発売から1ヶ月以上の品薄が続くiPhone 12 Proおよび最上位モデルiPhone 12 Pro Maxの2020年12月中旬～下旬にかけての入荷動向を解説します。
Appleの5G対応モデル「iPhone 12」シリーズは2020年10月に3つのサイズと4種類のモデルが発表され、先行して2020年10月23日に6.1インチサイズの「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」が発売、5.4インチの「iPhone 12 mini」と6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」が2020年11月13日に発売日を迎えました。
iPhone 12シリーズは国内3大携帯会社のau・ソフトバンク・ドコモのほか、SIMフリーモデルがアップルストア・ビックカメラ・ヨドバシカメラなどでも取り扱われていますが、上位機種の「Pro」シリーズは発売日以降品薄が続いています。
特に先行して発売されたiPhone 12 Pro（6.1インチ）で極端な品薄が続いており、2020年12月上旬時点でもまだ入荷が安定しておらず、歴代最高レベルの納品遅れが発生しています。
一方、発売からおよそ1ヶ月となる6.7インチモデルのiPhone 12 Pro Maxについては徐々に在庫が増えており、予約順番待ちの解消が進んでいます。
iPhone 12 Pro Maxは12月上・中旬に大量入荷
11月13日の発売日以降、在庫が十分にあるとは言い難い状態が続いていた最上位モデル iPhone 12 Pro Maxは、容量・色によって入荷時期は異なるものの、2020年12月のうちに予約順位が大きく進んでいることを観測しています。
例えば、ソフトバンクでは128GBモデルのパシフィック・ブルーの場合、12月上旬頃までに予約者のほぼすべての在庫が割当が進む見込みです（公式のオンラインショップで予約した場合に限る）。
容量別では、512GBモデルの場合には入荷までにやや時間を要しており、12月中に納品されない予約もありえますが、128GB/256GBモデルの品薄が解消するとされています。
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キャリア別で見るとソフトバンクは例年他社よりも入荷のスピードが早い傾向にあるため、他社向けモデルではiPhone 12 Pro Maxの在庫が十分に確保されるまでもう少し時間が掛かる（12月下旬～2021年1月以降を予想）可能性もあります。
また、アップルストアでもiPhone 12 Pro Maxの入荷は進んでおり、2020年12月上旬時点でいくつかの容量・色で都内店舗でのピックアップが可能となっています。
例えばアップル表参道の場合、iPhone 12 Pro Maxの在庫は
・128GBモデル：ゴールド/パシフィック・ブルー
・256GBモデル：パシフィック・ブルー
・512GBモデル：全カラー
上記モデルならすぐに受取可能となっています（在庫状況は随時変動します）。
一方で、iPhone 12 Pro(6.1インチ)は512GBモデルの在庫は余っていますが、128GB/256GBモデルの在庫がありません。
SIMフリー版は取り寄せをすれば2～3週間程度の目安となっています。
iPhone 12/iPhone 12 miniはほぼ品薄解消
デュアルカメラモデルのiPhone 12およびiPhone 12 miniの場合は生産が安定しているのか、発売日からすぐに予約なしで買えるモデルがあったり、予約待ちもほぼ解消しています。
auの公式オンラインサイトの場合、iPhone 12 miniは2020年12月時点ですべて予約なしですぐに買える在庫があります。
iPhone 12の場合はまだ一部カラー・容量で在庫が少ない場合があり、3キャリア共通してグリーンとホワイト、256GBモデルの入荷がやや少ない状態となっています。
iPhone 12 Pro（特に512GBモデル）は2020年12月中の入荷が間に合わないと見られるケースもあり、予約から2ヶ月近くも待っているユーザーが出ている状況です。
iPhone 12 Proの入荷が待ちきれないユーザーは、iPhone 12 Pro Maxに予約変更して待つか、iPhone 12・iPhone 12 miniの即納在庫の購入検討をおすすめします。
