表済み/ROG Phone 8発表済み
・Honor:honor Magic 6 Pro発表済み
・iQOO:iQOO12 Pro/iQOO12 発表済み
・MEIZU:MEIZU12発表済み
・NIO (*中国のEVメーカーです)
・Nubia/ZTE:nubia Z60 Ultra発表済み
・OnePlus:OnePlus12発表済み
・OPPO:Find X7 Ultra発表済み
・realme:
・Redmi:K70 Pro発表済み
・RedMagic: RedMagic Pro 9/9 Pro+発表済み
・Sony:Xperia 1 VI発表済み
・vivo:vivo X100 Ultra
・Xiaomi:Xiaomi 14/Xiaomi 14 Pro/Ultra(発表済み)
Snapdragon 8 Gen 3は従来のチップよりもさらにCPU/GPUのパフォーマンスをアップ・電力消耗を抑え、生成AIを活用したクリエイティブ体験を向上させるものとしており、本チップを搭載したスマホを手に入れればあらゆるアプリ・ツールが快適に動くことが期待できます。
ページの目次
Snapdragon 8 Gen 3のスペック/仕様
スマートフォンの性能は搭載したSoCにより左右され、Snapdragon 8 Gen 3では歴代最高峰のパフォーマンスを発揮します。
性能向上の目安としては、1世代前(2023年)のハイエンド向け Snapdragon 8 Gen2に比べてCPU性能・GPU性能は30%以上高性能になっています。
(Xiaomi 14のハイライトより)
Snapdragon 8 Gen 3の”チップ”としてスペックは以下のとおりです。
Snapdragon8 Gen 3/項目 | 主な仕様 |
パーツナンバー |
SM8650-AB |
CPU | 最大 3.3GHz/Octa Core/64-bit |
GPU |
Adreno Frame motion engine 2.0 |
5Gモデム | Snapdragon™ X75 5G Modem-RF System |
通信システム | FastConnect™ 7800 |
写真 | 最大200MP |
プロセス | 4nm |
ストレージ | UFS4.0 |
*より詳しい仕様・実際のスマホでの対応はメーカーHPなどを参照ください。利用可能な機能はチップではなく端末/ソフトウェアにも依存します。
また、Samsungは「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy 」という独自カスタマイズモデルを採用している場合もあります。
Snapdragon 8 Gen 3搭載スマホ一覧
*以下、日本では未発表・未発売の海外モデルを含んで情報をまとめています。機種によってはグローバル展開時に同じ機種名でも違うチップを使うこともありますので、搭載CPUの情報は購入したいモデルの仕様を良くメーカー・販売サイトで確認してください。
Xperia 1 VI
ディスプレイ (解像度) |
6.5インチ (フルHD+) 有機EL |
生体認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /— |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.35インチセンサー (2層トランジスタCMOS) |
サイズ | 縦:162mm 横:74mm 厚さ:8.2mm 重さ:192グラム |
カメラ | 4800万画素 +1200万画素 (超広角) +1200万画素 (望遠/3.5-7.1倍) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM+eSIM |
充電速度 | — | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
RAM/ROM | 12・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
au:214,800円 |
Xperia 1 VIはドコモ・au・ソフトバンク・SIMフリーモデルが2024年6月より発売されます。16GB+512GBモデルはソニーストア限定です。
Zenfone 11 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (2400×1080) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証(画面内)+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
144Hz /2500nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.56インチセンサー (IMX890) |
サイズ | 縦:163.8mm 横:76.8mm 厚さ:8.9mm 重さ:226グラム |
カメラ | 5000万画素 +1300万画素 (超広角) +3200万画素 (望遠/3倍) |
バッテリー | 5500mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 65W | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68/IP65 |
RAM/ROM | 12・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
12+256:139,800円 16+512:159,800円 |
*海外発表時点のもの→日本向けモデルに更新しました。
2024年3月時点でスタンダードな「Zenfone11」より先に大画面モデル Zenfone 11 Ultraが海外で発表されました。日本での発売日は未定ながら、発売されることは確実です(公式サイトにJapanの文字があるため)。
Zenfone 11 Ultraはゲーミングモデル「ROG Phone 8」とディスプレイサイズ・本体サイズ・カメラ・バッテリーなどのほぼ同等(ただし一部デザイン等が異なる)。
