新製品に関して完全秘密主義を貫くアップルとは異なり、自ら情報発信をしていくスタイルのGoogle製 2019年冬モデルスマートフォン “Pixel 4″と”Pixel 4 XL”の各種公式情報・リーク情報・予測情報について、日本で取り扱い・発売日・価格情報を中心に解説します(→正式な発表イベント日程が明らかになっています)。

アップルの2019年モデルiPhoneについて、2019年8月時点ではデュアル/トリプルカメラのデザインや5.8インチ・6.5インチ・6.1インチモデルのデザインは流出しているものの、まだ名前は「iPhone XI(11)」や「iPhone Pro」といった噂はあるものの、確定した情報はまだありません。

しかし、2019年冬モデルのGoogleスマホの名称は「Pixel 4」で確定しています。

Googleの公式Twitterアカウントがハッシュタグとして「#Pixel4」を用いており、新モデルの名称はPixel4シリーズになるのは間違い無いでしょう。

歴代のGoogleスマホでは”Nexus”シリーズもありましたが、現行のシリーズになってからは、

・Pixel、Pixel XL
・Pixel 2/ 2 XL
・Pixel 3/3 XL、 3a/3a XL

以上の3シリーズのハイエンド+1シリーズのミドルモデルが存在しており、2019年夏モデルとして投入されているプレミアムエントリーモデルのPixel 3aを除くと、毎年秋に通常サイズ+ビッグサイズの2台が提供されてきています。

(左からPixel 2 XL, Pixel 3a, Pixel 3)

この流れに従っても、どう考えても2019年冬モデルの名前は「Pixel 4/Pixel 4 XL」以外には考えられません。

Pixel 4/4 XLのデザイン詳細は?

2019年8月時点でGoogleが公式に掲載したPixel 4の画像より、従来の背面メインカメラ位置に四角形状のパーツが組み込まれ、マルチレンズモデルになることは確定しています。

カメラレンズは独立しておらず全体をガラスレンズで覆うようなデザインであり、フラッシュライト・センサーのようなものも画像から判別出来ます。

背面には指紋認証ボタンのようなものは見当たらず、顔認証が使えるようになる見込みです(詳しくは後述)。

本体の右側(ディスプレイ面を上にした場合)に電源ボタンと音量調整ボタンの物理キーがあることも公表写真から判ります。

ただ、この画像だけでは背面の様子しかわからないものの、その他の公開情報・リーク情報からフロントパネルのデザインも判明しています。

【追記】Pixel4/4 XL正式デザインが明らかに

2019年10月15日、ついにPixel 4/4 XLが正式に登場しました。

ほぼリークされていた通りの仕様です。

新色「Oh So Orange」も登場。オレンジは限定モデルとされています。

Pixel 4/Pixle 4 XLの正面(ディスプレイ)デザインは?

2019年8月時点において、まだGoogleはPixel 4の正面全体像は明らかにしていません。

しかし、フロント部分のカメラに関しては一部情報を公開しており、Pixel 4に関してはノッチ(凹)・ホールによる切込みディスプレイではなく、ベゼル部分にカメラ・センサーを埋め込んでいるデザインであることがほぼ確実です。

 

Pixel 4のフロント上部には、左から順番に

・顔認証用赤外線カメラ(左)
・フロントカメラ
・明るさ/接近センサー
・スピーカー
・「Soli」レーダーチップ
・顔認証用ドットプロジェクター
・顔認証用赤外線カメラ(右)
・顔認証用投射器

が埋め込まれます。Pixel 4では単純な顔写真を平面的に認識するのではなく、iPhoneのFace IDのように複数のセンサーを使うことで立体的に走査することで精度の高い顔認証システムを実現します。

「Soli」というのはGoogleが5年を掛けて開発したという新しいセンサーシステムの名称です。

ここで、”Pixel 4”に関しては上記のようにたくさんのセンサーをディスプレイよりも上の部分にたくさん並べて配置するデザインであることが判りますが、過去のPixel 3 XLはノッチデザインが導入されたこともあり、Pixel 4とPixel 4 XLが同じデザインであるかどうかはよく分かっていません