日本では2024年7月3日発表、7月5日より発売されます。
ROG Phone8/Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (2400×1080) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
165Hz /2500nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.56インチセンサー (IMX890) |
サイズ | 縦:163.8mm 横:76.8mm 厚さ:8.9mm 重さ:225グラム |
カメラ | 5000万画素 +1300万画素 (超広角) +3200万画素 (望遠/3倍) |
バッテリー | 5500mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 65W | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 16・24GB/ 256・512GB 1TB・ |
価格帯 |
15万9800円~ |
*海外発表時点のもの→ 2024年5月15日、日本で正式発表されたため、日本版に表記仕様変更しました。
2024年1月9日発表されたASUSのゲーミングシリーズ「ROG Phone 8」(RAM16/24GB+ROM512/1TBをPro/Editionとする)は、日本でも発売される可能性が高いSnapdragon 8 Gen 3搭載モデルとなります。日本向けはおサイフケータイにもシリーズで初対応しました。
ROG Phone 8は従来機(ROG Phone7)よりも17%小さく、15%薄く、9%軽くなりました。背面のROGブランドのロゴは「Aura RGB」としてゲーミングモデルらしく光ります。
冷却用ファンパーツ「AeroActive Cooler X」を装着することで発熱をさらに防ぐ事が可能です。
バッテリー容量は5500mAhと大きめで、最短39分で充電できる高速充電(65W HyperCharge USB PD)にも対応しています。
海外での価格は1099.99ドル~に設定、日本向け価格は159800円~です。
☆「amazon.co.jp ROG Phone8 日本正規代理店モデル 」
Xiaomi 14 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.73インチ (3200×1440) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /3000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー (Sony LYT-900) |
サイズ | 縦:161.4mm 横:75.3mm 厚さ:9.2mm 重さ:224.4グラム (229.5/229.6g) 日本向け 219.8g |
カメラ | 5000万画素 (可変絞り) +5000万画素/5000万画素 (望遠 75mm/120mm) +5000万画素 (超広角/マクロ) |
バッテリー | 5300mAh /5000mAh |
SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 90W (ワイヤレス80W) |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 12GB・16GB/ 256・512GB 1TB・ |
価格帯 |
16GB+512GB 199,900円 (撮影キット付き) |
*重さはカラバリ/モデル(グローバル版か中国版か)によって異なります。価格は日本モデルに変更しました。
Xiaomiのフラグシップモデル最上位、Ultraシリーズの最新版は2024年2月下旬より中国で発売されます。
Xiaomi 14 Ultraは旧モデルに続いてLEICAのカメラ監修です。センサーは先代のIMX989からLYT-900へ変更され、F1.63からF4.0への可変絞り付き。2種類の望遠レンズと超広角まで、すべて50メガピクセルの高画質カメラを採用しています。
ディスプレイサイズ・解像度は旧型と同じながら、最大輝度が2600→3000nitにアップしています。
バッテリー容量も増え、ワイヤレスでも80Wという驚異的な充電速度に対応しています。有線では90Wで35分、ワイヤレスでも49分でフルチャージが可能です。
日本向け価格は199,900円にて2024年5月16日より販売されます。初期販売分にはフォトグラフィーキット(通常別売り22,000円)が各販売ルートで同梱無料プレゼントされます。
☆「amazon.co.jp Xiaomi 14 Ultra 日本語版」
IIJmioではMNP特価で179800円~
☆「IIJmio 公式サイトで最新情報・キャンペーン情報をみる」
各キャンペーン情報は記事執筆時点のものです。内容は変更されることがあるため、必ずIIJmio公式サイトで正しい情報をご確認下さい。
関連:Xiaomi 14 Ultraグローバル版実機レビュー
Xiaomi 14 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.73インチ (3200×1440) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /3000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.31インチセンサー |
サイズ | 縦:161.4mm 横:75.3mm 厚さ:8.49mm 重さ:223グラム (チタンモデル 230グラム) |
カメラ | 5000万画素 (可変絞り) +4000万画素/5000万画素 (望遠) +5000万画素 (超広角/マクロ) |