別のリーク情報として、海外のスマホアクセサリーショップが出している画像を見ると、上記のように画面の上にベゼルがある写真と、ベゼルレスデザインのように見える「Pixel 4」を掲載している物が見つかりました。
AliExpress.com Product – Luxury 3D Datura Flower Leather Wallet Phone Case For Google Pixel 4
例えば、上記の手帳型ケースでは公表されているPixel 4とほぼ全く同じカメラ・ディスプレイに、従来のPixelシリーズにも使われていたデザインに似た「4」の壁紙が表示されています。

しかし、下のようなデザインの画像を使っているメーカーもあります。
AliExpress.com Product – For Google Pixel 4 XLShock-resistant Crystal Transparent Back Slim Cover thin Protective bag

上記の写真も背面部分に関してはGoogleが公式リークしたデザインと同一のように見えますが、フロントパネルは上部のベゼルが無く、インカメラが無い?かのようなデザインのイラストを使用しています。これが「Pixel 4 XL」なのか、ただのイメージ画像なのかは不明です。

最新の技術ではカメラをボディ内に隠してポップアップさせる・ディスプレイパネル下にカメラを見えないように埋め込むということも出来るため、Pixel 4 XLと通常の4のデザイン・仕様が異なる可能性も無くはないのかもしれません(現在リークされている情報では、インカメラのラインが無いデザインは可能性は低そう=フェイク・アクセサリー作成段階のサンプルデザインである可能性が高い)。

ちなみに、上のケースではPixel 4の下面のデザインも掲載されています。

Pixel 4の接続インターフェイスはUSB Type-C、下に2つのスピーカーがあるようです。上部はマイクの穴のみで、Pixel 3aで復活した3.5mmイヤホン接続端子は再び廃止されます。

有線のイヤホンを使いたいのであればPixel 3aを選んだほうが良いでしょう。

関連記事:ドコモピクセル3a開封の儀&レビュー Pixel3と使い比べて物足りない部分・満足な部分

[公式発表]Pixel 4のフロントデザイン

事前の告知通り、Pixel 4のフロントデザインはノッチレスです。前項で一部海外アクセサリーメーカーが出していたベゼルレスデザインは仮データだったようで、Pixel 4も4XLもフロント上部にカメラを配置しています。

ディスプレイサイズについてはPixel 4は5.7インチ、Pixel 4 XLは6.3インチサイズ相当となります。

Pixel 4の新機能「顔認証+ジェスチャー操作」

Pixel4が顔認証に対応していることは、公式発表済みです。実際にPixelで顔認証およびジェスチャー操作をするイメージ映像をGoogleが公開しています。

Pixel 4の「Soli」レーダーにより手の動きを判別して、画面に全く触れること無く操作が可能になります。これは専用のチップを搭載していないと使えない機能であるはずなので、Pixel 3シリーズ以前のモデルではソフトウェアアップデート等がされても使えない、4シリーズだけの新機能です。

Pixel4はデュアルSIM(DSDV,DSDS)対応?

これまでに発売されたGoogle Pixelシリーズでは、海外モデルは通常のSIMカードスロットの他、「eSIM」に対応していました。海外版のPixel 2 XLやPixel 3は「Google Project-Fi」に対応しており、ある意味で「デュアルSIM」モデルでした。

しかし、日本向けの投入されたPixel 3/3 XLはeSIMを非搭載する代わりにFeliCaを搭載するという仕様に変更されて提供されました。

Pixel 4のSIMについては、海外向けモデルではeSIMによるDSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)・DSDV(デュアルSIM,デュアルVoLTEスタンバイ)が可能になるという噂が存在しますが、日本向けモデルでもデュアルSIM仕様のまま提供されるかどうかの公式情報は2019年8月時点ではありません。

[追加情報]日本向けモデルもeSIM搭載確定

Googleの公式サイトにて、日本向けモデルである「G020N」について、eSIM対応であることが明記されました。従って、Pixel 4/4XLでもDSDS利用が可能になる見込みです。

ただし、国内の通信サービスとしてPixel 4のeSIM向けプランが提供されるかどうかは別問題であるため、今後のeSIM向けサービスの拡大に期待です。

Pixel 4のSoC/CPUは?