バッテリー | 4880mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 120W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 12GB・16GB/ 256・512GB 1TB・ |
価格帯 |
約10.2万円~ |
チタンスペシャルモデルは中国では16GB+1TBモデル(6499元≒約13.3万円)にのみ用意されています。
Snapdragon 8 Gen 3搭載したスマホとして最初に公式発表されたXiaomi 14 ProはCPU性能が+32%・GPU性能は+34%、AI性能は98%も旧モデルからパフォーマンスアップした最高級モデルです。
Xiaomi 14 Proの一番の特徴は、LEICA監修の最新センサー「光影猎人900 」と、1024段階で絞りを物理的に変更できるメインカメラです。
f/1.42~4.0まで変更できる絞りによって本格カメラのように光芒がある写真が撮れるとされています。
望遠レンズは焦点距離75mm相当(光学倍率約3.2倍)で、ポートレートモードとフォトモードで最適な設定が自動で適用されます(画素数が4000万-5000万画素へモードにより変更される仕様)。
日本では「神ジューデン」とも呼ばれる120Wの有線超急速充電では約18分でフル充電が可能、ワイヤレス50Wでも40分でバッテリーのフルチャージが完了します。
中国での販売価格は4,999元=およそ10.2万円からのスタートとなっており、Apple iPhone 15 Proに比べて圧倒的な安さをアピールしています。
なお、日本ではXiaomiのフラグシップProシリーズは発売されたことがないため(日本市場向けは廉価仕様のT Proのみ)、Xiaomi 14 Proの日本投入は期待薄です。
Officialサイト:https://www.mi.com/xiaomi-14-pro
Xiaomi 14
ディスプレイ (解像度) |
6.36インチ (2670×1200) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /3000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.31インチセンサー |
サイズ | 縦:152.8mm 横:71.5mm 厚さ:8.20mm 重さ:188グラム (ガラスモデル 193グラム) |
カメラ | 5000万画素 +3200万画素/5000万画素 (望遠) +5000万画素 (超広角/マクロ) |
バッテリー | 4610mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 90W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 8・12・16GB/ 256・512GB 1TB・ |
価格帯 |
約8.2万円~ |
Xiaomi 14もProモデルと同様にSnapdragon 8 Gen 3が搭載されます。
Proモデルに比べて一回り小さく、性能が抑えめ・機能がいくつか削られているものの、価格は8+256GBモデルなら10万円を切る高コスパハイエンドモデルとなっています。
Xiaomi 14ではディスプレイのベゼル(縁)が縦横それぞれ1.61mmと非常に細く、画面占有率の高いデザインとなっています。
メインカメラのセンサーはProと同じ「光影猎人900」を採用しており(可変絞りはありません)、旧モデル(Xiaomi13)に比べて80%もの光量アップとなっています。
中国での価格は8GB+256GB版の場合で3,999元~と割安です。
Honor Magic 6 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ (2800×1280) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /5000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.3インチセンサー |
サイズ | 縦:162.5mm 横:75.8mm 厚さ:8.9mm 重さ:PU 225グラム (ガラス229 g) |
カメラ | 5000万画素 +1億8000万画素 (2.5倍望遠) +5000万画素 (超広角) |
バッテリー | 5600mAh | SIMスロット | nano SIM×2/eSIM |
充電速度 | 80W/ワイヤレス 66W |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 12GB/512GB |
価格帯 |
約18万円~* |
*EU向けhonor Pad9バンドル版の場合。
2024年3月22日時点でDxOmark社のカメラテストでNo.1の評価を誇るhonor magic 6 proのグローバルモデルもSnapdragon 8 Gen 3搭載機です。
この機種は望遠カメラに180MPカメラを使うという珍しい仕様です。メインカメラも1インチセンサーでこそありませんが、F1.6-2.0の可変絞り対応となっています。
イートレンではグローバル版 先行予約特別パッケージを165,000円で予約受付を行っています。
Redmi K70 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.67インチ (3200×1440) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz /4000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.55インチセンサー |
サイズ | 縦:160.86mm 横:74.95mm 厚さ:8.21mm 重さ:209グラム (211 g) |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 (2倍望遠) +1200万画素 (超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 120W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 12・16・24GB/ 256・512GB 1TB |