2019年8月時点では公式のSoC/CPUチップとしてPixel 4シリーズに搭載されるモデルは明らかになっていません。

ただ、Pixelシリーズの秋モデルは発売時点でハイエンドモデル向けのQualcomm 8シリーズ(800番台)が毎回利用されています。

現時点の最新チップは「SDM855+」です。

「SDM855”+”」は2019年夏モデルの多くのハイエンドモデルスマホ(Xperia1, Galaxy S10/10+, AQUOS R3など)が搭載したSDM855よりも最大CPUクロック周波数が高い(2.96GHz)オクタコアCPUという仕様です。

Pixel 4に搭載されるCPUは最新のSDM855+か、夏モデルと同じSDM855のいずれかの可能性が非常に高いでしょう。

→(10/15追記)Pixel 4とPixel 4 XLのSoCはSDM855であることが確定しました。また、RAMは6GBにアップしています。

ちなみに旧モデルのPixel 2シリーズはSDM835、Pixel 3シリーズがSDM845、廉価版のPixel 3aはSDM670というSoCを積んでいました。


Antutuベンチマークのスコアで比較すると、

・Pixel 3a 16万点前後
・Pixel 3 30万点前後
SDM 855搭載モデル 35万点前後

このような処理の力の差が生じるため、Pixel 4にSDM855+またはSDM855が搭載された場合には、2018年モデルのPixel 3よりも20~30%程度高いCPU処理性能をPixel 4が持つことになると予想されます。

関連記事:4万円台になったPixel 3a搭載のSnapdragon670(SDM670)の実力は?Antutuベンチスコアやゲームの快適性

Pixel 4のバッテリー容量は?

2019年8月時点、Pixel 4のバッテリーに関する公式情報は未発表となります(→確定しました)。

Google Pixelシリーズは特別に電池の持ちを重視したスマホではなく、むしろ軽量さ・シンプルさを重視するために比較的大きな電池は搭載されてきませんでした。

従来のPixelシリーズの電池容量はそれぞれ以下の通りです(Pixel 4シリーズのデータを追加しました)。

モデル 電池容量
Pixel 4 2,800 mAh
Pixel 4 XL 3,700 mAh
Pixel 3a 3,000 mAh
Pixel 3a XL 3,700 mAh
Pixel 3 2,915 mAh
Pixel 3 XL 3,430 mAh
Pixel 2 2,700 mAh
Pixel 2 XL 3,520 mAh
Pixel 2,770 mAh
Pixel XL 3,450 mAh

*Pixel 2以前のモデルは日本では販売されていません。

このような容量になっており、ディスプレイの大画面化とともに少しずつバッテリーも大きくなっています。

スマホに搭載される電池は一般的に極端な薄型・小型デザインの場合は新しいモデルでも電池が小さくなることもあるため、”新しいスマホのほうが電池が大きい”とは限りません。

ただしPixel 4およびPixel 4 XLの電池は公開されているデザインを見る限り、Pixel 3aシリーズと同程度か、あるいはもう少し大きな容量に変更される可能性が高そうです。

また、Pixel 3/Pixel 3 XLは急速ワイヤレス充電(Qi)に対応しており、Pixel 4でもワイヤレス充電が使える可能性は高いものの、2019年8月時点では公式に発表された仕様はありません(→ Pixel 4もワイヤレス充電対応が確定しました)。

Pixel 4の日本発売日・取り扱いキャリア

2019年8月時点において、Pixel 4はまだ正式発表されていませんので、日本での発売日・取り扱いキャリア・モデルは一切公式情報はありません(→すでに最新情報を下記で追記しています)。

一方で、「新型のPixelが日本でも発売されそう」という予兆はあります

NTTドコモは2019年7月26日時点で、Goolge Pixel3およびPixle 3 XLの価格を改定し、どちらの機種も7万円に値下げをしました。

関連記事:[機種変更も対象]ドコモ値下げ 7月26日よりPixel3XLをSIMフリー定価13万円→7万円へ

携帯会社が古くなったスマホを値下げすることは珍しくありません。しかし、もともと9.5万円のPixel 3(64GB)と13万円のPixel 3 XL(128GB)を同じ値段にしてしまうというのは、やや常軌を逸しています。

また、ドコモでは同7月26日からPixel 3シリーズの購入者にオリジナルグッズの特典も付けており、「在庫処分を急いでいる」という印象を受けます。

なぜこのタイミングでドコモはPixel3を売り急ぐのか?思い描いたストーリーは、きっとみんな同じ(あるいはもう一種類くらい)でしょう。ちなみに、ソフトバンクではすでにPixel 3,Pixel 3 XLの販売は公式ストアでは終わっています。