価格帯 |
約6.8万円~ |
Xiaomiの”廉価ハイエンド”シリーズのRedmi K Pro最新作にもSnapdragon 8 Gen 3が使われています(ちなみにK70無印は8 Gen2/K70 SEはDimensityを使っています)。
iQOO 12 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (3200×1440) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート |
144Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.3インチセンサー |
サイズ | 縦:164.63mm 横:75.4mm 厚さ:8.58mm 重さ:210グラム (燃途 210グラム) |
カメラ | 5000万画素 +6400万画素 (望遠 光学3倍相当) +5000万画素 (超広角) |
バッテリー | 5100mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 120W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 16GB/ 256・512GB 1TB |
価格帯 |
約10.3万円~ |
2023年11月7日発表されたiQOOのスマートフォンにもSnapdragon 8 Gen1が採用されました。
iQOOのスマートフォンは日本で発売されたことがないため本機種も国内正規投入は期待薄ですが、10万円から買えるハイエンドゲーム特化機種となっています。
現地価格は16GB+256GBモデルで最安4999元に設定されており、2023年11月から発売されます。
iQOO 12
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (2800×1260) AMOLED |
生体認証 | 指紋認証+ 顔認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
144Hz |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.3インチセンサー |
サイズ | 縦:163.22mm 横:75.388mm 厚さ:8.10mm 重さ:203.7グラム 燃途 198.5グラム) |
カメラ | 5000万画素 +6400万画素 (望遠 光学3倍相当) +5000万画素 (超広角) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 120W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 12GB・16GB/ 256・512GB 1TB・ |
価格帯 |
約8.3万円~ |
iQOO12無印はProモデルに比べて少しだけ軽く、バッテリー容量が小さいモデルです。カメラ性能はProと同じ。ディスプレイサイズは同じですが解像度が少し下がっています。
最大の違いは、iQOO 12 Proのディスプレイ面はエッジがカーブしているのに対して、iQOO 12はフラットガラスになっています。
価格は最安3999元~。
公式サイト:https://www.vivo.com.cn/vivo/iqoo12/
Redmagic 9 Pro
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ (2480×1116) |
生体認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz/ 1600nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.57インチセンサー |
サイズ | 縦:163.98mm 横:76.35mm 厚さ:8.9mm 重さ:229グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 (超広角) +200万画素 (マクロ) |
バッテリー | 6500mAh | SIMスロット | nano SIM |
充電速度 | 80W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 8GB・12GB・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
12+256 109,800円 16+512 134,800円 |
*中国モデルの場合。別途Redmagic 9 Pro+というバッテリー容量5500mAh/充電速度165W対応のモデルがあります。
ゲーミングスマホのRedmagicシリーズの2023年モデルにもSnapdragon 8 Gen 3を使っています。高いタッチサンプリングレートと、排熱性能を高めた新型です。
なお、グローバルモデルの発表日は2023年12月18日が予定されています。
→日本でも2024年1月9日から事前登録→公式先行1月12日発売(通常販売1月23日)が決定しました。
*2024年6月、日本での正規販売は終了しました。
2024年4月12日時点、イオシスで未使用品(国内版)が107,800円~で販売中です。
vivo X100 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.78インチ (3200×1440) |
生体認証 | 顔認証 + 指紋認証 (画面内蔵) |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz/ 3000nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1インチセンサー (LYT-900) |