2018年-2019年夏モデルでは、SIMフリーモデルのほかドコモ・SoftbankがPixelシリーズの販売を行いましたが、一部容量やカラーラインナップにも違いがありました。

例えば、Google Pixel 3には64GBモデルと128GBモデルが存在しますが、ドコモではPixel 3は64GBモデルだけ、Pixel 3 XLは128GBモデルだけの取り扱いでした。また、廉価仕様のPixel 3a XLはSIMフリーモデルとソフトバンクモデルがありますが、ドコモでは販売していません。

このことから、2019年冬モデルとしてPixel 4, Pixel 4 XLが国内向けに投入された場合には、SIMフリーモデルに比べてドコモ・ソフトバンクが扱うモデルが限定的である(あるいは取り扱いをしないモデルもある)可能性が残っています。

SIMフリーモデルが投入される可能性は非常に高いものの、キャリア向けモデルは売れ行き次第・メーカーとキャリアの契約次第でラインナップが変わることもある点を理解して正式発表を待ちましょう。

☆「ドコモ公式サイト Pixelシリーズの最新情報」/ドコモでは9月にさらに値下げが進んでいます(ドコモではPixel 4の販売は行われないことが確定しました)

Pixel 4 発表イベントが10月15日開催へ

2019年9月、Googleは2019年10月15日より、「Made by Google」とされた新製品発表イベントを開催することを告知しました。9月時点では”Pixel 4の発表”とされているわけではありませんが、タイミング的にPixel 4が出てくる可能性が非常に高くなっています。

イベントはYoutubeで配信されます。

Pixel 4日本の発売日

2019年8月時点においてPixel4の発売日は日本向け・グローバル向けともに公式には未発表です。

*グローバル向けの出荷開始日は2019年10月22日~と表示されています(16日深夜の時点)。

日本のPixelシリーズ販売は、2018年冬モデルのPixel 3, 3 XL、そして2019年夏のPixel 3aのみであり、まだ取り扱いから日が浅く、「慣例」として発売日予想をするには難しい状況です。

過去のグローバルモデルの発表日を遡ってみると、

(10月確定情報)2019年10月16日国内向けPixel 4発表イベント+予約受付開始、10月24日発売日確定
(9月情報追加)2019年10月15日 Pixel 4(?)発表イベント開催
・2019年5月7日 Pixel 3a/3a XL発表

・2018年10月9日 Pixle 3/ 3 XL発表
・2017年10月5日 Pixel 2/2 XL発表
・2016年10月5日 Pixel /XL 発表

このように、廉価モデルのPixel 3aは例外としてメインモデルは10月の上旬に開催されるイベントにて公開・その後1-2週間程度で販売を始めるという傾向にあります。

ここから、2019年冬モデルのPixel 4, Pixel 4 XLも順当に行けば2019年10月8日前後に発表・2019年10月15日前後に発売日が設定される可能性が高いと予想されます。

ちょうどこの頃は日本のキャリアでも2019-2020年冬春モデルの発表・販売開始が始まる頃でもあり、タイミング的にも悪く無さそうです(キャリア向けとSIMフリーモデルの発売日はずれる可能性もあります。その場合は10月下旬~11月上旬頃の発売期間が濃厚です)。

ドコモPixel 4の2019年冬モデルで取り扱いを発表せず

NTTドコモは2019年10月11日、2019年冬~2020年春に発売予定のスマートフォン端末を発表しました。しかし、Pixel 4については言及されませんでした。

一方、ソフトバンクでは公式サイトにPixel 4を一時的に誤記載するなどの情報がリークされており、Pixel 4はソフトバンクとSIMフリーモデルのみになる可能性があります(Pixel 4の発表イベントが10月15日であることから、追加で発表される可能性もゼロではないのかもしれません)。

Pixel 4/XLの価格

2019年8月時点でPixel 4シリーズの価格は正式発表された情報はありません(→グローバルモデルの価格は確定しました)。

しかし、過去の例でいくと新モデルの本体価格は旧モデルの発売時の価格と同程度になることが予想されるため、Pixel 4も9万円~12万円程度の価格が予想されます。

Pixel 4は前述のとおり、カメラがマルチレンズになり、インカメラに顔認証用とジェスチャー操作用のセンサーが搭載されている影響で、従来よりも開発コスト・生産コストが増えている可能性があります。