サイズ | 縦:164.07mm 横:75.57mm 厚さ:9.23mm 重さ:229グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 (超広角) +2億画素 (望遠/85mm) |
バッテリー | 5500mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 80W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP69+IP68 |
RAM/ROM | 12GB・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
12+256 約14万円~ |
*中国モデルの場合。
Xiaomi 14 Ultraと同じくLYT-900の1インチセンサーを搭載したvivoスマホのカメラ最上位機種 vivo X100 Ultraが2024年5月に発表されました。
本機種はメインカメラも優れていますが望遠にも2億画素・1/1.4″センサーを採用し、高いズーム性能を有しています。専用のカメラ撮影キットも用意されており、コンデジのような撮影体験を可能とします。
また、少し珍しい点として「IP69」という防水仕様に対応したとしています。IP69は「高温高圧洗浄に対する保護等級」とされ、ジェット噴射のような水しぶきにも耐えるという仕様です。
中国での現地価格は6499元~とされており、2024年5月より発売開始されます。
nubia Z60 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.8インチ (2480×1116) |
生体認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz/ 1500nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.49インチ IMX800 |
サイズ | 縦:163.98mm 横:76.35mm 厚さ:8.78mm 重さ:246グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 (超広角) +6400万画素 (望遠 85mm相当) |
バッテリー | 6000mAh | SIMスロット | nano SIM |
充電速度 | 80W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP68 |
RAM/ROM | 8・12・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
日本向け 8+256:99,800円 12+256:109800円 16+512:119800円 |
*グローバル版の場合。
Z60 UltraはRedmagic 9 Proと同様に、UDC(画面下に内蔵)のフロントカメラを採用することで画面占有率が高い、フラットなディスプレイを採用したモデルです。
カメラには結構力が入っており、メインの35mm 1/1,49インチセンサーに加えて超広角も1/1.55インチと大きめ。
グローバル版が日本からでも購入できるようになっています。国内向け発送開始は2024年1月上旬予定とされています。
グローバル版の対応バンドは以下のとおりです。
- NSA:n41/n77/n78(3.3~3.6GHz)/n7/n40;
- SA:n41/n77/n78(3.3~3.6GHz)/n1/n3/n5/n8/n28/n2/ n7/n40/n66/n38
- FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/ 26/28/66;
- TDD:B34/39/40/41/38;
- UMTS:B1/2/4/5/8;
- GSM:B2/3/5/8;
- CDMA :BC0
*2023年12月20日時点で日本向けの技適は通っていません。
日本向けの価格(香港から出荷)は99,800円に設定されています。
公式サイト:https://jp.nubia.com/products/nubia-z60-ultra
MEIZU 21
ディスプレイ (解像度) |
6.55インチ (2340×1080) |
生体認証 | 指紋認証 (画面内) |
リフレッシュレート/最大輝度 |
—/ 1100nit |
センサーサイズ(メイン) |
— |
サイズ | 縦:156.7mm 横:75.3mm 厚さ:7.9mm 重さ:198グラム |
カメラ | 2億画素 +1300万画素 (超広角) +500万画素 (マクロ) |
バッテリー | 4800mAh | SIMスロット | — |
充電速度 | 80W | おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP54 |
RAM/ROM | 8GB・12GB/ 256・512GB |
価格帯 |
約6.9万円~ |
*中国モデルの場合。
魅族21は現地価格は3,399元~という最廉価系の格安ハイスペックモデルです。Samsung製の狭額ベゼルディスプレイを搭載、背面カメラには2億画素の高画素カメラもあります。
Antutuスコアは2,230,55点を記録しています。
OPPO Find X7 Ultra
ディスプレイ (解像度) |
6.82インチ (3168×1440) |
生体認証 | 指紋認証 (画面内蔵) |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz/ 4500nit |
センサーサイズ(メイン) |
1インチセンサー |
サイズ | 縦:164.3mm 横:76.2mm 厚さ:9.5mm 重さ:221グラム |
カメラ | 5000万画素 +5000万画素 (超広角) +5000万画素 (望遠/65mm) +5000万画素 (望遠/135mm) |
バッテリー | 5000mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 100W (ワイヤレス充電50W) |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | — |
RAM/ROM | 12GB・16GB/ 256・512GB |
価格帯 |
約12.2万円~ |
*中国モデルの場合。
OPPOの上位モデル「Find X」シリーズで初めての”Ultra”を冠する最上級モデルが2024年1月12日より中国で発売されます。
本機種の目玉は新しいソニーの1インチセンサー「LYT-900」を搭載、さらに超広角・2つの望遠にも高画質なカメラを使い、ハッセルブラッド監修で写真機能に振り切ったモデルとなっています。
OPPO公式ソース:https://www.oppo.com/cn/smartphones/series-find-x/find-x7-ultra/
OnePlus12
ディスプレイ (解像度) |
6.82インチ (3168×1440) |
生体認証 | 指紋認証 (画面内蔵) |
リフレッシュレート/最大輝度 |
120Hz/ 4500nit |
センサーサイズ(メイン) |
1/1.4インチセンサー |
サイズ | 縦:164.3mm 横:75.8mm 厚さ:9.15mm 重さ:220グラム |
カメラ | 5000万画素 +4800万画素 (超広角) +6400万画素 (望遠) |
バッテリー | 5400mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 100W (ワイヤレス充電50W) |
おサイフケータイ | — |
CPU | Snapdragon 8 Gen3 |
防水/防塵 | IP65 |
RAM/ROM | 12GB・16GB・24GB/ 256・512GB・1TB |
価格帯 |
約8.7万円~ |
*中国モデルの場合。
OnePlus10周年モデルとなるハイエンドスマホがOnePlus12です。
ハッセルブラッド監修のカメラはメインにLYT-808センサーを搭載、6400万画素の望遠カメラは光学3倍相当+デジタル併用120倍ズームまで対応します。
ディスプレイはピーク最大輝度4500nitまで対応する非常に明るいパネルを採用しています。
Oneplus12には最大でRAM24GBのモデルが存在し、ゲーミングスマホ級のスペックとなっています。
Snapdragon 8 Gen 3の処理性能目安
2024年の主流ハイエンドモデルが採用するSnapdragon 8 Gen3を搭載したスマホは、前述の通り旧モデルよりも高い性能・パフォーマンスが期待できます。
ベンチマークスコア(Antutu)でSnapdragon 8 Gen 3の性能目安を表すと、以下のようになるはずです。
Antutuスコア (ver 10.x) |
搭載CPU/目安 |
200万点前後 |
Snapdragon 8 Gen3 /2024年の最高峰機種 |
140万~160万点 |
Snapdragon 8 Gen 2 /2023年の最高峰機種 |
100万~120万点 |
Snapdragon 8 Gen 1 /2022年の最高峰機種 |
80~90万点 |
Google Tensor G2 Snapdragon 888 /2021年のハイエンドクラス |
70~80万点 |
Google Tensor G1 Snapdragon 865 /2020年のハイエンドクラス |
55~60万点 |
Snapdragon 778・ Snapdragon 855 /2019年のハイエンドクラス |
40~45万点 |
Snapdragon 765 5G・ Snapdragon 695 5Gの水準 /2021-2023年のミドルクラス |
35~40万点 |
Snapdragon 690 5G /2021年のミドルクラス |
30~40万点 |
Snapdragon 480 /2022年のエントリーモデルクラス |
*数字は目安です。モデル・測定環境によって同じCPUを搭載していてもスコアが上下することがあります。
2023年の主流機種Snapdragon 8 Gen2の最高クラスが160万点ほどであったため、総合スコアで3割アップとして200万点くらいになります(Android用ver 10系統の場合。iPhone用やver 9以前とはスコアの算出方法が変わっているため比較は出来ませんので注意してください。参照:Antutuベンチマークスコア ver10とver9の数字換算・比較目安)。
コスパ重視でスマホを選びたい場合は、Snapdragon 8 Gen 3によって型落ちした2022年モデル Snapdragon Gen1搭載モデルを~今後安くなるであろうSnapdragon 8 Gen2を選ぶという手もあります。新型・最新性能に拘らず、十分に高い性能でお手軽価格まで値下がった旧型のセール価格も狙い目です。
Snapdragon 8 Gen3 搭載スマホ定価比較
日本国内で正規販売されている各ハイエンドモデルの定価を比較・まとめておきます。性能高めで割安な機種を知りたい/将来の値下げを待つ参考にしてみてください。
モデル | 定価* |
Xiaomi 14 Ultra | 199,900円 |
Xperia 1 VI | 12+256GB 189,200円 12+512GB 204,600円 16+512GB 218,900円 |
ROG Phone 8 Pro | 16+512GB 179,800円 |
ROG Phone 8 | 16+256GB 159,800円 |
Zenfone 11 Ultra | 12+256GB 139,800円 16+512GB 159,800円 |
Galaxy S24 Ultra | 12+256GB 189,700円 |
Galaxy S24 | 8+256GB 124,700円 |
Galaxy Z Flip6 | 12+256GB 159,700円 |
Galaxy Z Fold6 | 12+256GB 249,800円 |
*価格はそれぞれ発売時点、メーカーの直販サイト/大手量販店などの標準的な価格を定価として採用しています(キャンペーン値引きは含みません。オープン価格の製品はショップにより価格が異なる場合があります)。