一方、Googleは2019夏モデルに「Pixel 3a」シリーズを投入したように、高額な端末ではなく廉価モデルのほうが市場の需要が高いことを理解しているはずであるため、あまりに高額になりすぎると現在のPixel 3シリーズのように投げ売りをしないと売れ残ってしまうことも学んでいるでしょうから・・・なるべく入手しやすい価格に設定してくれることを祈るばかりです。

特にキャリア向けの販売に関しては、2019年秋より値引き上限に関するガイドラインが改正・施行される見込みであるため、これまでのようにPixel 4が一括0円で買えるようになる日は来ないかもしれません。

関連記事:Google Pixel3aは発売日5月17日から一括0円に 適用条件プランと月額維持費計算

現在の日本向けPixelシリーズの価格は以下の通りです(各発売時点)。

機種 64GBモデル 128GBモデル
Pixel 3 95,000円 107,000円
Pixel 3 XL 119,000円 131,000円
Pixel 3a 48,600円
Pixel 3 XL 60,000円

2019年8月時点ではPixel4のストレージについての公式情報もありません。最近ではスマホのストレージとして256GB,512GBモデルなども普通に存在するため、容量をアップして価格据え置きという可能性もあるでしょう。

→Pixel4シリーズの容量は64GB/128GBの2種据え置きであることが確定しました

[新情報]Pixel 4/4XL日本・海外向け価格

2019年10月16日発表されたアメリカ向けPixel 4シリーズの価格は以下のとおりです。

機種 64GBモデル 128GBモデル
Pixel 4
米:799ドル
日:89,980円
米:899ドル
日:103,950円
Pixel 4 XL 米:899ドル
日:116,600円
米:999ドル
日:128,700円

なお、アメリカでは4シリーズ発表と同時にPixel 3シリーズは値下げされています。

2019年10月16日時点で、ソフトバンク向けのPixel 4料金も発表済みです。

☆「ソフトバンク公式サイト Pixel4シリーズの価格・料金プランをみる

前述の通り、Pixel 4およびPixel 4 XLが2019年10月前後に登場することはもうほぼ間違いなく、機能・性能・スペック的にも最先端のハイエンド仕様になることが想定されます。

一方、前項で解説した通り価格面を見てみると、Pixelのハイスペックモデルは価格がかなり高く、Pixel 4シリーズも10万円クラスのスマホになることが予想されます。

昨今のハイエンドモデルスマートフォン価格は年々ますます高くなってきており、1台で10万円を超えるスマホも特別な存在ではありません。そして、日本では2019年10月より消費税増税+携帯電話端末の割引販売上限が設けられる予定であり、今以上に利用者の負担が高くなる可能性が極めて高い状況です。

Pixel 4,Pixel 4 XLの発売日予想日は10月以降です。従来どおりであれば「新型モデルが正規発表・価格も判明してから、新旧モデルを比較して買う」・「型落ちして安くなった旧モデルを買う」ということも出来たのですが、2019年10月時点でPixel 3シリーズが安くなるどころか、スマホ料金全体が高くなってしまうことすら有り得ます

Pixel 4シリーズの新機能・最新性能には魅力的な部分もあると思いますが、Pixel 4が正式発売されるのを待たずに、今安くなったPixel 3シリーズを買っておいたほうが良かった、と後悔しないよう、早めにPixel 4とPixel 3の違いをよく理解して購入の決断をしましょう。

☆「[機種変更も対象]ドコモ値下げ 7月26日よりPixel3XLをSIMフリー定価13万円→7万円へ

Pixel 3シリーズはすでにドコモで大幅値下げされています。Pixel 4 XLが発売時点で高くて買えない・買いたくない価格になってしまうと予想する方は、今のうちにPixel 3 XLに機種変更しておき、Pixel4が値下げされた頃に再度購入検討をするのがベストでしょう。

*当サイトでは日本向けモデルの実機購入レビューを後日お届けする予定です

情報ソース:Google -https://www.blog.google/products/pixel/new-features-pixel4/
まとめ情報  https://www.androidauthority.com/google-pixel-4-xl-990519/
Google 公式Twitter – https://twitter.com/madebygoogle
アクセサリー販売 –Aliexpress

(確定情報追加)2019年Pixel 4/4XLスペック&新機能情報 日本発売日や価格・Pixel3との違い/デュアルSIM仕様など

Tagged on: